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パタヤやバンコクといった観光客が集まる都市には、ニューハーフによるショーを行う劇場がいくつか存在します。
ニューハーフショーとは、その名の通り元男(ニューハーフ、トランスジェンダー)の役者達が、舞台の上で音楽に合わせてダンスを披露するショーです。
(ティファニーズショーの舞台)
『タイのニューハーフ事情』にも記載したように、タイでは30万人以上にものぼるニューハーフ(レディーボーイ)が、こうした劇場をはじめ様々な場所で抵抗感少なく受け入れらている様を目にすることできます。
今回の記事で紹介するティファニーズショー(Tiffany’s Show)は、パタヤにおいて40年以上もの歴史を誇る有名劇場です。
ティファニーズショーでは、豪華なセッティングステージの上で、色鮮やかな衣装に身を包んだニューハーフ達が音楽に合わせて表情豊かに踊る様子を見ることができます。
日本で例えると宝塚劇場に近いです。歌(口パクですが)とダンスを中心にショーが展開されていきます。
しかし、宝塚と異なるのは「ニューハーフである」という色眼鏡をかけて見るからこそ感じられる面白さ。
清楚で愛らしい娘役やキザな男役、存在感を放つニューハーフ達が表現する世界観に、必ずや「これが本当に元男の美しさなのか」と驚くでしょう。
また、ショーの後には出演者達と一緒に記念撮影もできます。思い出のひとコマになるでしょう。
(出演者に近寄ってコミュニケーションを取ると、客席から見た時とは異なる印象が得られるのも面白い)
今回の記事では、パタヤでティファニーズショーを見る予定の人に向けて
- ティファニーズショーの魅力
- 出演者との記念撮影における注意点
- チケットの予約方法・料金
を詳しく記載していきます。
動物系やアクティビティ系の観光地が多いパタヤでは、こうしたショーの見学がちょっとしたアクセントになって面白いです。
パタヤのニューハーフショー「ティファニーズ」
(ティファニーズショー会場の外観)
ティファニーズショーは、パタヤビーチ・セカンドロードのSoi1近くに位置するニューハーフ専門のキャバレーショーです。
「40年の歴史を誇る、家族で楽しめるニューハーフエンターテインメントショー」として、タイ国政府観光庁からの賞をはじめ、Travelcom Magazineという海外の旅行誌より「世界のショーTOP10(2001年)」の4位にランクされたという実績があるとのこと。
上記実績の他、ティファニーズショーは毎年10月-11月に「ミス・インターナショナル・クイーン」という、ニューハーフによるビューティーコンテスト世界大会を開催しているという話題性もあります。
(ミス・インターナショナル・クイーン。2009年の優勝者は、はるな愛)
世界的評価を受けているニューハーフショーが見られる劇場ということで客席・客数が多く、自分は期待に胸を膨らませて足を運んでみました。
(劇場内。客席は全部で900席近くある。ちなみに、ショーが始まったらカメラ等での撮影・録画は一切禁止されている)
飽きない程度に舞台セットと世界観が変わっていく。見所は出演者の表情と美しさ
ニューハーフショーの公演時間は合計で1時間30分ほど。
5分〜10分のシーンが全部で15章あり、章ごとに舞台セットやダンサーの衣装が変わっていく構成です。
各章ごとに異なる世界観があり、伝統的なタイダンスを模したシーンもあれば、韓国やインドなど外国の伝統文化を模したシーンもあります。
基本的には洋楽や各国の伝統音楽をバックに、ダンサー達が歌に合わせて口パクをしながら踊るというスタイルです。
洋楽歌詞の内容に沿ったシーンもあるので、英語が理解できる方が楽しめるでしょうが、見所はストーリーではないので、分からなくても十分楽しめます。
(左半身が男装、右半身が女装の人が「One Man Woman」に合わせて一人二役をするなど、視覚要素だけで楽しめるシーンが盛りだくさん)
個人的に楽しかったのは、出演者の表情豊かさと元男であることを感じさせない美しさです。
もちろん、中には男だと分かる出演者もいますが、主演役(宝塚で言うトップスター)の数人は本当に美しいです。
顔が小さくてスタイルが良くて、笑ったり不安そうにする表情が上手。見ていて惚れ惚れします。
男なら、可愛い子を見て「あの子と付き合えるか、寝れるか」なんて馬鹿な妄想を一度はするかと思いますが、客席から見てる分には全然イケます。
むしろお願いしたいくらい。そのくらい美しいです。
また、小道具や舞台装置などの細かい点もよく作り込まれていて、世界観作りの素晴らしい演出になっている点も見逃せません。
そんなことを考えつつショーを堪能して、「そろそろ飽きてきたな〜」と思う頃にショーは終了します。
シーンが丁度良くコロコロ変わり、ダレることなく楽しめるよう工夫されているショーでした。
ショー後の出演者との記念撮影ではチップに気をつけるべし
ショーが終わった後は、会場の外に出演者が並び一緒に記念撮影を楽しめます。
記念撮影をする際、観客は撮影した出演者にチップを渡すことが決まっています。
写真撮影の料金は、ダンサーひとりにつき100バーツです。これ以上は払う必要はありません。
しかし、主演役ではない目立ってない出演者の中には、「写真のチップは1,000バーツ」などと、とんでもないことを言い出す人もいます。
主演役の出演者は次から次に客が写真を求めてくるので、十分にチップを稼げているのでしょう。
しかし、目立ってない出演者は写真をあまり求められないので、1,000バーツなどと言って「貰えたら儲けもん」な気持ちでふっかけてくるのです。
自分が目立ってない出演者と撮影した時も「1,000バーツ」と言われ、断ったらスマホを返さない素振りをされ、若干面倒でした。
なんとか100バーツだけ渡してスマホを返してもらったのですが、最後に「チッ」と舌打ちされ、せっかく素晴らしいショーの余韻に浸っていた気持ちが台無しに。
主演役以外の目立ってない出演者と写真を取る時は、こうしたこともあるので予め考慮しておきましょう。
ティファニーズショーの割引チケット予約方法
ティファニーズショーのチケットは、座席の場所によって以下のように料金が決まっています。
- VIP GOLD / 1,600バーツ(約5,800円)
- VIP / 1,300バーツ(約4,720円)
- MEZZANINE(中二階) / 900バーツ(約3,270円)
座席表
おすすめは、VIPゴールド席かVIP席の前列(前から3列目くらいまで)です。
出演者の表情や舞台セットの細部までシッカリと見ることができます。
チケットは、当日にティファニーズショー入り口にある受付で購入することもできますが、以下記載の旅行代理店にて事前に予約しておくのがおすすめです。
なぜなら、上記の正規料金よりも安い値段で購入できるからです。
割引チケットの購入
パタヤでティファニーズショーを見ることが決まっている人は、日本で事前に予約しておくのが確実です。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
事前予約であればハイシーズンであっても席が埋まる心配をする必要がありません。パタヤ旅行のスケジュールが決まっている人であれば、事前購入がおすすめです。
事前予約の場合はVIPゴールド席で4,500円前後。受付で購入するより1,000円も安いです。
VIP席なら4,000円前後。受付で購入するより約500円安いです。
ちなみに、席の番号については、劇場に到着した人から早い者勝ちで指定できます(チケット売り場で席を指定する)。
そのため、開演する1時間前には劇場に足を運んで、先に良い席を確保しておきましょう。
ティファニーズショーの周辺にはコンビニやマッサージ、飲食店などがあるので、開演まで時間を潰すのに不便はしません。
上演時間(1日3回)
- 17:30〜
- 19:00〜
- 20:30〜
詳細はティファニーズショーの公式サイトも参考にどうぞ。
ティファニーズショーには何故か射撃場がある
どのような繋がりかは不明ですが、ティファニーズショーの1階には実弾を打てる射撃場があります。
ティファニーでの座席指定後、開演まで時間を持て余している方は射撃場で実弾を打つのも良い暇つぶしになるでしょう。
射撃の料金は銃の種類にもよりますが、10発800バーツからです。
射撃の料金表
射撃場は、1階チケット売り場の奥にあります。
(射撃場入り口。射撃場利用可能時間は10:00AM〜20:00PMまで)
ティファニーズショーの行き方・場所
ティファニーズショーは、パタヤビーチのセカンドロードSoi1の近くにあります。
パタヤのセカンドロードに出て、走っているソンテウに乗ればティファニーズショーまでは10バーツでアクセス可能です。
(パタヤのソンテウ。手を挙げて止めるだけ。降りたい場所でブザーを鳴らす。降車時に料金10バーツを運転手に渡す)
(パタヤのソンテウはビーチロードとセカンドロードをグルグルと回っている。セカンドロードに出てソンテウを捕まえよう)
パタヤのオカマショーは一見の価値あり
実際に見る前までは「本当に楽しいのかなあ?」と疑っていましたが、さすが世界的評価を受けているショーだけあって完成度は高いです。
ニューハーフを色眼鏡で見がちな人こそ楽しめるショーなのではないでしょうか。
卑猥なシーンは一切ない健全なショーなので、老若男女楽しめます。
また、出演者と写真を取る時に「意外と声だけは男だったり」「近くで見ると輪郭が角ばっていて男顔だったり」「肩幅が広かったり」など、客席からでは気づかない発見があって面白いです。
オカマショーに興味がある人は、パタヤに来たら一度はティファニーズショーを見てはいかがでしょか。
その他、パタヤにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事も参考にどうぞ。
バンコクでニューハフショーを楽しむならここ!エンターテイメント型ナイトマーケット「アジアティーク」の紹介。
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