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コンラッド バンコク(Conrad Bangkok)は、ヒルトンホテル系列のブランド「コンラッド・ホテルズ(Wiki)」が運営するバンコクの五つ星ホテルです。
コンラッドホテルズはヒルトン系列内での序列において、ウォルドルフに次ぐ第2位の上級ブランドです。
このコンラッド、実は東京や大阪にも存在していて、日本での宿泊料金の相場は1泊なんと4万〜5万円もします。しかし、ここバンコクのコンラッドは日本のコンラッドと同等(もしくはそれ以上)のクオリティにも関わらず、たったの1泊15,000円前後で宿泊できます。
ホテルの立地は、バンコクの中心街であるBTS プルンチット(Phloen chit)から徒歩たったの約10分。
立地も駅近で程良く、1泊15,000円でコンラッドに宿泊できる…さすがバンコク。ホテルのコスパが総じて高いです。
ホテル巡りが趣味の筆者としては、一度は泊まっておくべきホテル!と言うわけで、今回コンラッドバンコクに滞在してきました。
下記ホテルサービスを全て満喫してきたので、詳しくレポートします。
- 客室の内容
- プール・フィットネス施設
- スパ
- アフタヌーンティー
- ホテル内の日本食レストラン「Kisara」
- 朝食
実際に宿泊した感想としては、まずホテル施設・サービスについては全て満足。文句なしの五つ星ホテルです。
さすがは「スマートな贅沢」をコンセプトとしているコンラッドグループ。特にスタッフの洗練された対応には、ヒルトンに共通する親しみやすさと経験の豊かさを感じられました。
強いて懸念を挙げるとすれば立地くらい。最寄りBTSプルンチットから徒歩約10分の距離があります。と言ってもたったの徒歩10分ですし、後述するBTSからの無料シャトルバスがあるので問題なし。
BTSプルンチットに直結しているオークラ(1泊約2万)やローズウッド(1泊3万〜4万)に比べると、施設・サービスに一切の見劣は無いので、少々立地が悪くてもコスパの高さを実感できます。
初めてのバンコク旅行にも強くおすすめできるホテルです。
全室禁煙です。喫煙所は1階のロビー外に設けられています。
JF(ジョイナーフィー)は無料です。夜遊びで使う際には宿泊人数を「2人」にしておきましょう。
コンラッド バンコク(Conrad Bangkok)
コンラッド バンコクは2003年に開業した五つ星ホテルです。
続々とホテルが乱立するバンコクにおいて、2003年開業のホテルは決して新しいとは言えませんが、コンラッドは2019年に新装されていることもあり、数々のホテルを渡り歩いた筆者の感覚で言えば、新築ホテルと変わりない雰囲気と設備でした。
客室内カーペットやバスルーム等の水周りに、経年劣化は一切感じられません。むしろ新築ホテルかのように綺麗!
中に入ると「さすが五つ星ホテル 」と思わずにはいられない、豪華で静けさのあるロビーが広がっています。豪華ですが決して厳かな雰囲気ではないです。カジュアルな格好でゆったりとくつろげます。
ロビーには日本の新聞があります。また、ホテル施設内では至る所に日本語での案内書きがあるため、海外旅行に慣れていない人でも安心して宿泊できます。
チェックイン時には3,000バーツのデポジットもしくはクレジットカードの提示を求められます。
プレミアキング(Premier King)の客室。これで1万円台は安い!
今回、筆者が宿泊した客室は24階のプレミアキング(Premier King)。広さは41平米です。
「シンプルモダン」という言葉が似合う客室です。ラグジュアリーホテルにありがちな、過度な調度品などは一切なし。クッションなどの柄も主張しすぎていない。
しかし、光沢のある生地で、それとなく高級感を感じられます。
作業デスクやソファーもあり、ゆったりと寛げました。
個人的に気に入ったのは、嵌め込み窓が大きいこと。
窓が大きいので夜景の見え具合がバッチリ!
コンラッド バンコクは全32階建て。より高層階の客室であれば、もっとダイナミックな景色がのぞめたでしょう。予約の際は是非とも「高層階希望」のリクエストを出しておきましょう。
高級ホテルなので当たり前ですが、エアコンやライトの操作パネルを設備。また、ブラインドも枕元の操作パネルで開け閉めできます。
クローゼットの中にはアイロン・アイロン台・ガウン・セーフティボックス・傘を完備。
派手な特徴こそありませんが、かと言って単純素朴でもなし。無意識に高級感を感じ取れて、かつ寛げる丁度良い加減の部屋でした。これで1万円台は本当に安い…!
↓↓客室を360度見渡せるパノラマ写真
コンラッド バンコク(Conrad Bangkok)の客室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
広くてピカピカのバスルーム
バスルーム。2003年開業のホテルとは思えないほどピカピカ。水周りが綺麗だと清々しい気持ちで滞在できます。
このバスルームの良いポイントは2点。
- トイレがウォシュレット付き
- アメニティがラグジュアリーブランド『シャンハイ・タン』で統一されている
ウォシュレット付きトイレは日本人にとっては嬉しいです。ちゃんと水圧も調整できるのがGOOD。
そしてアメニティは、欧米セレブがこぞって利用している香港発のブランド「シャンハイ・タン」。
シャンハイ・タンは、ユニセックスな使い心地とでも言うのでしょうか。シャンプーは男の筆者が使用しても、ハリとボリュームの出る仕上がりの良さ。ちょっと柑橘系で良い香りです。
満足のいくバスタイムを過ごせます。
↓↓バスルームを360度見渡せるパノラマ写真
コンラッドバンコクのバスルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーに切り替え可能です。湯温量もバッチリ。
バスルームとベッドルーム間のガラスには、ちゃんとカーテンが設備されています。
南国感のあるプール。フィットネス施設も充実
興奮したのはプール。
筆者が大好きなヤシの木が植えられている南国風の造りです。
物凄く広い!と言うわけではありません。しかし、写真を見て分かるように、他に数グループがいたとしても十分にプールサイドチェアーを使えます。
水深が浅い子供用のプールもあります。
泳ぎつかれたら、プールサイドにあるバーでマッタリと過ごせます。このバーも雰囲気が良い。スタッフの愛想も良く、気持ちの良い伸び伸びと過ごせるプールです。
機材が多いフィットネスジム
ランニングマシンやエアロバイク等の定番器具はもちろん、ベンチプレス・ケーブルマシン・レッグエクステンションなども完備。ホテルのフィットネスジムにしては満足の行く台数と種類です。
シーズンズスパでタイ式アロママッサージを堪能しよう
(マッサージルーム)
筆者がコンラッドバンコク滞在において、最も楽しみとしていたイベントの一つ。
ホテル7階に併設されている「シーズンズスパ(SEASONS SPA)」でのマッサージです。
スパの予約は1階のレセプションもしくは7階のスパ受付で可能です。
大抵の五つ星ホテル併設のスパであれば、アロママッサージ60分で3,800バーツ、90分で4,600バーツ程度と言ったところ。
しかし、シーズンズスパのアロママッサージは、60分で2,900バーツ、90分は3,900バーツ。ホテルのマッサージにしては安い!
また、その他に子供用のスパメニュー(1,500バーツ〜)もあり。
メニュー表はPDF(英語)にて確認できます。
まずはほのかにアロマの香りが漂う待合室で、ウェルカムドリンクを頂きます。
続いて、スタッフの丁寧な案内のもと、日本語で記載された問診票を記入していきます。
ここで問診票が日本語なのはありがたいです。どこを重点的にほぐしてほしいか、どのくらいの強さが良いのか、英語が分からなくてもリクエストできます。
各マッサージルームに備えられた更衣室で着替え、さっそくマッサージ。
施術師さんは物凄く丁寧な方で、献身的な対応をしてくれました。マッサージの強さ、部屋の温度、さらにはBGMの音量まで気遣ってくれます。本当にVIP待遇で最高…!
ベッドの寝心地も抜群。その辺の安マッサージとは大違いです。ちょっと贅沢な気分を味わいたい人には本当におすすめ。
筆者は90分のタイマッサージを受けましたが(料金は3,200バーツ)、これがもう本当に気持ち良くて気持ち良くて…気が付いたら寝てしまっていました。
マッサージ後は、良い感じで薄暗い照明の部屋で温かいお茶を飲みながらリラックス…感動です。文句ありません。
実は筆者、五つ星ホテルでのスパを受けたのは人生初ですが、良いものですね。これは癖になりそう。
毎日9:00〜22:00まで
アフタヌーンティーで午後はのんびり
ホテル1階にあるDIPLOMAT BARでは毎日14:30〜16:30の間、アフタヌーンティーを楽しめます。
多くの人は、日中は観光に出かけているでしょう。しかし例えば、旅行最終日のチェックアウト後、飛行機の搭乗時間まで余裕がある場合に、時間潰しとしてアフタヌーンティーは最適。
アフタヌーンティーは1人430バーツ、2人なら790バーツで利用できます。
スイーツの内容は、マカロン・マンダリンオレンジ・ブラックカラントのスコーン・パンプキンマフィン・サンドウィッチなど。基本的に甘いものがメイン。
思ったよりも量が多くて持て余してしまいましたが(2人でも完食できなかった)、同行者とスイーツをつまみコーヒーを飲みながらダラダラと時間を過ごすには最適。
上述したようにコンラッドバンコクには日本語の新聞もあるので、新聞を読みながらマッタリするのもあり。観光予定がない日の休憩利用にも最適です。
- 料金 / 1人430バーツ・2人なら790バーツ
- アフタヌーンティータイム / 毎日14:30〜16:30
日本食レストラン「きさら」で最高級の和食を堪能
「タイ旅行中でも本格的な日本食が食べたい!」
そんな人におすすめなのが、コンラッドホテルの3階に併設されている日本食レストラン「きさら(Kisara)」。日本人の料理長が作る本格的な和食を堪能できます。
寿司・刺身・せいろ蒸し・紙鍋・しゃぶしゃぶ・すき焼き・釜飯など、書いてるだけでお腹が空いてくる料理を食べられます。しかも、めちゃくちゃ美味い!
写真は「キングサーモン石狩風紙鍋(880バーツ)」
サーモンの中でも特に脂がのった、世界最高に美味しいと言われるニュージランド産のキングサーモン。
脂のボリュームたっぷり。柔らかくて口の中に入れた瞬間ほぐれます。とろとろ口の中で泳ぐ感覚。
筆者は「マグロの大トロより美味しいサーモンが世の中に存在するとは…」と思いました。それほど美味しかったです。
続いては「黒毛和牛 飛騨牛 朴葉焼き(2,500バーツ)」。飛騨牛のブランド名だけで、食べる前から美味しいと分かっている一品。
口に入れた時の、しつくない脂身と風味、繊維な味わい…モニュっとした食感…
美味しいと分かっていても、改めて「美味しい!」と発してしまいます。そんな幸せな瞬間を与えてくれた一品。
ちなみに、タイ人は信仰の理由から牛を食べない人が多いです。しかし料理長いわく、そんなタイ人でも「和牛は別」と言ってバクバク食べる人もいるんだと。
その他、メニューには
- 釜飯 / 880〜1,080バーツ
- 七輪料理 / 880〜1,380バーツ
- 海鮮しゃぶしゃぶ / 1,980バーツ
- 鉄板焼きコース / 2,240バーツ
- せいろ蒸し / 820バーツ
- うどん / 220バーツ
- 刺身3種盛り合わせ / 870バーツ〜
メニューの詳細PDF(日本語)
など、様々な日本食あり。
滞在中、日本食が食べたくなったら足を運んでみてはいかがでしょうか。きさら(KiSara)の料理は本当に美味しいです。極上の和食を味わえます。
(レストランには座敷席もあるので、のんびりと食事できる)
- ランチ / 11:30〜14:30
- ディナー / 18:00〜22:30
きさらの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。お得なプロモーション情報も記載しています。
朝食メニューが豊富!朝からわくわく
朝食は洋食とタイ料理中心のビュッフェスタイル。
種類は取り分けて多いわけではありませんが、メインディッシュ・サラダ・スープ物・フルーツ・デザートと満足できるくらいに揃っています。
また、ほんの一部ですが寿司・刺身・茶碗蒸し・味噌汁といった日本食もあります。
他のホテル紹介記事でも何度も述べていますが、個人的に味噌汁があるのは本当にありがたいです。筆者は朝一番に味噌汁を飲まないと気持ちが引き締まらないタイプなので。
朝食も文句なし。満足できる内容でした。
コンラッド バンコク(Conrad Bangkok)への行き方
コンラッドバンコクの最寄り駅はBTSプルンチット(Phloen Chit)です。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSプルンチット)
以下は、BTSプルンチットからコンラッドバンコクへの道のりを記したGoogleMap
BTSプルンチットからホテルへの距離は、徒歩約10分。
以下で上述したシャトルバスの利用方法も含め、アクセス方法を記載します。
BTSプルンチットからホテルへ行くシャトルバス(乗り場と時刻表)
BTSプルンチットの2番出口を降りた場所にあるバス停より、毎日7:00〜21:00の間、ホテル行きの無料シャトルバスを利用できます。
BTSプルンチットの2番出口を降りたら、即Uターン。50mも歩くとバス停があります。
(バス停)
バス停にて、以下写真のホテル行きバスを待ちます(普通の路線バスも来るので乗り間違えないよう注意)。
(無料シャトルバス。方向幕に”Conrad Hotel”と記載あり)
時刻表
毎日7:00〜21:00の間、5分〜15分間隔で運行しています。
月〜土曜 | |
7:00〜9:00 | 5分毎 |
9:15〜11:30 | 15分毎 |
11:35〜13:00 | 5分毎 |
13:15〜16:30 | 15分毎 |
16:35〜19:00 | 5分毎 |
19:15〜21:00 | 15分毎 |
日曜・祝日 | |
7:00〜21:00 | 15分毎 |
バスはホテル目の前に到着します。また、ホテルからBTSプルンチットへ行くシャトルバスの時刻表も上に同じです。
ホテル入り口にいるスタッフに、シャトルバスに乗る旨を伝えましょう。バスが来たら教えてくれます。
BTSプルンチットから徒歩でアクセスする
BTSプルンチットからの徒歩アクセス方法は以下の通り。
まず、BTSプルンチットの4番出口を出ます。
4番出口の階段を降りたら即Uターンします。
Uターンして最初に見える横断歩道から左折します。
左折後、約450m直進すると、右手にコンラッド バンコクの敷地が見えます。
敷地の中へ入りましょう。敷地に入り、突き当たりを左折します。
左折後、道なりに歩くとホテルの入り口が見えます。
空港からのアクセスはタクシーがおすすめ
空港からアクセスする場合、エアポートレールリンク・エアポートバス・BTSを乗り継いでホテルの最寄駅BTSプルンチットまでアクセスできます。
しかし、BTSプルンチットからホテルまで重い荷物を持って10分の徒歩、またはシャトルバスに乗り換えるのが面倒な人もいるでしょう。
そういった人は、空港からのアクセスはタクシー利用がおすすめ。
スワンナプーム空港・ドンムアン空港のどちらからであっても、タクシー運賃は250〜300バーツ程度を見ておくと良いです。
コンラッドバンコクは有名なホテルなので、タクシー運転手には「コンラッドバンコク」と言うだけで大抵は伝わります。
万が一伝わらなかった時は、以下の住所を見せると良いです。
- 英語 / 87 Wireless Road, Phatumwan, Bangkok, 10330, Thailand
- タイ語 / 87 ถนนวิทยุ เขตปทุมวัน, สุขุมวิท, กรุงเทพ, ประเทศไทย, 10330
- 電話番号 / 02 690 9999
初めてのバンコク旅行でも安心して泊まれる高級ホテル
確かにBTSからホテルまで徒歩約10分という距離こそあります。しかし、その分BTS直結のホテルに比べると同等レベルの施設クオリティでありながら、料金が安いのも確か。
たかだか徒歩10分なので、バンコク旅行が初めての人にも十分おすすめできるホテルです。
また、コンラッドバンコクの敷地内にはセブンイレブンやスターバックスがあり、ホテル周辺には安マッサージや洋食レストラン・タイ料理レストランなど滞在時に必要な施設は全て揃っています。
海外旅行に慣れていない人でも何不自由なく過ごせるでしょう。
コスパの高い五つ星ホテルに滞在したい人は、是非宿泊先として検討してみてはいかがでしょうか。
バンコクのおすすめホテルまとめ。観光に便利なエリア解説とコスパの高いホテルのみを厳選して紹介しています。
その他、バンコクの五つ星ホテルを探している人は、以下の記事も参考にどうぞ。
バンコクのおすすめ五つ星ホテルをランキング順に紹介しています。