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スキー場リゾートバイトとは、毎年11月〜4月頃までの間、スキー場関連施設にて1ヶ月〜3ヶ月程度の期間限定で働く住み込みのアルバイトを指します。
毎年、あらゆる媒体にて「スキー場リゾートバイト特集」が組まれ、大学生の冬休みも重なることから、多くのスキー場にて大量募集・採用が散見されます。
スキー場でのリゾートバイトが人気な理由には、「スキー場」という限定感・希少性の高い場所で働けることも挙げられますが、それ以上に働く人にとってメリットが多いことが真の理由と言えるでしょう。
具体的に、スキー場でリゾートバイトをすることには、以下のようなメリットがあります。
- 交通費が支給されるので、遠方に住んでいる人でも気軽に始められる
- スキー・スノボが未経験でも働ける職種が多い
- 寮費・水道光熱費が無料なので支出が少ない(賄い有りのスキー場もある)
- 休日や休憩時間を使って無料で滑ることができる
- 「社員割引(2割引〜3割引)」を適用してウエア・用具をレンタルできる
- 初心者〜上級者まで様々なレベルの人がバイトに来るので(中には全く興味がない人も)、同じレベルの仲間を見つけやすい
- 出会いや異性との発展に期待できる
- 最短で1ヶ月以下の求人もあるので、学生でも冬休みを利用して働ける
リゾートバイトのメリットは、上記のように「バイトついでに、その地のアクティビティを無料で楽しめる」ところにあります。
特に、スキー場のような「人によっては1年に2日〜3日しか訪れることができない」希少性の高い場所であれば、こうしたメリットは際立つものです。
今回の記事では、スキー場でのリゾートバイトに興味がある人に向けて
- 未経験者でも出来るスキー場の仕事
- スキー場リゾバの寮環境
- 応募のおすすめ時期
について詳しく記載していきます。
上述したように、スキー場リゾバは最も人気なリゾートバイトであるため、早い所だと8月後半から先行募集を開始しています。
そのため、スキー場が本格オープンし始める11月には、既に定員に達している求人も珍しくありません。
「スキー場でリゾートバイトをする」と決めている人は、出来るだけ早くスケジュールを立てておくにこしたことはないでしょう。
実際にどのような求人があるのかについては、以下のスキー場リゾバ求人が多いリゾートバイト派遣会社から確認できます。
上記派遣会社は、8月の後半から大々的に先行募集を行うほどスキー場リゾバ求人に力を入れており、1ヶ月前後の短期求人も多いため、理想のスキー場求人が見つかるでしょう。
未経験者でも出来る仕事5種類
スキー場リゾートバイトで募集している職種は、主に以下の7種類です。
- リフト係
- レンタル係
- チケット係
- ゲレンデレストラン
- インフォメーション
- インストラクター
- パトロール
上記7職種の内、太字で記載している「⑥ インストラクター」と「⑦ パトロール」については、スキー・スノボ上級者のみの募集となります。
スキー場によっては、上記2職種の応募にあたってはSAJ公認の資格(SAJ公認スキー指導員あるいはSAJ公認スキーパトロール)を要するので、無資格だと採用される確率は低いです。
そのため、スキー・スノボ未経験者や初心者〜中級者は、インストラクターとパトロール以外の5職種の就労を予定しておくと良いでしょう。
各仕事内容の詳細は以下の通りです。
リフト係。一番楽でおすすめの仕事
リフト係とは、スキー場利用客が頂上へ登る際に乗車・降車するリフト乗り場・降り場にて「乗客補助」「降客補助」「リフト操作」を行うポジションを指します。
乗客・降客が転倒した際、一旦リフトをとめて安全性を保つのがリフト係の仕事です。また、乗客各自が安全にリフトに乗れるように誘導もします。
(リフト乗り場の様子。上動画のように、駆け込み乗車をする利用客がいたら、リフト係がリフト停止ボタンを押して一旦リフトを停止させる)
休憩時間が多い
リフト係は、スキー場リゾートバイトにおいて最も競争率が激しい人気のポジションです。
なぜなら、1日の勤務時間の中で休憩時間が最も多いからです。
リフト係は「乗客補助(30分)」→「降客補助(30分)」→「リフト操作(30分)」→「休憩(30分)」というように、休憩を挟めながら各持ち場をローテーションで回します。
休憩時間中は時給にしっかり換算されています。
加えて、仕事内容はリフトの誘導や停止・再開ボタンを押すだけなので簡単です。
こうした理由により、去年リフト係を経験したリピーターも集まりやすい傾向にあり、スキー場リゾバ求人はリフト係から徐々に定員に達していきます。
そのため、リフト係を希望する人は、特に早めにスケジュールを立てておくべきと言えるでしょう。
仕事内容の詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
スキー場のリフト係は本当に楽!休憩が多いし意外にも飽きません。仕事内容を詳しく解説しますリゾートバイトのRi-Life
レンタル係
レンタル係とは、スキー場内にあるレンタルショップにて、スキー場利用客に「用具の貸し出し・返却された用具の手入れ・整備」を行うポジションを指します。
貸し出し・用具の手入れ・整備のいずれも機会的な作業なので難しくはありません。
例えば、貸し出しであれば、利用者に記入してもらった申請用紙を基に、利用客に合致するサイズの用具を在庫から持ってきます。
返却品の手入れ・整備についても、目視で「破損箇所の有無確認」を行い、決められた手順に従って汚れ落としやワックスがけ、砥いだりして手入れを行うだけです。
スキー用具を手入れしている様子↓
(上画像のような手入れをレンタル係が行う)
スキー用具を扱っていると、「エッジ」「ビンディング」「チューニング」といった専門用語を度々言われることがあります。
最初のうちは、こうした専門用語を覚えるのに一苦労するかと思いますが、大抵2週間も働ければ概ね頭に入ります。
レンタル係は室内での仕事なので、寒さが苦手な人にもおすすめです。
仕事内容の詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
スキー場レンタル係の仕事内容を詳しく解説します。貸し出しや整備を行う職種です【初心者でも可能】リゾートバイトのRi-Life
チケット係
チケット係とは、スキー場内に設置されているチケット売り場にて「リフト券」を販売するポジションを指します。
リフト券はシーズンや人数によって割引があるため、各リフト券によって料金が違います。リフト係はこうした料金の違いを覚えて、スキー場利用客にチケットを売っていくだけなのです。
チケット係も、スキー場リゾバの中では比較的楽なポジションと言えるでしょう。
ただ、チケット売り場が忙しくなる営業時間後を除いては暇な時間が続くため、チケット係は後述するゲレンデレストランのヘルプとして駆り出されることもあります。
仕事内容の詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
スキー場チケット係は本当に楽!チケットの種類を覚えるだけ。仕事内容を詳しく解説しますリゾートバイトのRi-Life
ゲレンデレストラン
ゲレンデレストランの仕事内容は、スキー場に設置されたセルフサービス式のレストランにて「調理・洗い場」を担当することです。
スキー場のレストランで出す食事は、簡易なインスタントやレトルト食品が中心なので、街中のレストランバイトに比べると作業は比較的簡単です。
ただ、昼時になると、スキー利用客達は一斉にゲレンデレストランで昼食を取るので大混雑が起こります。
そのため、料理の味や腕云々よりも、いかに効率よく捌くことを考えて料理を作っていくかが重要です。
料理について一通り手順を教えてもらいますが、それ以上に「ラーメンの麺を茹でながらピラフの解凍を行う方法」などの、効率性が高い仕事術を重点的に教わります。
仕事内容の詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
スキー場ゲレンデレストランの仕事内容を詳しく解説。調理は簡単。ゲレンデでは楽な仕事ですリゾートバイトのRi-Life
インフォメーション
インフォメーションは、スキー場内に設置されている受付にて、お客さんからの問い合わせに対応する仕事です。
インフォメーションが対応する問い合わせは多岐に渡ります。代表的な問い合わせは以下のような内容です。
- 各施設の場所案内(ロッカー、シャワールーム、レストラン、レンタルショップ)
- スキー場周辺施設の案内
- 呼び出し放送
- 落し物案内など…
一見覚えることが多そうで大変に思えるインフォメーションですが、受け答えの内容はある程度マニュアル化されいるので受け答え自体は難しくありません。
どちらかと言えば「接客業」であることを意識して、笑顔でハキハキとした対応をできる人が向いているでしょう。
英語力の向上に期待できる
ニセコの「ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ」など、外国人観光客が多いスキー場では「英語力がある人優遇」のインフォメーション求人が多々あります。
英語を学習している人は、あえて外国人が多い地域で働いてみるのもありです。
仕事内容の詳細は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
スキー場インフォメーションの仕事内容ガイド。室内仕事なので寒がりな人でも大丈夫ですリゾートバイトのRi-Life
スキー場リゾバの寮環境は相部屋が基本
個室寮も決して少ないわけではありませんが、自分の経験上、今までのスキー場リゾートバイトの寮は相部屋寮が大半でした。
スキー場リゾバの相部屋寮は、上写真のように1部屋に4台〜5台程度のベッドが並んでいて、共用の収納や書斎がある簡易的な部屋であることが多いです。
プライベート確保は難しいですが、清潔感が乏しいことはありません。
バックパッカーやドミトリー宿泊経験がある人なら概ね問題なく過ごせます。
(トイレやシャワールームは基本的に共用。男女別には分けられている)
相部屋寮はプライベート確保や貴重品管理の点から、中には嫌がる人もいますが、個人的にはリゾートバイト生活における最終的な満足度が高くなりやすい環境にあると思っています。
なぜなら、同僚達と生活を共にすることで、早い段階で同僚達の性格が見えてくるからです。
同僚達と仲良くなると、他の異性のグループなどとの交際発展も広げやすく、1ヶ月程度の短いリゾートバイト生活でも友達を作りやすいです。
通常、リゾートバイトは1ヶ月〜2ヶ月間を経て、やっと同僚達と打ち解けたと思ったころには契約満了が訪れて、リゾバを終了することになるケースが多いです。
しかし、相部屋寮であれば、仕事中には見ることのできない同僚達の顔や性格が見えてくるため、1週間程度で気の合う同僚を見つけられます。
気の合う同僚がいれば、仕事中に協力作業をするのも楽になるので、結果的にリゾバ生活の満足度が高くなりやすいです。
こうした理由により、実はスキー場リゾートバイトのリピーターの中には、あえて相部屋寮での生活を選ぶ人もいます。
相部屋寮に不安を覚える人もいるかと思いますが、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか。
相部屋寮の様子については、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
リゾートバイトの相部屋寮ってどんな感じ?経験者がメリット・デメリットを詳しく解説!リゾートバイトのRi-Life
応募の時期はいつがベストか?
冒頭でも述べたように、スキー場リゾートバイトの応募は、早期募集をしている場所だと8月後半には始まります。
実際に勤務が始まるのは11月あるいは12月頃からですが、いかんせん競争率が早いため、遅くとも9月か10月頃にはスケジュールを立てて応募しておいた方が良いです。
特にリフト係などの人気ポジションになると、11月に入った頃には「余り物求人(悪い言い方ですが)」しかないケースも珍しくありません。
スキー場によって、賄いの有無やシフト都合の良し悪しは異なります。
余り物の求人は賄いが無かったり、シフトの都合がつきにくい仕事が多いです。
自分の理想とする条件で働くには、早めに行動して良い求人を見つけるのがベストと言えるでしょう。
個人的に8月後半の早期募集求人の段階では、まだ目星をつけるだけで応募はしない方が良いと思います。
なぜなら、スキー場求人は9月や10月頃がピークであるため、8月以降にもっと条件の良い求人が出てくる可能性があるからです。
もちろん、8月の早期募集の期間に理想とする求人が見つかれば、応募してしまうのがベストです。
いずれにせよ、スキー場リゾートバイトの求人探しは、早ければ早い程良いと言えます。
時給1,000円以上の求人を狙おう
スキー場リゾートバイトの時給には開きがあります。
あるスキー場では時給800円台でも、ある場所では時給1,000円や1,100円という求人は珍しくありません。
個人的な感覚で言うと、スキー場リゾートバイトの時給平均は900円前後と言ったところですが、早めに求人探しに取り掛かれば、時給1,000円や1,100円の仕事も簡単に見つけられます。
時給1,000円以上の求人は全体的な割合からすると少ないので、上でも述べたように早めに応募するのがベストです。
せっかく働くのであれば、できるだけ稼ぐに越したことはありません。
自分がスキー場でリゾートバイトをした時も、9月前半頃には以下のスキー場求人が多いリゾートバイト派遣会社で求人を探し始めていました。
是非、これからスキー場でリゾートバイトを検討している人も、満足のいくリゾバ生活を送ってほしいと思います。
リゾートバイトのおすすめ派遣会社まとめ。時給が高く、求人が多く、サポートが強い会社のみをまとめました。
1ヶ月のリゾートバイト体験談。派遣会社への登録から就労、仕事満了の流れまで写真付きで詳しく解説しています。
新潟県のスキー場付きリゾートホテルでのリゾバ体験談。スキー場のリゾバは本当に面白いです。