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ターミナル21(Terminal 21)は、バンコクのBTSアソーク(Asok)駅直結のショッピングモールで、観光客に人気のスポットです。アクセスの利便性から、多くの日本人旅行者にも親しまれています。ラマ3エリアにも支店がありますが、今回の記事ではBTSアソーク直結のターミナル21に焦点を当てて解説します。
バンコクには数多くのショッピングモールがありますが、ターミナル21はその中でも特に以下の6つの理由で、訪れる価値があると言えるでしょう。
- アクセスが抜群に便利:BTSアソーク駅と直結しており、観光やショッピングに最適です。
- 多彩なファッションと飲食店:高級からカジュアルまで、幅広い価格帯の店舗が揃っています。
- タイらしいブランドやお土産:タイ発のオリジナルブランドやユニークなアイテムが手に入ります。
- 豊富な日本食レストラン:タイ料理が苦手な方でも安心して食事を楽しめます。
- 日本映画も楽しめる:日本語音声・タイ語字幕の映画が上映されている映画館もあります。
- 空港をテーマにしたデザイン:各フロアが異なる世界の都市をテーマにした、ユニークな空間設計。
(ナイトマーケット等でも見かけるエスニック柄のアイテムショップ。1着100バーツ〜250バーツ程度)
(日本での普段着にも使える女性物のブティック。1着590バーツ前後)
さらに、H&Mやラコステ、アディダス、ポールフランクなど、日本でもお馴染みのブランドも多く揃っいます。
特に注目すべきは、モール全体の造りです。空港をコンセプトにした各フロアのテーマ装飾が施されており、日本をテーマにしたフロアもあり、観光地としてのエンターテイメント性が高い点が特徴です。ショッピングや食事だけでなく、歩くだけでも楽しめる、まさに一種の観光地です。
今回の記事では、ターミナル21でのショッピングや食事を楽しむために役立つ以下の情報を詳しく紹介します。
- フロアガイド
- おすすめのショップと飲食スポット
- 無料WiFiの利用方法
- コインロッカーの使い方
- ターミナル21周辺のおすすめ両替所
- アクセス方法と営業時間
なお、日本でもよく見かける外資系ブランドの商品は、円安の影響で日本よりも高額です。ターミナル21では、タイらしいアイテムや体験に焦点を当てたショッピングをお勧めします。
ターミナル21のフロアガイド
(ターミナル21のロビー。空港搭乗ゲートのように全体がガラス張りになっている)
ターミナル21は、9つのフロアにわたる広大なショッピングモールです。各フロアへはエスカレーターまたはエレベーターで簡単にアクセスでき、どのフロアもユニークなテーマで装飾されています。
以下は、ターミナル21のフロアガイドです(上階から順に)。
階数 | フロアテーマ | 特徴 |
6F | ハリウッド (Hollywood) | 日本の映画が見られる (日本語音声 タイ語字幕) |
5F | サンフランシスコ (San Francisco) | 激安フードコートあり おすすめ!! |
4F | サンフランシスコ (San Francisco) | レストラン街 (日本食多い) |
3F | イスタンブール (Istanbul) | キャラクターグッズ 雑貨店など おすすめ!! |
2F | ロンドン (London) | 男性向けファッション 安い!おすすめ!! |
1F | 東京 (Tokyo) | 女性向けファッション 安い!おすすめ!! |
MF | パリ (Paris) | ブランド物多い (BTS直通の入り口) |
GF | ローマ (Rome) | ブランド物多い |
LG | カリビアン (Caribbean) | 飲食フロア 日本食もある |
参考: ターミナル21公式ウェブサイト
一度の訪問でモール全体を見て回るのは難しいため、初めて訪れる方には以下のおすすめフロアを優先して楽しむことを提案します。
- 5F / サンフランシスコフロア
- 3F / イスタンブールフロア
- 2F / ロンドンフロア
- 1F / 東京フロア
上記4フロアは、お土産になる物・タイのオリジナルブランド商品が多く売られていて、安くて美味しい食事を楽しめるフロアです。
各フロアの特徴:映画、激安フードコート、そしてショッピング
ターミナル21には、それぞれのフロアに異なるテーマがあり、映画鑑賞や食事、ショッピングなど、さまざまな楽しみ方ができます。以下では、各フロアの特徴を詳しく紹介します。
6F ハリウッドフロア(Hollywood)。日本の映画も上映している
6Fは「ハリウッドフロア」と呼ばれ、映画館があるフロアです。旅行中に映画鑑賞をする機会は少ないかもしれませんが、タイに住む友人やパートナーと訪れる場合、デートや遊びの場として最適です。
特に日本の最新映画が、日本語音声・タイ語字幕で上映されていることも多く、異国の地でも日本の映画を楽しむことができます。過去には、2019年公開のアニメ映画『天気の子』や『劇場版シティハンター(新宿プライベート・アイズ)』などが上映されていました。映画鑑賞の料金は1人約200バーツです。
(鑑賞方法は、チケットカウンターで見たい映画を伝えてチケットを購入するだけ。カウンター隣にはポップコーンやドリンクの販売もある)
上映される映画の種類は豊富ではありませんが、日本映画をタイで楽しめる数少ない場所の一つです。上映スケジュールは公式サイトで確認できます。以下のリンクから最新情報をご覧ください。
参考
公開中映画スケジュールTerminal 21 Asok
(日本映画が上映されていない場合もあります。)
5F サンフランシスコフロア:激安フードコート「Pier21」でお得な食事を楽しむおすすめフロア
バンコクのショッピングモールには多くのフードコートがありますが、ターミナル21の「Pier21」はその中でも特に有名です。ここはバンコク最大級かつ最安値のフードコートで、リーズナブルな価格で多様な料理を楽しめます。
たとえば、代表的なタイ料理「カオマンガイ」が一人前たったの32バーツ。観光地のレストランでは140バーツ程度で提供されることが多い「カオニャオマムアン」も、ここでは半額の70バーツで楽しめます。
(カオマンガイ1人前。腹7分目くらいには満たせる)
(フルーツシェイクは1杯たったの25バーツ)
(韓国風生姜焼きもたったの35バーツ。とにかく何でも安すぎる)
特におすすめなのは、わずか45バーツで楽しめる「カオモックとマッサマンガイ」のセット。ボリューム満点でコスパ抜群のこのメニューは、在バンコク日本人の間でも話題です。ターミナル21を訪れた際には、ぜひ試してみてください。
Pier21のカオモック マッサマンガイを食べてみました。このボリュームで45バーツは驚きの安さ。チキンも大きくて満足感たっぷり。しっかりお腹いっぱいになります。 pic.twitter.com/Vahl42PrJi
— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) September 27, 2024
>>> ターミナル21フードコートのおすすめメニュー 45バーツでボリュームたっぷり、コスパ抜群のカオモックマッサマンガイ
日本食はほとんどありませんが、タイ料理以外にもパスタなどの洋食メニューも豊富です。バンコクの街中で食べるよりも圧倒的に安く、小腹が空いたときはぜひ5Fのサンフランシスコフロア「Pier21」へ!
「Pier21」の驚くべき価格の背景には、オーナーの「誰でも美味しい料理を安く提供したい」という理念があります。
ターミナル21のフードコートが安い理由 : 店側の賃料無料+食器洗いや食器洗う費用もデパート側が全て負担。フードコートだけで年間2000万バーツの赤字。学生やタクシーの運ちゃんなど誰でも安い価格で美味しい料理を食べれるように、またデパートを人でいっぱいにしたいというオーナーの想いから実現
? たかつー ????? @バンコク (@kittybox5555) October 10, 2019
赤字覚悟の経営によって、旅行者や地元の人々に愛され続けるこのフードコートを、ぜひありがたく利用しましょう。
(席数は多い。一人飯している人も多いので、一人でも遠慮なく食べに行こう。窓際の席からの眺めは良い)
Pier21フードコートの利用方法
「Pier21」フードコートはセルフサービス形式です。まず、入り口にあるクーポンカウンターでクーポン券を購入し、各店舗で料理を注文する際にそのクーポンで支払います。
(クーポンカウンター。入り口にあるのですぐに分かる)
- クーポン券:大半のメニューは1食50バーツ以下なので、100バーツ程度のチャージで十分楽しめます。
- 返金:食事後、余ったクーポンはカウンターで簡単に返金してもらえます。
各店舗には写真付きのメニューがあり、番号を伝えるだけで簡単に注文可能です。注文してから約5分以内で料理が提供されます。
また、食器類はフードコート内に設置されているため、必要に応じて自分で取りに行き、備え付けの消毒器で清潔に保ちましょう。席は自由席なので、空いている場所に座って食事を楽しんでください。
4F サンフランシスコフロア:日本食が恋しくなったらここへ!
(4Fサンフランシスコフロア。中央にゴールデンゲートブリッジが架かっている)
4Fのサンフランシスコフロアは、飲食フロアの一つで、特に日本食レストランが豊富に揃っています。タイ料理に少し疲れたときや、体が優しい食事を求めているときにぴったりの場所です。
4Fにある主な日本食レストラン
- やよい軒
- フジレストラン
- CoCo壱番屋
- 8番ラーメン
- 吉野家
- てんや
「タイ料理がちょっと苦手」「昨日の夜に飲みすぎて、日本の味が恋しい」という方は、ぜひ4Fへ足を運びましょう。やはり、疲れた日や飲んだ翌日は、味噌汁やあっさりした日本食が体に染みます。
(疲れた日や、飲んだ日の翌日は、やはり日本食が体に染みる)
各日本食レストランの料金は、日本で食べる場合とほとんど変わりません。価格はやや高めですが、現地の食材や日本からの輸入食材を使用しているため、納得のクオリティです。
3F イスタンブールフロア:雑貨・キャラクターグッズを探すならここ!おすすめフロア
(トルコの民族衣装「カフタン」を着た銅像が建っている)
3Fのイスタンブールフロアは、雑貨やキャラクターグッズが充実しているエリアです。特に子供向けのキャラクターグッズや、タイ発の人気キャラクター「ブラッディーバニー」関連グッズを取り扱う店舗が揃っています。
(ワンピース関連のTシャツやグッズは、タイ人のみならず中国人や韓国人にも人気)
イスタンブールフロアで注目すべきは、タイらしい雑貨が揃うショップ群です。象のキーホルダー、タイ柄のマグカップ、タイの果物の香りがする石鹸など、タイらしいお土産を見つけることができます。店舗数はそれほど多くありませんが、ユニークで質の高い商品が揃っています。
雑貨好きの方やお土産を探している方は、ぜひイスタンブールフロアを訪れてみてください。
タイ発のオリジナルブランド「シューララ(Zhoelala)」
イスタンブールフロアで特におすすめしたいのが、タイ発のオリジナルブランド「シューララ(Zhoelala)」のビーチサンダル専門店です。カラフルでリゾート感たっぷりのデザインが特徴で、ハートや星、リボン、花など、可愛らしい装飾が足元を彩ります。
【バンコク・日本未入荷のプチプラビーチサンダル!】リップやハートなどの可愛いデザインと豊富な柄と色をそろえる「Zhoelala(シューララ)」。オシャレに敏感なインスタグラマーに支持され、世界中で大人気なんですよ😍 pic.twitter.com/AeOTe2izw2
? エアアジア(AirAsia) (@airasia_jpn) August 16, 2016
シューララは日本でも販売されており、1足約3,000円前後で購入できますが、タイではなんと450バーツ(約1,800円)と、ほぼ半額で手に入ります。店内では試着も可能なので、ぜひお気に入りの一足を見つけてみてください。
シューララの場所
シューララの店舗は、3階イスタンブールフロアの店番号「3205」にあります。ビーチリゾートで映える可愛らしいサンダルを、自分用やお土産として購入するのもおすすめです。
2F ロンドンフロア:男性向けファッションの買い物スポットおすすめフロア
(巨大なロンドンバスオブジェの中に店舗が連なるお洒落なフロア)
2Fのロンドンフロアは、男性向けのファッションアイテムを探すなら最適なエリアです。チャンピオンやアディダスといった有名なスポーツブランドのショップもありますが、特筆すべきは1着200バーツ〜500バーツ程度で購入できるリーズナブルな衣料品店が揃っていることです。
日本でも普段使いできるファッションアイテムが、日本の価格の半額以下で手に入るため、非常にお得です。また、「タイあるある」のユニークな日本語がプリントされたTシャツも、ご当地のお土産として人気です。安価なアイテムを大量に購入しても、3,000バーツ以内で収まるので、男性向けのファッションアイテムやお土産を探している人は、ぜひロンドンフロアへ訪れてみてください。
タイ発ストリートブランド「SEIZE mode of Tokyo」がおすすめ
ロンドンフロアで見逃せないのが、タイ発のストリートファッションブランド「SEIZE mode of Tokyo」です。日本人デザイナーTakuto Uchiyama氏が手掛けるこのブランドは、日本未上陸でありながら、1着250バーツ前後という驚きの価格で提供されています。
「SEIZE mode of tokyo」という、
日本人デザイナーが手がけるタイ発祥のストリートブランド服がカッコ良くて即買いしました😆デザイン良し、色落ち形崩れしにくい素材です
1着250バーツという安さ👍
3着だと220バーツターミナル21のロンドンフロアで買えます
場所詳細⇒https://t.co/EAyeLw3rjU pic.twitter.com/uij6vRX2Ns? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) December 24, 2019
シンプルなジオメトリックデザインのTシャツや、象がプリントされたエスニックなデザインなど、エスニックとストリートの融合が特徴です。デザインだけでなく、品質も高く、シルクスクリーンを使用した耐久性のあるプリントや、しわになりにくい高品質な綿素材を使用しているため、洗濯後も安心です。
SEIZE mode of Tokyoは、その価格とクオリティの高さから、在住日本人の間でも高く評価されています。日本未上陸という点でも、特別感があり、ファッション好きにとっては必見のショップです。
次回訪タイ🇹🇭した時買いたいな😊
? T.Tam (@keiji634) December 24, 2019
タイの奇抜さもなくシンプルでオシャレですね!
早速来年買いに行きます✈️? shinyboy@年末まで毎日更新旅ブロガー🔰 (@shinyboy13) December 24, 2019
こんばんわバンコク🌞
ラオスからまたバンコクへ帰還。
毎回バンコクに来た際に訪れるターミナル21🏬
初めての人もリピーターの人も楽しめるそんな場所で、@AsiaThailand208 さんがご紹介されていたTシャツを買いに。
やっぱり噂通り質がいい!
そして何より日本人デザイナーというのが肝😎 pic.twitter.com/xeERqZBAz3? shinyboy@気ままな旅ブロガー✈️ (@worldtripboy) January 14, 2020
SEIZE mode of tokyoの場所は以下地図に記しているとおり。
上フロアマップにて「店番号2100」と記している場所がSEIZE mode of tokyoです。
(店舗の外観)
サイズ感は日本のユニクロとほぼ同じで、試着も可能なので、気になるアイテムがあればどんどん試着してみましょう。筆者自身もユニクロのMサイズを着用していますが、このブランドの服も同じMサイズで問題なく着用できました。
Tシャツは1枚250バーツですが
- 3枚購入すると1枚220バーツ
- 6枚購入すると1枚200バーツ
になります。
タイならではのファッションアイテムをお土産にしたり、自分用に購入するのもおすすめです。ぜひ訪れてみてください!
デザインについては、SEIZE mode of tokyoのインスタグラムも覗いてみてください。
参考記事おしゃれで安い!日本人が手掛けるタイおすすめのTシャツブランド『SEIZE TOKYO』
タイのユニークな日本語Tシャツなら『オールドスカル(OldSkull)』へ!
タイでは、突飛な日本語がプリントされた「ヘンテコ日本語Tシャツ」がたくさん見られます。日本人が見ると「んん?」と思うような不思議なデザインが特徴です。
そんなユニークなTシャツを探しているなら、タイ発ブランド「オールドスカル(OldSkull)」がおすすめです。このブランドは、日本のビンテージスタイルにインスパイアされており、どことなく懐かしさを感じるデザインが魅力。まさに昭和と令和が融合したような、不思議な「ダサかっこいい」スタイルです。
(筆者も購入してみた。日本語は控えめなデザインだが。こうした漢字は外国人受けが良いのだろうか)
オールドスカルのTシャツは、タイ人にも大人気で、街中でよく見かけます。まるで日本人が英語のTシャツを着るように、タイ人にとって日本語デザインはクールに見えるのです。
- 価格:1枚250バーツ、3枚で600バーツ(約2,000円)
- 場所:ロンドンフロア、赤バスの右側にあります。
旅行のお土産で買ったオールドスカルのTシャツ
まじかっけぇ pic.twitter.com/w8PoI47I2B? mecabun (@mecabun_HHH) May 8, 2018
(お土産として購入する日本人は多い。メルカリにてTシャツ1枚2,000円前後で転売している人も見かける)
ちなみに、オールドスカルの店は、ロンドンフロアに鎮座する赤バスを正面に見て右にあります。
タイらしいお土産としても、普段使いとしても最適なオールドスカルのTシャツは、旅の記念にもぴったりです。日本のフリマサイトなどでは、このTシャツが転売されるほど人気があるのも納得です。
ユーモアとブラックジョーク満載の「セブンスター(SEVEN STAR)」
隣接するセブンスター(SEVEN STAR)は、ブラックジョークや風刺が効いたパロディTシャツを取り扱う、ユニークなショップです。メディアや現代社会を皮肉ったデザインが特徴で、ウケを狙ったお土産を探している人におすすめです。
例えば、トランプ大統領が「WHERE DID MONEY COME FROM?(お金はどこから来たの?)」とつぶやくトレーナーや、北朝鮮の指導者を「ROCKETMAN」と揶揄したTシャツなど、ユニークで皮肉の効いたデザインが多数揃っています。これを着ていると、欧米人に声をかけられることもしばしば。
場所:オールドスカルのすぐ隣。
ただし、デザインによっては不快感を与える可能性があるため、TPOをわきまえて着用することが大切です。個性的なTシャツをお土産にしたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
1F 東京(TOKYO)フロア。女性向け買い物スポット。日本のオブジェにも注目おすすめフロア
1Fの東京フロアは、女性向けの衣料品店、ランジェリーショップ、コスメショップが集まるショッピングエリアです。日本人女性にも似合いそうなファッションアイテムが多数揃っており、1着300バーツ程度の手頃な価格で購入できます。
日本人が着ても似合いそうな服が1着300バーツ程度。
コスメ用品も多い
東京フロアでは、日本でも普段着として使えるシンプルでおしゃれな衣料品が低価格で販売されています。さらに、コスメショップも充実しており、タイ発の人気ブランドから日本の美容製品まで、幅広いアイテムを手に入れることができます。女性向けファッションや美容アイテムを探すなら、まずはこのフロアへ足を運んでみてください。
東京フロアの魅力的な日本風オブジェ
このフロアの特徴の一つは、日本をテーマにしたオブジェです。天井から吊るされた提灯や、着物を着た日本人女性のオブジェなど、日本文化を象徴する装飾が至る所に見られます。トイレまでもが日本風にデザインされており、まるで日本にいるような感覚で買い物を楽しむことができます。
(日本風だと清潔感を感じられるのはなぜだろう)
MF パリフロア:外資系ブランドが集まるエリア
MFのパリフロアは、外資系ブランドショップが中心のフロアです。H&Mやラコステ、アディダスなど、日本でもお馴染みのブランドが揃っています。
GF ローマフロア:外資系ブランドのセレクトショップが集まるエリア
ローマフロアは、神殿のような壮大な彫刻オブジェが特徴的なフロアで、その雰囲気が非常に魅力的です。しかし、フロア内にあるのは、外資系ブランドのセレクトショップが中心で、パリフロア同様に、特に目新しい商品は見当たりません。
LG カリビアンフロア:デパ地下の雰囲気が漂うスーパーとデザート店
LGのカリビアンフロアは、スーパーやデザート店、飲食店が並ぶ、まるでデパ地下のようなフロアです。一風堂や鉄板焼きレストランなどの日本食店もあり、手軽に食事を楽しむことができます。
タイティー味のアイスクリームが人気の「Cha TraMue」
このフロアで特に注目してほしいのが、タイティーコーヒーブランド「Cha TraMue」のアイスクリーム。いつも長い行列ができているこのお店、実はタイティー味のアイスクリームが大人気です。
(Cha TraMue。いつ来ても行列が出来ています。筆者は前々から気になっていました)
筆者も実際に試してみましたが、甘さ控えめで食べやすく、45バーツというお手頃価格。ターミナル21で歩き疲れた時に、ひと息つくのにぴったりのデザートです。ぜひ試してみてください!
バンコクのダイソーは「100バーツショップ」?
カリビアンフロアには、日本でもお馴染みの「DAISO -ダイソー-」があります。日本の100円ショップと同様の雰囲気ですが、バンコクでは100バーツショップ(約450円)として営業しています。とはいえ、すべてが100バーツというわけではなく、多くの商品は30バーツや60バーツといった価格帯で提供されています。
店内には日用品や化粧品が中心で、特に目新しいお土産はありませんが、日本と比較しながら楽しむには面白いでしょう。時間がある方は、冷やかしで覗いてみるのも良いかもしれません。
ターミナル21の無料WiFi利用方法
ターミナル21では、全ての来店客が無料でWiFiを利用することができます。旅行中にレンタルWiFiを使用している方の中には、データ容量が限られている場合もあるため、モール内では積極的にこの無料WiFiを活用するのがおすすめです。
SSIDを選択:まず、スマホやデバイスから「.@Terminal21_FreeWiFi」のSSIDを選択します。
パスポート番号とEメールアドレスを入力:SSIDを選択すると、パスポート番号とEメールアドレスの入力画面が表示されます。ここで、任意の番号とメールアドレスを入力しましょう(適当な情報でも問題ありません)。
利用規約に同意:次に、”Accept Terms & Conditions”のチェックボックスにチェックを入れます。
ログイン:最後に、”Log-in”ボタンをタップすれば、WiFiの利用が開始されます。
ターミナル21のコインロッカー(荷物預かり所)利用方法
ターミナル21の1F(東京フロア)には、有料で手荷物を預けられるコインロッカーがあります。タイ旅行の最終日やホテルチェックアウト後に、荷物を預けて身軽に買い物を楽しむのに最適です。さらに、3時間以内なら無料で利用できるため、とても便利です。
<通常の荷物(バッグやスーツケースなど)>
- 3時間以内 / 無料
- 1日 / 100バーツ
- 5〜7日間 / 500バーツ
- 26〜30日間 / 2,000バーツ
<大型の荷物(ゴルフバッグやサーフボード、楽器類など)>
- 3時間以内 / 無料
- 1日 / 200バーツ
- 5〜7日間 / 1,000バーツ
- 26〜30日間 / 4,000バーツ
利用方法
コインロッカーの利用方法は非常にシンプルです。
- カウンターでパスポートを提示し、荷物を預けます。
- 預けた後、荷物預かりの控えを受け取ります。この控えは、荷物を受け取る際に必要なので、失くさないように注意しましょう。
(荷物預かりの控え。荷物を受け取る時に渡すので、失くさないよう要注意)
ロッカー(荷物預かり所)の場所
コインロッカーは、1F東京フロアの駐車場前に位置しています。東京フロアに到着したら、案内板に従い駐車場の方向へ向かいましょう。
駐車場手前に、荷物預かり所の入り口があります。
(荷物預かり所の入り口)
両替するならBTSアソークのスーパーリッチ(Super Rich)がおすすめ!
ターミナル21内にはいくつか両替所がありますが、レートは非常に悪いため、館内での両替はおすすめできません。もしターミナル21滞在中に両替が必要になった場合は、MFパリフロアに直結するBTSアソーク1番出口にあるスーパーリッチ(Super Rich)を利用しましょう。
(BTSアソーク1番出口にあるスーパーリッチ)
この記事を書いている2024年10月時点では、ターミナル21内の両替所では1万円に対して2,225バーツでしたが、スーパーリッチでは2,260バーツでした。差額は35バーツ。この差額があれば、フードコート「Pier21」で安い食事1品を楽しめます。
そのため、ターミナル21での両替を考えるなら、必ずスーパーリッチを選ぶべきです。
バンコクのレートが良い両替所について
BTSアソークのスーパーリッチは、ターミナル21内の両替所よりもレートが良いですが、バンコク全体で見ると「中の上」程度です。バンコク市内には、さらにレートの良い両替所がいくつか存在します。
以下の記事では、空港や街中など、旅行中にアクセスしやすい高レートの両替所を紹介しています。できるだけレートの良い場所で両替を行い、旅行をお得に楽しみましょう。
ターミナル21への行き方
ターミナル21は、BTSアソーク(Asok)駅とMRTスクンビット(Sukhumvit)駅の両方に直結しています。
以下の方法でアクセスできます。
BTSアソークからの行き方:1番出口が便利
BTSアソーク駅からターミナル21へは、1番出口を利用しましょう。1番出口を出ると、目の前にターミナル21への連結通路があります。
この通路を通ると、すぐにMFパリフロアに到着します。
MRTスクンビットからの行き方:3番出口から直結
MRTスクンビット駅からターミナル21にアクセスする際は、3番出口を利用します。
3番出口を上がると、目の前にターミナル21へのエスカレーターがあります。このエスカレーターを上がると、こちらもMFパリフロアに到着します。
ターミナル21の営業時間
ターミナル21の営業時間は、毎日10:00〜22:00です。ただし、モール内の一部テナントによっては、営業開始が遅れたり、終了時間が早まる場合もあります。詳細な営業時間については、公式サイトを確認するのがおすすめです。
じっくり楽しむなら日中に
ターミナル21でじっくりと買い物や食事を楽しむなら、日中に訪れるのがベストです。混雑を避けるためにも、早めに行動することをお勧めします。
バンコクで最もおすすめのショッピングモール
ターミナル21は、一言で言うと「バンコクで最もバランスの取れたショッピングモール」です。アクセスの利便性が非常に高く、BTSアソーク駅やMRTスクンビット駅から直結しています。さらに、館内には日本食レストランや激安のタイ料理店もあり、食事にも困りません。
また、ファッションアイテムやお土産のショッピングを楽しむことができ、各フロアにあるユニークなオブジェや装飾も見どころです。
バンコクを訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみるべき、おすすめのショッピングモールと言えるでしょう。
その他、バンコクのおすすめ観光地については、以下のバンコク観光完全ガイドを参考にどうぞ。
ターミナル21に併設している五つ星ホテル「グランドセンターポイント ターミナル21」は、筆者も定宿にしているおすすめのホテルです。
BTSもMRTにも直結。バンコクで一番立地が良いホテルです。コスパが高いので初めてのバンコク旅行におすすめ。
立地と設備に優れた五つ星ホテルでありながら、1泊12,000円前後という驚きの安さで宿泊できます。
詳細は、以下の記事を参考にどうぞ。
BTSアソーク周辺に滞在予定の人は以下の記事も参考にどうぞ。アソーク周辺にあるおすすめホテルを格安〜高級までまとめて紹介しています。
バンコク観光のモデルコース。2泊や3泊の旅行を計画している人は、以下の記事も是非参考にどうぞ。