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タイの国会議事堂(サパヤー・サパサターン)の壮麗なデザイン。黄金の丘ワットサケットを思わせる美しさ

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タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」のアイキャッチ画像

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan / สัปปายะสภาสถาน)」を訪れました。各国の国会議事堂にはそれぞれ独自の個性があると聞き、タイの国会議事堂はどのような姿をしているのか興味を持っていたからです。特に、タイの建築物は数々の寺院を見てわかるように、その伝統と現代の融合が特徴であるため、訪れる前からその美しさと壮大さに期待を寄せていました。

生で見た国会議事堂は、ワットサケットを彷彿とさせるユニークなデザインでした。川沿いに佇むその姿は、まるでタイの寺院のような存在感!

この壮麗な建築は一見の価値があります。ぜひ、皆さんもこの壮麗な建築を訪れて、その美しさを直接体感してみてください。

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan / สัปปายะสภาสถาน)」

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan / สัปปายะสภาสถาน)」は2021年に建てられた建物です。元々国会議事堂はバンコクのドゥシット地区にありましたが、老朽化とスペースの不足のため、2013年より、MRTバンポー(Bang Pho)から程近い、キアッカイ地区にて建設が開始されました。

サパヤー・サパサターンとはタイ語で「สัปปายะสภาสถาน」と書き、「สัปปายะ(サパヤー)」は「快適な」や「適切な条件」を意味し、「สภาสถาน(サパサターン)」は「議会の場所」を意味します。直訳すれば、「快適な議会の場所」と捉えることができます。

国会議事堂といえば、冒頭に記載したように各国で独自の個性が光る面白い建物であり、国によっては観光地化しているものもあります。日本の国会議事堂はそのネオバロック様式の建築で有名ですね。

タイの国会議事堂の面積は424,000平方メートルであり、これは世界の国会議事堂の中で2番目に大きいものです。

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」

MRTバンポー(Bang Pho)から見える国会議事堂

この巨大な建築物はMRTのホームからも一際目立った存在感を放っています。

スメール山を象徴する黄金の仏塔が輝く建築美

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」2

国会議事堂の特筆すべきデザインは、頂上に聳え立つ黄金に輝く仏塔です。バンコク旧市街の有名スポット「ワットサケット」を彷彿とさせる壮麗で荘厳なデザインは、一見の価値があります。

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」の仏塔

日本人の感覚では、国会議事堂という公式な場所でありながら、こうした豪華絢爛なデザインが施されているのは意外かもしれません。しかし、タイの文化においては非常に自然なことです。このタイらしさこそ、多くの日本人がタイに惹かれる理由の一つと言えるでしょう。

この国会議事堂のデザインは、仏教の物語「Trai Bhum Phra Ruang」にインスパイアされているとのこと。Trai Bhum Phra Ruangは、タイの精神的な教えを含む物語で、三界(地球、天国、地獄)の概念を表しています(この古典は難解であり、筆者は詳しい内容を理解しているわけではありませんが、その重要性は理解しています)。タイの精神的信念と「三界」の概念も建物全体や内部の装飾に取り入れられているとのこと。

タイの国会議事堂「サパヤー・サパサターン(Sappaya-Sapasathan)」3

頂上に立つ黄金の仏塔は、ヒンドゥー教と仏教の信仰において宇宙の中心とされる「スメール山」を表現しています。スメール山は、タイに限らずアジアの様々な建築物で見られる象徴的な存在です。

こうした文化的および宗教的な要素を反映している建築は、訪れる人々を魅了する特別な魅力があります。

タイ国会議事堂の場所

住所

  • タイ語: 1111 ถนนสามเสน แขวงถนนนครไชยศรี เขตดุสิต กรุงเทพมหานคร 10300
  • 英語: 1111 Samsen Road, Thanon Nakhon Chai Si, Dusit, Bangkok 10300, THAILAND

公式アカウント

訪問の際は長ズボン着用を推奨

今回、筆者は国会議事堂の中に入ることはできませんでした。Googleマップの口コミによると、中を見学できた人もいるようですが、行事等がある日は見学不可とのことです。

また、ハーフパンツやサンダルなどの軽装では入場を断られる可能性があります。中を見学したい方は、相応の服装で来場するようにしましょう。

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