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ウドムスックは、タイ旅行の初心者向きのエリアではありません。在住者には馴染みの街でも、初めて訪れる人には、少し地味でローカルすぎると映るはずです。
ただ、アソークやナナといった中心地まではBTSで約25分。土地勘のあるリピーターなら、決して不便な立地ではありません。むしろ観光地の喧騒を離れ、ローカルな空気の中で過ごしたい人に向いています。中心地より物価がやや安いのもうれしいところです。
そんなウドムスックで見つけたのが「ルーメン バンコク ウドムスック ステーション」。地味なエリアという第一印象に反して、コワーキングスペースやルーフトップバーが驚くほど充実していました。
ルーメン バンコク ウドムスック ステーションの基本情報

| ホテル名 | ルーメン バンコク ウドムスック ステーション (Lumen Bangkok Udomsuk Station) |
|---|---|
| 開業 | 2023年 |
| エリア | ウドムスック |
| アクセス | BTSウドムスック駅目の前 |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 料金の目安 | 8,000円台〜 (シーズンにより変動。サイトによっては6,000円台のことも) |
| チェックイン/チェックアウト | 14:00/12:00 |
| 主な設備 | コワーキングスペース、ルーフトップバー、プール、ジム、レストラン、Wi-Fi、駐車場 |
| 喫煙ポリシー | 客室・館内は禁煙(喫煙は1階の喫煙所のみ可) |
BTSウドムスック駅目の前。ローカルと再開発が同居する立地
BTSウドムスック駅前
ウドムスックは地味に映ると書きましたが、近年は開発が進み、新しい商業施設の開業が続いています。
駅前の「ウドムスック市場」には、ローカルのタイ料理店に加えて、在住日本人にも人気の日本食店「和生」が入っています。
ローカルフードや日本食「和生」があるウドムスック市場
徒歩8分ほどの場所には、無料のコワーキングスペースや飲食店、スーパーが集まるデジタルITハブ「トゥルーデジタルパーク」。その向かいには、2026年7月に開業したアジア最大級のクリエイティブハブ「Cloud11」もあります。
Cloud11(左) / トゥルーデジタルパーク(右)
ローカルな空気と利便性、新しいスポットが入り混じる。それでいて、観光客の姿はほとんど見かけません。この静けさこそ、ウドムスックの魅力です。
実は筆者が暮らしているのも、この近くです。便利なのに、静かで暮らしやすい。その居心地のよさに惹かれて、住み始めました。
ウドムスックは、観光地を巡るための街というより、暮らすように滞在したい人に向いています。屋台でローカルの味を知り、必要なものは徒歩圏で揃える。それでいて、中心部にもBTSですぐ出られる。
そんなウドムスック駅前に建つのが、今回泊まった「ルーメン バンコク ウドムスック ステーション」です。
ドリンク1杯でコワーキングスペースが使い放題

このホテルで最初に紹介したいのは、客室ではありません。2階のコワーキングスペースです。ホテル取材を重ねてきた筆者が、久しぶりに「これは便利だ」と感じた設備でした。
電源付きのカウンター席が5席、ソファー席が3つ、それに会議室が1室。規模は一般的なコワーキングスペースより小さめですが、ドリンクを1杯頼むだけで、営業時間内は何時間でも使えます。

しかも、いつ行っても空いています。近くのトゥルーデジタルパークに人が流れるためか、この場所はあまり知られていません。週末の日中でも人影はまばらで、静かに集中できました。プリンターも置いてあり、書類の印刷にも困りません。

Wi-Fiの速度は、下り14Mbps・上り13Mbps。爆速とは言えませんが、メールやドキュメント作成といった作業なら支障はありません。
このコワーキングスペースは、宿泊者でなくても利用できます。ドリンク1杯で長時間ねばれる作業場所として、近隣で仕事をする人にもすすめたい場所です。
毎日6:00〜21:00
毎週水曜、女性はワインとカクテルが無料になるルーフトップバー
このホテルを「穴場」と呼びたいもう一つの理由が、9階のルーフトップバー「la Luna」です。

近年のバンコクでは、ルーフトップバーが人気を集めています。ただ、有名店は人が多く、料金も高め。「景色はきれいだけど、一度行けば十分」と感じる店も少なくありません。
ここは、少し毛色が違います。
ウドムスックという立地もあって、観光客の姿はほとんどありません。決して高層階ではないものの、目の前をBTSの車両が走り抜けていきます。この距離でBTSを眺めながら飲める景色は珍しく、見ていて飽きません。


そして注目は、毎週水曜のレディースナイト。18:00〜21:00は、女性ならワインとカクテルが無料で飲み放題。さらに、フードも10%オフになります。注文条件はなく、宿泊者以外も利用できます。



水曜以外にも、月曜は全カクテルが100バーツ、火曜はワインとビールのビュッフェが499バーツと、曜日ごとにお得なプロモがあります。
高級ルーフトップバーほど気負わず、それでいて雰囲気はしっかり楽しめる。とくに水曜なら、女性同士で気軽に飲みたいときの選択肢として覚えておいて損はありません。
なお、プロモの内容は変更される場合があります。最新情報は公式Instagramで確認してください。
- 開催時間:毎週水曜18:00〜21:00
- 対象:女性
- ドリンク:ワイン・カクテルが無料で飲み放題
- フード:全品10%OFF
客室は必要十分。館内の雰囲気は価格以上
ホテルに入ってまず目を引くのが、吹き抜けの高い天井と大きなアート、大理石調のカウンターです。中級価格帯のホテルながら館内は洒落ていて、清潔感があります。

ローカルエリアとはいえ、スタッフには簡単な英語が通じます。滞在中、言葉で困ることはありませんでした。
今回泊まったのは、23平米の「ルーメン デラックス キングルーム」。部屋そのものは、ごく標準的な中級ホテルです。正直、あえて語ることは多くありません。


ただ、2023年開業と新しいだけあって、水回りはきれいです。旅慣れた人ほど気にする部分だけに、実際に泊まって安心しました。
そしてもう一つ、連泊する人に便利な設備が1階のコインランドリーです。洗濯・乾燥はそれぞれ50バーツ。洗剤・柔軟剤は別途20バーツで購入できます。

これが地味に便利です。洗濯できる前提なら、持っていく服を減らせます。LCCで預け荷物を減らしたい人や、バンコクに長めに滞在する人には、ありがたい設備です。
こんな旅行者にルーメン バンコク ウドムスック ステーションはすすめたい
屋上プール
ルーメン バンコク ウドムスック ステーションの設備は、一つひとつ見れば珍しいものではありません。コワーキングスペースも、コインランドリーも、ルーフトップバーも、バンコクには他にいくらでもあります。
このホテルの良さは、それらが一つの場所に揃っていることです。
朝起きて、ホテルで仕事をする。昼はウドムスックのローカル食堂へ行き、戻って洗濯。夜はルーフトップバーで一杯飲む。必要があれば、BTSに乗って中心部へ出る。
そんな数日間を、ホテルとその周辺だけで過ごせます。
だから、初めてのバンコク旅行で観光地を巡りたい人より、すでに何度か訪れているリピーターにすすめたいホテルです。とくに、仕事をしながら数日から1週間ほど滞在する人とは相性がいいでしょう。
逆に、ホテルには寝るためだけに戻り、朝から晩まで観光する人なら、ここを選ぶ理由は薄くなります。アソークやプロンポンなど、もっと中心部に泊まったほうが便利です。
ルーメン バンコク ウドムスック ステーションの魅力は、何か一つの設備が突出していることではありません。泊まる、働く、洗濯する、食べる、飲む。その一連の生活を、ウドムスックというローカルな街の中で完結できるところにあります。
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