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トンロー(BTS Thong Lo)周辺は、日本からの駐在員や出張者が多く滞在するエリアです。
バンコクに駐在する日本人に向けて、日本食レストランや日本語対応できる病院、ペットホスピタルなどがあり、日本語しか話せなくても不自由をしない環境が整っています。
トンローはベッドタウンとしての要素が強いため、観光地エリアのように騒がしい雰囲気はありません。かと言って、所謂下町のような庶民的で古い街並みでもなく、どちらかと言えば近代的でハイソな地域です。
便利かつ静かな雰囲気で環境で過ごしたい人にとっては、安心できる滞在先でしょう。今回は、BTS トンローから徒歩圏内のホテルに宿泊してきたので、ホテルとその周辺の様子を合わせて紹介します。
BTS トンロー(Thong Lo)
(BTS トンロー)
トンローとは、バンコクを走るスカイトレインBTS トンロー周辺を指します。
(丸で囲んである駅がBTS トンロー)
BTS トンローは、繁華街であるBTS ナナ(Nana)やBTS チットロム(Chit Lom)へは3駅〜5駅でアクセスできます。所要時間は10分程度です。繁華街への観光に不便を感じません。
タクシーでも渋滞を避ければ10分かからない程度の距離です。
静かで便利なベッドタウン。街には日本語が溢れている
(日本食レストラン。街を歩いているといくつも見かける)
トンローは駐在員向けのエリアということだけあって、街の至る所で日本食のレストランを見かけます。昼間はベビーカーを押している駐在員妻などを見かけ、日本にいるかのような雰囲気で安心できます。
バンコクの他のエリアと比べると、いかにも東南アジアといった雑多な雰囲気はあまり感じられないのがトンローの特徴です。
(ラーメン屋も多い)
(2019年2月22日にはタイ初上陸のドンキホーテがオープンした。24時間営業)
(駅周りでは屋台をそれほど見かけない)
また、繁華街のように夜遊びホテル(男性がタイ人女性を連れ込むホテル)が少ないため、買春目的の男性旅行者をあまり見かけません。そのため、こうした静かで安心できる雰囲気を気に入った家族旅行者や女性旅行者も頻繁に見かけます。
(マッサージメニューなども全て日本語で書かれているので、旅行初心者でも安心)
トンローは、ローカルな雰囲気や観光地特有の騒がしさを排除した良いとこどりな街と言えます。なので、数日滞在してみて不快な思いや不安は何一つ感じることがありませんでした。
女性や家族連れの旅行者が、繁華街の卑猥な雰囲気や観光地の喧騒を避け、のんびりと過ごすには一番良いエリアです。
トンローのおすすめホテル
今回紹介するホテルは、全て下地図に記載しています。
多くのホテルがBTSから徒歩でアクセスできますが、中にはBTSからタクシー必須のホテルもあります。
ただ、いずれのホテル周辺にもコンビニや飲食店は豊富にあるので、滞在においての不便性は皆無だと考えていいです。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- 格安ホテル…番号❶〜❹/1泊2,000円〜4,000円
- 中級ホテル…番号❺〜❽/1泊10,000円前後
- 高級ホテル…番号❾〜⓬/1泊10,000円〜15,000円
- 青色のアイコン…BTSとドンキホーテ
No. | ホテル名 |
❶ | 宿屋 |
❷ | パディ マディ ブティック ゲスト ハウス |
❸ | ナントラ リトリート アンド スパ |
❹ | S30 ホテル |
❺ | アデルフィ フォーティナイン ホテル |
❻ | ボルボ ホテル バンコク |
❼ | ホテル ヴァーヴ |
❽ | 繭バンコク和風の旅館 |
❾ | ホテル 日航 バンコク日系ホテル |
❿ | グランデセンターポイントスクンビット55温泉付き |
⓫ | ジャスミン59ホテルコスパ最強 |
⓬ | バンコク マリオットホテル スクンビットスカイバーあり |
宿泊料金にかんしては、シーズンによって変動するおそれがあるのでご注意下さい。
また、旅行当日に近ければ近いほど、料金が値上がりする傾向があるので、早めに予約する方が良いです。
おすすめの格安ホテル
1泊2,000円〜4,000円の格安ホテル4軒。
❶ 宿屋(Yadoya @ thonglor)
宿屋はBTS トンローから距離約300m、徒歩約4分程度の場所にある日本人向けの格安ホテルです。
ホテルはスクンビット・ソイ55(別名トンロー通り)に位置しています。
1泊の宿泊料金が2,000円程度と格安でありながらも、客室がそこそこに広く(17平米くらい)、作業デスクなどの家具家電も一通り揃っています。
「日本人向け」と記載しているのは、ホテル内の説明書きの多くが日本語で記載されていて、宿泊客に日本人が多いからです。また、常駐ではありませんが日本語を話せるスタッフがいます(10時〜18時頃まで。日によっていない)。
レセプション。部屋に持ちこんで良い日本語書籍が数十冊置いてあります。寝る前の暇つぶしに最適。
写真の客室はダブルベッドルーム(Double Bed Room)。部屋に入った瞬間「これは当たりだ!」と思いました。
客室は綺麗で清掃が行き届いているのはもちろん、家具家電設備や広さなど、1泊2,000円前後にしては良いホテルです。
作業デスクやソファーもしっかり完備。
セーフティボックスやクローゼット、枕元には電源タップも完備。繰り返しになりますが1泊2,000円にしては快適に過ごせます。良い意味で予想が外れてくれました。
更にテレビは日本の番組(NHKのみですが)を視聴可能です。格安ホテルでここまで快適なホテルは中々ありません。
シャワールーム。流れが少し悪かったですが、使用に支障はない程度。お湯はしっかり出ます。日本人宿泊客が多いだけあって、注意書き等は全て日本語です。
トンロー周辺で1泊2,000円台の超格安ホテルを探している方にとってはベストな宿と言えるでしょう。個人的にも気に入ったので、また利用すると思います。宿泊客に日本人が多いだけに、ホテル内が静かだったのも良い点でした。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❷ パディ マディ ブティック ゲスト ハウス (Padi Madi Boutique Guest House)
パディ マディ ブティック ゲスト ハウス (Padi Madi Boutique Guest House)は、スクンビット通り沿いにある数少ないゲストハウスです。
ゲストハウスというえばカオサンロードが有名ですが、ここ何年かはスクンビット通り沿いにも少しづつゲストハウスが増え、カオサンに飽きたバックパッカー達がこうした場所に移動しています。
ゲストハウスなので、基本的には一人滞在におすすめです。日本人は少ないので、日本人がいない格安の滞在先を探している方は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
BTS トンロー目の前にあるため立地は申し分ありません。
写真のルームタイプはスーペリア ダブル (Superior Double)です。部屋の広さは20平米。窓を開けるとBTS トンローの接続通路が見えます。
(客室から見えるBTS トンロー)
ゲストハウスとはいえ、広さが20平米もありテーブルや冷蔵庫は完備しているので、それなりにくつろげます。
(ベッド)
冷蔵庫や湯沸かしポッドなど。無料のコーヒー類も完備しているのは、ゲストハウスにしては珍しいです。
シャワールームはごく普通。不衛生ではないですが特別清潔でもありません。格安だからと割り切れば全然使える程度です。
アメニティはシャンプーとボディソープのみ完備しています。足りない物は近くのセブンイレブンで揃えると良いでしょう。
エントランスではタンタンとスノーウィーがお出迎え。
トンロー付近でゲストハウスに泊まりたい方には良い場所かと思います。
ただ、ホテルフロントは21時以降にいなくなります。21時以降にチェックインする場合は、フロントに書いてある電話番号に電話すると、部屋の鍵の場所を教えてくれるというシステムなので要注意。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❸ ナントラ リトリート アンド スパ(Nantra Retreat and Spa)
BTS トンローから距離約1.2km、徒歩約15分程度の場所に位置する格安ホテル。BTSから少々距離があるため、移動は基本的にタクシーになります。
1泊の宿泊料金は4,000円程度ですが、トンローという便利な立地で、それなりに設備が整っているホテルでこの金額はコスパ高いです。
写真の客室はエクスクルーシブ ルーム(Exclusive Room)。広さは32平米です。ごく普通の客室ですが、清潔感があって、窓が大きめ。景色はありませんが、圧迫感もありません。
上で紹介した格安ホテル2軒よりはベッドがやや大きめ。
テーブルはバーカウンターのような形。
うーん、お洒落ですが個人的にはパソコン作業するので普通の作業デスクが良かったです。不満があったのはこの1点のみですかね。
無料のコーヒーセットや湯沸かしポッド、ガウンや室内スリッパ、セーフティボックス、ドライヤーは完備しています。
シャワールーム。一応シャンプーとボディソープを完備していますが、安物です。自身のシャンプーとリンスを持参することをおすすめします。
かなり小さいですが、ホテル内にはプールも完備。
細かい点を見るとやはり格安だなあと思える部分はありますが、部屋の広さと清潔感は良いです。寝泊まりするだけならお手頃なホテル。節約旅行者のひとり旅ならまず不満は感じないでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❹ S30 ホテル(S30 Hotel)
BTS トンローから距離約900m、徒歩11分のSoi 30という通りの中にある格安ホテル。ちょうどBTS トンローとBTS プロンポンの中間に位置しています。
このホテルはこれまで泊まった格安ホテルの中でも抜群のコストパフォーマンスの高さを感じられたホテルです。
ただし、「エレベーターがない」「窓が小さい」などの格安ならではの不憫も否めません。
人によっては良いホテルですが、レビュー評価が割れているのも確か。確実に良い格安ホテルに泊まるなら、上記のナントラ リトリートの方が良いでしょう。
(ホテルのレセプション)
写真の客室はスタンダード ダブル(Standard Double)。広さとしては日本のビジネスホテルと同じくらいです。
格安ホテルに泊まる人は、ホテル設備の豪華などは気にしていないでしょう。何を重要視しているかと言えば、「最低限ストレスを感じない設備」と「清潔さ」ではないでしょうか。
S30 Hotelは一泊2,000円前後という超格安の値段ながら、そのどちらもしっかりと満足のいくレベルです。
格安ホテルでは不安な水周りの清潔感も問題ありません。またお湯の出具合も良いです。
シャワー周りの物で完備してあるのは、シャンプー、ボディソープ、シャワーキャップのみ。ドライヤーは備えられていないので、必要であれば持参しましょう。
化粧台と無料のコーヒー類。贅沢を言えば、これで背もたれ付きの椅子があればパーフェクトでした。部屋の椅子には背もたれがないので、長時間のパソコン作業は難しかったです。
ただ、Wifiのスピードは申し分ありませんでした。
クローゼット。中にはセーフティボックスもあり。
ホテルがある通りは、昼の間はローカルな屋台もいくつか出店します。バンコクでの滞在目的の中にローカル屋台を経験することが含まれている人は、是非屋台の料理に挑戦してみましょう。
1泊2,000円前後の格安ホテルでありながらも、清潔感があって最低限の設備が整えられているのであれば不満はないです。格安ホテルだからと大きな期待を持たずに行ったら、思ったよりも良いホテルで少し感動したくらいでした。
トンロー周辺で”寝るだけ”の格安ホテルを探している方には最もおすすめです。宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
おすすめの中級ホテル
1万円前後の中級ホテル4軒。
全てのホテルが日本人からの評価レビューが総じて良いです。
❺ アデルフィ フォーティナイン ホテル (Adelphi Forty-Nine Hotel)
アデルフィ フォーティナイン ホテル (Adelphi Forty-Nine Hotel)は、BTS トンローから距離950m、徒歩9分程度の場所にあるアパートメントホテルです。
アパートメントと言っても、ホテルとしてもきちんと営業しているのでハウスキーピングや朝食サービス(”朝食付き”を選べば)はしっかりとあります。
客室内にキッチンやドラム式が完備されていて、アパート風の作りになっているのが特徴です。また、客室がとても広々しています。綺麗なホテルでゆっくりしたい家族連れにおすすめ。
写真のルームタイプは1ベッドルーム スイート (One Bedroom Suite)です。リビング付きで広さは50平米。宿泊料金は、シーズンにもよりますが10,000円前後です。
部屋に入って正面がリビングルーム、ベッドルームは左手にあります。
日本語のテレビ番組が見られるので十分にくつろげます。
リビングルームにはキッチンとドラム式洗濯機完備。滞在日数が長い人は、ドラム式洗濯機で洗濯することを前提にしておけば、持っていく衣類を少なくできます。
ベッドルーム。化粧台や大きめのクローゼットも完備。
バスルームも広々しています。バスタブは子供と一緒に浸かれるくらいの広さ。バスブースが日本のマンションと同じような作りなので、違和感なくお風呂に入れます。
シャンプー、ボディソープ、歯ブラシなどのアメニティは全て完備。ちなみにトイレはウォシュレット付きです。
屋外のプールとプールから見えるトンローの景色。
全体的に非日常感といより、贅沢な日常を過ごせる落ち着いたホテルでした。
まだ築7年程度なので、ホテル全体に新築感があるのも過ごしやすかった理由として挙げられるでしょう。また、スタッフに多少日本語を話せる人がいて、対応が良かったので満足です。
ハード・ソフトの両面において、家族連れの方が過ごしやすいホテルだったと思います。
雰囲気や部屋の広さから、個人的には家族連れに向いていると思いましたが、レビューを見る限り、一人旅やカップル等での利用者も多いようです。
いずれにしても、大多数の方が快適に過ごせたようで日本人からは満足の高いホテルです。自分は彼女と泊まりましたが、もちろん快適に過ごせて大満足でした。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❻ ボルボ ホテル バンコク (Volve Hotel Bangkok)
ボルボ ホテル バンコク (Volve Hotel Bangkok)は、BTS トンローから350mの場所に位置する、築3年ほどのホテルです。1階がお洒落なカフェになっていて、ホテル全体がモダンな雰囲気なのが特徴です。
(1階のカフェ)
こじんまりとしたホテルなので団体客はいません。スタッフは若い女性が多く、親切な方ばかりでした。高級ホテルのような親切がありながらも、ホテルが小さいせいかスタッフとの距離が遠くなく暖かみを感じられる対応でした。
優雅にバンコクを旅行したい女性の一人旅には最適なホテルかと思います。
このホテルにも彼女と泊まりましたが、自分の彼女はこのホテルが一番好きだと言っていました。
写真のルームタイプはデラックスコーナー キング (Deluxe Corner King)。広さは26平米。宿泊料金は、シーズンにもよりますが1泊9,000円前後です。
ベッド左右にある吊り下げ式のライトがお洒落。
ベッド横には縦長のソファー
テレビ画面でYouTubeなどのインターネットを視聴できる仕様です。寝る前の暇つぶしなどに使えます。
(作業机)
フリーウォーターやミニバー類も一通り完備。
トイレやシャワールームの水回りも新築ということだけあってピカピカでした。
女性の方であれば水回りの清潔さを心配するかと思いますが、ボルボ ホテル バンコクは、とても清潔なので心配いりません。
廊下や階段といった共用部も清潔で明るいです。
- こじんまりしている
- 綺麗
- 雰囲気が良い
- 派手ではない
という、トンローの街並みに合ったホテルでした。ルームタイプによってはシングルベッド2台のツインも選択できるので、友達同士での宿泊にも使えますよ。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❽ ホテル ヴァーヴ(Hotel Verve)
1泊3,000円前後〜で宿泊できる日本人向けのビジネスホテル。
この記事を書いている2023年現在はホテル ヴァーヴという名前ですが、2024年にオークラ・日航ホテルによって「ホテルJALシティバンコク」という名前でリブランドする予定です。
恐らく看板だけ変わって内装等は変わらないかと思われます。
日本人向けのホテルだけあって、客室のテレビでは日本語の番組を視聴可能です。ただ、ビジネスホテルなので非日常感は皆無。プールやジムといった施設はありません。
しかし、とにかく安い。今回、筆者は広さ52平米のエグゼクティブスイートに宿泊しましたが、1泊6,000円でした。
さすが52平米。広々としています。床が絨毯張りではないため安っぽく見えますが、料金が安いので全然あり。
ホテルヴァーヴは2019年に開業した比較的新しいホテルです。そのため部屋は綺麗。
バスルーム。トイレはウォシュレット付きです。
アメニティは、タイの高級スパブランド「パンピューリ」で統一されていました。
朝食はトーストに目玉焼き、サラダなど。ビジネスホテルらしく当たり障りのない内容です。
筆者が宿泊した時はコロナ禍の真っ最中だったため、朝食会場で食べるのではなく、直接客室まで持ってきてくれるシステムでした。
ただ、3泊しましたが3泊とも朝食内容は一緒でした…そもそも安いビジネスホテルなので朝食には期待していなかったので構いませんが。
プールもジムも必要ない、安くてそれなりに綺麗な部屋で、かつ駅近な場所に泊まりたいという人におすすめです。
❾ 繭バンコク(MAYU Bangkok Japanese Style Hotel)
繭バンコク(MAYU Bangkok Japanese Style Hotel)は2018年10月頃にオープンした日本式の旅館です。関心するほど日本の旅館を再現しています。さすが日本人が多いトンローと言うべきか、面白いホテル。
タイに来てまで日本式の旅館に泊まるのもどうかと思う人もいるでしょうが、例えば親日のタイ人と泊まるなどの使い方であれば、楽しんで過ごせるでしょう。
旅館内の入り口と中庭。竹で造られた垣といい、沓脱石といい、敷石といい。
完全に日本を知っている人の仕事です。やはり「和」を感じられる場所に来ると気持ちが落ち着くのは日本人のDNAでしょうか。
敷布団、ちゃぶ台、座布団、縁側などがしっかりと造られている和室。
海外あるあるの「なんちゃって感」は感じられません。実際、ここには親日のタイ人女性と宿泊しましたが、かなり感激していました。「日本の旅館ってこんな場所なんだね」と関心を持ってもらえて嬉しかったです。
朝食も完全なる和食。味噌汁が美味しいです。
日本の文化はもはや「流行」「人気がある」を通り越して、「定着している」と感じられる面白いホテルでした。タイの「珍ホテル」好きは宿泊してみてはいかがでしょうか。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
繭バンコクの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
おすすめの高級ホテル
1泊1万円〜1万5千円程度の高級ホテル4軒。
日系ホテルや温泉施設付きのホテルなど、とりわけて日本人から評価の高いホテルです。
❾ ホテル 日航 バンコク(Hotel Nikko Bangkok)
2019年1月16日にオープンしたばかりの新築五つ星ホテル。
日本のホテル運営会社ブランドである『日航 ホテルズ インターナショナル』が展開しているホテルがバンコクに初上陸しました。
BTSトンローから徒歩わずか2分という好立地にありながら
- 日本人スタッフと日本語を話せるタイ人スタッフがいる
- 朝食に日本食あり
- 全てのアメニティが「パンピューリ」
という嬉しい特徴を兼ね備えています。それでいて、宿泊料金は1泊13,000円前後と思ったより高くないのも嬉しいところ。
個人的に現在のトンローで最もおすすめの高級ホテルです。タイが初めての人でも安心して宿泊できるでしょう。
写真の客室はスタンダード ダブルルーム。広さは36平米です。日本語のテレビを視聴できる上に、ウォシュレット付きトイレも完備しています。
Wifi接続画面も、もちろん日本語。何より新築だけあって(今のところは)部屋が綺麗なのに感動。新築の高級ホテルは本当に居心地が良いです。
朝食会場。だし巻き卵、焼き鮭、ほうれん草の佃煮、肉じゃが、漬物、海苔、納豆、味噌汁など、朝の日本食のオールスターが揃っています。
会場には日本語の新聞があるのも良い。朝食後に温かいお茶でもすすりながら新聞に目を通せます。
日系ホテル、日本人様の設備、日本人スタッフ、BTSから徒歩2分というパーフェクトな条件が揃っているホテルと言えるでしょう。トンローならずバンコク全体を見回しても強くおすすめできるホテルです。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ホテル 日航 バンコクの詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
❿ グランデセンターポイントスクンビット55 トンロー(Grande Centre Point Sukhumvit55 Thong Lo)
BTSトンローから距離約1.2km、徒歩約15分の場所にある五つ星ホテル。BTSから少々距離はあるものの、このホテルには日本人が安心できる以下2つの特徴があります。
- ホテル施設内に日本式の温泉がある(入浴料は700バーツ/タオルセット等レンタル混み)
- 女性宿泊者専用のフロアがある
特に1番の温泉施設はありがたいです。日本のスーパー銭湯さながらの施設なので、観光後に疲れた体をゆっくりと癒せます。
(ホテル5階に併設されている温泉施設「レッツ リラックス アンド スパ」)
写真の客室タイプはシグネチャー デラックス(Signature Deluxe)。広さは40平米。
最安値の部屋ですが、さすがは五つ星ホテル。日本人を意識しているだけあって清潔感があります。ウォシュレット付き暖房便座トイレ完備、日本語のテレビ視聴可能です。
眺めは大したことないですが、部屋の窓は大きくて、ブラインドをボタン一つで開け閉め可能です。
プールは広々。
BTSから距離があるとは言え、BTS⇔ホテルを行き来する無料のシャトル車が出ているので、これと言った不便は感じませんでした。
「温泉」のキーワードにピンと来た人は宿泊してみてはいかがでしょうか。やはり、夜に温泉に浸かれると、翌日の体調が万全になります。全力で旅行を楽しめますよ。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ホテル宿泊時の詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
⓫ ジャスミン59ホテル(Jasmine 59 Hotel)
最後に紹介するのは、BTSトンローから徒歩約8分、距離約650mの場所に位置するサービスアパートメント兼ホテル。
一応五つ星と格付けされているため「高級ホテル」として紹介していますが、1泊の宿泊料金は4,000〜5,000円程度。かなり安いです。ただ、上述したホテルヴァーヴ同様に、いわゆる非日常感は皆無。
とは言え、ジャスミン59ホテルにはプールもジムも設備されています。それでいて客室によっては洗濯機を完備。
客室のテレビでは日本語のテレビ番組を視聴可能です。コスパの高さで言えばトンロー周辺でナンバーワン。
筆者が宿泊した客室タイプはジュニアスイート(Junior Suite with View)。広さは45平米です。
客室はリビングとベッドルームに別れているタイプで、サービスアパートらしくキッチンや大きな冷蔵庫、洗濯機を完備しています。
また、個人的に嬉しかったのが、近年のバンコクのホテルにしては珍しく喫煙可能の部屋もある点。最近はバルコニーでも禁煙というホテルが多いですからね。愛煙家としては喫煙可能なのは嬉しかったです。
ベッドルーム
バスルーム。
上述したように、客室に非日常感は皆無ですが、これで1泊4,000〜5,000円であればコスパが高いと感じざるをえないです。満足しない人はいないでしょう。
広々としたプールも設備されています。非日常的な雰囲気は不必要!機能が優れていて安いホテルが良いという人におすすめ。
- ジュニアスイート(Junior Suite)
- スイート ガーデンビュー(Suite with Garden View)
喫煙部屋希望の場合、予約時にリクエストしましょう。
ジャスミン59の詳細については、以下の宿泊レビューも参考にどうぞ。
⓬ バンコク マリオットホテル スクンビット(Bangkok Marriott Hotel Sukhumvit)特におすすめ
BTSトンローから徒歩わずか3分(距離約250m)。ほぼ駅直結と言っていいほどの好立地にある5つ星ホテル。
客室内の所々に赤色をアクセントに使った可愛らしい客室が特徴。そして、45階には旅行者からも在住者からも人気のルーフトップバー「オクターブ(Octave)」を併設しています。
立地良し、設備良し、それでいて1泊の宿泊料金は8,000円前後。
合計12軒ものトンローのホテルを紹介していますが、「トンローで泊まるなら絶対にここ。マリオットに泊まらずしてどこに泊まる?」と言えるくらいコスパの高いホテルです。
エントランスロビー兼ラウンジ。宿泊料金が安いからと言って、決してチープな作りではないホテル内。高級感が漂っています。
また、日本人宿泊客が多いホテルだけあって、ホテルの施設説明書きは全て日本語です。海外旅行が初めての人でも安心。
今回、筆者が宿泊した客室タイプは、デラックス シティビュールーム キングベッド。広さは34平米です。
部屋も可愛らしくて良いのですが、筆者が特に気に入ったのはバスタブ。大きな嵌め込み窓があり、湯船に浸かりながら外の景色を楽しめます。
この時、筆者が泊まったのは26階の部屋。もう十分と言えるほど、バスルームからの夜景を満喫できました。
これで1泊10,000円前後は安い…!安すぎる。
そして、夜は45階のルーフトップバーでしっぽりとビール。
ルーフトップバーと言えば、今やバンコク観光のメインと言えるくらい旅行者なら必ず足を運ぶ場所。そのルーフトップバーがホテルに併設されているのです。しかも景色も抜群。
(素晴らしい夜景)
ホテルから移動することなくルーフトップバーへと足を運べるのは本当に便利。滞在と観光を同時に楽しめるホテルです。
個人的に、1泊10,000円前後でホテル予算を考えているのであれば、絶対に上述した日航かマリオットの二択。そのくらい素晴らしいホテルです。満足度は高い。
バンコク マリオット ホテル スクンビットの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にどうぞ。
トンローは今後さらに面白くなるエリア
BTSトンロー周辺は観光地こそ少ないものの、話題になるお店やショッピングモール等が目まぐるしくオープンしているエリアです。
バンコクの最先端事情を知れる場所なので、滞在拠点としては面白いです。また、日本食はじめ、いつでも日本文化に逃げ込めるのも嬉しいところ。
タイ旅行が初めての人にはうってつけと言えるでしょう。ホテルのスタッフは総じて日本人慣れしています。不便やトラブルのないタイ旅行を実行できるでしょう。
その他、バンコク全てのエリアにあるおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
トンローの一駅隣、同じく日本人の居住区として有名なプロンポンのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。
バンコク観光のモデルコース。2泊や3泊の旅行を計画している人はこちらも是非参考にどうぞ。