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バンコクには日本式の銭湯が複数ヶ所存在します。
年中暑い南国で銭湯とは、これいかがなものかと思いますが、入ってみると中々癖になります。
また、銭湯は時間潰しに最適です。
タイの銭湯は日本と異なり、タトゥーが入っていても入浴できます。
観光の合間や、帰国便までの待ち時間、ホテルチェックインまでの待ち時間などに利用してみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、バンコクに存在する7ヶ所の銭湯をおすすめ順に紹介していきます。
バンコクの銭湯
以下は、この記事で紹介する銭湯の場所を記した地図。
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- 番号1〜7 = 銭湯
各銭湯の概要
銭湯によって、料金やスパメニュー有無が異なります。
以下で最寄駅も含めて概要を記載しているので参考にどうぞ。
入浴料 (バーツ) | 最寄駅 (BTS) | スパ メニュー | |
❶ パンピューリ ウェルネス | 750 | チットロム (Chit Lom) | 有 |
❷ 湯の森 温泉 | 550 | プロンポン (Phrom Phong) | 有 |
❸ レッツ リラックス 温泉 & スパ | 700 | トンロー (Thong Lo) | 有 |
❹ 貸切温泉 アンド スパ | 700 (45分) | トンロー (Thong Lo) | 有 |
❺ 有馬温泉 (男湯のみ) | 500 | サラデーン (Sala Daeng) | 有 |
❻ 柏屋旅館 | 200 | プロンポン (Phrom Phong) | 無 |
❼ ディーゼン オンセン アンド スパ | 550 | 周辺に駅なし | 有 |
全ての銭湯の入浴料金は、バスタオルと館内着利用も含めたセット料金です。
そのため、手ぶらで行って大丈夫です。
また、全ての銭湯に鍵付きのロッカーが設備されています。
❶ パンピューリ ウェルネス(PAÑPURI WELLNESS)
タイ発の高級スパブランド「パンピューリ」が展開する温泉。
2018年の8月頃にオープンした施設です。この記事で紹介する銭湯・温泉の中では比較的新しいです。
パンピューリ ウェルネスの主な特徴は、以下の4点。
- アメニティが全てパンピューリ
- 浴場からの景色が素晴らしい
- BTSチットロムに直結している
- 施設全体が高級感のある造り
個人的には、バンコクで最もおすすめの温泉です。
今回紹介する銭湯・温泉の中では一番入浴料金は高いですが(1人750バーツ)、それだけに満足度も一番高い場所でした。
BTS直結でアクセス利便性が良いもGood。
素晴らしい景色。草津温泉やニセコ温泉、足湯もあってリラックスできる
入って驚いたのは、景色が良かったこと。
パンピューリ ウェルネスはゲイソンタワー(Gayson Tower)という施設の12階に入居しています。
また、写真の通り浴槽の窓(恐らくマジックミラー。外から中は見えない)が壁一面に嵌め込まれているので、浴槽に浸かりながら景色が望めます。
男湯からは、向かいに建っているセントラルワールドや南側のラチャダムリ駅の方までバッチリ見えました。
普通、温泉の景色と言えば庭園ですが、大都会のビル群を眺めながら浸かるのも新鮮味があって良かったです。
マジックミラーなので、日が暮れるとカーテンを閉める仕様になっている可能性あり。
温泉の種類は、「草津の湯」「ニセコの湯」「炭酸泉」など。
サウナや水風呂、足湯もあって長い時間くつろげます。
そして、アメニティは全てパンピューリ。いやあ、高級スパブランドを無料で使い放題とは、贅沢な気分です。
サッパリしました。
浴槽に浸かった後は、休憩室でマッタリ。
ベッド脇にコンセントがあるので、スマホを充電しながら寛げます。
ウトウトしてしまうほど気持ちの良い時間です。最高にリラックスできました。
(オーガニックカフェも併設されている)
入浴料金とスパメニュー
入浴料金は1人750バーツです。6歳〜16歳は子供料金で450バーツ。
その他、温泉とのセットスパメニューは以下の通り。
パッケージメニュー | ||
温泉+ タイマッサージ | 60分 | 1,900バーツ |
温泉+ フットマッサージ | 60分 | 1,800バーツ |
温泉+ アカスリ | 30分 | 1,500バーツ |
温泉+ デトックス ハーバル コンプレス マッサージ | 90分 | 3,800バーツ |
詳細は公式サイト(英語)も参考にどうぞ。
パンピューリ ウェルネスへの行き方
パンピューリ ウェルネスはゲイソンタワーという施設の12階に入居しています。
ゲイソンタワーはBTSチットロム(Chit Lom)の6番出口付近の高架道から繋がっているので、アクセスは楽です。
まず、BTS チットロムの1番・6番出口方面を出ます。
そのまま、150mほど高架道を直進して、右手に見えるゲイソン ショッピングセンター(Gaysorn Shopping Centre)に入ります。
ショッピングセンターへ入った後、中央の吹き抜けを左手に見ながら直進。
奥に隣接されているゲイソンタワーへ入ります。
ゲイソンタワーに入ったら、エレベーターで12階へ上がりましょう。
エレベーターを出て目の前に受付があります。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日10:00〜23:00
- GoogleMapで場所を確認する
❷ 湯の森 温泉 アンド スパ(YUNOMORI ONSEN SPA)
BTSプロンポン(Phrom phong)より距離約1.2km、徒歩約15分の場所にある純和風の温泉施設。
「病に効く」とのことで有名なカンチャナブリーの「ワンカナイ寺院」境内に沸く天然温泉を直送して使用しているとのこと。
炭酸温泉や露天風呂、ジェットバス、サウナ等も完備。
充実した施設を完備していながら、入浴料金が550バーツでそこまで高くないのも魅力です。
これで駅近だったら間違いなくナンバーワン。
コスパ重視で選ぶなら、間違いなく湯の森温泉一択です。
昔ながらの落ち着く温泉
浴場の雰囲気は、シンプルかつ昔ながらの健康ランドと言ったところ。
湯の森は2012年にオープンした施設ですが、老朽化などは感じられず、施設全体が清潔です。
和風の雰囲気の中、のんびりできます。
個人的にとても好きなのが、中庭の雰囲気。
和風の施設って、どうしてこうも落ち着くのでしょうか。
サッパリした後、レンタルの館内着を着て、中庭でコーヒーでも飲みながら涼みます。
ちゃんと日本の温泉同様に、牛乳やコーヒー牛乳も売られています。
入浴料金とスパメニュー
入浴料金は1人550バーツです。
子供(3歳〜15歳)とシニア(65歳以上)は250バーツ。
温泉とセットのスパメニューは以下の通り。
パッケージメニュー | ||
温泉+ 各マッサージ | 60分 | 850バーツ |
温泉+ 各マッサージ+ ハーバル・コンプレス | 60分 | 1,450バーツ |
温泉+ 小顔矯正マッサージ | 90分 | 3,090バーツ |
温泉+ ディープ リラクゼーション | 90分 | 1,550バーツ |
その他、全てのメニューについては、公式サイト(日本語)を参考にどうぞ。
湯の森温泉への行き方
湯の森温泉は最寄り駅BTSプロンポンから徒歩でのアクセスは厳しいため、バイクタクシーを利用するのがベター。
バイクタクシーなら片道20バーツでアクセスできます。
メータータクシーでも40バーツ程度です。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日9:00〜0:00
- GoogleMapで確認する
サトーンにも湯の森がオープン
2020年7月17日、BTSチョンノンシー(ChongNonsi)目の前にて、湯の森サトーン店がオープンしました。
プロンポン店同様に、くつろげる和風の雰囲気はそのまま。
何より駅近(BTSから徒歩8分程度)という好立地であることから話題を呼び、すでにバンコクの在住者で通っている人が多々存在します。
入浴料金は上述したプロンポンの湯の森同様に550バーツ。もちろん、スパやマッサージメニューもあり。
>>>【メニュー】湯の森温泉サトーン店の公式サイト(日本語)
立地的にBTSチョンノンシーの方が都合が良いという人は、是非こちらへ。
- 場所 / GoogleMapで正確な場所を確認する
- 営業時間 / 毎日9:00〜0:00まで
❸ レッツ リラックス 温泉 アンド スパ(Let’s Relax Onsen and Spa)
スクンビット ソイ55(通称:ソイ トンロー)に位置するグランデセンターポイントスクンビット55 トンローという五つ星ホテルの5階に併設されている温泉施設。
ホテル宿泊者以外でも温泉施設の利用が可能です。
周辺は日本人居住区なだけあって、日本人の利用者はかなり多いです。また、評価が高い。
周辺には日本食が多いため、個人的には温泉でサッパリした後に周辺の日本食居酒屋でグイッとビールを飲むのが好きです。
最寄りのBTS トンローからは約1.5kmあるため、徒歩でのアクセスは厳しいでしょう。
タクシーもしくは、後述するホテル専用のシャトルバス等を利用するのがおすすめ。
5種類の温泉
レッツ リラックス 温泉 アンド スパでは、以下5種類の温泉を楽しめます。
- 下呂の湯
- シルク風呂
- 炭酸風呂
- マッサージ風呂
- 水風呂
風呂温度は、水風呂を除いて、ぬるい風呂で36℃〜熱い風呂で42℃前後。
丁度良い湯加減。
ジェットバスの周りに竹フェンスがあったり、休憩室が畳張りになっていたり、「和」を感じさせる造りなのが特徴です。
落ち着きます。特に休憩室の畳の香りは、やはり日本人には嬉しいです。
入浴料金とスパメニュー
料金は1人700バーツです(12歳以下は入浴不可なので要注意)。
温泉とセットのスパメニューは以下の通り。
パッケージメニュー | ||
温泉+ タイマッサージ | 60分 | 1,150バーツ |
温泉+ タイマッサージ | 120分 | 1,550バーツ |
温泉+ フットマッサージ | 60分 | 1,150バーツ |
温泉+ アロマオイルマッサージ | 60分 | 1,750バーツ |
温泉+ アロマオイル+ ボディースクラブ | 120分 | 2,850バーツ |
温泉+ フェイシャルリフレクション | 60分 | 1,750バーツ |
タイマッサージとのセットはおすすめ。
最初に紹介したパンピューリ ウェルネスの1,900バーツに比べると、とても安いです。
温泉後のマッサージは本当に気持ち良いですよ。
メニュー詳細は、公式サイト(日本語)も参考にどうぞ。
レッツ リラックス 温泉 アンド スパへの行き方
BTSトンローから徒歩でのアクセスはやや疲れる(徒歩15分くらい)ので、BTSからタクシーを利用するのがベター。
メータータクシーで40バーツ前後でアクセスできます。
もしくは、7:10〜21:50であれば、BTSトンロー近くのセブンイレブン前より無料の送迎トゥクトゥクを利用できます(20分に1本)。
(送迎トゥクトゥク乗り場の場所)
無料送迎のトゥクトゥク。車体に「Centre Point」と書かれています。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日10:00〜0:00まで
- GoogleMapで場所を確認する
パタヤのレッツリラックス 温泉が凄い!
行ってきました!パタヤに新しくできた温泉「Let’s Relax」。5種類くらいの温泉があるのはバンコクと一緒ですが、ここは湯船からパタヤビーチを一望できるのが爽快すぎる。パタヤサインまで見えます。室内0度の冷却ルームなどもあり他の温泉施設より充実していました。
パタヤで温泉ならここ一択ですね pic.twitter.com/CdsiYsKGzm— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) December 4, 2023
パタヤのターミナル21近くにもレッツリラックス温泉スパが開業しました。こちらはなんと、湯船からパタヤビーチが見渡せるという素晴らしい仕様。
さらに、クールルームや岩盤浴といった、バンコクのスパ銭にはない豪華施設も満載。パタヤに行ったら、是非レッツリラックス温泉でまったりしましょう。
詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
❹ 貸切温泉 アンド スパ(Kashikiri Soda Onsen And Spa)
BTS トンローから距離約900m、徒歩約11分の場所に位置する銭湯。
名前の通り「貸切」で湯船に浸かれるのが特徴。
各浴場は1人〜2人用の個室になっていて、プライベート空間で湯船を楽しめます。
入浴に45分の時間制限がありますが、誰にも邪魔されない空間でリラックスしたい人にはおすすめ。
施設全体が和風なのも良い。
完全個室の檜風呂
各個室には上写真の様な檜風呂が設置されています。写真は1人用の風呂。
個室内にはエアコンや無料のボトルウォーターも完備してあって、居心地は良いです。
二人用の風呂は、一人用檜風呂がある部屋2つを連結させた部屋と、二人用の大きな檜風呂を設置してある部屋の二種類存在します。
(二人用の風呂。)
二人用風呂は異性と入浴することも可能です。
カップルで楽しみたい方もどうぞ。
入浴後にはデザートのサービスもあり。
入浴料金とスパメニュー
入浴料金は1人700バーツ(45分)です。
月曜日〜木曜日の9:30〜15:00であれば入浴料金1人550バーツのプロモーションあり。
また、隣接しているホテル「繭バンコク(MAYU Bangkok Japanese Style Hotel)」の宿泊者は入浴料金10%OFFになります。
トンローにある日本を再現した旅館「Mayu japanese style hotel」に
日本好きだけど行ったことないタイ人と宿泊しましたこの旅館、まだ開業して3ヶ月なので綺麗です
部屋の中に温泉風の風呂があるのが最高
朝食は豪華タイ人は、浴衣を着たらテンション上がってました
ウケはまあまあ良かったです pic.twitter.com/4lTnyJtuQ2? ri-@タイ一択 (@AsiaThailand208) 2019年2月23日
日本の旅館を再現している面白いホテルです。
ホテルの宿泊レポートは以下よりどうぞ。
⇒繭バンコク。日本を再現した旅館がトンローにオープン!
その他、温泉とのセットスパメニューは以下の通り。
パッケージメニュー | ||
温泉+ アロマオイル+ タイマッサージ | 60分 | 3,400バーツ |
温泉+ 指圧マッサージ+ フェイシャル トリートメント | ・75分 ・30分 | 3,200バーツ |
温泉+ 頭・肩マッサージ | 30分 | 1,150バーツ |
温泉+ アロマホットオイル マッサージ | 120分 | 3,200バーツ |
その他のメニューは公式サイト(英語)も参考にどうぞ。
行き方
最寄り駅BTSトンローからは900mなので、ギリギリ歩いて行ける距離かとは思います。
まず、BTSトンローの2番出口方面へ。
連結通路を渡り、右手の階段を降りた後、100mほど直進。
右手に見えるSoi51の通りを右折します。
Soi51を右折後、突き当たりまでひたすら直進。
突き当たりを左折して、70mほど進むと右手に入り口が見えます。
BTSトンローからバイクタクシー(モタサイ)でアクセスする場合の運賃は20バーツです。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日10:00〜22:00
- GoogleMapで場所を確認する
❺ 有馬温泉(男湯のみ)
BTSサラデーンから距離約400m、徒歩約5分の場所に位置する昔ながらの銭湯。
タニヤ通りに近いため、タニヤへ飲みに行く前にサッパリしたい時に利用しています。
残念ながら男湯のみ。女性は入浴不可です(マッサージのみの利用は可)。
とても小ぢんまりとしている銭湯ですが、サウナも利用できて500バーツは安いです。
浴場の様子
2人〜3人用の浴槽が3槽あるだけの小さな浴場です。
無料で使える歯ブラシや髭剃りあり。
一応、テレビが設置されていますが、残念ながら日本語番組は流れていませんでした。
地味に嬉しかったのがサウナルームで日本語の漫画を読めたこと。
この記事で紹介した全ての銭湯は、日本の銭湯みたくテレビが付いていません。なので、漫画を読めるだけありがたいです。
入浴料金とスパメニュー
入浴料金は1人500バーツです。
温泉とセットというわけではありませんが、以下のようなマッサージを入浴後に受けられます。
パッケージメニュー | ||
タイマッサージ | 60分 | 350バーツ |
ヘッドマッサージ | 60分 | 350バーツ |
オイルマッサージ | 60分 | 700バーツ |
耳掃除 | 1回 | 350バーツ |
詳細は、公式HP(日本語)も参考にどうぞ。
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日9:00〜01:00
- GoogleMapで場所を確認する
❻ 柏屋旅館タイホテル
最後に紹介するのは、BTSプロンポンより距離約400m、徒歩約5分の場所にある小さな旅館「柏屋旅館タイホテル」に設備されている大浴場です。
宿泊者以外の利用も可能で、入浴料金は200バーツ。
ただし、浴場は小さいです。宿泊者以外がわざわざ入りに行く価値があるかと言えば、そうでもないでしょう。
そういうわけで、この記事では最後に紹介しています。
シャワーブース3つだけの小さな浴場
浴槽も小さいです。3人くらいは入れるでしょうが、3人もいたら他人が気になる程度。
利用者は少ないので、誰もいなければラッキーです。
更衣室には歯ブラシや髭剃り完備。
自分が入浴した時は他に利用者がいなかったので良かったです。
入浴後は旅館ロビーでのんびりできます。
日本語の漫画本が充実していました。
入浴料金
入浴料金は1人200バーツです。
マッサージメニューは存在しません。完全に入浴のみです。
柏屋旅館タイホテルへの行き方
最寄り駅のBTS プロンポンからアクセスする場合、まず駅の4番出口を降ります。
4番出口の階段を降りたら、即Uターン
Uターン後、100mほど直進すると、右手にSoi26の通りと看板が見つかります。
(Soi26の看板を右折)
Soi26の看板を右折後、約150m直進すると、右手に「ドリームヘブンマッサージ」という店が見えます。
この店が目印。
(ドリームヘブンマッサージ)
ドリームヘブンマッサージの手前を右折します。
右折すると、日本語の看板を掲げる飲食店やマッサージ店が並ぶ小道に入ります。
小道を突き当たりまで直進しましょう。右手に柏屋旅館タイホテルがあります。
旅館の入り口
営業時間と場所
- 営業時間 / 毎日17:00〜24:00まで
- GoogleMapで場所を確認する
❼ ディーゼン オンセン アンド スパ(Dzen Onsen and Spa)
最後に紹介するのは、2019年10月に開業したDzen Onsen and Spa。
和風かつ高級感漂う外観と内装が素晴らしく、施設内容だけで言えばバンコクナンバーワンの温泉と言っても過言ではありません。
早速行ってきました「Dzen Onsen & Spa」
和風の高級感ある温泉で、思った通り雰囲気めちゃくちゃ良い
湯の森に似てるっちゃ似てる温泉・泡風呂・ジェットバス・檜風呂・サウナは3種類
入浴料は550バーツ
オプションでマッサージもあり去年の10月にオープンしたばかり
これで場所が良ければなあ pic.twitter.com/NqdljGNOoC
? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) February 17, 2020
敷地内には綺麗に手入れされた日本庭園風の中庭があり(鹿威しまである)、温泉入り口には枯山水まで設置されているという拘りよう。
「ふーん、和風の温泉ねえ、どんなもんだか。どれどれ…?」と、そこまで大きな期待をせずに足を運んだ筆者ですが、びっくり仰天。
かなり本格的。「和風モダン」という言葉がしっくりと来る温泉施設です。
エントランスロビー
最初に甘いグリーンティーと冷たいおしぼりを出してくれました。
ローカルな場所に位置している温泉ですが、スタッフはきちんと英語が通じます。そして、外観の高級感と並存して、対応も高級ホテル並みに丁寧。
この時点で「いや〜、良い場所に来た」と確信を得ました。
4種類の温泉と3種類のサウナを堪能
体育館のような広い浴場(広さ625平方メートル)には全4種類の温泉+水風呂が設置されています。
- 通常の温泉
- 檜風呂
- バブルバス
- ジェットバス
- 水風呂
ちなみに、Dzen Onsen and Spaも上述した湯の森温泉同様に、カンチャナブリーにあるワンカナイ寺院境内に沸く天然温泉を直送して利用しています。
どうりで、入浴した後は心地よい火照り具合を感じられたわけです。
肌もスベスベ。良い湯でした。
浴場内にも観賞用の植物が設置されています。いやあ、本当に癒される温泉です。
入浴後はカフェ・マッサージ・リッラクスルームでのんびり
入浴後は、無料レンタルできる甚平を着用して、
- カフェ
- リラクゼーションスペース
- マッサージ(有料。料金は後述)
で、火照った体が冷めるまで、のんびりと過ごせます。
カフェ。中庭が見えて雰囲気良い。ちなみにカフェの裏には喫煙所もあり。
リラクゼーションスペース。横になってスマホを見ていると、ウトウトします。
入浴後はマッサージのオプションを付けるのがおすすめ。
筆者は普段マッサージ中に寝ることはないのですが、この時ばかりは気持ち良すぎて寝落ちしてしまいました。
入浴料金
入浴料金は1人550バーツです。
入浴後のマッサージを組み合わせたパッケージメニューは以下の通り。
パッケージメニュー | |
温泉 + 足マッサージ | 1,050バーツ |
温泉 + 頭・背中マッサージ | 1,150バーツ |
温泉 + タイマッサージ (2時間) | 1,550バーツ |
温泉 + アロママッサージ (90分) | 2,150バーツ |
ちょっと料金は高いですが、料金以上の満足度を得られる素晴らしい温泉施設でした。
行き方【残念ながら立地が悪い】
残念ながらディーゼン オンセン アンド スパの立地はあまりにも悪いです。
冒頭のGoogle Mapに記しているように、ディーゼン オンセン アンド スパ周辺にはBTS・MRTが存在しません。
それどころか、多くの旅行者が滞在するバンコク中心部からは、あまりにも距離が離れています。
そのため、短期滞在の旅行者はわざわざ行く必要はないでしょう。上述した6ヶ所の温泉の方がアクセスが楽です。
どちらかと言えば、バンコク在住者向け。
筆者はディーゼン オンセン アンド スパまでBTSサラデーン(Sala Daeng)からタクシーで向かいましたが、高速道路料を含め、アクセスするだけで片道200バーツかかりました。
そのくらい遠いです。
ディーゼン オンセン アンド スパ近くで目印となる建物は「セントラル プラザ ラマ2(CentralPlaza Rama II)」という商業施設です。
セントラル プラザ ラマⅡであれば、大抵のタクシー運転手は場所を知っています。
ディーゼン オンセン アンド スパまでは徒歩約14分。
個人的には許容範囲なので徒歩で行きましたが、歩くのが面倒な人は、セントラル プラザ ラマⅡ周辺でモーターサイ(バイクタクシー)を利用するのもあり。
もしくは、グラブタクシーを利用してピンポイントでサクッとアクセスすると良いです。
営業時間と場所
曜日 | 営業時間 | |
男湯 | 日曜日 | 10:00〜22:00 |
月曜〜木曜 | 12:00〜22:00 | |
女湯 | 土曜日 | 10:00〜22:00 |
ディーゼン オンセン アンド スパ(Dzen Onsen and Spa)の詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
ラマ2にある温泉「Dzen Onsen and Spa」は和風モダンで雰囲気良し!温泉好き在住者なら一度は行く価値あり!Blogy(ブロギー)
バンコクの温泉は最終日の過ごし方としては最適
温泉や銭湯は日本でいくらでも入れるため、バンコク旅行中にわざわざ行く価値はそこまでないでしょう。
しかし、旅行最終日に、深夜の帰国便まで時間を潰す際には便利です。
いずれの銭湯も22:00〜1:00くらいまで営業しています。
自分も最終日は、最後にいずれかの銭湯に行って、サッパリして空港へ向かうことが多いです。
旅行中の暇つぶしとして銭湯の存在は覚えておいて損はないかと思います。
タイで日本文化に触れたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。チェンマイ・チェンライ・カオヤイ・バンコクなどの旅館・和風ホテルなどをまとめて紹介しています。
バンコクのエカマイにも「キノ銭湯(Kino Sento)」という銭湯がありますが、ゲイのハッテン場として有名なので要注意。施設もショボいので行く必要はありません。
詳細は以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクでおすすめのサウナ。サウナのみが目的の人はこちらがおすすめ。入浴料450バーツです。
BTSアソーク近くsoi16にできた新しいサウナ。行ってみたら結構良かった。
20人くらい入るサウナルーム、スチームサウナ、水風呂、熱湯、広い外気浴スペース、喫煙所まである。
できたばかりだからか人が全然いないのが👍
施設全体が凄い綺麗です。入浴料は450฿。
Mi saunahttps://t.co/ikhuc42sLR pic.twitter.com/ZiAEP3uoEE— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) June 11, 2023
バンコク観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。
湯の森温泉の料金は一年前から550Bになりましたよ。
>>>バンコク在住者さん
情報ありがとうございます!!
ディーゼン温泉&SPAに行ってきました。日曜日の10:30頃着いたのですが、貸切状態でした。受付の対応は良かったのですが、おしぼりとお茶のサービスは無く、カフェも休業状態でした。浴室は、広くて清潔で、とても気持ち良かったです。
>>ヒロシさん
コメントありがとうございます。ディーゼン温泉は清潔で居心地良いですよね。私もまた行きたいです。