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チェンライで定番の観光スポットになっている有名な寺院は、視覚的なインパクトが凄いです。
寺院と言うより、アート作品のような建物が沢山あります。
詳しい歴史等を知らなくとも、見るだけで圧倒されます。写真映えも間違いなしかなと。
この記事では、筆者が巡ったチェンライの寺院の中で、詳しい歴史等を知らなくても視覚的なインパクトだけでも楽しめるおすすめ寺院6軒をまとめています。
いずれもチェンライ観光のマストなスポットです。チェンライ中心街からは徒歩あるいはトゥクトゥク(タクシー)等で簡単にアクセスできます。
正確には寺院と呼ばない施設も掲載していますが、信仰に属する建物という意味で寺院として紹介しています。
もくじ
- チェンライ寺院の地図
- ❶ 青い寺「ワット ローンスアテン(วัดร่องเสือเต้น / Wat Rong Suer Ten)」
- ❷ 白い寺「ワット ロンクン(วัดร่องขุ่น / Wat Rong Khun)」
- ❸ ワット フゥアイプラーカン(วัดห้วยปลากั้ง / Wat Huay Pla Kang)
- ❹ ワットプラケオ(วัดพระแก้วเชียงราย / Wat Phra Kaew)
- ❺ 黒い家。バーンダム博物館(พิพิธภัณฑ์บ้านดำ / Baan Dam Museum)
- ❻ ワット プラタート ドーイカオクワーイ(วัดพระธาตุดอยเขาควายแก้ว / Wat Phra That Doi Khao Kwai)
チェンライ寺院の地図
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
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- 右上ので拡大地図を表示します。
- チェンライの有名寺院 / ❶〜❻
- その他青色のマーク / 公共交通機関やランドマーク
上地図にて青色のバスマークで記している場所は「チェンライバスターミナル1」です。
バスターミナル周辺が、チェンライの中心部です。
中心街から一番遠い寺院でも、タクシーやトゥクトゥクを使って片道約20分でアクセスできます。
チェンライバスターミナル1からは、後述する「❷ワット ロンクン(วัดร่องขุ่น / Wat Rong Khun)」行きのソンテウが出ています。
レンタルバイクやタクシーでのアクセスがおすすめ
❷のワットロンクンなどは、チェンライバスターミナル1からソンテウでアクセスできます。しかし、帰りのソンテウが中々こないことがあるので要注意。
基本的にいずれの寺院も、タクシーやトゥクトゥク等をチャーターしてアクセスする方がおすすめです。
タクシーやトゥクトゥクをチャーターする場合、中心街から❶のワット ローンスアテン(วัดร่องเสือเต้น / Wat Rong Suer Ten)までトゥクトゥクを往復チャーターした料金が150バーツでした。
もしくはレンタルバイクやレンタカーが絶対に楽。いずれの寺院も中心街からそう遠くありません。1日で制覇できます。筆者もレンタカーで全て回りました。
レンタルバイクやレンタカーは、中心街のゲストハウス街でレンタルできます。参考に筆者がバイクや車をレンタルした店はここ(Googlemap)です。
バイク1日250バーツ、車1日1,000バーツでした。レンタルの際はデポジット(1,000バーツ / 1日)もしくはパスポートを預ける必要あり。
❶ 青い寺「ワット ローンスアテン(วัดร่องเสือเต้น / Wat Rong Suer Ten)」
通称「青い寺」。そのまんまの意味で、青色基調の仏堂が特徴です。
外観だけではなく、仏堂の中や周辺に建つナーガ像や仏塔も青色です。
2015〜2016年頃に建設された寺院で、この奇抜かつ神秘的な見た目が人気を博しています。
確か数年前の「地球の歩き方:タイ」の表紙にもなっていたはず。
とにかく物凄くわかりやすい寺院です。どこを撮っても映えます。個人的にチェンライで巡った寺院の中では一番好き。
寺院の入り口。
本堂の中も真っ青。凄く幻想的です。
中央には高さ6.5m、幅5mの大きな仏像が安置されています。
壁画も凄い。他のタイ寺院では見たことないデザイン。見惚れてしまいます。
お寺と言うよりアートですね。気品あふれ涼やかな感じの雰囲気がとても良いです。
ちなみにこのお寺、以下で紹介するホワイトテンプルを建てた人のお弟子さんが建てられたとのこと。
そういうわけで、このブルーテンプルとホワイトテンプルは、チェンライ観光名所の二大巨頭として知られています。
詳細情報
- 開放時間 / 毎日7:00〜20:00
- 入場料無料
- 公式Facebookページ
- GoogleMapで場所を確認する
- アクセス / チェンライ中心部からトゥクトゥク往復チャーター150バーツでした
❷ 白い寺「ワット ロンクン(วัดร่องขุ่น / Wat Rong Khun)」
タイ人の芸術家チャルームチャイ・コーシット・ピパット氏によって建設されたというお寺。建物全てが白亜であることから「白い寺」と呼ばれています。
上述した青い寺同様に、お寺と言うより一つのアート作品のような場所です。
全てが純白の世界。それだけでも圧倒されますが、敷地内には地獄寺で見かけるような地獄エリアなどもあって面白いです。
パタヤのサンクチュアリ・オブ・トゥルースみたいな、独特な世界観が広がっています。
お堂の入り口。左右には地獄を表現したエリアがあります。地獄に落ちた亡者達の手がびっしり…。
ちょっと悪趣味?
境内には撮影スポットになりそうな場所が多々あります。一人で来るよりも、友達と来て写真を撮りながら回る方が面白そうです。
タイ寺院独特のスピリチュアルな雰囲気は皆無ですが、彫刻の芸術性などアート作品として鑑賞を楽しめました。
写真で見るよりも実物の方が遥かに綺麗です。一度は生で見ておきたい場所。
入場料は100バーツ
入場チケット料金は、大人一人100バーツです。
行き方
ワットロンクンへは、上地図にて青色のバスマークで記している「チェンライバスターミナル1(GoogleMap)」からソンテウもしくは路線バスでアクセスできます。
ワットロンクン行きのソンテウ。バスターミナル内の4・5番乗り場に止まっていました。
車体に「WHITE TEMPLE」と記載されているので分かりやすいです。
運賃は20バーツ。ちなみに路線バスでもアクセスできます。
一応ソンテウや路線バス周りにいる運転手に、ワットロンクンに行くか確認してから乗ると良いです。
詳細情報
- 開放時間 / 毎日8:00〜17:00
- 公式Facebookページ
- GoogleMapで場所を確認する
❸ ワット フゥアイプラーカン(วัดห้วยปลากั้ง / Wat Huay Pla Kang)
小高い丘の上に立つ中華系寺院。
高さ79mのタイ国内最大級の観音像、九重塔、白亜の仏堂などがあります。こちらも見応え満載の寺院。
筆者はバンコクからチェンライへ飛行機で行った際、チェンライ空港の近く上空からこの巨大観音像が見えて「なんだあれは?」とビックリしたのを覚えています。
遠くから見ても迫力満点の像です。
同行したタイ人ガイドの説明によれば、ワット フゥアイプラーカンは健康・金運・仕事運アップのご利益に授かれるとのこと。
是非訪れてお参りしましょう。
観音像の中は展望台になっていて、20バーツを支払うことで内部のエレベーターを使って25階まで上がれます。
25階は観音像の目あたりになっていて、チェンライ市街を一望できます。
九重塔。こちらも中々の迫力。
内部には観音像などが安置されています。九重塔も最上階まで登れます。
白亜の仏堂。
ワット フゥアイプラーカンは、いかにも観光地と言った雰囲気です。
境内には飲食店があったり、駐車場の数が豊富です。
人も多くて賑やかで、楽しく観光できました。
詳細情報
- 開放時間 / 毎日7:00〜21:30
- 入場料無料
- 公式Facebookページ
- GoogleMapで場所を確認する
- アクセス方法 / チェンライ中心街からタクシー、トゥクトゥク等を利用。往復チャーター推奨。
❹ ワットプラケオ(วัดพระแก้วเชียงราย / Wat Phra Kaew)
チェンライ中心街に位置する第三級王室寺院。
「ワットプラケオ」と言えば、バンコク三大寺院でお馴染みのワットプラケオが有名ですよね。
実はバンコクのワットプラケオにて祀られているエメラルド仏は、このチェンライのワットプラケオで発見されたとのこと。
現在、本物のエメラルド仏はバンコクのワットプラケオに安置されていますが、チェンライのワットプラケオにもエメラルド仏のレプリカが安置されています。
エメラルド仏のレプリカ。
バンコクのエメラルド仏は写真撮影禁止ですが、チェンライのエメラルド仏はレプリカなので自由に撮影できます。
境内にある説明書きによれば、1434年に雷が境内の仏塔に落ち、中からエメラルド仏が出てきて発見されたとのこと(本当…?)。
その後エメラルド仏はランパーン→チェンマイ→ラオスと移動を重ね、最終的に現在のバンコク・ワットプラケオに落ち着きました。
この寺院は視覚的なインパクトはそこまでありませんが、やはり伝説のエメラルド仏発祥の地だけあって、感慨深いものがあります。
その他、境内にはランナー様式の博物館や仏塔などがあります。
チェンライ市街から歩いてアクセスできるので、暇な時間があれば是非寄りたい場所です。
バンコクのワットプラケオと違って入場料無料なのも嬉しい。
詳細情報
❺ 黒い家。バーンダム博物館(พิพิธภัณฑ์บ้านดำ / Baan Dam Museum)
通称「黒い家」。
「黒い寺」と呼ばれることもあります。こちらは寺院ではありません。博物館です。
外観がランナー建築様式の建物で寺院(古刹)のような見た目です。そのため、寺院として紹介しているWEB記事もあります。
黒い家では、チェンライ出身のタイ人アーティスト「タワン・ダッチャニー氏(Wikipedia)」が手がけた建物です。同氏のアート作品が多々展示されています。
筆者は黒い家に行くまでタワン・ダッチャニー氏の存在を知らなかったのですが、上リンクのWikipediaを読むとアジアを代表する有名なアーティストのようです。
過去にどんな作品を手がけたのか気になって調べたところ、どの作品もめちゃ格好良いです。
上のWikipediaリンクにも書いてあるように、確かにどの作品も独自の仏教観に基づいていて、一言で言えばぶっとんでいます。
しかもこのタワン・ダッチャニー氏の作品、中には値段が2,000万〜3,000万バーツといったとんでもなく高価な値段がついている物もあるとのこと…。
バンコクにあるエラワン博物館やムアンボーランのような世界観が好きな人なら、結構刺さるのではないでしょうか。
黒い家の中には、絵画の他にも、ワニの皮や牛の頭部なんかが展示されています。
黒魔術でも始まりそうな雰囲気です。
「黒色」に対しては様々なイメージがありますが、バーンダム博物館では「悪」とか「威厳」のようなものが特に感じられます。
理解不能な作品も多々あり面白いです。
上左の画像も博物館内にて展示されている作品ですが、これって完璧に魔神ブウの家(上右の画像)ですよね。
(敷地内には沢山の建築物もある。どれも黒い)
博物館と聞くと、人によっては退屈な場所というイメージを持っているでしょう。
しかし、バーンダム博物館は別格です。エラワン博物館のように、観光スポットとして楽しめます。
一見の価値ありな場所です。
詳細情報
- 開放時間 / 毎日9:00〜17:00
- 入場料 / 80バーツ
- GoogleMapで場所を確認する
❻ ワット プラタート ドーイカオクワーイ(วัดพระธาตุดอยเขาควายแก้ว / Wat Phra That Doi Khao Kwai)
小高い丘の上に建つ寺院。
規模は小さいですが、境内からチェンライ市街を一望できます。眺めが良いです。
ワット プラタート ドーイカオクワーイは、主に北タイで見られる神獣「メンシーフーハーター」伝説の発祥地としても知られています。
タイのお寺が好きな人なら一見の価値ありです。
メンシーフーハーターの解説については、バンコク在住の日本人漫画家たーれっく氏による以下ツイートが分かりやすいです。
北タイの神獣スケッチ。北タイのお寺に行くと神獣像がいっぱいあるんですよ。そんな神獣のみなさんをスケッチ&解説してみました! pic.twitter.com/jf6spxHnaM
— たーれっく (@taarekrek) August 16, 2020
筆者もたーれっく氏の上ツイートでメンシーフーハーターを知り、チェンライ滞在中に絶対に見ておきたいと思い訪れました。
チェンライ市街を一望できます。良い眺め。
綺麗な仏堂もあります。
上に貼った、たーれっく氏の解説ツイートを一読してから訪れることをおすすめします。
また、以下の記事も解説が分かりやすいのでおすすめです。
>>>金の糞をするメンシーフーハーター(แมงสี่หูห้าตา)|世界の街かど
詳細情報
- 入場料 / 無料
- 公式Facebookページ
- GoogleMapで場所を確認する
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