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カオサンでおすすめのホテル10選。通り沿い&徒歩圏内の人気宿を厳選

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バンコクのカオサン通り

バンコク随一の観光スポット「カオサン通り」には、1泊1,000円台のゲストハウスから観光客向けの中級ホテルまで、さまざまな宿泊施設が並んでいます。中級ホテルの宿泊料金はおおよそ1泊3,000〜10,000円台。客室設備も整っており、安宿に比べて快適に過ごせます。

ただ、カオサン通り沿いのホテルでは、深夜まで続く爆音やマナーの悪い宿泊客に悩まされることもあります。良くも悪くもカオスな空気を楽しめる人に向いているエリアだと言えるでしょう。

カオサンロードで踊る人達

カオサンの真夜中は路上がクラブ化。会話もかき消されるほどの音量

一方で、カオサン通りから少し離れるだけで周辺は一気に静かに。「カオサンの雰囲気は味わいたいけれど、夜は落ち着いて眠りたい」という人は徒歩圏内のホテルを選ぶのがおすすめです。

そこで本記事では、

  • カオサン通りの中心にあるおすすめホテル5軒
  • 徒歩圏で静かに滞在できるおすすめホテル5軒

合計10軒を実際の体験をもとに紹介します。

カオサン通りにあるおすすめホテル5選

カオサン通りの中心にあるおすすめホテルを5軒紹介します。いずれも観光や夜遊びの拠点に便利な立地です。

Google Mapの使い方
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  • 右上の拡大地図を表示します。
  • 紹介するホテルは❶〜❺の場所にあります。
  • カオサンロードは地図上紫色のラインです。

予約時は『I’d like a quiet room』と伝えておこう

カオサン通り沿いホテル予約時のリクエスト

カオサン通り沿いのホテルは入口こそ大通りに面していますが、客室は奥まった場所にあることも多く、部屋によっては意外と静かに過ごせます。

筆者は予約時に必ず「I’d like a quiet room(静かな部屋を希望します)」とリクエストを添えています。そのためか、これまで泊まった際は騒音の少ない部屋に案内されることもありました。

もちろんリクエストを出しても必ず静かな部屋になるとは限りませんが、伝えておく価値は十分にあります。

注意

リクエストをしても、騒音のある部屋に当たることは十分に考えられます

音に敏感な人は、後述する「カオサンから徒歩圏内のホテル」に滞在するのがおすすめです。そちらはどのホテルも静かに過ごせます。

❶ カオサン パレス ホテル|立地と設備のバランスが魅力

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)の外観

カオサンロードのちょうど真ん中に位置する「カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)」。立地と設備のバランスが取れた、安心感のあるスタンダードな中級ホテルです。

宿泊料金は1泊3,500円前後。清潔感のある客室に加え、屋上にはプールも備わっています。1人〜2人での滞在なら不便を感じることはないでしょう。ホテル下にはセブンイレブンも併設されており、ちょっとした買い物にも便利です。なお、チェックイン時には1,000バーツのデポジットが必要です。

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)の客室2

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)の客室2

客室(デラックス ダブル / 20平米)は清掃が行き届いており、シーツやタオル類も清潔。

派手なデザインのベッド以外はシンプルで機能的な造りです。小型冷蔵庫やセーフティボックスも備わり、荷物を広げるスペースも十分。窓もあり閉塞感はありません。

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)のシャワールーム2

バスルームは独立型のシャワーブースで、使用後に便座が濡れることはありません。お湯の出も安定しており、シャンプーやボディソープ、石鹸、ドライヤーも揃っています。

水回りも清潔に保たれているため安心です。

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)のプール1

屋上プールはそれほど広くはありませんが、プールサイドにはビーチチェアやソファが並び、バーも併設。くつろぐには十分で、プールからはカオサンロードを望めます。

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)のプールサイド

カオサン パレス ホテル(Khaosan Palace Hotel)のプールから見えるカオサン通り

総じて特筆すべき個性は少ないものの、料金・立地・設備のバランスが良い点は魅力。カオサン滞在が初めてで「まずは安心できるホテルに泊まりたい」という人におすすめです。

ホテルの詳細については、以下の宿泊レポートも参考にご覧ください。

❷ コレクション O カオサン パーク|カオサン最安の格安ホテル

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)の入り口

カオサンで格安に泊まりたい人におすすめのホテルです。シーズンによっては2,000円台で宿泊可能。この記事で紹介するホテルの中では最安です。

ただし、棚の隙間やバルコニーなど細かな部分の清掃が行き届いていないことがあります。料金の安さを考えると許容できる人向けです。

※チェックイン時にはデポジット1,000バーツが必要です。

客室と設備

客室は料金の割に広めで快適。セーフティボックスや冷蔵庫、ドライヤー(レセプション貸出)など基本設備は揃っています。

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)の客室1

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)のテレビ

客室タイプはダブル(Double)。広さは16平米と記載されていますが、実際には20平米ほどに感じられます。窮屈ではなく、荷物を広げても不便はありません。

バスルーム

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)のシャワルーム2

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)のシャワールーム1

シャワールームは少し狭め。仕切りがないため、シャワーを浴びると便座が濡れてしまいます。
アメニティはシャンプー・ボディソープ・石鹸の3種類。お湯の出具合は問題なく、快適に使えます。

その他の設備と雰囲気

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)のバルコニー

客室にはバルコニー付き。景色は期待できませんが、喫煙者にとっては便利なスペースです。

レセプションは小ぢんまりしていますが、24時間警備員が常駐しているため安心感があります。団体客も少なく、チェックイン・アウトはスムーズです。

コレクション O カオサン パーク (Collection O Khaosan Park)のレセプション

総合的には「ホテルというより少し豪華なゲストハウス」という印象。細部の清掃不足は残念でしたが、3,000円以下という料金で清潔感のある部屋に泊まれたのは満足でした。スタッフの笑顔も好印象です。

カオサンでとにかく安く泊まりたい人におすすめのホテルです。

❸ ダン ドゥーム ホテル|タイらしさを感じる民家風客室

ダン ドゥーム ホテルの外観

カオサンで特に目立つ大型ホテルが「ダン ドゥーム ホテル(Dang Derm Hotel)」です。外壁の派手な色が印象的で、通りを歩けばすぐに見つかります。

宿泊料金は1泊4,000円前後。客室はタイの民家をイメージしたウッディな内装で、寝床がベッドではなくマット敷きというユニークなスタイル。カオサンにいながら落ち着いた雰囲気を楽しめるホテルです。

ダン ドゥーム ホテルの客室1

客室にはバルコニーを完備。

ダン ドゥーム ホテルのシャワールーム2

ダン ドゥーム ホテルのシャワールーム1

シャワールームは広め。シャワーブースとトイレの仕切りはないものの、水回りは清潔に保たれ、アメニティやドライヤー、室内スリッパも完備されています。

ダン ドゥーム ホテルのプール

屋上には広々としたプールがあり、ビーチチェアも多めに配置。

子供用の浅いプールもあるため、子連れでも利用できます。プール横にはバーもあり、日中は太陽の下でのんびり泳ぎ、夜はきらびやかなカオサンの夜景を眺められます。

ダン ドゥーム ホテル 屋上のバー

ダン ドゥーム ホテル屋上からの景色

宿泊料金はやや高めですが、タイらしい客室デザイン、充実したプール設備、屋上からの景色など、楽しめる要素が多く満足度は高いです。特に欧米人旅行者に人気で、常に賑わいを感じるホテルでした。

予算に余裕があり、カオサンで“タイらしさ”を味わいたい人におすすめです。

❹ バディー ブティック イン|女性向けのお洒落ホテル

バディー ブティック インの入り口

カオサンロード警察署があるチャクラポン通り(Chakrabongse Rd)に位置するホテル。ほぼカオサンロードと言っていいほど近く、入口すぐ横という便利な立地です。

スタンダードルームは窓がない点が惜しいですが、コンクリート打ちっ放しの内装が特徴で、デザイナーズホテルのようなお洒落な雰囲気。特に女性旅行者から人気があります。観光地化で若者が増え始めた今のカオサンを象徴するようなホテルです。

宿泊料金は1泊4,000円前後。チェックイン時には1,000バーツのデポジットが必要です。

客室|静けさとお洒落さを両立

バディー ブティック インの客室1

バディー ブティック インの客室2

写真の部屋はスタンダード キングベッド(25平米)。窓はありませんが、そのぶんカオサンの騒音が一切届かず、落ち着いて過ごせます。

本音を言えば、朝に窓を開けて外気を感じながらコーヒーを飲みたいところですが、室内は電球が多く明るいため、閉塞感はあまりありません。

窓付きが良い人は、スーペリア キングベッド(Superior Kingbed)を選ぶのがおすすめです。

バディー ブティック インの書斎

バディー ブティック インの冷蔵庫

作業デスクや小型冷蔵庫、セーフティボックスも完備されており、設備面でも不便はありません。

水回りと設備

バディー ブティック インのシャワールーム

シャワールームは仕切り付きで、水浸しにならない設計。シャンプーやボディソープ、ドライヤーも揃っています。

バディー ブティック インのレセプション

エントランスも客室同様にコンクリート打ちっ放しで、アートのようなお洒落さ。壁にはチャオプラヤー川と船を描いた絵があり、遊び心を感じます。

ホテル前にはマッサージ店とカフェも併設。観光の前後に立ち寄れるのも便利です。

❺ バーン チャート ホテル|上級志向の快適ステイ

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)の外観

カオサン通りと、裏手のランブトリ通り(Rambuttri Rd)の間に建つコの字型のホテル。カオサンにあるホテルの中では上位クラスに位置づけられ、口コミでもスタッフ対応の丁寧さが高評価です。

チェックイン時にはウェルカムドリンクと冷たいおしぼりを提供してくれるなど、細やかな気配りが印象的。チェックアウト時にはスタッフが炎天下の中タクシーを捕まえ、メーターを使ってくれるかどうか一台ごとに確認してくれました。こうした対応は、このエリアでは特にありがたいものです。

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のウェルカムドリンク

ウェルカムドリンク

客室|レトロで落ち着いたデザイン

宿泊料金は1泊5,000円前後。写真の客室はダブルルーム(25平米)。青を基調にした独特の配色と、鏡や吊り下げランプなどの凝ったデザインで、どこかオールドチックな雰囲気があります。レトロで落ち着いた空間は、他のカオサンのホテルとは一線を画しています。

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)の客室

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のクローゼットとガウン

クローゼットには室内スリッパ、ガウン、セーフティボックス、ドライヤーを完備。シャワールームはガラス仕切りで、水回りも清潔に保たれています。

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のシャワールーム1

ただし、北側の部屋は裏手のバーの騒音が届くため、予約時には“南向きの部屋を希望”とリクエストしておくのがおすすめです。

プールとレストラン

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のプール1

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のプール2

残念なのはプールの小ささ。ビーチチェアは多くリラックスできますが、プール自体は2人ほどでいっぱいになるサイズ感。運良く誰もいなければ貸切状態ですが、それでも他の利用者が来たら確実に気を使うでしょう…。

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)のレストラン

バーン チャート ホテル(Baan Chart Hotel)併設レストランの料理

1階のレストランは夜になると家族旅行者やカップルで賑わいます。バックパッカーはほとんど来ないため、やや上品で落ち着いた雰囲気。上品なバンド演奏が流れ、少し高めの料金設定ながら、特別感のある時間を楽しめます。

例として、サーモンサラダ(225バーツ)、シーフード入りヴェルミチェッリサラダ(330バーツ)、シンハビール(320ml)は360バーツと、外国人向けの価格帯です。

 

カオサンで最も上級のホテルに泊まりたい人におすすめです。

宿泊料金・予約確認は以下より可能です。

カオサン徒歩圏のおすすめホテル5軒

カオサンの喧騒から徒歩数分離れるだけで、驚くほど静かな環境が広がります。ここで紹介するホテルは、客室にいても騒音がまったく届かないのが大きな魅力

「カオサンの雰囲気は楽しみたいけれど、静かな部屋でしっかり休みたい」
そんな人にぴったりな徒歩圏内のおすすめホテルを5軒紹介します。

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  • 紹介するホテルは番号❶〜❺の場所にあります。

❶ ランブットリー ヴィレッジ ホテル|静けさと利便性を兼ね備えた好立地

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)の外観

ランブットリー ヴィレッジ ホテルは、カオサンから徒歩約5分(約450m)のランブトリ通りにあります。ランブトリ通りはカオサンに隣接していながら、深夜まで音楽が鳴り響くバーやクラブが少ないため、静かに過ごせるのが特徴です。

それでいて、屋台や雰囲気の良いレストランが立ち並び、カオサンらしい空気を楽しめる絶好のロケーション。騒音を避けたい人から特に人気のあるエリアです。

昼間のランブトリ通り

昼間のランブトリ通り。エスニック雑貨を扱う露店が多い

夜のランブトリ通り

夜のランブトリ通り。道路は舗装されていて綺麗

ホテルにはバジェット旅行者だけでなく、子連れ旅行者の姿も多く見られました。スタッフの対応は概ね丁寧で、ボーイがスーツケースを部屋まで運んでくれるなどサービス面でも好印象。こうした点からも、子連れでも安心して宿泊できるホテルだと感じました。

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のレセプション

ホテルレセプション

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のレセプション2

アジアンテイストなホテルロビー

客室|シンプルながら必要十分

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)の客室1

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)の客室2

今回宿泊したスーペリアダブル(20平米)は、ホテルというよりゲストハウスに近いシンプルな造り。ただし、清掃は行き届いていて清潔感があり、ドライヤー・冷蔵庫・セーフティボックスも完備。1泊2,000円前後という料金を考えれば十分満足できる内容です。

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)の客室3

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のベッド

喫煙ルームを希望すれば用意してもらえる点もポイント。禁煙化が進むバンコクで、喫煙可能な部屋があるのは珍しいです。

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のシャワールーム

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のアメニティ

シャワールーム。アメニティは一通り完備しています。

設備|屋上プールとレストランが魅力

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)のプール

屋上には広々としたプールがあり、ビーチチェアも豊富。複数の旅行者グループが同時に利用しても、気兼ねなく遊べる広さがあります。

ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)併設のレストラン

部屋は豪華ではありませんが、立地・静けさ・料金・スタッフ対応のバランスが良いホテルです。カオサンにほぼ隣接しながら騒音を気にせず泊まれるため、「アクセスの良さと静けさを両立したい」という人に特におすすめです。

宿泊料金・予約確認は以下より可能です。

※エクスペディアでは【ランブトリ ヴィレッジ イン & プラザ(Rambuttri Village Inn & Plaza)】と表記されています。

❷ ロイヤル ラッタナコシン ホテル|古さはあるがコスパ良好

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)の外観

ロイヤル ラッタナコシン ホテルは、カオサンロードから徒歩圏のラチャダムヌン・クラン通り沿いに建つ中規模ホテルです。ひと昔前の高級ホテルを思わせる雰囲気で、建物内の随所に老朽化はあるものの、シーズンによっては3,000円台でバスタブ付き客室に泊まれるため、コスパは抜群です。

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のレセプションロビー

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)の1階

レセプションやロビーは広々としており、1階には鯉が泳ぐ池もあって高級感があります。入口にはドアマンも常駐しており、格式を感じさせる雰囲気。ただし、宿泊客の多くは中国人団体客で、朝食会場やエレベーターが混み合う場面もありました。

客室と設備

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のベッド

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)の客室2

写真は「デラックス ダブル(Deluxe Double)」。
室内は絨毯張りで、クローゼットや小型冷蔵庫、バゲージラックなど基本設備を完備。ただしセーフティボックスはありません。

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のクローゼット

(大きめのクローゼット)

細かく見ると壁紙の剥がれなどが目につきますが、清掃はきちんと行われており、滞在に支障はありません。

鍵はカードキー式。客室内は古さを感じる一方で、きちんと整えられており「年季の入ったホテル」として割り切れば十分快適に過ごせます。

バスタブ付きが大きな魅力

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のバスルーム

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のバスタブ

3,000円台の料金で、足を伸ばして浸かれる広めのバスタブ付きは貴重な存在。シャワーのみのホテルが多い中、この点は大きなメリットです。

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)のプール

また、ホテルには小さめですがプールもあります。泳ぎを楽しむというよりは、軽く涼む程度にちょうど良いサイズです。

朝食の満足度

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)の朝食会場

ロイヤル ラッタナコシン ホテル(Royal Rattanakosin Hotel)の朝食

予想以上に良かったのが朝食。団体客中心だから質は期待できないかと思っていましたが、ビュッフェ形式で種類も充実。タイ料理からアメリカンブレックファーストまで揃っており、デザートやコーヒーも楽しめます。宿泊料金を考えれば上出来な内容です。

 

全体的に老朽化は否めませんが、「バスタブ付き」「朝食付き」「観光に便利な立地」でこの価格帯は非常に魅力的。多少の古さや団体客の多さが気にならない人にはおすすめできるホテルです。

宿泊料金・予約確認は以下より可能です。

❸ カサ ビマヤ リバーサイド|快適なバスタブ付き中級ホテル

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)のエントランスロビー

カオサン通りから徒歩約6分。川沿いに建つ清潔感のある中級ホテルです。
1泊6,000円前後と周辺ホテルよりは高めですが、客室設備や快適さを考えれば十分納得できる価格帯。

客室とバスルーム

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)のデラックス リバービュールーム キングベッド (Deluxe River View Room King)1

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)の客室バルコニー

宿泊したのは「デラックス リバービュー キング」(28平米)。部屋は広く清掃が行き届いており、ソファもあってゆったり過ごせます。

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)の客室バルコニーから見える景色

リバービューといっても眺望はそこまで期待できませんが、バルコニーがあるだけで開放感があります。喫煙もバルコニーで可能

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)のバスルーム

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)のバスルーム2

バスルームはこのホテル最大の魅力。バスタブに加え独立したシャワーブースもあり、バスタブは足を伸ばして浸かれるサイズ感。シャワーの水圧も十分です。
ただし筆者が泊まった部屋では、バスタブのお湯が40度弱とぬるめだった点が惜しいところ。

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)のアメニティ

アメニティは歯ブラシ、綿棒、固形石鹸、シャワーキャップ。シャンプーやボディソープ類は完備されていますが、髭剃りはないので持参か近くのセブンイレブンで購入しましょう。

朝食と施設

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)で食べた朝食

カサ ビマヤ リバーサイド(CASA VIMAYA RIVERSIDE)の川沿いテラス(朝食会場)

朝食は川沿いのテラスで提供。種類は多くないものの、風通しが良く清々しい雰囲気で1日を始められます。
周辺にはセブンイレブン、日本食チェーン「8番ラーメン」、人気のタイ料理店もあり、食事に困ることはありません。

 

清潔な客室、使いやすいバスルーム、そして便利な立地。
カオサン周辺で6,000円前後の予算があるなら、自信を持っておすすめできるホテルです。

宿泊料金・予約確認は以下からどうぞ。

ホテルの詳細レビューはこちら:

❹ ザ グラビティク ホテル カオサン|モダンで洗練された新鋭ホテル

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の外観

カオサン通りから徒歩約4分、タニ通りに建つスタイリッシュなホテル。2022年開業と新しく、館内はどこも清潔で綺麗に保たれています。宿泊料金は1泊6,000円台。客室は20平米と広くはありませんが、一人旅には十分なサイズです。

館内と客室の特徴

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の通路

ホテルに入ると、通路はやや暗めの照明。心地よいハウス・ミュージックが流れており、まるでバーのようなお洒落な雰囲気を演出しています。廊下にもエアコンが効いていて快適。エレベーターは2基あるため、朝食やチェックアウト時にも混雑しにくいのが利点です。

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の客室

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)のスーペリアルーム

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)のシャワールーム

今回宿泊したのはスーペリアルーム(20平米)。コンパクトですが、築浅ならではの清潔感とモダンなデザインで快適に過ごせます。セーフティボックスやガウンも完備されており、不便はありません。ビジネスホテル感覚で使えるため、一人旅には特におすすめです。

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の客室3

ルーフトップバーと朝食

このホテルの魅力は、ルーフトップバーがあること。

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)のルーフトップバー

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)のルーフトップバーで飲んだカクテル

なんとウェルカムドリンクでアルコールを1杯無料で楽しめます。タイミングが合えば生演奏ライブもあり、夕方に1杯飲んでからカオサンへ繰り出すのも気分が上がります

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の朝食会場

朝食会場

The Gravitique Hotel Khaosan Road(ザ グラビティク ホテル カオサン)の朝食

朝食会場もスタイリッシュで、提供される料理のクオリティも上々。アラカルト形式で種類が選べるので、滞在中でも飽きません。

 

周囲にはセブンイレブンや屋台、食堂が揃い、利便性も抜群。カオサンの賑わいを楽しみつつ、快適に滞在できる環境です。

最新の設備、スタイリッシュな雰囲気、そしてルーフトップバーでの特別感。
今後、日本人旅行者からも注目されること間違いなしのホテルです。

宿泊料金・予約確認はこちらからどうぞ。

ホテルの詳細レビューはこちら:

❺ リーバ スーリヤ バンコク|チャオプラヤー川を望む五つ星ホテル

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)の外観

カオサンロードから徒歩約11分。チャオプラヤー川沿いに建つ五つ星ホテルで、宿泊料金は1泊1万円前後。カオサンの喧騒から少し離れ、落ち着いた環境で滞在したい人にぴったりです。

すぐ近くにはチャオプラヤー・エクスプレスの「プラ・アーティット船着き場」があり、観光にも便利な立地。バンコク中心部の観光地へも船一本でアクセスできます。

客室とリバービューの魅力

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)の客室1

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)のリクライニングチェアー

写真の客室はリヴァ ルーム(30平米)。ソファーやデスクを含め家具一つ一つが高級感にあふれ、ゆったりと過ごせます。
バルコニーに出れば、目の前にはチャオプラヤー川の景色。

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)のバルコニー1

朝、コーヒー片手に川を眺めれば、最高に贅沢なひとときを味わえます。

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)のバルコニー2

バルコニーには座り心地の良いソファーが完備されています。

プールと共用施設

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)のプール

プールは清掃が行き届いており、水面に浮いた葉をスタッフがこまめに取り除いていました。プールサイドのビーチチェアからも川を望め、リゾート気分を堪能できます。
エントランスも高級ホテルらしい豪華な造り。スタッフはフレンドリーかつ丁寧で、心地よい距離感を保ちながら接してくれます。

リーバ スーリヤ バンコク ホテル (Riva Surya Bangkok Hotel)のエントランス

カオサン周辺では数少ない五つ星ホテル。客室、リバービュー、サービスのどれをとっても満足度が高く、日本人宿泊者の評価も上々です。
カオサンの近くでラグジュアリーな滞在を求めるなら、最もおすすめできるホテルです。

宿泊料金・予約確認はこちらからどうぞ。

やっぱりカオサンは面白い街

昼間のカオサン

筆者が初めてバックパッカーとしてこの街を訪れたのは7年前。すべてが新鮮に映りつつも、当時は腰のセキュリティポーチから手を離さないほど警戒して歩いていたのを覚えています。

年月を経て再び滞在してみると、やはり「ここは特別な場所だ」と改めて感じました。夜通し流れる爆音の音楽、世界中から集まった旅行者、路上で演奏するバンドマン、酔いつぶれる若者、そして家族旅行者まで。多様な要素がごちゃ混ぜになり、カオサンならではのカオスな空気を作り出しています。

良くも悪くも一言で語れない街ですが、滞在して毎回思うのは「ここに来てよかった」という気持ち。まるで青春時代に戻ったような胸の高鳴りを、今回も強く実感しました。

まだ訪れたことがない人は、ぜひ一度足を運んでみてください。何を感じるかは人それぞれですが、カオサンの熱気に触れれば、きっと「これはすごい」と思うはずです。

カオサンにあるすべてのホテルの詳細については、以下の各ホテル予約サイトから検索できます。

関連記事もあわせてチェック

バンコク全域のおすすめホテルまとめはこちら。スクンビットやシーロムなど主要エリアも網羅。

空港からのアクセスを含め、カオサン通りへの行き方を詳しく解説。

滞在中に食べたい!カオサンのおすすめグルメ情報。

2 COMMENTS

ドリアン twitter:durian_cd

はじめまして。喫煙可能なバンコクのホテル情報をまとめて貰えると嬉しいです。

>>ランブットリー ヴィレッジ ホテル(Rambuttri Village Hotel)

“禁煙化が日本並みに進んでいるバンコクで禁煙の部屋があるのは珍しいです”

喫煙の部屋があるのは珍しいです
ですよね?

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