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バンセンにあるホテルの多くは、バンセンビーチ沿いに位置しています。
客室からバンセンビーチが望めるオーシャンビューホテルが多く、いずれのホテルもビーチへのアクセスは徒歩数分です。
バンセンビーチは、ビーチ中央から東(スクンビット通り方向)へ伸びるロンハット バンセンロード(Long Had Bangsaen Rd)を境に、北側と南側で夜の雰囲気が大きく異なります。
ビーチ北側は飲食店等が少ないため、夜は寂れた雰囲気です。夜にやることが何もないので、やや不便。
(バンセンビーチ北側。飲食店が少なくて静か。夜にふらっと飲み歩けない)
一方のビーチ南側は、若者向けのバーやビーチ沿いレストランがあり賑やかです。
以下はビーチ南側の動画。
バンセンビーチの夜
夜は全く人がいないと思いきや、思ったよりバーやレストランが多くて賑わってます綺麗なビールガールがいるバーもちらほら
おもろい! pic.twitter.com/Q43BqZyQJN? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) 2019年7月8日
ビーチ南側では、夜になると海沿いでゴザを敷いて飲んでいるタイ人学生グループが目立ちます。
また、若者向けのバーやレストランが多くて、歩いているだけでも楽しいです。そのため、夜出歩かない子連れ旅行者でもない限り、ビーチ南側に滞在するのがおすすめです。
今回の記事では、ビーチ南側を中心にバンセンのおすすめホテルを紹介します。メジャーな外資系ホテルのような豪華さはありませんが、のんびりとするには丁度良いホテルばかりです。
紹介するホテルの地図
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- 右上ので拡大地図を表示します。
- 紹介するホテルは黒丸番号❶〜❹です。
- 赤色のラインはロンハット バンセンロードです。
番号 | ホテル名 |
❶ | コースト バンセーン |
❷ | カルム バーンセーン ホテル |
❸ | BBG シーザイド ラグジュリアス サービス アパートメント |
❹ | ウィーラー ベッド アンド バイク ホテル |
バンセンのホテルは意外と高い
バンセンは外国人旅行者が少なくて、タイ人観光客が殆どのローカルビーチです。
ところが、ホテルの宿泊費はパタヤやチェンマイと言った外国人が多い観光都市と比べて、それほど安くありません。
それどころか、シーズンによっては有名観光都市より高い場合もあります。特に週末や祝日は、宿泊料金が平日の1.5倍することもあるので要注意。
安く旅行したい方は平日に行くのがベター。
❶ コースト バンセーン(Coasta Bangsaen)
カラフルな外装が目立つ3つ星ホテル。
総客室数36部屋の小ぢんまりとしたホテルですが、とにかく立地が良いです。
ホテル目の前にビーチが広がっていることに加え、ホテル隣にはカフェ、ホテル徒歩圏内にはセブンイレブンが3軒もあります。
(ホテル目の前のビーチ)
また、ロンハット バンセンロードまで行けば(ホテルから徒歩5分)、24時間営業のマクドナルドもあります。
(バンセンビーチ唯一のマクドナルド)
バンセンの中でも最も便利な立地に位置しているホテルです。
客室
筆者が宿泊した客室タイプは1ベッドルーム スイート シービュー(1 Bedroom Suite Seaview)。リビングとベッドルームに分かれている大きな部屋。広さは70平米です。
平日宿泊で1泊6,700円でした。週末・祝日は恐らく8,000円前後。
3つ星ホテルなので大きな期待はしていませでしたが、なかなかどうして良い部屋ではありませんか。大きめのソファーが備えられているので、結構ゆったりできます。
特に気に入ったのが、リビングルームとベッドルームのどちらにもバルコニーが設置してある点。
バルコニーからはビーチロードが見えます。
ビーチリゾートの風景って本当に良いですよね。立ち並ぶヤシの木と、海から吹く生暖かい風。これだけで癒されます。
ベッドルームからはオーシャンビューが望めます。(ヤシの木で少々海が隠れてしまっていますが)
このバルコニーで海を眺めながら、朝からビールをグイッと頂くわけですよ。最高です。ビーチリゾートでの正しい過ごし方ですよね。
全体的に良いホテルですが、設備に関して「やっぱり3つ星だなあ」と思う点もありました。
例えばドアに変なシミがついていたり、ルームキーは古いタイプです。別に滞在に不便を感じませんが、3つ星レベルだとこんなもんかな。
バスルーム
バスルーム。バスタブとは別でシャワーブースがあります。
アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸、シャワーキャップのみ。
プール
おまけ程度の雰囲気ですが、1階にはオーシャンビューのプールがあります。
プールサイドにビーチチェアが数える程度しかないのが残念ですが、椅子やテーブルはあるので寛げます。
何よりプールにも海からの暖かい風が来るのが良い。気持ち良いです。
朝食
朝食はタイのお粥「ジョーク」かアメリカンブレックファーストの2種類。まあ3つ星レベルなので、朝食も豪華ではないです。
確かに細かい設備や朝食は3つ星レベルですが、部屋の広さと立地はすこぶる良いです。これで宿泊料金1泊6,700円なら全然あり。
特にオーシャンビューの部屋は清々しいので、休暇には最適でしょう。宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❷ カルム バーンセーン ホテル(Kalm Bangsaen Hotel)
こちらも夜は賑やかなエリアに位置する、小ぢんまりとしたブティックホテル。
部屋の広さは普通(25平米程度)ですが、プールアクセスルーム(Pool Access Room)の部屋がとても良かったです。
バルコニーからダイレクトにプールへアクセスできます。
今日の宿
バンセンビーチ南側にある「カルム バンセン ホテル」バスタブ付きで部屋のバルコニーから直接プールへアクセス可能
大きなプールじゃないが中々リゾート気分を味わえますだけど1泊8,700円。バンセンでこの値段はやや高いかな〜
しかし平日は宿泊者が少ないのでほぼプライベートで泳げる pic.twitter.com/sOLcQ5tFVT? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) July 10, 2019
1泊の宿泊料金は平日価格で8,500円前後。バンセンのホテルにしてはちょっと高いかな〜というのが正直な感想です。
しかし、ホテル全体がお洒落で快適だったので、カップル・夫婦での滞在では満足度が高いでしょう。
(エントランス。このホテルはカップルや夫婦での宿泊客が多かった)
客室
筆者が宿泊した客室タイプはプールアクセス ルーム(Pool Access Room)。部屋だけを見ると、パタヤやチェンマイなら5,000円で泊まれそうな客室です。
客室は小綺麗です。セーフティボックスやドライヤー、冷蔵庫など必要な物は全て完備してあって、設備に不足ありません。
バルコニーからプールへアクセス!
部屋のバルコニーからプールへダイレクトに入れます。
思い立った時にプールに入れる幸せ。
バンセンのホテルは週末こそタイ人旅行者で溢れかえりますが、平日は割とガラガラ。なので、筆者が宿泊した時は、プール利用者は他にいませんでした。
プールで水中ヨガに挑戦してみたり、浮き輪やビーチボールを持ち込んで遊んだり。
気が済むまでプールを堪能しました。平日にバンセン旅行を検討していてプールで遊びたい人におすすめです。
バスルーム
独立したシャワーブースはありませんが、バスタブ完備。プールの後に湯船に浸かってサッパリできます。
アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、シャワーキャップ、綿棒、石鹸を完備。
朝食
朝食はごく普通のアメリカンブレックファーストです。
少々宿泊料金が割高に感じられるのが正直なところですが、プライベート感覚でプールで思い切り遊びたい方にはおすすめです。
先述したように週末や祝日は宿泊客が多いので、平日にバンセン旅行を計画している方なら尚おすすめできます。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❸ BBG シーザイド ラグジュリアス サービス アパートメント(BBG Seaside Luxurious Service Apartment)
バンセンビーチの最南端に位置するサービスアパート兼ホテル。
ビーチ最南端なので、ホテル近くにコンビニやバーがないのが欠点。
ただ、ビーチ沿いにお洒落なレストランがあったり、写真スポットになっている桟橋があったりで雰囲気はのんびりとしています。
(ホテルから徒歩2分程度の場所にあるレストラン。ビーチ沿いで南国チックな雰囲気で癒される)
(ホテル目の前の桟橋。夕方の景色が良い)
また、客室からのオーシャンビューがすこぶる素晴らしいです。癒し重視でバンセンのホテルを探している方におすすめ
客室
写真の客室タイプは1ベッドルーム スイート(1Bedroom Suite)。広さは40平米です。
リビングとベッドルームに分かれているタイプでキッチン付き。タイの一般的なサービスアパートと言った雰囲気です。
1泊の宿泊料金が平日価格で5,000円前後。結構コスパは高いです。
バルコニーからは水平線までバッチリ見えます。
特に夕方は夕日のグラデーションと海が相まって美しいです。癒される景色。
ベッドルームの窓からも海が見えます。朝目覚めて、カーテンを開けたら海が広がっている光景は最高です。
クローゼットの中にはドライヤーとセーフティボックス完備。
シャワールーム
ちょっと残念だったのはシャワールーム。結構狭いです。
なぜか洋式便器の他に小便器も設置されているため、余計に狭く感じます。
これでシャワールームも広々していて、なんならバスタブも設置されていれば100点満点だったのに…
とは言え、宿泊料金が5,000円程度なので良しとしましょう。シャワーのお湯は水圧も温度も問題なく使えます。
アメニティはシャンプー、コンディショナー、石鹸、歯ブラシ、シャワーキャップを完備。
朝食
朝食は3種類の中から選ぶスタイルで、スタッフが客室まで持ってきてくれます。わざわざ朝食会場まで降りなくていいので便利。
プール設備がないのが残念でしたが、1泊5,000円で素晴らしいオーシャンビューが望めるのは良い点です。癒されたい人にはうってつけのホテルでしょう。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❹ ウィーラー ベッド アンド バイク ホテル(Wheeler Bed and Bike Hotel)
バンセンで唯一の洗練されたデザイナーズホテル。
バンセンビーチから約1kmの丘の上に建っているため、車を持っている人のみにおすすめです。
バンセン旅行の最終日はちょっと良いホテルに宿泊
「ウィーラー ベッド&バイク ホテル」バンセン唯一の洗練されたブティックホテルで、朝食会場兼レストランやバーなど施設全体が洒落た造りです
かなり良い!ビーチから少し離れてるので車持ち専用です
プライベートプール付きヴィラで1泊22,000円 pic.twitter.com/murVdkJyx5
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) July 12, 2019
ビーチから少々距離があるためオーシャンビューは望めませんが、ホテルの「質」に拘る方は最も高い満足感を得られます。
ホテルデザインのコンセプトは「二輪愛好家」
ホテル内のあらゆる場所に自転車やバイク関係のオブジェやデザインが施されています。
ホテル内レストラン兼朝食会場のデザインもお洒落。ホテル内には手入れされた中庭や、サンセットスポットもあって癒されます。
こんなことを書くのもおかしいですが、ビーチに行かずホテルで過ごすだけでも充実した休暇になるでしょう。
1ベッドルーム プールヴィラ(1Bedroom Pool Villa)
筆者が宿泊した客室タイプは1ベッドルーム プールヴィラ(1Bedroom Pool Villa)。
プライベートプール付きの贅沢な客室です。1泊の宿泊料金は、平日価格で22,000円前後。
客室敷地内にはキッチン、プライベートプール、客室とバスルームのヴィラがあります。
決して大きなプールではありませんが、プライベートで遊ぶには十分な広さ。ヴィラ敷地を囲う壁は高さがあるので、ビーチボールでバレーをして遊べます。
また、プライベートプールヴィラは他グレード客室が並ぶ場所から隔離されているので、他宿泊者の声なども聞こえてきません。
いやあ、最高の贅沢です。プライベートプールって、ラグジュアリーな旅の象徴ですよね。
寝室とバスルーム
ベッドルームとバスルームヴィラだけでも30平米の広さはあります。ベッドはふかふかですし、清掃は細かい所まで行き届いているようで気持ちよく過ごせました。
バスルーム。アメニティは歯ブラシ含め一通り完備。バスルームの扉からもプールへアクセスできます。
朝食
朝食メニューは上写真の6種類に加えてベジタリアン専用のメニュー3種類の、合計9種類があります。
連泊しても飽きない内容です。
サラダやデザートの果物もあって良し!美味しく頂きました。
今回筆者が宿泊した客室はプライベートプール付きヴィラなので22,000円もしましたが、普通のスタンダードルームであれば7,000円前後で宿泊できます。
車がないと不便な場所にありますが、ホテル施設はバンセンではナンバーワン。
スタンダードルームに泊まる人でも、ちゃんと宿泊者用のパブリックプールを使えます。
お洒落なホテルが好きな人は是非。宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
バンセンにある全てのホテル
繰り返しになりますが、バンセンのホテルはビーチ南側が一番賑わっているのでおすすめです。
(特に車やバイクなどの足がない人は)
それでは、バンセン旅行を楽しんで!
バンセンのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクからバンセンへの行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。