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パラディーリゾート(Paradee Resort)は、サメット島の入り口「ナダン港(Na Dan Pier)」から南へ約6.5kmの場所に位置するヴィラ・リゾートです。
このホテル、サメット島では一番高級かつ高額なホテル(1泊なんと60,000円前後)であるため、とても手が出せず「いつか泊まってみたい…」という願望を抱いたまま時だけが過ぎてしまっていました…。
しかし今回、やっと念願のパラディーリゾートに泊まる機会を頂けました!
もう本当にこのパラディリゾートは素晴らしすぎて…。こんな楽園のようなホテルがあったのかと感動したくらいです。
宿泊料金が高いのは確かですが、その他のホテルやリゾート滞在とは一線を画す、素晴らしい思い出になります。
今回の記事ではパラディーリゾートの魅力を余すことなくお伝えいたします。
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パラディーリゾート(Paradee Resort)
パラディーリゾートは客室数40のヴィラです。全ての客室がプライベートヴィラになっていて、緑あふれる広い敷地内に、可愛い茅葺屋根のアジアンテイストなヴィラが点在しています。
また、宿泊客(もしくはレストラン利用客)しか立ち入ることができない、完全なるプライベートビーチを有しているのも大きな特徴。
(雄大なプライベートビーチ)
また、敷地内にはレストラン、スパ、夕日が見られるサンセットエリア、巨大なインフィニティプール、フィットネスジムも設備されています。
加えてプライベートビーチではシュノーケリングやカヤックなども楽しめます。
ホテルの敷地から一歩も出らずにサメットの魅力を余すことなるく満喫できるのです。
そういうわけで、パラディーリゾートにはレンタルバイクはありませんし、ソンテウも待機していません。
実際、筆者達も2泊の滞在中はホテル敷地から一歩も出ませんでしたが、全く飽きることなく楽しく過ごせました。
チェックイン時に部屋で使うボティソープを選ぶ
チェックインしたら、滞在中に使用する石鹸を12種類の中から選べます。どれもいい香り!
筆者達は2泊滞在だったので、レモングラスとピーチ2つの石鹸を選びました。
もちろん滞在中に使い切ることはなかったので、2つともビニールに入れて持ち帰ります。せっかく高そうな石鹸を貰ったのですからね。家でしっかり使い切ります。
プライベートプール付き!ガーデンプール ヴィラ(Garden Pool Villa)
今回、筆者達が宿泊した部屋タイプはガーデンプール ヴィラ。なんとプライベートプールが設備されています。この部屋はめちゃくちゃ快適でした。
ヴィラの入り口。
ヴィラの敷地内。結構広いです。これだけ広い敷地をプライベートで使えるとは…。天国だ。
敷地内には緑が多く、そして日当たり抜群。プライベートプールは大人2人で入って遊べるくらいの広さ。
もうこれだけでも日頃の疲れが癒やされます。
広さ100平米!ゆったりしたバスタブが最高の客室
広さは100平米。入って正面にソファーがあり、小上がりスペースにベッド。そしてベッドルームから広いバスルームへと繋がっている構成。
ソファーがあるスペース。ウェルカムフルーツが置いてありました。日中はここでアフタヌーンティーを食べたり、ソファーに寝転がってゆったり過ごします。
それにしても広い。快適です。
バスタブも大人2人で入ってもスペースが余るくらい広々しています。
また、関心したのがタオルが各3種類、計6枚完備してあったこと。2枚はバスルーム用、2枚はプライベートビーチ用、2枚はプライベートプール用に使ってくださいとのこと。
凄すぎる。今まで沢山の高級リゾートに泊まってきたつもりの筆者ですが、ここまでゲスト想いのリゾートがあったとは。
洗面台。滞在中に必要なアメニティは全て完備しています。特になにかを持参する必要はありません。
歯ブラシ、綿棒、シャワーキャップ、サニタリーバッグ、コットンパッド、虫除けスプレーやボディーローションも完備。
最高に気持ちよかったのがシャワーブース。天井が半分開けていて、半屋外のような感じになっています。海で思い切り泳いだあと、温かいお湯で浴びるシャワーは快適でした。
ミニバーは結構高いの要注意!
パラディーリゾート周辺には、歩いていける範囲にコンビニはありません。そのため、ビールやジュースが飲みたくなったら注文するかミニバーを利用するのですが、このミニバーが高い高い…。
なんと缶のシンハビール1本180バーツもします。なのでビールやジュースはホテルへ行く前にあらかじめ買っておくことをおすすめします。
せこい考えかもしれませんが、さすがに缶ビール1本180バーツ(日本円で約720円)も払うのは気が引けます。
毎日アフタヌーンティーが無料
ミニバーは高いですが、一方でアフタヌーンティーは毎日無料で提供してもらえます。
従来の五つ星ホテルのアフタヌーンティーに比べると内容は豪華ではないものの、遊泳後にちょっと小腹が空いた時につまむ分には丁度良い量です。
アフタヌーンティーはフロントに電話したら部屋まで持ってきてくれます。是非利用しましょう。
美しいプラベートビーチを堪能する
パラディーリゾートには、「キュービーチ(Ao Kiew)」というプライベートビーチがあります。
このプライベートビーチは、宿泊者かレストラン利用者以外は立ち入ることができません(宿泊者以外が入ろうとすると入り口で止められる)。正真正銘のプライベートビーチです。
砂浜は常に係員が綺麗に清掃しているため、ゴミ一つ落ちていません。
そして言うまでもなく、海はとても綺麗!エメラルドグリーンの美しい海。さすがサメット島です。
これだけ広いビーチでありながら、宿泊者しか入れないため人が全然いないのもGOOD。サイケオビーチなどのメインビーチは人で溢れていますからね…。
泳ぎ疲れたら気分転換にビールをグイッと流し込みます。たまりません。
ただ、ビールも値段は高め…。リオビール小瓶が1本200バーツもします。
ビールは高いですが、パラディーリゾートのスタッフのホスピタリティは一流です。ビールを飲んだ後、サービスでアイスクリームを持ってきてくれました。
さすが高級リゾート。おもてなしの心がすごい。
シュノーケリングを楽しもう
ビーチには無料でレンタルできるマリンスポーツグッズがあります。シュノーケリング、カヤックを楽しめます。
巨大なインフィニティプールも楽しめる
プライベートビーチも素晴らしいですが、巨大なインフィニティプールでの遊泳も是非おすすめします。
そんじょそこらの五つ星ホテルより巨大なプールが設備されています。それでいてインフィニティなので眺めも抜群。
海に飽きたらプールへダイブ!水深が浅い子供用プールもあるので、子連れ旅行でも楽しめます。
18時からはサンセットを見ながらウェルカムドリンク
パラディーリゾートには、なんとサンセットが望めるビューポイントまで設備されています。もう言うことないくらい素敵です。
嬉しいことに、ウェルカムドリンクはビューポイントでサンセットを眺めながら飲めます。もちろんウェルカムドリンクのメニューにはカクテルもあり。
カクテルを飲みながら美しいサンセットを見て、サメット島の素晴らしさを心ゆくまで体感しましょう。
食事は併設のレストランで
朝食、ランチ、ディナーいずれも併設のレストランで食べます(食事を部屋に持ってきてもらうことも可能)。
上述したようにパラディーリゾートの周辺にはコンビニや他の飲食店が一切ないため、基本的に食事はリゾート内のレストランを利用することになるでしょう。
食事の料金は、やはり少々お高いですが、それだけに味は抜群。特に筆者はマッサマンカレーが気に入って2日連続で食べました。
メニューはタイ料理や欧風料理が中心。日本食はありません。しかし、いずれの料理も外国人が食べやすい味付け(辛くない)なので美味しいです。
料金は1品200〜380バーツほど。
こちらが筆者お気に入りのマッサマンカレー(Massaman Duck Comfit with Steamed Potato / 380バーツ)。ゴロゴロしたポテトや人参、そしてカモ肉が美味い…!病みつきになります。
何を食べるか迷った人は、是非マッサマンカレーをお試しあれ。
朝食と昼食は部屋に持ってきてもらいました。電話1本でいつでも部屋に運んできてくれるから楽です。
パラディーリゾートの施設レビューについてはこんな感じです。いかがでしょうか。
今までサメット島には6回以上行って、格安〜高級まで様々なホテルに泊まってきた筆者ですが、パラディーリゾートは絶対にサメット島で一番の非日常と最高のリゾート気分を満喫できるホテルだと断言できます。
そのくらい素晴らしいホテルでした。
パラディーリゾートへの行き方【無料のスピードボート送迎あり】
バンコクからパラディーリゾートへ行く方法は以下のとおりです。
- バンコクのエカマイバスターミナルからバンペー港行きのバスに乗る
- バンペー港から「ジャデット港(英:Jadet Pier / タイ語:ท่าเรือจเด็จ)」へ
(徒歩10分もしくはタクシーで40バーツ) - ジャデット港から無料の送迎スピードボートに乗る
1、バンコクのエカマイバスターミナルからバンペー港行きのバスに乗る
(エカマイバスターミナル)
まずはサメット島行きの船が出るバンペー港へ行きます。バンペー港へは、バンコク・エカマイバスターミナルから200バーツのマイクロバスに乗ってアクセスできます。
バンペー港行きのバスチケットは、バスターミナル内の12番窓口で購入できます。
詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
2、バンペー港からジャデット港へ
ジャデット港は、パラディーリゾート宿泊者専用のスピードボート乗り場です。宿泊者はジャデット港からスピードボートに乗り、リゾート内の船着場へと直接アクセスできます。
以下はジャデット港の場所
エカマイからのバス到着場所であるバンペー港からの距離は、徒歩約10分。スーツケースを持って歩くには少々遠い距離なので、タクシーを利用しましょう。
(バンペー港周辺にいるタクシー。ジャデット港へは40バーツ程度で行ってくれる)
3、ジャデット港から無料の送迎スピードボートに乗る
ジャデット港。エアコンが効いた建物内でスピードボート送迎を待ちます。待っている間にチェックイン手続きを済ませられるので便利。パラディーリゾートに到着したら、すぐに部屋に案内してもらえます。
ジャデット港には宿泊者が無料で停められる駐車場があります。なので車でのアクセスも可能です。
スピードボート。このスピードボートは作りがしっかりしているのか、揺れが全くありません。乗り物酔いしやすい人でも酔い止めは不要でしょう。そのくらいスムーズに進みます。
スピードボートに乗ったら、約15分でパラディーリゾートに到着します。
スピードボートの出航時間は14:00と17:00の2便のみ!
スピードボートは毎日14:00と17:00の2便のみ出航しています。これを逃すとバンペー港から自力でサメット島へ行き、さらにサメット島入り口からソンテウに乗ってパラディーリゾートまでアクセスしなければいけないので要注意。
パラディーリゾート予約後、以下のようなスピードボート案内のPDFが届きます。必ず確認して間に合うように行きましょう。
ホスピタリティも100点満点。最高のリゾートだった
パラディーリゾートは、施設自体が素晴らしいのはもちろんですが、それ以上に従業員のホスピタリティも100点満点だと感じられるホテルでした。
例えば清掃。プール横にあるトイレは常に綺麗。いつもゴミ一つ落ちてない(離島のリゾートなのに虫の死骸一つない)ほど清掃が行き届いていて、常にトイレットペーパーは三角折りの状態。
また、部屋の清掃を頼めば、部屋内が綺麗になっているのはもちろん、プライベートプールですら枯葉一枚落ちてない状態にまで清掃してくれます。
そして、昼食や朝食を部屋に持ってくるよう頼んださい、もし少しでも時間がかかりそうであれば「時間がかかりそうなので少々お待ち頂けますか?」という旨の連絡をわざわざ入れてくれます(タイだと五つ星でもそこまで気を使った対応をしてくれるホテルは中々ない)。
最後に帰る際は、従業員が桟橋に並び、スピードボートが見えなくなるまで手を振ってお見送りをしてくれました。
日本の高級ホテルも顔負けのおもてなしです。
こうしたスタッフの素晴らしいホスピタリティもあったからこそ、非日常で素晴らしい滞在を体験できたのだと思います。
是非、特別なサメット島旅行にはパラディーリゾートを滞在先に選んでみてはいかがでしょうか。素晴らしい思い出になりますよ。
パラディーリゾートがちょっと高い…と思った人は、同じ系列のホテル「ル・ビマーンコテージ」がおすすめです。同じ系列だけあってホスピタリティも施設も一流。サメット島で2番目に素晴らしいホテルです。
その他、サメット島にある全てのおすすめホテルについては、以下の記事を参考にどうぞ。格安〜高級までエリアごとにコスパの高いホテルを厳選して紹介しています。
サメット島のおすすめビーチ、絶景ビューポイントなどについては、以下の記事を参考にどうぞ。
タイの秘境まとめ!秘密の島やビーチ、絶景スポット、少数民族の村など心踊る秘境を紹介。