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2020年以降、タイではパタヤやコラート、チェンマイはじめ、バンコクでも続々と飛行機カフェが開業しています。
最近のタイでは、どうやら飛行機カフェがちょっとしたブームになりつつある模様。一度は足を運んでおきたいです。
今回、筆者はバンコクにある2つの飛行機カフェに行ってきたので、様子を詳しく紹介します。
どちらも写真映え必須のスポット!中々面白いです。面白スポットが好きな人は是非。
紹介する飛行機カフェの地図
以下は、紹介する2ヶ所の飛行機カフェの場所を記した地図です。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- 飛行機カフェは❶,❷です。
- 青色のマークはカフェ最寄りの公共交通機関です。
各カフェの名前と営業時間
番号 | カフェ名 | 営業時間 |
❶ | 747カフェ | 毎日10:00〜19:00 |
❷ | タイ国際航空 ケータリング |
|
747カフェ。ジャンボジェット「ボーイング747」を改装
1軒目に紹介するのは、スワンナプーム国際空港よりやや東側、ラートクラバン区(Lat Krabang)に位置する「747カフェ(747 คาเฟ่)」。
2020年の12月末にオープンして以降、SNSで話題となり連日タイ人でごった返していた人気カフェです。
747カフェは、オリエント・タイ航空(wiki)で実際に使用されていたボーイング747-400を改装してカフェにしています。
タイに存在する飛行機カフェの中では、恐らく最大級。
しかも、ただ大きいだけではありません。
内装はインダストリアル・デザイン(建築資材が剥き出しになっている。無骨だがクールなデザイン)で装飾されています。
入場チケットが搭乗券という粋な演出
(機体の下部にある入場口。ここで入場料120バーツを支払う)
(入場チケット。搭乗券のような見た目)
入り口で入場料120バーツを支払ったら、入場チケットを貰って入場します。
この入場チケットが搭乗券のようになっていて、テンションが上がります。
搭乗券に印字されている座席クラスはファーストクラス。いいね!ではレッツゴー。
外観からは想像できない洒落た内装
以前行ったチョンブリーの「コーヒー・ウォー・331ステーション」とは異なり、機内はお洒落に装飾されています。
まるで倉庫を改装したかのような「むき出し感」と「無機質感」。飾り気はありません。しかし、無骨で重厚感のある雰囲気が映えます。
カウンターは機内中央にあります。
入場の際にもらった搭乗券(入場券)120バーツを、カウンターでの飲み物・軽食購入代にあてられるシステムです。
メニューはコーヒー、スムージー、ココア、ジュースなどなど。いずれも120〜150バーツ程度。
入場料120バーツを超える飲み物の注文に関しては、差額のみを支払います。
飲み物を注文したら、ふかふかのソファーに座ってゆっくりとコーヒーブレイク。
オープン当初は入場に1時間待ちが発生していた人気カフェですが、2021年12月現在は比較的客足は落ち着いている模様。
筆者が訪れたのは平日だったこともあり、ゆっくりと機内を見学しながらコーヒーを楽しめました。
コックピットも見学できる
飛行機カフェのハイライトと言えばコックピットの見学。自由に立ち入れます。
コクピットがあるのは機首の2階。
ボーイング747シリーズって機首が2階建てになっているのですね。だから外から見るとコブのように見えるのか。
それにしても、いつ見ても飛行機のコックピットは迫力があります。
いやー、このレバーやらスイッチをピコピコと触りたい…!しかし、スイッチ等に触れるのは禁止されています。
ただ、コックピットの席に座っての写真撮影は可能です。機長になったつもりで是非一枚撮っておきましょう。
(その他にも様々な撮影スポットがある)
行き方
747カフェが位置するのは、スワンナプーム国際空港よりも東側。バンコク市内からは少々遠いです。
また、747カフェへ直接行く公共交通機関はタクシー以外に存在しません。
そのため、バンコク市内からはタクシーを利用するのがベター。
筆者はBTSオンヌットからグラブタクシーを利用してアクセスしました。
グラブタクシーの片道料金は200バーツでした。
バンコク市内の流しの運転手に「747カフェ」と言っても恐らく伝わらないかと思うので、アクセスにはグラブタクシーを利用するのがおすすめ。
グラブタクシーの登録方法、利用方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
営業時間
- 毎日10:00〜19:00
- 公式Facebookページ
タイ国際航空のケータリング。ファーストクラスのおもてなし
2軒目に紹介するのは、厳密にはカフェではありません。飛行機内をコンセプトにした社員食堂です。
2020年9月以降、経営破綻したタイ航空が再起の一環として、一般顧客を取り込むために本社の社員食堂を改装。
まるで機内にいるかのようなサービスと食事を堪能できるようにしました。
たかが社員食堂と思って侮ることなかれです。
スタッフは皆、お客さん一人一人にファーストクラス級の対応をしてくれます。写真撮影にも気軽に応じてくれるのも嬉しいところ。
こちらも面白い場所なので、写真映えスポットが好きな人なら一見の価値ありです。
タイ航空カフェの様子とシステム
まず入り口が面白い…!タラップになっています。搭乗する時のワクワクを感じながらカフェ内へ。
カフェ内に入ると、タイ航空の制服を着た美人CAさんがお出迎え。
カフェのシステムを英語で丁寧に説明してくれます。
カフェ利用のシステムは、以下エコノミークラス利用とビジネスクラス利用の二通り(ファーストクラス席もあるが、要予約)。
フードコート形式で、タイ料理やインド料理、洋食、中華等を1品ずつ注文できます。1品50〜220バーツ前後。
コース料理。サラダ、メインディッシュ、デザートを選び、ビジネスクラス席で食べます。料金は768バーツ。
エコノミー利用の場合、上写真のようなフードコート式カウンターで料理を注文します。
エコノミー席。タイ航空ではお馴染み、薄紫、濃い紫、黄色のシートが採用されています。
今回、筆者はせっかくなのでビジネスクラスを利用してみました。お腹が減っていたのもあり、コース料理でもがっつり食べようかなと。
以下、筆者が食べたビジネスクラスのコース料理を紹介します。
こちらがビジネスクラス席。エコノミークラス席とは異なり、テーブルクロスが掛けられています。ちょっと豪華。
ちなみに希望があれば、本当にタイ航空機内で使用されているビジネスクラスと同じシートに座って食事もできます。
以下は、ビジネスクラスのコース料理メニュー。
- サラダ
(ベジタブル&サーモンサラダ)もしくは(スパイシーサーモンサラダ)より選択 - メインディッシュ
(ウエスタン、アラビア、韓国料理、インド料理、タイ料理、中華)より選択 - デザート
(チョコレートケーキ、もしくはレモンラズベリーケーキ)より選択 - 飲み物
(コーヒーもしくは紅茶)
料理は正直言って普通かな
まあ、料理は正直言って普通です。と言うか、値段を考えるとその辺のレストランで食べる方が圧倒的に旨いです。
とは言え、このタイ航空カフェは料理の味よりも雰囲気を楽しむ場所。料理に過度は期待はしない方が良いです。
まずはバタフライピー入りのウェルカムドリンク。
ドリンクがなくなりかけると、すぐに美人CAさんが「おかわりを持ってきましょうか?」と聞きにきます。
対応がめちゃくちゃ丁寧で、本当に好感を持てます。さすがビジネスクラス。
こちらがサラダとメインディッシュ。機内食に少々ボリュームを持たせた感じですかね。
繰り返しになりますが、料理の味自体に過度な期待は禁物。高い割には普通です。
ボリュームがあるのでお腹一杯にはなりますが。
デザートも食べてお腹いっぱい。ごちそうさまでした。
写真スポットで記念撮影できる
(撮影用にパイロットの帽子があった)
カフェ内にはタイ航空にまつわる記念撮影スポットがいくつかあります。
CAさんに言えば写真を撮ってくれたり、CAさんと一緒に記念撮影できます。
行き方
タイ航空カフェの最寄り駅は、MRTパホンヨーティン(Phahon Yothin)です。
MRTからタイ航空カフェへの距離は徒歩約13分(距離約1.1km)。
筆者はMRTから徒歩でアクセスしました。徒歩13分ですが、そう遠くは感じませんでした。
タイ航空本社に到着したら、入り口にある地図に記載されている2番を目指しましょう。
(タイ航空本社の入り口)
2番の場所に行くと、カフェへと登るタラップが見えます。
営業時間
- 水木金 / 7:00〜14:00
- 土〜火は定休日
- 公式Facebookページ
ちょっと変わったコーヒータイム、ランチにどうぞ
2ヶ所とも面白い場所でした。
飛行機好き、写真映えする場所が好きな人、ちょっと変わったカフェに行きたい人にはおすすめです。
今回、筆者は一人で行きましたが、やはりこうした写真スポットは友人なり恋人、家族と行く方が面白いです。
是非、同行者と一緒に飛行機カフェを楽しんでみてはいかがでしょうか。
その他、バンコクのおすすめインスタ映えスポット、珍スポットについては、以下の記事を参考にどうぞ。
パタヤの近く、チョンブリーにある飛行機カフェについては、以下の記事を参考にどうぞ。パタヤ旅行の際には是非。