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(true moveのSIMカード)
タイ旅行中にスマホを使う
タイ旅行中にスマホを使うには、主に以下4つの方法が挙げられます。
- ホテルやレストラン等のFree Wi-fiを使う
- プリペイドSIMカードを挿入して使う
- レンタルWi-fiを使う
- 国際ローミングを使用する
④の国際ローミングは一番馴染みのある言葉だと思いますが、高額な使用料発生の可能性があります。
ドコモ・au・ソフトバンクといった、大手3大キャリアの国際ローミングのパケ放題定額料は1,980〜2,980円/日。
通話も行えば、この定額量に加え国際通話料金も発生します(通話はLINEやSkype等の無料通話アプリを使用する人が多いとは思いますが)。
そこで、場所が限定される①を除いて、タイ旅行中のスマートフォン使用方法において最もポピュラーな②③(プリペイドSIMカードとレンタルWi-fi)の使用について述べていきたいと思います。
この方法でタイ旅行中にスマホが使えるようになれば、Google Map等のアプリやインターネット検索がいつでも可能になり、旅行中の情報集めが楽になります。
タイのプリペイドSIMカード
プリペイドSIMカードを挿入すると、予め決められた料金の範囲内での通話・インターネット使用が可能になります。
ただ、SIMフリー端末のスマートフォンでなければ、プリペイドSIMカードを使用できません。
基本的に日本国内でドコモやソフトバンクなどのキャリアが販売するスマホやタブレットは、そのキャリアでしか使えないようSIMにロックがかかってます。ドコモのSIMをソフトバンクに差しても使えないし逆も然り。
各キャリアはSIMにロックをかけることでユーザーが他のキャリアに移ることを防いでいます。せっかく実質0円などのキャンペーンで囲い込んだユーザーを簡単に手放すわけにはいかないですからね。つまりキャリアの制限があることをSIMロック、制限がないことをSIMフリーというわけです。
iPhoneでいうとソフトバンクやドコモなどのキャリアで販売している「SIMロック版iPhone」とApple Storeなどで販売している「SIMフリー版iPhone」があるってことです。(・ε・)ミタメハオナジダYo!
海外なんかじゃSIMフリーが一般的なのですが、ここ日本でも徐々に要望が高まりiPhoneをはじめ国内で利用可能なSIMフリー端末がじゃんじゃん増えています。
SIMロック状態にある端末をSIMフリーにするには、各キャリアにてSIMロックの解除をする必要があります(料金は店舗で行えば3,000円程度。無料の場合もある)。
ただ、契約期間や使用端末によってはSIMロック解除できない場合もあるので、各キャリアにお問い合わせ下さい。
SIMロック解除が難しい場合は、後述するレンタルwifiの利用がおすすめです。
タイでは、空港やショッピングモール内にて、旅行者用のプリペイドカードを販売している携帯電話ショップがあります(ちなみに空港の携帯ショップは24時間営業)。
ショップはカオサン通り含め、バンコク市内の至る場所にあるので、旅行者の多い場所に行けば探すのに苦労はしないでしょう。
(スワンナプーム空港内の携帯電話ショップ。ちなみに2階の7番出口付近にある)
(ドンムアン空港の到着ロビーにもTrue等のキャリアショップがある)
チェンマイ空港にもSimカードブースがあります
詳細⇒『チェンマイ空港から市内への行き方《タクシー、シャトルバス、スマートバス、トゥクトゥク》』
ショップでは、スマートフォンとパスポートを出すだけで、プリペイドSIMカードの挿入と設定を行ってもらえ、スマートフォンをすぐに使える状態にしてくれます。
また、セブンイレブン等のコンビニ内でも旅行者用のプリペイドカードを販売していますが、設定は自分で行う必要があります。
(プリペイドSIMカードに付属してあるセッティング方法。2024年現在日本語表記はなし。また、iOSデパイスの説明記載のみである)
特にセッティングをせずに挿入するだけで使える時もありましたが、基本はセッティングが必要と考えておいた方が良いでしょう。
種類
販売しているプリペイドSIMカードは、以下3つの事業者のものです。
- dtac
- true move
- AIS
これら3事業者は、日本でいうドコモ・au・ソフトバンクと同じで、タイを代表する携帯会社です。
3社のプリペイドSIMプランに大きな違いはありませんが、参考にそれぞれのプラン内容を紹介していきます。
dtac
dtacには、299バーツと599バーツの2種類のプリペイドがあります。
詳細:dtac(英語サイト)
299バーツSIMの内容
- 7日間無制限でインターネットの使用が可能(1.5GBを超えると速度が遅くなります)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が100バーツ分ついている
- 35日間利用可能
599バーツSIMの内容
- 15日間無制限でインターネットの使用が可能(4GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料は0.99バーツ/分
- 無料通話が100バーツ分ついている
- 35日間利用可能
true move
使用日数ごとに、3日用、10日用、15日用、30日用と、短期〜長期旅行に対応したプランが用意されています(7日用プランはdtacの299バーツSIMとほぼ同じ内容)。
旅行期間に合わせて幅広くプランを選べるので、一番使い勝手が良いです。
筆者はいつもtrue moveのシムカードを購入しています。
(TRUE MOVEのプラン一覧。左は30日用のSIMカード)
詳細:true move(英語サイト)
3日プランSIM(200バーツ)の内容
- 3日間無制限でインターネットの使用が可能(1GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が50バーツ分ついている
7日プランSIM(299バーツ)の内容
- 7日間無制限でインターネットの使用が可能(1.5GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が100バーツ分ついている
10日プランSIM(450バーツ)の内容
- 10日間無制限でインターネットの使用が可能(1.5GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が100バーツ分ついている
15日プランSIM(600バーツ)の内容
- 15日間無制限でインターネットの使用が可能(4GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が100バーツ分ついている
30日プランSIM(850バーツ)の内容
- 30日間無制限でインターネットの使用が可能(9GBを超えると速度が遅くなる)
- 発信/受信通話料金は0.99バーツ/分
- 無料通話が50バーツ分ついている
AIS
459バーツSIM、299バーツSIM、199バーツSIMの3種類があります。グループ旅行者向けのSIMカードです。
詳細:AIS(英語サイト)
459バーツSIM
SIMカードが3枚入ってます。この3枚間の間なら通話料が7日間無料です。インターネットも7日間使い放題ですが、容量が3GBを超えると速度が遅くなります。
299バーツSIM
- 7日間無制限でインターネットの使用が可能(1.5GBを超えると速度が遅くなる)
- 無料通話が100バーツ分ついている(30日間使用可能)
- 通話料金は1バーツ/分
199バーツSIM
- 7日間無制限でインターネットの使用が可能(500MBを超えると速度が遅くなる)
- 同じAISのSIMカードを使っている人への通話は無料(7日間)
- 30日間使用可能の無料通話が15バーツ分ついている
プリペイドSIMカードを使うメリット
プリペイドSIMカードを使うメリットは、スマホ料金を一番安く抑えられることです。
後述するレンタルWi-fiと比べてもその差は歴然で、4日間で1,000円以上も安くなります。
また、インターネットのみではなく通話も使える為、タイ旅行ではプリペイドSIMカードの利用を一番おすすめします。
SIMカード入れ替え後、LINE等のアカウント使用型アプリも入れ替え前と同様に使えるので、不便を感じることはありません。
レンタルWi-fi
(タイ国内使用専用のレンタルWiFi)
プリペイドSIMカードの登場によって影が薄くなっているレンタルWi-fiですが、国内で全て手続きを済ませて使用できる為、英語でのコミュニケーションに自信のない人には、まだまだ需要があります。
レンタルWi-Fiも、使用方法は至ってシンプルです。
国内で借りたWi-Fiをタイ国内でスマートフォンに接続し、持ち歩くだけです。
(レンタルWiFiは上写真のように、充電器・充電プラグを含めた一式をレンタルできます。使用前に自分で用意しておくべきものは何もありません。)
また、紛失の際の保証があり、現地から連絡をすれば日本語サポートを受けれるのも心強いです。
下写真のようにレンタルWi-Fiカウンターのある空港では、出国前と帰国後に、その場で受け取りと返却が可能です。
(福岡空港のレンタルwifiカウンター)
レンタルWiFiを利用するなら「タイデータ」一択!ネット使用が無制限
タイで使える安価なレンタルWifiは複数社がレンタルを行っていますが、正直比較するまでもなくGlobal Mobileの「タイデータ」一択です。
タイデータは、その名の通りタイ国内専用で使えるレンタルWiFiです。
他社レンタルWiFiを比べて大きく秀でている点は、以下の2点。
- 1日590円のレンタル料金で4G LTEを無制限に使える
- 1台のレンタルWiFiにつき端末を5台まで接続可能
他社のWiFIだと、1日のレンタル料金は安くても850円から(4G LTEで)。
しかも、どの会社のレンタルWiFiもネット使用量に500MBの制限がかけられています。
500MBと言えば、頻繁にGoogle Mapを見ながら観光地に行ってSNSで写真や動画を共有すれば、すぐに達する量です。
正直、こうした従来のレンタルWiFIの制限の低さにはうんざりしていました。
しかし、タイデータなら使用量を気にすることなくネットを利用できます。更に5台まで接続可能なので、同行者と常に一緒に行動するなら1台のレンタルだけで事足ります。
そもそも他社と比べてレンタル料金が一番安いので、タイ旅行で使うレンタルWiFIはタイデータ一択と言えるでしょう。
また、WiFI本体は成田・羽田・中部・関西の4空港にて受け取り・返却が可能です。
その他の地域であれば無料の郵送にて受け取り・返却できます。
バッテリー対策
レンタルwifiのバッテリーは、消耗が非常に速いです。
頻繁に使っていないにも関わらず、4〜5時間ほどでバッテリーが切れてしまいます。
上記タイデータのオプションにて予備バッテリーも借りることができるので、合わせてのレンタルをおすすめします。
ただ、渡航期間が長い人はレンタルより購入してしまった方が安上がりです。
低価格でコスパの高いモバイルバッテリー。20,000hAmと超大容量なので、海外旅行に最適です。
詳細は以下の記事も参考にどうぞ。
アイフォンのカバー型モバイルバッテリーもあります。
ネット使用量の目安
タイデータ以外のレンタルWiFiやSIMカードは1日に使える容量に制限があります。
制限容量を超えてしまうとスピードが極端に遅くなるので、余裕を持って使用したいです。
下画像は、スマートフォンの主な通信使用量の例です。
実際にSIMカードもレンタルWiFiも使ってみた感触としては、動画の閲覧やLINE等での長電話など、容量の大きい動作を極力ホテルやゲストハウスのWiFiを使用しておけば、容量超えをすることはありませんでした。
アプリなどのアップデートも容量を大きく使用してしまいますので、自動アップデートするアプリは設定をOFFにしておくか、ホテル等のWiFiでアップデートを行いましょう。
雑感
海外旅行中は意外にもSNSの更新や、日本にいる友人や家族とのやり取りが多くなってしまいます。
自分自身、最初はホテルやレストランだけのWiFiの使用だけで旅行をしていましたが、やはり何かと不便を感じていました。
冷静に考えてみたら、これだけスマホを肌身離さず使用している現代人が、海外で突然使用を制限するなんて無理に等しいのかもしれません。
スマートフォンはタイ旅行においても必須と言えるアイテムなので、タイ旅行をもっと楽しむ為に、プリペイドSIMカードかレンタルWiFiの使用を是非検討してみてほしいです。
バンコクにある全ての有名観光地やバンコク市内での移動方法については、以下の記事を参考にどうぞ。バンコク旅行者必見。
バンコクのおすすめホテルまとめ。観光に便利なエリアも記載しています。
バンコクの空港「スワンナプーム」と「ドンムアン」から市内へのアクセス方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
12年ぶりのタイ訪問 以前集めた資料を見つつ計画を練っています。
新しい情報とともに 初のLCC利用で ドキドキしています 本当に
参考になりました。
>>old milkman様
12年ぶりですか!!では、相当に街並みも変わっていることでしょう。
改めてカルチャーショックを受けられるのではないでしょうか。
楽しんで下さい!