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【最新版】タイでのグラブ(Grab)徹底ガイド!登録から簡単利用方法まで解説

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グラブ(Grab)のロゴ

グラブ(Grab)は、スマートフォンで手軽に利用できるタクシー配車アプリです。アプリのダウンロードは無料で、利用中の課金もありません。使い方は非常に簡単で、アプリを起動して現在地と目的地を入力するだけで、約5〜10分以内に車が到着するのが一般的です。便利さと手軽さが魅力で、多くの利用者に支持されています。

グラブ(Grab)のタクシー配車アプリ画面1

Googleマップと同じ仕様の画面で、現在地と目的地を簡単に設定可能。直感的な操作でスムーズな配車を実現

現在、タイには以下のようなさまざまな公共交通機関が発達しています:

  • メータータクシー(バンコクのみ)
  • 路線バス
  • ソンテウ(ピックアップトラックのタクシー)
  • トゥクトゥク
  • BTS(高架鉄道) / MRT(地下鉄)(いずれもバンコクのみ)
  • モーターサイ(バイクタクシー)

これらの交通手段を使えば移動自体は可能ですが、観光客や旅慣れていない方にとってはハードルが高い場合があります。

筆者のタイ滞在歴は合計3年以上になりますが、以前はこれらの公共交通機関を主に利用していました。しかし、次のような問題に直面することが多くありました。

公共交通機関のデメリット
  • メータータクシーでは乗車拒否やメーターを使わず交渉が必要になることがある。
  • バンコク以外ではメータータクシーの数が少ない。
  • 路線バスやソンテウの行き先がわからないことがある(特にタイ語表示のみの場合)。
  • トゥクトゥクは観光客相手に高額な運賃を提示されることが多い。
  • タイ語が話せないとドライバーに行き先を正確に伝えづらい。

こうした問題を解決できるのがグラブ(Grab)です。グラブを使えば、タイ語を話さなくても簡単に目的地を設定でき、事前に運賃が確認できるため、安心して利用できます。

グラブのメリット
  • ネット環境があればどこでも利用可能。
  • 現在地と目的地の入力だけで配車が可能。
  • 配車前に運賃が表示されるため、料金の透明性が高い。
  • ドライバーと目的地を共有しているので、道案内の心配がない。
  • ドライバーの身元がアプリで確認できるため、安心して利用可能。
  • 大人数に対応したバンの配車も可能。

タイを旅行するなら、グラブは必携アプリと言えます。本記事では、グラブの登録方法、利用方法、料金の比較、利用時の注意点などを詳しく解説していきます。

>>>Grab公式WEBサイト

Grab App

Grab: 配車&デリバリー

Grab.com無料posted withアプリーチ

Grabの利用可能地域

グラブはバンコクだけでなく、パタヤチェンマイプーケットなど主要観光地でも利用可能です。その他の地域でも多くの場所で利用できます。

簡単!グラブタクシー(Grab)の登録と設定方法【日本国内からもOK】

グラブのアプリは日本国内からでも登録が可能です。タイ旅行前にスマートフォンにインストールし、スムーズに利用できるよう準備しておくと便利です。登録にはSMSで承認コードを受け取るための電話番号が必要です。

登録の流れは以下の通りです。

  1. 電話番号を登録(日本の電話番号でOK)
  2. グラブからSMSで届く承認コードを入力
  3. 名前とメールアドレスを登録
  4. プライバシーポリシーと利用規約に同意

以下に詳しく解説します。

1. 自身の電話番号を登録(日本の電話番号でもOK)

グラブ(Grab)の電話番号登録画面

最初に、グラブから送られる承認コードを受け取るため、電話番号を登録します。登録に使用する番号は日本の電話番号でも問題ありません。旅行前に日本で設定しておけば、現地でスムーズに利用開始できます。

2. SMSで届いた承認コードを入力

グラブ(Grab)からSMSで届く承認コード

登録した番号にSMSで承認コードが届きます。アプリ画面に表示される入力欄に、コードを入力して次のステップに進みましょう。

3. 名前とメールアドレスを登録

グラブタクシー(Grab)のプロフィール登録画面

次に、名前とメールアドレスを入力します。配車時に表示される名前は特に重要ではないため、必要に応じて本名を使わずに登録することも可能です。筆者は本名で登録しましたが、偽名を使う必要も特にないので、安心して本名で登録して大丈夫です。

4. プライバシーポリシーと利用規約に同意

グラブタクシー(Grab)のプライバシーポリシーと利用規約の画面

最後に、プライバシーポリシーと利用規約を確認し、同意のチェックを入れて「Continue」をタップするだけで登録が完了します。

言語設定の変更方法(タイ語から英語へ)

グラブは日本語に対応していないため、英語を選択することになります。タイで使用する際、初期設定がタイ語の場合がありますが、以下の手順で簡単に英語へ変更可能です。

iPhoneの場合
  • 設定 → 一般 → 言語と地域を選択
  • 使用言語を「日本語」に設定し、言語の優先順位を「日本語 → English → タイ語」に変更するか、タイ語を削除します。

iPhoneの言語と地域の画面

アンドロイドの場合

Androidデバイスで、アプリの表示言語を変更する方法は以下の通りです。ただし、Androidのバージョンやデバイスによって手順が異なる場合があります。

  • 設定アプリを開く: ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  • 「システム」を選択: 設定メニューを下にスクロールし、「システム」をタップします。
  • 「言語と入力」を選択: 「言語と入力」をタップします。
  • 「言語」を選択: 「言語」をタップします。
  • 言語を追加または選択: 「言語を追加」をタップし、希望する言語(例: 英語)を選択します。
  • 言語の優先順位を設定: 追加した言語をリストの一番上にドラッグすることで、デバイス全体の表示言語が変更されます。

また、Android 13以降では、特定のアプリごとに表示言語を設定できます。

  1. 設定アプリを開く: ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「システム」を選択: 設定メニューを下にスクロールし、「システム」をタップします。
  3. 「言語と入力」を選択: 「言語と入力」をタップします。
  4. 「アプリの言語」を選択: 「アプリの言語」をタップします。
  5. アプリを選択: 言語を変更したいアプリ(例: Grab)を選択します。
  6. 言語を設定: 希望する言語(例: 英語)を選択します。

この機能は、Android 13以降で利用可能です。詳細は、以下のリンクをご参照ください。

>>>Android 13の新機能:アプリごとの言語を変更する方法

クレジットカードの登録について

Grabでは、現金支払いに加えてクレジットカードでの決済も可能です。ただし、クレジットカードの登録は現地で行う必要があります。登録時にワンタイムパスワード(OTP)の入力が求められる場合があり、これはSMSで送信されます。そのため、タイ国内で受信可能な電話番号が必要となります。現地のSIMカードを利用することで、スムーズにOTPを受け取ることができます。

関連記事タイでスマホを使う方法。プリペイドSIMカードとレンタルWiFi。

グラブ(Grab)の使い方を簡単解説!目的地の設定から乗車まで

グラブ(Grab)のホーム画面

グラブ(Grab)のホーム画面。配車やフードデリバリーの操作が可能

グラブのアプリを開くと、ホーム画面が表示され、タクシー配車やフードデリバリーの機能を選択できます。特に日本人旅行者がタイでよく利用するのは「配車(タクシー)」または「フード」の機能です。ここでは「配車」の使い方を詳しく解説します。

1. 行き先の選択

グラブ配車(タクシー)の行き先選択画面

グラブ配車(タクシー)の行き先選択画面2

行き先を入力する画面。地図上での確認も可能

アプリ内で行き先を設定することで、最適なルートが表示されます。行き先は地図上でピンを動かすか、テキスト入力で指定できます。観光地や施設名を入力することが一般的です。

2. ピックアップ場所(現在地)の設定

続いて、ピックアップ場所を指定します。行き先選択時と同様に、地図上で位置を調整するか、具体的な施設名を入力できます。

グラブ配車(タクシー)の配車場所(ピックアップ場所)選択画面

GPS機能を活用できますが、精度が100%ではないため、名称の確認も推奨されます

: GPSで誤った位置が検出される場合、ドライバーとの合流が難しくなることがあります。ピックアップ場所の確認は重要です。

GoogleMapのグラブ(Grab)検出画面2

3. 車種の選択

配車場所を指定すると、次は車種の選択に移ります。

グラブ(Grab)アプリの各車種の料金と待ち時間表示画面

車種選択画面。料金と到着までの目安時間も表示されます

各車種の特徴は以下の通りです。

Grabで配車できる車種
JustGrabおすすめ最も近くにいるタクシーか
一般人の車両タクシー
が来る
GrabCar Premiumカムリ、セダン、アコード
いずれかの車種が来る
GrabBikeバイクタクシー
1km程度の近距離移動時
に便利
GrabCar一般人が運転する
車両のタクシー
GrabTaxi通常のメータータクシー
20バーツの手数料+
メーターの運賃
GrabSUV4シート+広い荷物スペ
ースがある車種
グループ旅行時に便利
GrabVan10人乗りのバン
大人数のグループ旅行時に
便利

各車種の特徴を選択肢として提示されます。選択肢には、JustGrab(一般車両またはメータータクシー)、GrabCar Premium、GrabBikeなどがあります。それぞれの用途や移動距離に応じて選ぶことができます。

また、さらにオプションとして女性ドライバーが来る「GrabCar for Ladies」やペット同伴で乗車できる車両に限定できる「GrabPet」などがあります。GrabPetはタイ旅行中に使用する機会はないでしょうが、女性が夜遅くにGrabを利用する場合は、GrabCar for Ladiesを使う方が安心です。

4. タクシーを配車する

ここでは、例としてJustGrabを選択して、実際に配車してみます。

Grabタクシーの配車ブッキング画面

画面下にある「BookJustGrab」をタップしましょう。

Grabタクシーの配車ブッキング画面2

すると、ドライバーがアサインされます。リアルタイムでドライバーの現在地が確認できるので、到着を待つ間も安心です。ドライバーの車両情報(ナンバーや車種)も表示されます。

ドライバーへのメッセージ送信や電話連絡

グラブ(Grab)タクシードライバーとのメッセージやりとり画面

ドライバーにメッセージを送信することができます。例えば「5分遅れます」などの連絡が可能です。簡単な英語でのコミュニケーションが一般的です。

5. 車が到着したらナンバーを確認して乗車

配車したグラブ(Grab)タクシー

(筆者が配車したグラブタクシー)

到着した車両のナンバーを確認し、正しい車両であることを確認してから乗車します。

配車したグラブ(Grab)タクシーの車内

多くの車両は清潔で、スーツケースなどの荷物にも対応しています。ドライバーはGoogleマップを利用するため、行き先を改めて説明する必要がありません。

配車したグラブ(Grab)タクシーの車内にてドライバーが使っていたGoogleMap

乗るだけで良し。これがグラブタクシーの便利なところです。

GrabCar Premiumの特典

GrabCar Premiumでは、通常の車両に比べて快適な乗車体験を提供します。飲料水のサービスや高級車の提供などが特徴です。価格は通常の1.3~2倍程度になりますが、予算に余裕がある場合におすすめです。

グラブの料金は割高?メータータクシーと比較してみた結果

今回、筆者はJustGrab(最寄りの一般車両またはグラブに登録されているメータータクシー)を利用し、一般車両が配車されました。移動距離はBTSオンヌット(Onnut)からBTSエカマイ(Ekkamai)までの約2.2kmで、グラブでの運賃は108バーツでした。

一方、同じ区間をメータータクシーで利用した場合、運賃は51バーツで済みました。つまり、グラブの一般車両を利用した場合、流しのメータータクシーと比べて約2倍の料金がかかることがあります(走行距離や渋滞状況によって変動あり)。

流しのタクシー車内のメーター

もし、グラブを利用しながらも運賃を抑えたい場合は、GrabTaxiを選ぶのが良いでしょう。GrabTaxiは、グラブに登録されたメータータクシーのみを配車します。通常のメーター料金に加えて20バーツの手数料がかかるだけで、コストパフォーマンスが良いです。今回の例で言えば、約71バーツで移動できる計算になります。

ただし、GrabTaxiはJustGrabよりもマッチング率が低いので要注意。

どちらを選ぶべき?流しのメータータクシーとグラブの使い分け

グラブは「安心・安全」「運賃交渉不要」「乗車拒否なし」といった利点がありますが、運賃はメータータクシーより高くなる場合が多いです。

観光地や繁華街での利用がおすすめ

観光地(例:ワットプラケオなどの有名寺院)や繁華街(タニヤ通りなど)では、流しのメータータクシーはメーターを使わずに運賃交渉を求めたり、乗車拒否をするケースが多々あります。こうした状況では、多少料金が高くてもグラブを使うことでストレスなく移動できるため、便利です。

タイでグラブを使う時の注意点:安全に利用するために

グラブは、ドライバーの身元が明確で比較的安心して利用できる配車サービスですが、利用時に気をつけたい点がいくつかあります。特に、以下の2つには注意が必要です。

1. GrabBikeはヘルメットがない場合がある

配車したグラブバイク

(筆者が配車したグラブバイク)

GrabBikeは短距離移動や渋滞時に便利で、筆者もよく利用します。しかし、乗客用のヘルメットを持っていないドライバーも少なくありません。タイではヘルメットなしでバイクを運転する人も多いですが、事故のリスクを考えると安全性が懸念されます。バイクに慣れていない方や、少しでも安全を確保したい方は、GrabBikeの利用を避けるか、ヘルメットを必ず確認しましょう。

2. バイクタクシーや流しのタクシーの待機所付近でグラブを呼ばない

バイクタクシー(モーターサイ)の待機所

バンコクの至る場所には、Grab以外のバイクタクシーや流しのメータータクシーが待機するエリアがあります。こうした場所でグラブを呼ぶのは避けましょう。これらのドライバーは、グラブを競争相手とみなしており、過去にはトラブルが発生した例もあります。安全に利用するため、グラブを呼ぶ際は待機中の他のドライバーがいない場所を選ぶことが大切です。

グラブを使いこなせば、タイでの移動がもっと快適に

確かにいくつかの注意点がありますが、グラブは使いこなすと非常に便利な配車サービスです。特に、暑い中でわざわざタクシーを探す必要がないことは、タイのような高温多湿の国では大きなメリットです。また、急ぎの際にタクシーが捕まらないという問題は、日本と同様にタイでもよくあります。そんな時、アプリで素早くグラブを呼べば、スムーズに移動ができます。

便利な関連アプリも活用しよう

タイでの移動をさらに快適にするため、以下のアプリもおすすめです。路線図アプリ路線バスのルート検索アプリは、バンコク旅行時に役立ちます。詳細な使い方については、以下の記事をぜひご覧ください。

バンコクのおすすめ観光地を知りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。市内および郊外の全てのおすすめスポットをまとめています。グラブを使って、これらのスポットへアクセスしてみましょう。

バンコク旅行を計画中の方は、以下の記事も参考にしてください。エリアごとの特徴やおすすめホテルをまとめており、滞在スタイルに合った宿泊先を見つけることができます。

タイの玄関口である「スワンナプーム空港」や「ドンムアン空港」でも、グラブのピックアップポイントが設置されており、空港からの移動がさらに便利になりました。詳しいピックアップポイントや利用方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
スワンナプーム空港からのグラブ利用ガイド →
ドンムアン空港でのグラブの使い方 →

6 COMMENTS

匿名

タイでインストールすると、
タイ語版になってしまう為、
英語への言語変更方法まで載っていれば
ありがたかったですね
アンインストールするか
迷っています。

リーさん

>>>匿名さん

もしiphoneをお使いであれば、
① iphoneの「設定」→「一般」→「言語と地域」を開く
② iPhoneの使用言語を「日本語」にする
③ <使用する言語の優先順序>を「日本語」→「English」→「タイ語」にする(もしくはタイ語を消してしまう)
これで、英語に言語変更できますよ。

その辺り、詳しく追記しておきますね!コメントありがとうございました。

なお

コロナ以前はGrubで快適にあちこち移動してだのですが2年ちょいぶりに訪タイしようとアプリの確認したら登録してたクレカが消えてたので再登録しようにも登録出来ず、訪タイして最初に使うGrubを予約しようにも予約も出来ないんです。
アプリのアップロードもして、日本の携帯で登録し直しても状況変わらず、、、 タイに入国して再登録した方がいいのかなぁ?とも思ってますがどう思われますか?

リーさん

>>>なおさん
うーん、ちょっと自分は見たことがない症状ですね。アンインストールして、再度インストールしても登録できないということですよね?
タイに来て、タイの電話番号で登録してみるのが良いのではないでしょうか?

なお

>>>ri-さん、ありがとうございます。訪タイして再トライしてみます。

匿名

この記事を読んでチャレンジしてみました。
しかし、周辺にタクシーがおらずに結局乗ることが出来ませんでしたが、配車依頼した時点でカードへの課金が来ました。
結果タクシーは来ないのに代金は支払った事に。
このお金は返金出来ないんでしょうか?

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