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バックパッカーとして海外を渡り歩いている間はあまり考えないことですが、帰国日が近づいてくると嫌でも意識し始めることがあります。
それは、帰ったら何をするかということです。学生と違って、帰ったら仕事がないフリーターや脱サラした人達は、帰国後すぐに新しい仕事を探し始めるでしょう。
もちろん再就職を目指す人もいると思いますが、中には再度資金を貯めて、次はまだ足を踏み入れていない国に行くことを考える人も多いはず。
また、旅に魅了された人の中には、旅に関する何かを仕事にしたい、海外で働いてみたい、留学してみたいという人も少なくないでしょう。
人生の中で自由な時間は限られているのですから、自分がやりたいと思ったことはどんどん行動に移すべきです。
しかし、漠然と「旅に関する仕事」と言っても、どんな仕事があるかわからないという方は多いのではないでしょうか。
また、改めてお金を貯めるにしても、普通のアルバイトに就くのに抵抗がある人も多いでしょう。
これまで海外で刺激的な体験をしていたのに、突然、普通のアルバイトという現実に引き戻される。このギャップに慣れるのは中々苦労します。そのため、バイトを探す前からうんざりした気持ちを覚えても無理はありません。
そこで今回は、普通のバイトに就きたくないフリーターのバックパッカー達に「旅をしながらお金を稼げるバイト・旅に関するバイト」を探せるサイトを紹介します。
自身のワークライフバランスを考えた上で、楽しみながらお金を稼いでみてはいかがでしょうか。
日本のゲストハウスや海外でバイトする。バックパッカー専門の転職サイト「Brali Job」
「バックパッカー専門の転職サイト」と謳っている通り、日本各地のゲストハウスでの仕事を中心に紹介しているサイト。
行楽地のゲストハウスで住み込みで働けます。
バックパッカー経験者なら何度もゲストハウスに滞在したことがあると思うので、仕事のイメージはしやすいでしょう。
このバイトの良い点は、各仕事の”募集度合い”に記載されているようにバックパッカーを優遇しているところです。つまり、同僚はバックパッカー経験者が多いのです。
一緒に働く人達が自分と同じ趣味や志を持っているので、お互いに興味を持ちやすいし打ち解けるのが早いです。
また、待遇面にかんしても、バックパッカーの心情をよく理解してくれているゲストハウスでは、繁忙期以外の期間中に”Trip Off”なる旅行休暇を与えてくれます。
●休日・休暇
シフトによる。繁忙期でない時に年に一度TRIP OFFがとれます。
(2週間〜1ヶ月程度)
社会人経験のない人でも、現在日本で働ける仕事の中で、こうした長期の休暇が取れる職場というのが、ほぼ無いに等しいのは知っているかと思います。
長期休暇を活かして海外旅行をすることができる上、同じ趣味を持った人に囲まれた環境でお金を稼ぐことができるのです。
次回の旅の資金が貯まるまでの間、同僚達から外国の情報を仕入れながら次回の旅のルートを考えてみるのも面白いでしょう。
東南アジアで仕事ができる
Brali jobではマレーシアやフィリピンを中心に、台湾やタイなどの東南アジアでの仕事を募集しています。
バックパッカー経験者の中には、旅をきっかけに海外で働くことを視野に入れる人も少なくないでしょう。
実際、自分も何度かのバックパッカーを経験した後、現在はタイで働くことを目標にしています。
海外での刺激的な経験を日常のものにしたい。こう考える人であれば、いっそ海外で働きながらお金を貯めるという選択をとるのも多いにありです。
海外での仕事は、日本では絶対に得られない貴重な経験になります。
語学力が必要ない仕事もあるので、興味のある人は応募してみはいかがでしょうか。
Brali jobはこんな人におすすめ
- 国内外のバックパッカーが集うゲストハウスで働きたい
- 同じような趣味を持つ同僚達と働きたい
- 将来的には旅に関連することを仕事にしたい
- 長期間働く場合でも旅行休暇が欲しい
- 海外で働いてみたい
不満点
Brali Jobは、大手の求人広告会社に比べると、決して大きな会社とは言えないだけに不満点もあります。自分が実際にBrali Jobで仕事を探した時に不満に感じたことは以下2点です。
求人案件が少ない
まだまだ発展途上と言えるサイトなので、これから求人案件が増えていくことに期待したいですが、現時点では少ないと言わざるをえません。
実際、Brali Jobで東京のゲストハウスの仕事を探しても12件しかヒットしません(2023年3月現在)。
人によっては、待遇面に関して自分に合う仕事が見つからないことも珍しくないでしょう。これに関しては、これからに期待ですね。
求職者と広告主の間に担当者が入るわけではない
こうした住み込みのバイトといえば、リゾートバイトのように派遣会社の担当者が求職者と広告主の間に入り、就職までの流れを円滑に進めていくことを期待してしまいます。
しかし、Brali Jobは派遣会社ではなく、あくまで広告掲載を請け負っているだけです。
広告を掲載しているだけなので、実際に働くまでには自分で広告主とコンタクトをとって契約を結ばなければなりません。
これは、場合によってはデメリットになりえます。例えば、いざ働いてみると、待遇条件が違うこともあるかもしれません。
しかし、住み込みで働かせてもらっている以上、オーナーに「やっぱり仕事を辞めたい」とは言いにくいものです。
これが、求職者と広告主の間に派遣会社が入っている場合、まずは派遣会社の担当者に相談することもできますが、Brali Jobの場合は、間に入ってくれる人がいないのです。
こうしたケースに不安を覚える人であれば、次項で紹介する「リゾートバイトダイブ」で仕事を探すのがおすすめです。
バックパッカー、留学、ワーキングホリデーを支援してくれる。「リゾートバイトダイブ」
リゾートバイトといえば、夏や冬のシーズンのみ、沖縄や北海道のスキー場で住み込みで働く仕事だとイメージしている人も多いかと思います。
しかし、実際は一年中全国各地で募集をかけています。
リゾートバイトダイブの良い点は、全国のリゾートバイトの求人広告を扱っている上、派遣会社なので求職者と広告主の間に担当者が入ってくれるところです。
そのため、上でも述べたように、いざ働いてみて「思った環境と違っていた」「別の仕事に就きたい」と思った時に、担当者に気軽に相談することができるのです。
また、こだわり条件として、例えば「個室寮」や「周辺に観光地が多い」など、住み込み先の条件を細かく指定して仕事を探すことができます。
住み込みで働く以上、誰でも大なり小なり滞在する場所の環境にこだわりを持っているでしょう。自分の満足いく環境でお金を貯めるためには、こうした条件検索を利用して仕事を探せると本当に助かります。
派遣会社に色々と相談が可能なので、例えばある地域での仕事が満了期間に近づく前に、別の地域での仕事を事前に探してもらうことも可能です。
文字通り、旅をしながらお金を稼ぐことができます。
紹介している仕事は時給1,000円前後が多いので、住み込み寮で節約していけば月に10万〜15万円前後貯金することが可能です。
そのため、今後バックパッカーを再開するにしても留学をするにしても、短い期間で目標の金額を貯めることが可能です。
バックパッカー、ワーホリ、留学の支援プログラム
リゾートバイトダイブは、「漠然としているけど将来的には海外でなにかしたい」という人へのサポートも行っています。
例えば、「お金を貯めてヨーロッパを一周してみたい」「留学を経験してみたい」といった相談を受けてくれるカウンセラーが、では具体的にどのくらいの費用が必要かという案内をしてくれたり、実際に留学エージェントを紹介してくれます。
仕事の紹介から、その先の夢に対しての具体案までフルサポートしてくれる、まさにバックパッカーのためといってもいいくらい有難いサービスです。
(旅人を本気で求める企業を紹介する「旅人採用サービス」などの斬新なサービスもある)
>>>リゾートバイトダイブの留学・ワーキングホリデー・バックパッカーサポートのサービス詳細
通常のアルバイトでは「バックパッカーの費用を貯めるために働きにきました」とは中々言いにくいでしょう。
しかし、リゾートバイトダイブでは、働いてお金を貯めたあとの夢ありきで仕事に就くことができるのです。
今後もバックパッカーとして世界を周りたい人のみではなく、留学や海外進出を考えている人は登録しておくと良いでしょう。
自分も、リゾートバイトダイブで実際に東南アジアを周遊するための資金を貯めた経験があります。
参考
バックパッカーの費用・資金をリゾートバイトで貯める3つのメリットリゾートバイトのRI-LIFE
海外と何かしら繋がりを持って生きていきたい方は、是非利用してみてはいかがでしょうか。
リゾートバイトダイブはこんな人におすすめ
- 今は漠然としているけどお金を貯めて海外で何かをしたい
- 全国各地の施設で住み込みで旅をしながら働きたい
- 住み込みの寮や施設の条件にもこだわりたい
- 時給1,000円は欲しい
- お金を貯めたあとは、旅に出たり、留学、ワーホリを経験したい
その他にもリゾートバイトには、「月20万以上貯金できる会社」「無料で温泉に入れる求人が多い会社」など、様々な特徴を持った派遣会社が存在します。
リゾートバイトに興味がある人は、以下の記事も参考にどうぞ。筆者のリゾートバイト体験談です。おすすめの派遣会社も紹介しています。
リゾートバイトの仕事内容については、以下の記事を参考にどうぞ。
トラベルライターとしてお小遣いを稼ぐ
報酬はピンからキリ(生活費を稼げる人もいれば、お小遣い程度の人もいる)ですが、ライター業もバックパッカーにはおすすめ。
ライター業の執筆する内容は様々ですが、中にはバックパッカーとしての経験を活かせる「トラベルライター」も存在します。
ライター業の仕事は決して難しくありません。文章が打てれば誰でもできます。以下では特にバックパッカーにおすすめのライター業と、ジャンル関係の無しのライター業2種類を紹介します。
副業のような感覚でのぞむと良いでしょう。
旅好き大歓迎のトラベルライター
トラベルライターを募集している旅行メディアは数多く存在します。
しかし、ネックとなるのが応募条件と執筆料金の支払い制度。大手のメディアになればなるほど、例えば以下のようなバックパッカー上級者向けの条件を挙げています。
- 訪問国数が20ヶ国以上
- 半年間、週2日以上オフィスに出社できる
- 月に8本以上執筆できる
- 継続的な中長期の寄稿
など。ライター経験がない人や訪問国数が少ない人にとっては厳しい条件がほとんどです。
初心者がトラベルライターを目指すなら「itta.me」がおすすめ
もっとも初心者向けで気軽にトラベルライターとしてお小遣いを稼げるのは「itta.me」です。
>>> itta.me|思わず誰かを旅行に誘いたくなる旅のしおり
itta.meは有名なトラベルメディアでありながらも、ライター募集条件が比較的緩いです。初心者におすすめできます。
- 日頃からブログやSNS等で旅行情報を発信するのが好きな人
- 国内外問わず「旅行スポット」「旅行ハウツー」「グルメ情報」を発信できる人
- 自身が得意とする分野を好きに書いてOK
- 実際に行った場所を自身が撮影した写真で発信できる人
旅行好きでSNSアカウントさえ持っていれば、誰でもライターになれます。
また、他のメディアと異なり記事執筆に対しての条件「例えば○千文字以上は書く」などの厳しい条件がないのもポイント。
ライター未経験の人でも、始めようと思えばいつでも始められます。
報酬
報酬の計算方法については、itta.me独自の算出方法を用いているため、具体的に「何記事書けばいくら」といった記載はありません。
ただ、「記事公開直後のアクセス数ほど価値がある」と定められているため、TwitterやFacebook等の拡散力が強く、かつ記事リンクを貼れるSNSアカウントを持っていれば、よりアクセスを集めやすくなります。
興味がある人はitta.meのトラベルライターに応募してみてはいかがでしょうか。
その他、旅行ライターを募集しているメディアのまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。
参考
旅行ライターを募集している8つのWebメディアスラッシュワーカーズ
ジャンル関係なし。「クラウドワークス」で旅をしながらライターとして稼ぐ
クラウドワークスとは、記事執筆からロゴデザイン、翻訳、仕入れの手伝いなど、あらゆる業務委託を個人・法人問わず、インターネット上で発注・受注できるマッチングサイドです。
業務の内容自体は旅好きに限定しているわけではありません。旅とは全く関係のない仕事も多々あります。
しかし、クラウドワークスの凄いところは、パソコンさえあれば、世界のどこでも仕事を受注できる点。
そして、資格や能力がなくてもライティング業であれば文字さえ打てれば誰でも応募可能です。
また、上述したトラベルライターよりも全体的に記事執筆の単価が高いです。
トラベルライターと異なり、閲覧数によって報酬が上下するわけではなく、きちんと「1文字いくら」「○記事書けばいくら」と言った報酬額が定められています。
クラウドワークス歴が長いライターの中には、1ヶ月で20〜30万以上稼ぎ、筆者のようにタイに移住したという人も珍しくありません。ザラにいます。
ライター初心者であれば最初は記事を書くのに時間がかかるでしょうが、慣れてくれば1,500文字程度の記事であれば1〜2時間程度で書けるようになってきます。
旅をしながらパソコン一台でお金を稼ぎたい人におすすめの仕事です。
番外:とりあえず即給料が貰いたい人におすすめの日雇いサイト「ショットワークス」
>>>ショットワークス
ショットワークスは、上記で紹介した2サイトと違い、旅をしながら稼ぐバイトを紹介しているサイトではありません。
ごく普通の日雇いのバイトを探せる専門サイトです。
帰国後のバックパッカーが新しい仕事に就くまでの間、繋ぎとして「この日働いて、すぐに給料をもらいたい」と思った時に利用するのにおすすめです。
というのも、通常、こうした日雇いバイトというのは探すのが非常に苦労します。
なぜなら、日雇い専門のサイト自体が他に存在しないうえに、通常のアルバイト求人サイトでは日雇いバイトと短期バイトが混ざって検索結果に出てくるからです。
そのため、自分にあった条件の日雇いバイトを探すのは中々難しいです。
その点、ショットワークスは「今日働きたい」「明後日働きたい」という、日付をピンポイントで指定して探すことができます。
「1日だけ」「2,3日だけ」「4-7日だけ」といった短期間で絞り込みをしても数十のバイトが出てくるのはショットワークスだけでしょう。
また、バイトの種類の多さにしても、数あるバイト求人サイトの中ではトップクラスです。
給料が高いイベント系バイトや、比較的楽な倉庫内作業、コールセンターや、アンケートモニターなど人気の日雇いバイトはなんでもござれです。
また、サイト自体が非常に見やすく、希望のバイトをすぐに探せるので、使い勝手の良さも一番と言えるのではないでしょうか。
帰国後に「とりあえず少しは働いとくか」と思った時に利用してみてはいかかでしょうか。
まとめ
今回紹介したサイトをまとめると
- 日本のゲストハウスや海外でバックパッカー仲間と一緒に働きたい人は「Brali Job」
- お金を貯めたあとに留学やワーホリ、再度バックパッカーをしたい人。「海外と関わりたい」という夢を具現化するきっかけを求める人は「リゾートバイトダイブ」
- ライターとして旅をしながら稼ぐ「itta.me」「クラウドワークス」
- 帰国後にとりあえず繋ぎで働く人や即給料が欲しいひとは「ショットワークス」
ということでした。
今後も旅に関する何かをしたいというバックパッカーの方々は是非利用してみて下さい。
東南アジアでのバックパッカーを計画している人が知っておくべき、おすすめの周遊ルートや必需品のまとめ。
リゾートバイトで働くフリーターには、どんな人がいるのか?
リゾートバイトと組み合わせて、旅をしながら稼ぐ方法も紹介しています。