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スワンナプーム国際空港の3階には、24時間営業のレストランやカフェ、ファーストフード店、さらには日本の新聞を扱う書店などがあります。2〜3時間程度の待ち時間であれば、空港内でのんびり過ごせるでしょう。また、トランジットが長時間の場合でも、昼間であれば市内観光に出かける選択肢もあります。
しかし、トランジットの時間が深夜であったり、半日以上にわたるような場合、空港内だけで過ごすのは少々厳しいものです。ベンチで読書をして時間をつぶせる方なら良いですが、例えば子連れの方など、長時間の待ち時間に疲れてしまう場合は、トランジットホテルを利用する方が快適です。
空港内にはリクライニングチェアが数台設置されていますが、常に先客がおり、座れる機会はほとんどありません。結果として、空港内での長時間滞在や野宿は難しいのが現実です。
また、バンコク旅行初日に深夜到着する方や、翌朝早くに出発する方の中には、空港近くのホテルで一晩を過ごしたいと考える方もいるでしょう。
この記事では、上記のようなシチュエーションでの利用に最適なホテルをご紹介します。
- スワンナプーム国際空港直結のトランジットホテル
- 国際線コンコース内にある、タイ入国不要のトランジットホテル
- 空港からタクシーで約10分のおすすめホテル
- エアポートレールリンク沿い、空港から5駅でアクセス可能なホテル
トランジットで長時間スワンナプーム国際空港に滞在する方、またはバンコク旅行初日や帰国前日に空港近くに滞在を希望される方は、ぜひ宿泊先として検討してみてください。
ホテル名 | |
空港直結 | ノボテル バンコク スワンナプーム エアポート |
ボクステル@スワンナプーム エアポート | |
国際線 コンコース内 | ミラクル トランジット ホテル |
空港から タクシーで約10分 | スワンナプーム スイート |
スワンナプーム ヴィル エアポート ホテル | |
パッチ スワンナプーム バンコク | |
トン タ リゾート スワンナプーム | |
ザ コテージ スワンナプーム ホテル | |
コートヤード・マリオット | |
ARL マッカサン近く | FX ホテル メトロリンク マッカサン |
スワンナプーム国際空港直結のトランジットホテル
空港直結のホテルへは、いずれも空港地下1階(エアポートレールリンク乗り場があるフロア)からアクセス可能です。
以下でホテルの詳細とアクセス方法について詳しく解説します。
ノボテル バンコク スワンナプーム エアポート(Novotel Bangkok Suvarnabhumi Airport)
ノボテル バンコク スワンナプーム エアポート(Novotel Bangkok Suvarnabhumi Airport)は、スワンナプーム国際空港に最も近いエアポートホテルです。
ホテル施設は豪華ですが、周辺には何もなく観光要素は皆無なので、寝るだけのホテルと考えておいた方が良いでしょう。
1泊の宿泊料金は15,000円前後。寝るだけの利用にしては少々高いのが欠点ですが、世界規模で展開するホテルチェーン「アコーホテルズ」が運営するブランドだけあってサービスや設備面における信頼性と安心感が高いです。
早朝発の人のために朝食ビュッフェがAM3:00から開始されるのも特徴的。
空港でコーヒーや朝食のための余分なタイバーツを使わずに済みます。
(ルームタイプ:スーペリアルーム キングベッド)
客室は1部屋35平米ほどの大きさがあるので、1人〜2人滞在、また子連れでの滞在にも十分な広さです。
ホテル内にはプールやジム、キッズスペースも完備されているので、時間つぶしに困ることはありません。無料WiFiもあり。
ロビーなど含め、ホテル内設備には過不足がないため、不便なく滞在できます。ただ、やはりネックとなるのは高級五つ星ホテル顔負けの宿泊料金。
バンコク市内では1万5,000円も出せば、ヒルトンなどの高級ホテルに宿泊してもお釣りがきます。
そう考えると、個人的には割高かなという印象。
とは言え、空港直結でホテルらしいホテルは、ノボテル バンコク スワンナプーム エアポートのみです。
空港直結ゆえに、万一にも搭乗時間に遅れることがないので安心。地下通路で繋がっているので、雨が降っていても傘不要です。
利便性と安心感を優先する人にはおすすめのホテルですが、料金があまりにも高すぎると感じる人は、以下で紹介するカプセルホテルや空港周辺のホテルへの宿泊を検討してみても良いかもしれません。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
ボクステル@スワンナプーム エアポート(Boxtel@Suvarnabhumi Airport)
エアポートレールリンクの改札がある地下1階にある、寝ることだけに特化したカプセルホテル。
カプセルホテルなので、部屋にはベッドとコンセント、あと小さな机があるのみ。3時間〜4時間程度の仮眠を取るだけなら十分といった作り。
安宿での宿泊経験がある人なら問題なく寝られるでしょう。人通りが少ない廊下にカプセルが並んでいるので騒音の心配もありません。
ただ、欠点としてはシャワールームがないこと(トイレは空港内トイレを使用できる)。そのため、ボディシートを持参しておくと良いです。
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チェックインフロント横には、ちょっとした休憩スペースもあり。
休憩スペースにもコンセントがあるので、パソコン作業可能です。
1泊の宿泊料金は4,000円前後。こちらも街中のゲストハウスやドミトリーに比べると高い料金ですが、空港内にあるという利便性を考えると許容できる範囲。
ただ、滞在時間は最大で4時間という制限付きなので要注意(20:00〜0:00、0:00〜4:00、4:00〜8:00というように滞在可能時間が分けられている)。
トランジット時間が5時間や6時間などの中途半端な時に利用すると良いでしょう。荷物置き場として使って、手ぶらで空港内を散策するのもあり。
ちなみに、基本的に1室1名ですが、身長100cm未満・年齢12歳以下の子供であれば同じ部屋に宿泊できます。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
空港内ホテルへの行き方
上記2軒のホテルは、いずれもターミナル地下1階に位置しています。両ホテルへ行くには、一旦タイへ入国する必要があります。
タイ入国後、エスカレーターを降りてターミナルの地下1階へ行きます。空港内の案内板には、上写真のように「Airport Hotel」と書かれているので、すぐに分かるでしょう。
地下1階へ降りた後も、案内板が示す方向へ沿って歩くだけです。
エアポートレールリンクの改札近くまで歩くと、上で紹介したボクステル@スワンナプーム エアポートが見えます。
更に奥へ進むと、最初に紹介したノボテル バンコク スワンナプーム エアポートへ続く連絡通路の方向を示す案内板も見えます。
(ノボテル バンコク スワンナプーム エアポートの直結通路を示す案内板)
国際線コンコース内にあるトランジットホテル(タイ入国不要)
ミラクル トランジット ホテル(Miracle Transit Hotel)
国際線コンコースG内にあるため、国際線⇔国際線乗り換え時にタイに入国することなく宿泊できる便利なホテル。
ただ、あくまで国際線コンコース内にあるので、国際線乗り換えの人専用です。
ホテル自体は寝るだけの質素な作りですが、1泊の宿泊料金が1万円を超えるので、国際線コンコース内に位置していることに余程のメリットを感じる人向けと言えるでしょう。
例えば、入国・出国審査の待ち時間が惜しいという人。
スワンナプーム国際空港はアセアンを代表するハブ空港だけあって、時間帯や日によっては入国・出国審査場にて大勢の外国人が並んでいます。
入国・出国するだけで1時間近くかかる場合もあるので、審査にかかる時間が惜しい人にとっては確かに便利と言えます。
コンコース内にあるので、ホテルを出て数分で搭乗口まで行けるメリットも大きいです。
その他、同行者に子供や高齢者がいて、空港内で負担なく寝泊まりしたい人なら利用価値があるでしょう。
(ルームタイプ:スーペリアルーム)
客室自体は普通のホテル。シャワールームや冷蔵庫、電子ポッド+無料のコーヒー類、朝食スペースなど最低限の設備はあります。
もう少し料金が安ければ良いのですが、上で述べたようなメリットを重要視する人なら満足できるでしょう。
ホテルが位置するコンコースGへは、コンコース内にあるフロア地図を参考に向かいます。
上写真は、ホテル最寄りに立つフロア地図の写真。
ホテルに隣接している大型ラウンジ「Miracle Lounge」の裏手にホテル入り口は位置しています。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
空港周辺のおすすめホテル(タクシーで約10分)
スワンナプーム周辺に点在するホテルは空港からタクシーで10分程度でアクセスできます。
移動にタクシーが必要ではあるものの、空港併設のホテルに比べると宿泊料金が安いのがメリット。
それなりに設備がしっかりしていながら、1泊1,500円〜高くても5,000円程度で泊まれるホテルもあります。
また、以下で紹介するホテルが連なるエリアには、スワンナプームナイトマーケット(ตลาดนัด สุวรรณภูมิ)という中規模のナイトマーケットや、バー・レストランも点在しているため過ごしやすいです。
(スワンナプームナイトマーケット。毎日16:00〜21:00まで営業している。雑貨やタイ料理など全てローカル価格)
(ナイトマーケット周辺はバーやレストランも豊富。マッサージ店もある。空港周辺エリアの中では最も人通りが多く賑やか)
夜食を取ったり、ちょっとした買い物をするのに便利。空港周辺では最もおすすめの滞在エリアです。
以下は紹介するホテルやナイトマーケットの場所を記したGoogle Map
- 左上の 地図上の全項目をリスト表示します。
- でお気に入り登録、 で各SNSやメールで共有できます。
- 右上ので拡大地図を表示します。
- おすすめのホテルはMap上番号❶〜❻です。
- 青色のカート = スワンナプームナイトマーケット
空港からタクシーでホテルまで向かう場合は、スワンナプーム国際空港1階の7番出口を出て右にあるタクシー乗り場より24時間タクシーを利用できます。
スワンナプーム国際空港のタクシー乗り場には、以下3つのレーンが存在します。
- LARGE TAXI
- REGULAR TAXI
- SHORT DISTANCE(近距離専用)
各ホテルは空港から6km程度なので、タクシーで向かう場合は「SHORT DISTANCE(近距離専用)」のレーンを利用しましょう。
レーンの先にある上写真カウンターにて、行き先を告げます。
カウンターのスタッフは大抵のトランジットホテルを把握しています。なので、ホテル名を告げるだけで理解してくれますが、念のためホテルの住所も記載されている予約バウチャーを用意してくと良いです。
空港からホテルまでの所要時間は10分程度。乗車料金は70バーツ〜80バーツです。
❶ スワンナプーム スイート(Suvarnabhumi Suite)
スワンナプーム スイートは、スワンナプーム国際空港から約6km、タクシーで10分以内の距離にある中級ホテルです。
空港から一度外に出る必要はありますが、宿泊料金や設備面を考慮すると、空港内外を含めて個人的に最もおすすめのホテル。
1泊の宿泊料金は3,000円〜4,000円前後。それほど高くない上に、客室は2人滞在までなら十分な広さがあります。
また、ホテル周辺には居酒屋やナイトマーケット、レストランなどの店舗数も充実しているため、空港近くとは言えタイ文化を感じられる環境です。
(ホテル周辺の道路。空港近くだが殺伐としておらず、人通りも多い)
ホテル屋上のレストランからは、スワンナプーム国際空港を発着する飛行機が眺められるのも良い。
客室はごく普通の中級ホテルと言った作りですが、広さも十分にあり(28平米)、清潔。市街の同価格のホテルと比べても適正料金と言える内容です。
セーフティボックスなど、ホテル滞在に必要な物は一通り完備。WiFiも良好でサクサクYouTubeを見られました。
シャワールーム。歯ブラシ以外のアメニティは揃っています。水周りも清潔です。
自分がこのホテルを気に入った最大の理由は、屋上のレストランテラスです。
空港近くだけあって、周辺には高層ビルなどが存在しません。そのため、屋上テラスからは空がバッチリ見えます。
また、スワンナプーム国際空港を発着する飛行機も眺められるのも良かったです。空港近くのホテルならではの光景。
屋上レストランで食べたご飯。メニューはタイ料理や洋食が中心です。
1品100バーツ前後。観光客向けの料金ですが、景色が良いので申し分ありません。
その他、ホテル敷地内には広くはないですがプール設備もあり。鯉の池もあって雰囲気が良いです。
また、オーナーの趣味で様々なアニメや映画キャラクターのオブジェが置かれているのも面白い。
空港近くには「寝るだけ」のホテルが殆どですが、スワンナプーム スイートは数少ない空港近くでもタイ滞在時間を楽しめるホテルです。
宿泊プランの中にはホテル⇔空港の送迎サービスもが含まれている客室もあるので、タイが初めての人でも空港までのアクセスは安心でしょう。
(往復空港送迎込と記載がある)
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❷ スワンナプーム ヴィル エアポート ホテル(Suvarnabhumi Ville Airport Hotel)
一番安い部屋でも1泊5,000円弱。
スワンナプーム空港からの距離は約8.5km。タクシーでのアクセス所要時間は約10分です。
スワンナプーム ヴィル エアポートホテルの素晴らしい点は、上で紹介したスワンナプーム スイートよりも近くで飛行機が見られるスカイバーを併設している点。
飛行機に詳しい人なら、席から見ているだけで何処の航空会社の飛行機か分かるほど、近い場所を飛行機が通ります。
バンコクには数多くのスカイバーが存在しますが、多様な飛行機の景観を楽しめるのはスワンナプーム ヴィル エアポートだけ。
スカイバーにはライブバンドも来るので賑やかです。
「せっかくタイにいるのだから、空港近くのホテルとは言え寝るだけじゃなく、楽しく過ごしたい!」という人におすすめのホテルと言えます。
写真の客室はダブル エグゼクティブ(Double Executive)。部屋の広さは約25平米です。
部屋自体はごくごく普通です。
バルコニーがあるのは喫煙者には嬉しいですが、特筆すべきような点はないかな。特に広いわけではなく、清潔感はあって、一般的な中級ホテルそのものと言った部屋。
部屋だけを見たら、1泊5,000円前後は高いです。
しかし、上述したスカイバーやプール・サウナ施設などを総合して、ホテルでゆったり楽しみたい人にとっては全然おすすめできます。
(プール)
(サウナルーム)
(フィットネスジム。卓球台まである)
空港近くで1泊するだけなら十分満足できる施設です。
ホテル1階にはセブンイレブンが併設されています。
屋上のスカイバーは飛行機の景色やライブ演奏が良くて楽しいです。
カップルや家族連れには特におすすめのホテルです。
❸ パッチ スワンナプーム バンコク (PATCH Suvarnabhumi Bangkok)
個室に加えてドミトリー(4名相部屋/男女混合、女性専用の両方あり)も備えられている空港近くの格安ホテル。
個室の宿泊料金は1泊1,500円〜2,000円程度。ドミトリーであれば1泊1,000円以下で宿泊できます。
(ドミトリールーム)
さらに個室でもドミトリーでも朝食付き。節約志向の旅行者におすすめのホテルです。
エントランス。チェックイン時には300バーツのデポジットを求められます。
ホテル⇒空港までのタクシーはチェックインカウンターで予約可能です。出発の2時間前までに要予約なので、タクシーが必要な方は早めに予約しておきましょう。
ホテルから空港までのタクシーは100バーツです。
写真の客室はスタンダード ベッドルーム(Standard Bed Room)。広さは20平米。
ちょっと小綺麗なゲストハウスといった雰囲気。ドライヤーや小型冷蔵庫、作業デスクも完備されているので寝るだけなら十分。
バルコニーも設備されているので喫煙者にも優しい。
シャワールーム
建物内は階段しかないので、荷物が多い人は予約時に低層階の部屋を希望しておきましょう。
パッチ スワンナプーム バンコク前の通りは民家が連なっています。
夜は少々人通りが少ないのが欠点。野良犬もいました。そのため、夜遅くまでナイトマーケットやバーで遊んで帰る人はタクシーを利用してホテルまで帰ると良いです。
朝食は5種類の中から選べます。アメリカンブレックファーストやタイ風の朝食がありますが、いずれも簡素な物。上写真はタイのお粥ジョーク。
朝食付きであることを考えるとコスパの高いホテルです。ドミトリーに泊まりたい節約旅行者には助かるでしょう。
客室の鍵はカードキーで、施設内には所々に防犯カメラが設備されています。安ホテルとは言え、防犯面も安心。
空港周辺で安いホテルを探している人におすすめ。
❹ トン タ リゾート スワンナプーム (Thong Ta Resort Suvarnabhumi)
1泊1,500円〜2,000円程度で宿泊できて部屋の大きさも申し分ないホテル。
更にホテル⇒空港までの無料送迎サービスも付いています。
(ホテル⇒空港への送迎用バン)
ホテル施設が少々老朽化が進んでいて、建物内にエレベーターがないというデメリットもありますが、宿泊料金を考えると十分満足できるでしょう。
チェックインカウンター
写真の客室はスタンダード ルーム(Standard Room)。広さは35平米。
バルコニーも付いていて広々とした客室です。コーヒー用のポッドや小型冷蔵庫、クローゼットは完備していますがセーフティボックスはないので要注意。
貴重品は鍵付きのスーツケース等に入れるか肌身離さず持っておきましょう。
バルコニーから見える景色。上で紹介したスワンナプームナイトマーケットまでは600m。徒歩にして8分程度です。
シャワールーム。安物ではありますが、シャンプーや石鹸、コンディショナーは完備。
これと言った特徴こそないものの、安いうえに部屋が広くて無料の送迎まであるので十分なホテルです。全体的に清掃も行き届いているようで清潔でした。
宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
❺ ザ コテージ スワンナプーム ホテル(The Cottage Suvarnabhumi Hotel)
スワンナプーム国際空港から距離約6.5km、タクシーで10分程度の場所にある中級ホテル。
2018年に改築されたため、ホテル施設は全体的に綺麗。
また、ホテルが中庭プールを囲むようにコの字型に形成されているため、部屋によってはバルコニーを出たら目の前にプールが広がっています。
せっかくなのでプールで遊びたい方、少しでもリゾート感を味わいたい方におすすめのホテルです。
中庭のプール。1階のプールアクセス部屋に宿泊すると、バルコニー目の前にプールが広がっています。
高級ホテルのような大きなプールではありませんが、トランジットついでにのんびりするだけなら十分な設備。
写真の客室はデラックス プール利用込(Deluxe Pool Access)。広さは24平米。
バルコニーには椅子と机があります。
喫煙者なので、タバコを吸いながらのんびりできるのが嬉しい。
バルコニーからはいつでもプールへアクセスできます。
シャワールーム。
シャンプーとボディソープのみ完備。
朝食の料金は250バーツ(前夜に購入したら何故か200バーツだった)。
種類は多くありませんが、定番のタイ料理と欧米食、サラダ類やデザートもあります。値段を考えると、まずまず満足できるレベル。
ホテルからスワンナプーム空港へのシャトルバスは無料です(一部有料の客室もあるので要注意。”空港トランスファーなし”と記載されている部屋は有料)。
シャトルバスのタイムスケジュールは以下の通り、1日に28本もあります。
ホテルから空港への シャトルバス 時刻表 | |
00:00 | 10:20 |
01:20 | 11:00 |
02:00 | 12:00 |
02:40 | 13:00 |
03:20 | 14:30 |
04:00 | 15:00 |
04:40 | 16:00 |
05:20 | 17:00 |
06:00 | 18:30 |
06:40 | 19:20 |
07:20 | 20:00 |
08:20 | 21:00 |
09:00 | 22:30 |
09:40 | 23:20 |
その他、ホテル内にはビリヤード台があったり、深夜でもビールや軽食を提供しているので、トランジットに不足ない満足できるホテルでした。
一番安い部屋なら2,000円台でも宿泊できるので、コスパも上々。プールでゆったりしたい方は是非。
因みに、ホテル周辺にはローカル食堂やマッサージ(11:00〜22:00まで)もあります。
(ホテル近くのマッサージ屋)
❻ コートヤード・バイ・マリオット・バンコク・スワンナプーム・エアポート(Courtyard by Marriott Bangkok Suvarnabhumi airport)
2023年、バンコクで3軒目となる「コートヤード・バイ・マリオット・バンコク・スワンナプーム・エアポート」がスワンナプーム空港近くにオープンしました。1泊の宿泊料金は15,000〜20,000円前後と、他の空港周辺ホテルと比較してやや高めですが、コートヤードブランドならではの充実したファシリティと上質なサービスが魅力です。
- 主な特徴:
- 空港とホテル間を24時間運行する無料シャトルバスを完備
- 緑豊かな中庭と広々としたプールを備えたホテル施設
- 多様な飲食店が集まるエリアに立地
「さすがマリオット!」と感じさせる、質の高い設備が魅力のこのホテルは、空港周辺で最も居心地の良い滞在先の一つです。
特に、緑あふれる中庭はコートヤードブランドの象徴であり、空港近くのホテルには珍しいリゾート感を満喫できます。
また、ホテル周辺にはコンビニやスーパーマーケット、ファストフード店、カフェ、ローカルタイ料理のフードコートなどが豊富にあり、空港内よりも幅広い食事の選択肢を楽しめます。トランジットや旅行最終日も充実した時間を過ごせるでしょう。
24時間運行のシャトルバスには、スマホ充電用のコンセントやUSBポート、さらに無料WiFiが完備されています。
少し贅沢な滞在を望む方に、真っ先におすすめしたいホテルです。
詳しい宿泊レビューは以下の記事もご覧ください。
エアポートレールリンク「マッカサン駅」近くのホテル
エアポートレールリンク(ARL)とは、スワンナプーム国際空港とバンコク市街を繋ぐ高架鉄道です。
6:00〜24:30までの間、15分〜20分間隔で運行していて、空港⇔市街までは最大でも30分程度程度でアクセスできます。
乗車料金は距離によって異なりますが、最大でも45バーツ。
バンコク市街での観光を楽しみながらも、空港に近い場所に滞在したいという方は、エアポートレールリンクの駅近くに滞在するのがおすすめです。
エアポートレールリンクの駅は、終点のパヤータイまで全部で7駅存在しますが、中でもおすすめの滞在地がマッカサン(Makkasan)周辺。
マッカサンはMRT(地下鉄)ペッチャブリー(Phetchaburi)駅への乗り換えが可能であることに加え、ペッチャブリー駅から繁華街であるアソーク/スクンビット(Asok/Sukhumvit)駅までは一駅でアクセスできます。
アソーク駅目の前にはレストランやマッサージ、ショッピングモールが多いので市内散策を楽しめるでしょう。
(アソークを代表するショッピングモール「ターミナル21」)
以下で紹介するFX ホテル メトロリンク マッカサン(FX Hotel Metrolink Makkasan)は、マッカサン駅目の前に位置する中級ホテルです。
FX ホテル メトロリンク マッカサン(FX Hotel Metrolink Makkasan)
FX ホテル メトロリンク マッカサンは、エアポートレールリンクのマッカサン駅から徒歩2分の場所にある中級ホテルです。
1泊の宿泊料金は3,000円〜4,000円程度。
スワンナプーム国際空港への翌早朝便の搭乗を予定している人や、トランジット時間が長くてタイ滞在中に市内散策を楽しみたい人に利用されています。
ホテルの作りは日本のビジネスホテルとさほど変わりはなく、これと言った特徴はありません。しかし、小綺麗で過ごしやすいです。
なにより、エアポートレールリンクが目の前で、空港へも市街へも短時間でアクセスできるのがメリット。
写真の客室タイプはスーペリア(Superior)。広さは22平米です。
ベッドルームにクローゼットや作業デスク、冷蔵庫やテレビがあるだけのシンプルな部屋。
クローゼット内にはガウンや室内スリッパ、ドライヤーの備えもあり。
シャワールーム。シャンプーや石鹸、ボディーソープは完備。歯ブラシは持参するかホテル近くのコンビニで購入しましょう。
ホテル設備も日本のビジネスホテルとさほど変わりはありません。
1階にあるレストランカフェではPC作業が可能です。プールとジムに関しては、写真の通り小さくて狭いので大きな期待はできないでしょう。
実際、プールとジムを利用している人は一人もいませんでした。
やはりこのホテルは、エアポートレールリンクに近いというのが最大のメリットと言えます。
スワンナプーム国際空港からエアポートレールリンクを使ってマッカサン駅へ行くには、まず空港の地下1階へ行きます。
空港内にはエアポートレールリンク(Airport Rail Link)の方向を示す案内板があらゆる場所に設置されているので、簡単に見つけられるでしょう。
地下1階のエアポートレールリンク乗り場には、英語表記の販売機があるので、行き先(Makkasan)を選択してチケットを購入するだけです。
日本の電車と要領は同じなので困ることはないでしょう。
ホテル最寄りのマッカサンからペッチャブリー駅やアソーク/スクンビット駅へ乗り換えるのも、日本の電車と要領は全く同じです。
駅構内には、あらゆる場所に乗り換え場所を示す案内板があるので、案内板に沿って歩けば楽に乗り換えできます。
(MRT ペッチャブリー駅への乗り換え場所を示す案内板)
先述したように、エアポートレールリンクの稼働時間は6:00〜24:30までです。
空港に深夜到着する人や、ホテルを深夜にチェックアウトする人はタクシーを利用することになります。
そうなるとエアポートレールリンク近くというメリットを活かせられないので、深夜到着・深夜チェックアウトを予定している人は、上で紹介したホテルいずれかへの宿泊がおすすめ。
FX ホテル メトロリンク マッカサン(FX Hotel Metrolink Makkasan)の宿泊料金・予約確認は以下より可能です。
スワンナプーム空港からエアポートレイルリンクに乗る方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
スワンナプーム空港周辺のその他のホテル
スワンナプーム国際空港周辺には、上記で紹介した以外にもホテルが存在しています。
基本的には中級ホテルが多いですが、いずれも「寝るだけ」と割り切って利用するのが良いでしょう。
また、これはバンコクのホテル全般に言えることですが、予約なしの飛び込みで宿泊しようとすると、予約するより割高になることが多いので、必ず予約しておくことをおすすめします。
スワンナプーム空港で最もレートの良い両替所については、以下の記事を参考にどうぞ。
スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコクのおすすめホテルまとめ。エリアごとにコスパの高いホテルのみを厳選して紹介しています。