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タイは、「ノマド」という言葉が一般に浸透し始めた当時から現在に至るまで、世界中のノマドワーカーが長期滞在している国です。
日本人のノマドワーカーも数多く滞在しています。彼らのSNSやブログ投稿から、タイに滞在する日本人ノマドの日常に興味を持った人は多いでしょう。
筆者も2018年頃よりノマドとしてタイに長期滞在していますが、タイは一度住んだら離れられなくなるくらい居心地が良いことを実感しています。
ほどよく異国情緒を感じられ、それでいて日本とほぼ変わりなく近代的で便利な暮らしを送れます。
それにタイは諸外国において、長期滞在が比較的簡単な国です。タイ語を話せなくても、多少の英語力とパスポート、そしてお金さえあればどうにでもなります。このイージーさもタイの魅力です。
自由に、気分に合わせて海外で暮らせるというのはノマドの特権。ノマドワーカーなら一度はタイでの生活を体験しておくべきでしょう。
この記事では、これからタイでノマド生活を送ることを検討している人に向け、タイの首都「バンコク」とノマドの聖地と言われる人気都市「チェンマイ」における
- 1ヶ月の生活費
- 必要なビザ
- 住居の様子
- おすすめの拠点地
について解説しています。全ノマドワーカーの参考になれば幸いです。
タイでのノマド生活費。1ヶ月最低15〜20万円は必要
タイでの生活グレードは振り幅があまりにも大きく、月10万円以下で生活できる人もいれば、日本での暮らし以上に生活費が発生する人もいます。
ノマドワーカーにおいては、主に「娯楽(夜遊びや人付き合い)」「嗜好品」「国内旅行」を楽しむか否かで発生する生活費が大きく異なるでしょう。
あまり娯楽などにはお金をかけず、質素な生活を意識するのであれば月15万円あれば十分です。
ただ、この記事を読んでいる多くの人がタイでのノマド生活未経験者でしょう。未経験者であれば想定外の出費が発生することが多々あるはず。
そのため、余分に+5万円の予算を用意して、1ヶ月の生活費に20万円使える状態にしおけばまず安心です。
また、バンコクに住むかチェンマイに住むかでも、生活費が異なる可能性が十分にありえます。
バンコクでの生活は「便利だけど生活費は日本よりちょっと安いくらい」、チェンマイでの生活は「不便を感じず、それでいてバンコクよりもさらに安い」と意識しておくと良いです。
筆者を含め多くのノマドワーカーが実感しているのは、「チェンマイの方がコスパが高い生活を送れる」ということ。
バンコクは数多くの娯楽施設や話題の飲食店があったり、日本人居住者の数も多いため確かに便利。しかし一方で、出費が増えやすい傾向にあります。家賃に関してもバンコクの方が高いです。
(バンコクの中心地。タイはバンコク一極集中の国なので、ここだけを見ると日本より発展しているのでは?と勘違いしてしまうほど都会)
一方のチェンマイは、バンコクに比べると娯楽施設は少なく、家賃に関してもバンコクと同じ値段でグレードの高い部屋に住めます。それでいて住みやすく、不便を感じない程度に都会です。
(チェンマイの中心地。バンコクに比べると田舎なのは否めないが、それでも質の高い生活は十分に送れる)
関連記事チェンマイってどんなところ?1年間暮らして感じる魅力を徹底解説!|moe nomad
個人的には「最初はタイ自体に慣れるため、1ヶ月ほどバンコクで生活してみる→その後、拠点をチェンマイに移す」という生活がおすすめ。
以下は、筆者が実際にバンコクとチェンマイにおける1ヶ月の生活費をまとめた表です。
バンコクでの1ヶ月の生活費
項目 | 金額 | 備考 |
家賃 | 約62,000円 (15,000バーツ) | 家具家電付き WiFi有り |
電気代 | 約4,000円 (1,000バーツ) | 安い時で 約2,000円 (500バーツ) |
水道代 | 約800円 (200バーツ) | |
嗜好品 | 約24,000円 (6,000バーツ) | 煙草、酒、大麻 |
食費 | 約74,000円 (18,000バーツ) | 1食300バーツ 1日2回の食事 |
カフェ コワーキング スペース代 | 約8,000円 (2,000バーツ) | |
日用品購入 | 約6,000円 (1,500バーツ) | |
保険 | 無料 | クレジット カード付帯 |
通信費 | 約4,000円 (1,050バーツ) | SIMカード |
VPN | 約1,200円 | |
合計 | 184,000円 |
筆者は基本的に嗜好品は我慢しません。また、食事は日本食のチェーン店(吉野家、かつや、やよい軒)などで済ませることが多いです。
バンコクで我慢を強いられない普通の生活を送る場合、大体上記くらいの生活費が発生するでしょう。
食事をタイ料理中心にしたり、もっと安い住居を探せば生活費はまだ安くできます。しかし、個人的にはこれ以上生活の質を下げるとストレスを感じると思っています。
また、上記はあくまでも「娯楽」と「国内旅行費」を除いた生活費。月によっては娯楽費や国内旅行費が発生します。その場合は、生活は余裕で20万円を超えます。
上述したとおり「日本よりちょっと安く済むかな?」程度です。
チェンマイでの1ヶ月の生活費
項目 | 金額 | 備考 |
家賃 | 約49,000円 (12,000バーツ) | 家具家電付き WiFi有り |
電気代 | 約3,200円 (800バーツ) | 安い時で 約1,200円 (300バーツ) |
水道代 | 約800円 (200バーツ) | |
嗜好品 | 約24,000円 (6,000バーツ) | 煙草、酒、大麻 |
食費 | 約49,000円 (12,000バーツ) | 1食200バーツ 1日2回の食事 |
カフェ コワーキング スペース代 | 約8,000円 (2,000バーツ) | |
日用品購入 | 約6,000円 (1,500バーツ) | |
保険 | 無料 | クレジット カード付帯 |
通信費 | 約4,000円 (1,050バーツ) | SIMカード |
VPN | 約1,200円 | |
合計 | 145,200円 |
チェンマイでの1ヶ月の生活費は15万円を切っていました。バンコクと比較してチェンマイが安い部分は以下の項目。
- 家賃
- 電気代
- 食費
家賃はチェンマイの方が圧倒的に安かったです。しかも、安いうえにバンコクより綺麗で明らかにグレードが高い。
電気代に関しては、チェンマイは北部でバンコクより若干涼しいからでしょうか、少しだけ安く済んでいました。
そして食費。チェーン店はバンコクと値段は変わりませんが、チェンマイはバンコクよりも安い個人経営の日本食店が多々あったので、バンコク滞在時よりも安くおさえられていました。
(バンコクのチェーン系の店だと上写真内容の定食で200バーツを超えることもあるが、チェンマイの個人経営日本食店では110バーツ。90バーツの差は大きい)
繰り返しになりますが、総じて「チェンマイの方がコスパの高い生活を送れる」のは間違いないです。
タイでのノマド生活に必要なビザ
日本人としてパスポートを所持していれば、ビザを持っていなくてもタイには30日間滞在できます。
また、1回の入国につき30日間の滞在延長が可能です。つまり、日本人は1回の入国で最大60日間タイに滞在できるということになります。
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ただ、長期滞在を視野に入れると、60日間なんてあっという間に過ぎます。秒です。結局はなにかしらのビザが必要になります。
昔はビザラン(滞在可能日数を超える手前で1日だけ隣国(カンボジアやラオス)に出国して、またタイに戻ることで滞在可能日数をリセットする)が主流でしたが、現在はビザラン規制・取り締まりが厳しくなっています。ビザラン前提での長期滞在は推奨できません。
では、多くのノマドワーカーはどのようなビザを取得しているのか?最も多いのは以下の2種類です。
- タイランドプリヴィレッジ
- 観光ビザ
タイランドプリヴィレッジ(旧名:タイランドエリート)
タイランドプリヴィレッジは、90万バーツ(約360万円)を支払うことで5年間の滞在ビザを入手できるプログラム。筆者はこのタイランドプリヴィレッジに入会しています。
金さえ払えば(ほぼ)誰でも入会できる(公式には発表されていないが前科持ちで入会できている人もいる)ため、一番お手軽な手段。
ただ、以前は50万バーツだった入会費が現在は90万バーツに値上がりしています。よほどタイに愛情がある、もしくは金銭的に余裕がある人でないとおすすめはしません。
関連記事タイランドプリヴィレッジ。4種類のメンバーシップと入会費用|タイランドエリート
観光ビザ
筆者が会ってきたノマドワーカーたちの中で最も多いのが、諸外国でタイの観光ビザを取得すること。
観光ビザは1回取得すれば60日間タイに滞在できます。そして、観光ビザも1回の入国につき30日間の滞在延長が可能。つまり、観光ビザを取得すれば90日間はタイに滞在できます。
断定はしませんが、SNS等でタイ滞在者を名乗りながらも度々諸外国へ渡航しているノマドワーカーは、観光ビザを取得するために外国へ出ている可能性が高いです。
3ヶ月に1回、旅行がてら諸外国へ行き、ビザをゲットして戻るだけ。
ただ、観光ビザ取得も年々厳しくなっているのは確か。1〜2年くらいは観光ビザだけでもどうにかなるかもしれませんが、長期滞在を視野に入れた場合、いずれは他のビザが必要と考えていた方が良いです。
とは言え、とりあえず数ヶ月の中期滞在なら、まずは観光ビザを検討するのもあり。
ちなみに、筆者の知り合いの中にはタイ滞在のために語学学校に通い、EDビザ(学生ビザ)を取得している人もいます。
>>タイで語学留学する方法、EDビザ、費用等をまとめたよ【短期OK】|チェンマイちゃんねる
関連記事・動画
(ラオスの首都・ビエンチャンでのタイ観光ビザ取得方法)
>>>コロナ後【最新】マレーシア・クアラルンプールにてタイ観光ビザ取得:申請書類の書き方|ゆった〜り南国生活!–スッヨー!タイランドไทย
ただ、日本にあるタイ大使館や領事館での観光ビザ取得は結構厳しいです。人によっては秒で断られます。筆者も一度、門前払いを受けました。
>>【無慈悲】タイ王国大阪総領事館で観光ビザの申請をあっけなく拒否された
取得するならビエンチャンが一番ゆるいです。
タイの住居4タイプを紹介。短期滞在も可能なサービスアパートがおすすめ
タイでノマドが住む賃貸物件や宿泊施設は、おおまかに以下の4タイプがあります。
タイプ | 滞在可能期間 | 家具家電 | 賃料 |
サービスアパート | 中期〜長期 (1ヶ月から滞在可) | 有 | 高め |
AirBnB | 短期〜中期 (数日〜1ヶ月以上も可) | 有 | 普通 |
コンドミニアム | 長期 (物件にもよるが 最低契約期間 1年以上が多い) | 物件による | 安い |
ホテル | 短期 (1泊からOK) | 有 | 高め |
(物件によって滞在可能期間が異なる場合があります)
「サービスアパート」と「コンドミニアム」は日本人には聞き馴染みありませんが、タイでは主流の賃貸物件です。
- アパートとホテルの中間のような賃貸物件
- マンスリーから借りれる物件も多い
- 家具家電製品あり
- 清掃サービスあり
- 家賃は高め
- 中期滞在(1ヶ月以上)予定のノマドにおすすめ
- 日本で言う分譲マンション
- マンスリーから借りれる物件は多くない印象
- 家具家電設備の充実度は部屋によって異なる
- 清掃などのサービスはなし
- サービスアパートより安め
- 長期滞在(数年)予定のノマドにおすすめ
物件によって細かい条件が異なるので一概には言えませんが、数ヶ月の中期滞在ならサービスアパートかAirBnB、1年以上の長期滞在ならコンドミニアムに滞在するのがおすすめです。
言わずもがなホテルを居住地にするのはコストパフォーマンスが悪いです。
1泊あたりの宿泊料金が高くなりがちなので(ドミトリーでも1泊2,000円弱はする)、せいぜい数週間から最大でも1ヶ月くらいの滞在が限界でしょう。
それに1ヶ月も滞在するなら、AirBnBで探したほうが良い物件が見つかるはずです。
バンコクAirBnB利用体験談バンコクのコンドミニアム滞在がコスパ最強すぎたのでごり押ししたい
筆者が日本とタイを行ったり来たりしながらノマド生活を送っていたころ、筆者はいつもサービスアパートを借りていました。
サービスアパートは清掃サービスや洗濯サービスがあるうえに、スーツケースひとつで今すぐ住める環境なので楽です。なにかトラブルがあってもレセプションにスタッフがいるので、すぐに相談・解決できます。
数ヶ月の中期滞在予定の人は、サービスアパートを検討するのがおすすめ。
参考知らないと絶対損!タイの賃貸アパートの借り方を徹底解説!|タイ・バンコクのお部屋探し
以下は、実際に筆者がバンコクとチェンマイで住んだことがあるサービスアパートの様子。
バンコクの格安サービスアパート
駅から徒歩6分の立地。そこそこに老朽化も目立ちますが、寝るだけなら問題ないと判断して借りたアパート。
家賃は1ヶ月のみの契約だと14,000〜15,000バーツ。正直言って、結構高いです。ただ、半年や1年の長期契約であれば、1万バーツちかくまで家賃が下がります。
このアパートは清掃サービスがあったり、1階にコインランドリー、ランドリーサービス、レストランやマッサージもあり便利だと感じたので借りました。
後悔はしていませんが、今思えばAirBnBの方がもっと安くて良いアパートを借りられたかな?と思っています。
これで日本円にして1ヶ月6万円前後するわけですから、サービスアパートは決して安くはないです。
ただ、上述したようにスーツケースひとつですぐに住める環境なのは確かに楽でした。
このアパートの詳細については、以下のレビュー記事も参考にどうぞ。
チェンマイの格安サービスアパート
一方、チェンマイで中期滞在したアパートは、1ヶ月の家賃1万2千バーツ。
それでいてバンコクのアパートより綺麗で広く、バスタブがあり、さらに収納やキッチンなどの設備も充実していました。
また、このアパートは1階に日本式の銭湯があるのも良かったです(それが決め手になって住んだ)。
立地も住みやすくて便利なエリアでした。バンコクのアパートよりもコストパフォーマンスがめちゃ高かった印象。
このアパートの詳細については、以下のレビュー記事も参考にどうぞ。
バンコクとチェンマイの格安ホテル
1ヶ月前後の滞在期間の場合、わざわざアパートを探して契約するのが面倒な人もいるでしょう。そういった人は少々高くついても格安ホテルに長期滞在してしまうのもあり。
また、現地にいながらアパートなどの住居を探している下見段階の時期であれば、必然的に短期で宿泊できる格安ホテルの情報が必要になるでしょう。
以下はバンコクとチェンマイにあるおすすめの格安ホテル・ドミトリーなどをまとめた情報です。これら格安ホテルの情報も参考に、自分に合う物件を探していただければと思います。
>>バンコクのコスパ最強格安ホテル10軒。予算重視の旅行者必見!
>>チェンマイのおすすめゲストハウス6軒。便利な立地で日本人からの評価が高いものを厳選。
>>チェンマイで女性一人でも安心して泊まれるオシャレでかわいいゲストハウスまとめ【8選】|nomad GO!
バンコク、チェンマイにおけるおすすめの居住エリア
中長期で滞在する場合、短期旅行とは異なり街の中心部(観光エリア)に拠点を置くことが必ずしも便利だとは言えません。
なぜなら観光エリアは観光客をターゲットにしている店が多いだけに全体的に物価が高く、また年中多くの観光客が目につくのが嫌になることもあるでしょう。
かと言って、ローカルすぎるエリアに滞在するのもおすすめできません。
ローカルすぎるエリアは逆に全ての表記がタイ語オンリーだったり、タイ語しか通じなかったりで、タイに精通している人でないと不便を感じます。
また、場所によっては治安の悪さから危険を感じることもあるでしょう。
では、ほどよくバランスの取れたエリアはどこなのか?実際に筆者が住んだ以下のエリアはおすすめです。
バンコクなら「プラカノン」か「オンヌット」周辺
バンコクなら、筆者も拠点にしているオンヌットもしくは隣のプラカノンあたりは結構おすすめ。
静か、かつ観光客はそこまで多くありません。ですが、在住外国人に人気の居住エリアであるため、ローカル地域より断然英語は通じやすいです。
人通りも多く、治安の悪さは全く感じないエリアです。
歓楽街が点在するバンコクの中心地までは、電車(BTS)で5〜6駅程度。遊びに行こうと思えばいつでも行ける距離です。
日本食の店や、生活便利施設(スーパーやドラッグストアなど)も満足にあるため、初めてのタイ滞在でも不便を感じないエリアです。
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チェンマイのおすすめ居住エリア「サンティタム」
サンティタムは、以下の地図に記しているエリアです。
旧市街やニマンヘミンといった観光エリアに近い場所にありながら、ややローカルな雰囲気で観光客は少ないため過ごしやすいエリアです。
また、自然に囲まれた雰囲気のいいカフェなどが点在しています。
以下で紹介している、ノマドにおすすめの作業カフェからもそう遠くないです。
参考チェンマイでノマドにおすすめのWifiカフェ9選。24時間営業の店も紹介。
(深夜3時頃でも営業している屋台があったり、コンビニやスーパーの数も豊富)
多くのカフェが点在するニマンヘミン通りまでは、グラブバイク(使い方を解説)を利用すれば30バーツ程度でアクセスできる距離。
場所にもよりますが、夜中でも人通りがそこそこにあり、治安の悪さを全く感じないエリアでした。
ちなみに、上述したチェンマイのアパートも、このサンティタムに位置しています。
その他にチェンマイには、目的や滞在期間別におすすめの居住エリアがいくつかあります。
全てのエリア特徴については、以下の記事を参考にどうぞ。
参考チェンマイ在住がエリア紹介!滞在目的別に住みやすい場所はここ|CHIANGMAI43
知っておきたい!タイでノマドワークは違法・不法就労にあたるの?
タイでノマドとして生活するほとんどの人が、タイでの就労許可証・就労ビザを持っていません。
そこで度々議題にあがるのが「就労ビザを持っていない日本人がタイで労働すること違法なのか?」という疑問。
これについては、正直言ってハッキリと「違法ではありません」とは言えません。なぜならタイランドプリヴィレッジにしても、あくまで「観光ビザ」に分類されるため、タイで仕事をすることは「在留資格の範囲を超え就労している」と言えるからです。
ただし、以下に当てはまる人は、個人的には問題ないと思っています。
- オンライン経由の仕事で
- 顧客が日本人で(日本企業や日本人から発注された仕事)
- タイ人の労働者と働き手として競合していない
例えば筆者のように日本企業から発注を受け、日本企業相手に仕事をしているWEBライター、またはWEB関係の仕事をしている人はまず問題ないでしょう。
こうしたノマドワーカーは、タイ人の雇用を奪っていることに該当しないうえ、そもそも取り締まりようがありません。
タイ国政府観光庁ですら、こうしたノマドの働き方を推奨しているくらいです。要はワーケーションやリモートワークの一環であれば問題ありませんよということでしょう。
ただし、以下に当てはまる人は不法就労に抵触する可能性があるので要注意。
- 店や施設のPRを手伝い謝礼金をもらう
- タイの企業から仕事を受注しタイバーツを稼ぐ
- タイに来る日本人相手にガイドをして稼ぐ
など。上記はタイ人の雇用を奪うことに抵触するからです。
ただ、実際には上記のようなことをしている日本人はごまんといて、ほとんどの人が何事もなく違法に仕事を受注しています。
しかし、たまに問題なりSNS等でタイ在住者から晒されているノマドワーカーを見かけます。
最悪の場合取り締まられるケースも可能性としてはありえるので、ノマドワーカーが上記のような仕事の話を受けても断るのが無難です。
このあたりについては、筆者は以下の記事に完全に同意しています。
>>Oビザで滞在しながら働けるの?という疑問を考察します|子連れで海外移住。タイバンコク編
タイでノマド生活するならチェンマイが絶対におすすめ
筆者はこれまでバンコク・パタヤ・チェンマイでノマド生活を送ってきましたが、チェンマイが一番過ごしやすく、コストパフォーマンスにも優れている町だと実感しています。
ただ、いくらチェンマイがノマドにとって過ごしやすいと言えど、行ったことない人がいきなり長期滞在を計画するのはやめておいた方がいいです。
タイの空気感や料理だったり、タイ文化そのものが合わない人だっているかもしれません。
そのため、タイ未訪問の人は、まずは下見もかねてバンコクとチェンマイでそれぞれ短期滞在してみるのがいいです。
そのうえで住めそうだと思ったら居住の準備をすすめましょう。
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