【厳選】バンコクのおすすめホテルガイド

チェンマイ旧市街で絶対に行くべき寺院。知っておくと楽しい歴史も紹介。

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ワットプラシンの仏塔

(ワットプラシンの仏塔)

チェンマイ旧市街とは、チェンマイ市街の中心にて、四方をお掘りと城壁で囲まれているエリアのことを指します。

チェンマイCityマップ

(チェンマイ市街の地図。旧市街は四角形に囲まれている)

街歩き中、お堀や城壁を見かけたら、旧市街に着いたことが即座に分かるでしょう。

チェンマイ旧市街を囲むお堀

(旧市街を囲むお堀)

チェンマイ旧市街の城壁

(城壁)

旧市街の見どころは、旧市街内に点在する数多くの寺院です。かつてチェンマイが、ランナータイ王国という独立国だった時代に建設されました。

いずれの寺院も、世界的に有名な建造物というわけではありませんが、古都チェンマイの風情を感じられます。

 

旧市街に点在する寺院の数は多いです。規模の小さい建物も含めると、ざっと40軒以上はあるのではないでしょうか。

ただ、必ずしも全ての寺院が、旅行者にとって心惹かれる見た目をしているわけではありません。

チェンマイの歴史に深い興味がない人からすれば、それはただの小さくて古いお寺にしか見えなかったり、失礼な言い方をすると、本堂の中に仏陀があるだけのタイではありがちなお寺も多いです。

 

滞在期間が長い人ならともかく、3泊〜4泊程度しか時間のない人が、旧市街にある寺院全てに足を運ぶ必要があるかと言われれば、そうでもないでしょう。

そこで、この記事では、歴史を知らずとも見た目のインパクトだけで感動できる寺院に焦点を当てて、旧市街の見どころを紹介していきます。

寺院以外の建造物や博物館などを含め、旧市街の観光名所全てを記載したMAPも載せているので、是非旧市街歩きの参考にして頂ければと思います。

旧市街の観光が楽しくなる簡単な歴史

3人の王像

(3人の王像。中央がランナータイ王朝を成立したマンラーイ王。右がスコータイ王国のラムカムヘーン王。左がパヤオ王国のカムムアン王)

タイが現在の形で国家を形成する以前、チェンマイ旧市街はランナータイ王国という独立した国家の首都でした。

上画像の中央に立つマンラーイ王は、ランナータイ王国を成立した国王です。

ランナータイ王国は、1296年に成立し、20世紀初頭にチャクリー王朝(現タイの王朝。現在の王はラーマ10世)の支配下に入るまでの間、衰退期もありましたが、東南アジアにおいて大きな覇権を築いていました。

ランナータイ王国の領土

(当時のランナータイ王国の構成。今日のチェンライ、ルアンパバーン/ラオス、チェントン/ミャンマー、シーサンパンナ/中国まで領土を広げた一大勢力だった)

 

チェンマイを歩いていると、チェンマイが多文化都市であることに気づきます。

色白で中国系の顔立ちをしている人をよく見かけますし、山岳民族の衣装を身にまとっている人も珍しくありません。

その理由は、ランナータイ王国時代、領土としていた場所の山岳民族や中国人、ミャンマー人などの様々な人種が移住・交流を繰り返していた名残であることを想像できます。

チェンマイ市街を歩く山岳民族

(山岳民族衣裳を着ている人達)

チェンマイ旧市街に点在する寺院の多くは、ランナータイ王国が始まった黎明期(14世紀頃)から、最も勢力を拡大していた繁栄期(15世紀頃)に建てられたものです。

各寺院は歴代の王が仏教保護のために建てたものであったり、また寺院の敷地の中にあるチェディーは王のお墓だったりします。

当時のランナータイ王国民にとっては、格式の高い寺院ばかりということですね。

そう考えると、一見ただのお寺にしか見えない建物でも、見学するにあたってロマンが感じられます。

 

大きな繁栄をもたらしたランナータイ王国でしたが、16世紀半ばからは衰退の一途をたどります。

1558年以降からは200年もの間、以前より争いのたえなかった隣国ビルマの属国となります。

1774年に、ビルマ人を追い出すことに成功します。その後、戦争の爪痕で廃墟と化したランナータイ王国は、都市の再生を図ります。

しかし、強い国力を失ってしまったランナータイ王国は、1899年にシャム(現在のバンコク)による統合を受けて、今日のタイにおける一都市となりました。

チェンマイ旧市街の地図

Google Mapの使い方
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  • ❶〜⓬ = おすすめの観光地
  • 緑色のアイコン = 時間があったら足を運びたい寺院
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  • 青色のMマーク = 博物館
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  • その他のアイコン = ナイトバザールなど。

チェンマイ旧市街おすすめの寺院

特に見応えがあるおすすめ寺院12軒を紹介しています。

❶ ターペー門(Thaphae Gate / ประตูท่าแพ)

ターペー門

チェンマイバイトバザール方面から、旧市街へ入る際の入り口となる門。

チェンマイナイトバザール周辺は、ツーリストエリアとなっています。旅行者が滞在しやすい環境です。

これからチェンマイを旅行する人の多くも、チェンマイナイトバザール周辺に宿を取るのではないでしょうか。

その場合、ターペー門が旧市街観光の起点となります。

 

ターペー門は、チェンマイ旧市街の過去の威厳を表すかのように、どっしりと構えています。

城郭都市である市街を防衛する目的で建設されました。

現在見られる門は、1986年に復元されたものです。当時はここから、人はもちろん馬車や象なども出入りしていたのかと思うと、まるで漫画の世界の光景に思えてロマンがあります。

ターペー門の前からワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーン(MAP上番号)までの通りは、日曜の夜になるとサンデーマーケットが開催されます。

サンデーナイトマーケット

(サンデーマーケットは、チェンマイの中でも特に盛り上がりを見せるナイトマーケット)

チェンマイ旅行に日曜を挟む人は、是非夜も訪れたい場所です。サンデーマーケットの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

 

ターペー門の目の前には、ホテル M チェンマイ (Hotel M Chiang Mai)<MAP上抹茶色の家マーク>という中級ホテルがあります。

ホテル M チェンマイ (Hotel M Chiang Mai)の外観

Hotel M Chiang Mai

(ホテル M チェンマイの客室)

ホテル M チェンマイでは自転車のレンタルを行っています。レンタル自転車は、旧市街はもちろん、チェンマイ市街全体を観光するのに便利です。

ホテルの宿泊料金は、シーズンにもよりますが1泊4,000円前後とリーズナブル。

チェンマイ観光の拠点におすすめです。

上記のホテル含め、チェンマイ観光に便利なホテルのまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。

❷ ワット・チェディ・ルアン(Wat Chedi Luang / วัดเจดีย์หลวง)

ワット チェディ ルアン(Wat Chedi Luang)の仏塔

ターペー門から徒歩10分程度の場所にある巨大な仏塔。

ランナータイ王朝の全盛期である1411年に建てられました。ランナータイ王朝の力強さを表しているかのように、旧市街のど真ん中に鎮座しています。

1545年に地震の被害を受け、仏塔の一部分は壊れましたが、1992年に日本政府の援助により修復されました。

仏塔に登ることはできませんが、外から見るだけでもその迫力が伝わります。

ワット チェディ ルアン(Wat Chedi Luang)本堂内

(本堂の中)

ワット チェディ ルアン(Wat Chedi Luang)境内にある仏堂

マンラーイ王によって建てられた境内左側にある仏堂も必見。中央には「サオ・インタキン(เสาอินทขิล)」と呼ばれる、市の守護神を祀るための柱が建てられています。

カラフルな色合いも必見。

開放時間と拝観料

❸ ワット インタキン サドゥムアン(Wat Inthakhin Sadue Muang  / วัดอินทขีลสะดือเมือง)

ワット インタキン サドゥムアン(Wat Inthakhin Sadue Muang)の本堂

上述したワット チェディルアンから徒歩5分程度の場所に位置する小さなお寺。

黒と金の荘厳そうごんな色合いのランナースタイル建築寺院が、塀もなしに道路にポツンと建っているためか存在感を放っています。

ワット インタキン サドゥムアンは、都の中心地に位置することから非常に重要で、大切な場所として考えられています。

もともとは、このワット インタキン サドゥムアンに、上述したワット チェディルアン内にあるサオ・インタキンが祀られていました。

そのため寺院名に「インタキン」という言葉が入っていますが、現在サオ・インタキアンはワットチェディルアンに移動されています。

ワット インタキン サドゥムアン(Wat Inthakhin Sadue Muang)の本堂内に安置されている仏像

(本堂の中には迫力ある白亜の大仏が安置されている)

パワースポットとしても非常に有名なお寺なので、旧市街観光地の際には絶対に立ち寄りたい場所。

小さいですが見応えがあり、個人的には大好きな寺院です。

開放時間と拝観料

❹ ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーン(Wat Phra Sing / วัดพระสิงห์)

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーンの本堂と仏塔

1345年に建てられた寺院。

外観の装飾が美しく、いかにも東南アジアの寺というようで金色に輝いている寺院です。まるで、バンコクのワットプラケオのよう。

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーン(Wat Phra Sing)

(本堂に安置されている巨大仏陀像)

ワットプラシンの個人的な見どころは、仏堂の横に安置された金色に輝く巨大な仏塔です。これらはナーガ(蛇神)が天に昇る姿をイメージして造られています。

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーンの仏塔

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーンの仏塔2

(金色に輝く仏塔の姿は圧巻)

また、境内のウィハーン(礼拝堂)の中も見応えがあります。

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーンの礼拝堂内

(礼拝堂内)

ワット プラシン・ウォーラ・マハーウィハーンは、旧市街にある寺院の中でも必ずと言っていいほどおすすめされている観光スポットです。

お寺に興味がない人でも、寺院の輝く外観と仏陀像には興味を惹かれるでしょう。

開放時間と拝観料

❺ ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong / วัดหมื่นเงินกอง)

ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong)の外観

上述したワット・プラシンから徒歩約5分の場所に位置する小さな寺院。

クーナー王の治世期(1339〜1373年ごろ)に財務官をしていたムーン・グン・コーンという人物が建てました。参拝すると「金運・財運が上がる」ということで有名です。

外観は(悪い言い方ですが)チェンマイにありがちな、ごく普通のお寺さん。木骨造の古い本堂が建っていますが、外観だけで言えば特徴はありません。

しかし、ワットムーングンコーンは、実は一部の日本人に大人気の寺院です。

その理由は、チェンマイを舞台にした邦画「プール(主演:伽奈)」のロケ地として知られているからです。

映画「プール」に登場したワットムーングンコーンの涅槃仏

ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong)の涅槃仏

ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong)の涅槃仏2

(映画のワンシーン。仏塔の涅槃仏が登場する。映画を見た筆者は生で涅槃仏を見て感動しました)

映画「プール」の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。

ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong)の仏塔

ワットムーングンコーン(Wat Muen Ngen Kong)の仏像

その他、境内には見応えのある仏塔や仏像が並んでいます。

プール映画ファンなら必見の寺院です。映画をまだ見ていない人は、是非一度映画を視聴して訪問してみましょう。

開放時間と拝観料

❻【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan / วัดศรีสุพรรณ)

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の仏堂

通称「銀の寺」と呼ばれる寺院。

世界初、仏堂(とその周りの仏陀やガネーシャ)全てが銀細工で造られているというタイ全土を見渡しても珍しい寺院です。

チェンマイ旧市街で最も人気。チェンマイに来たら必ず足を運ぶべきスポットと言えます。

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の仏陀1

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の銀細工

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)の本堂内

仏堂の装飾は非常にきめ細やか。また、全て銀細工で造られているため、光の下で輝く姿が幻想的です。

ワット・シー・スパンは1501年に建てられた古い寺院ですが、もともとはごく普通の寺院の姿を形をしていました。

銀細工を使用しての改装は、つい最近のことです。2004年にランナータイ王国時代からチェンマイ伝統工房の一つである銀細工の発足・発展のために開始されたとのこと。

【銀の寺】ワット・シー・スパン(Wat Sri Suphan)のガネーシャ

仏堂の周りには銀で出来たガネーシャもある。

残念ながら女性は仏堂の中には入れません。しかし、外側からだけでも見る価値のある寺院です。

チェンマイ旧市街散策の際は是非とも足を運んでみましょう。

開放時間と拝観料

❼ ワット・ウモーン(Wat Umong Mahathera Chan / วัดอุโมงค์)

ワット・ウモーン(Wat Umong Mahathera Chan)洞窟への入り口

ワット・ウモーン(Wat Umong Mahathera Chan)

ランナータイ王国を成立したマンラーイ王により、スリランカから来た僧侶が瞑想修行をできるようにと建てられた寺院です。

内部の作りは洞窟になっています。町の騒音を遮断し、集中して瞑想できるようにという想いで作ったのでしょう。

洞窟内の所々には、仏像が安置されています。

ワット・ウモーン(Wat Umong Mahathera Chan)の洞窟と仏像

ワット・ウモーンの仏像

内部はそこまで広くないので迷うことはありませんが、ちょっとした迷路のようになっているので散策を楽しめます。

静かでひんやりとした空気が漂う中、安置された仏像に祈りを捧げているタイ人を見ると神秘的に感じます。

開放時間と拝観料

❽ 三人の王像(Three King’s Monument / พระบรมราชานุสาวรีย์สามกษัตริย์)

3人の王像

中央にランナータイ王国を成立したマンラーイ王。右にスコータイ王国のラムカムヘーン王、左にパヤオ王国のカムムアン王が立っています。

ランナータイ王国が、正式に今日のチェンマイに置かれた1296年4月12日、マンラーイ王は隣国の王二人を呼び、お互いに敵対しないことを誓いあいました。そして、3人で都市計画を練り上げたとのことです。

この3人の王は盟友でした。

 

ここは3人の像が立っているだけなので、さして見どころがあるモニュメントでありません。

ただ、王像は旧市街の真ん中に近い位置にあるため、アクセスはしやすいです。

せっかく旧市街を観光するなら、ランナータイ国王の銅像を見に行ってみても良いかと思います。

開放時間と拝観料

❾ ワット・チェンマン(Wat Chiang Man / วัดเชียงมั่น)

ワット・チェンマン(Wat Chiang Man)の本堂と仏堂

ワット・チェンマンは、1296年にマンラーイ王がチェンマイを正式にランナータイ王国の都とした時、最初に建設した寺院です。チェンマイで最古の寺院と言われています

ワット・チェンマンの本堂は、かつて王の宮殿としても利用されていた格式高い寺院です。

ワット チェン・マン(Wat Chiang Man)の仏塔

なんと言っても目を引くのは上写真の仏塔(チェディ・チャーンローム / เจดีย์ช้างล้อม)です。15匹の漆喰の象が仏塔を支えている姿と、仏塔に生えたコケから感じる年季の入り具合が何とも神秘的です。

開放時間と拝観料

❿ ワット・クー・タオ(Wat Ku Tao / วัดกู่เต้า)

ワット・クー・タオ(Wat Ku Tao)

旧市街の北側、チャーン・プアク門から1.2kmの場所にある寺院。

旧市街から自転車で7分程度でアクセスできるので、旧市街観光と合わせて周りたいです。

ワット・クータオは、ランナータイ王国がビルマに占領されていた時代、当時の王国を統治していたプレーンノーン王の墓として建てられました。

上写真の仏塔は、修行僧の托鉢の鉢を表しているとのことです。中には仏像が安置されています。

タイでは中々みることのない変わった(まるでスイカみたいな)形の仏塔なので、是非見ておきたいです。

開放時間と拝観料

⓫ ワットスアン・ドーク(Wat Suan Dok / วัดสวนดอก)

ワットスアン・ドーク(Wat Suan Dok)

旧市街の西側、スアン・ドーク門から1.7kmの場所にある寺院。こちらも旧市街の外ですが、旧市街から自転車で8〜9分程度でアクセスできます。

敷地内には、歴代の王朝族代々の遺灰が納められている真っ白の墓塔が並んでいます。

真っ白な墓塔の間から覗く、黄金のチェディも美しい。

本堂の中にある青銅の仏像は、国内において1位2位を争う大きさとのこと。

開放時間と拝観料

⓬ ワット チェットヨート(WAT CHED YOD / วัดเจ็ดยอด)

ワット チェットヨート(WAT CHED YOD)の仏塔

ターペー門から車で約9分、距離約5km離れた場所に位置する大きな寺院。

寺院が位置しているのは旧市街内ではありませんが、ワット・チェット・ヨートはチェンマイ市街において非常に見応えがある寺院です。必ず見ておきたい。

寺院の特徴は、インド・ブッダガヤのマハーボディ寺院をモデルに建てた7基の尖塔。

ワット チェットヨート(WAT CHED YOD)の仏塔2

寺院名にある「チェット・ヨート」とは「7つの尖塔」を意味します。

チェンマイ市街に存在するお寺の中では珍しく、寺院と言うよりは遺跡のような雰囲気に近いです。

所どころ壊れかけてはますが、壁にある仏像や、壁面の装飾が非常に美しいです。

観光客が少なくて、とても静か。また、日本人の美意識に響くデザインです。

チェンマイ旅行中、必見のお寺と言えるでしょう。

開放時間と拝観料

チェンマイ旧市街での移動手段

旧市街の面積は、そこまで広いわけではありません。

チェンマイ旧市街を囲んでいるお堀の長さは、一辺1.5km〜1.8km程度です。

しかし、旧市街内の道は迷路のように入り組んでいます。暑い気候の中、徒歩で散策するのは少々無理があるでしょう。

そこで、旧市街は以下いずれかの方法で散策するのがベターです。

  • グラブを利用する
  • ソンテウを乗り継ぎもしくはチャーターする
  • 自転車をレンタルする
  • ツアーを利用する

グラブを利用する

配車したグラブ(Grab)タクシー

一番手取り早く、楽に移動できるのはグラブタクシーです。

上記で紹介した寺院の多くは距離が近い場所に位置していますが、中には⓬ ワット チェットヨート(WAT CHED YOD)のような、距離が離れている寺院も存在します。

こうした遠い寺院へのアクセスには、グラブタクシーが断然便利。

グラブであれば、スマホとインターネット環境さえあればいつでもタクシーを呼べます。

また、ソンテウ等と異なり、毎回料金の交渉をする必要がない(明朗会計)なのも楽。

チェンマイに限らずタイ旅行ではグラブをダウンロードしておくべきです。

グラブの使い方については、以下の記事を参考にどうぞ。

ソンテウを乗り継ぎもしくはチャーターする

チェンマイのソンテウ

チェンマイ旧市街を走るソンテウを乗り継ぎ、各寺院を回るという方法。ソンテウの利用料金は1ヶ所につき20バーツ〜50バーツくらいと見ておくとよいです。

また、数時間チャーターして数カ所を一台で回るのも可能です。その場合、料金は交渉制です。回る場所の多さにもよりますが、1日500バーツくらいを見ておけば良いかと思います。

ただし、例えば旧市街以外に、郊外などの観光地も一緒に回って欲しいとなると、1,000バーツくらいまで料金が上がる可能性もあります。

自転車をレンタルする

ホテル M チェンマイ レンタサイクル

チェンマイ市街には、レンタルサイクルショップも多々点在しています。

自転車のレンタル料金は、1日50バーツ程度とかなり安上がりなので、一番おすすめの方法です。

上記で紹介した観光スポットだけなら半日で回れます。

ツアーを利用する

3泊や4泊など、チェンマイの滞在期間が短い人は、ツアーを利用するのもおすすめです。

日本語ガイド付きなので、チェンマイの歴史を色々教えてもらえます。チェンマイの魅力を余すことなく堪能できるでしょう。

宿泊ホテルまでの送迎付きなので、移動も便利です。

ツアーで周る旧市街の寺院は、ワット・チェディルアン、ワット・プラシン、ワット・スアンドーク、三人の王像などを含めたの4ヶ所です。いずれも旧市街において特にインパクトのある4ヶ所なので、旧市街観光を満喫できるでしょう。

>>>チェンマイ旧市街寺院観光ツアー【日本語ガイド + ホテル送迎付き】

旅行プランと予算に合った方法で、旧市街観光を楽しんで頂ければと思います。

 

その他、チェンマイ旧市街の2寺院に加え、ドイステープ寺院や首長族の村も回る1日凝縮プランもあります。

>>>チェンマイ旧市街寺院 + ドイステープ寺院 + 首長族の村観光ツアー【日本語ガイド + ホテル送迎付き】

旧市街を含め、チェンマイにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。

チェンマイ散策中に立ち寄りたい!チェンマイの郷土料理「カオソーイ」のおすすめ店舗まとめ。

チェンマイのおすすめホテルまとめ。各エリアの特徴と、コスパが高いホテルを紹介しています。

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