この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
クラムパタヤ(Kram Pattaya)は、パタヤのナクルア地区にて、2020年10月1日に開業した五つ星ホテルです。
この記事を書いている2020年11月時点、まだ開業して1ヶ月足らずではあるものの、驚くことに既にタイ人のFaceBookで話題沸騰。
なんでも「プールが映えるホテル」なんだと。数々の写真がアップされていました。
そこで、筆者も気になり実際に宿泊してみました。
ホテルの特徴は、なんと言っても中央に設置された巨大なプール。
プールを囲むように各客室棟が並んでいます。1階のプールアクセス部屋に宿泊すれば、バルコニーからダイレクトにプールへとアクセスできます。
この巨大なプールにいつでも入れて、のびのび遊べるというわけです。
確かにここでのプール遊びは本当に気持ち良かったです。
優に学校のプールの2倍、いや3倍近くはあるだろうプールで、ひたすらにステイケーションを満喫できます。
また、ホテルは海沿いに位置している立地を活かし、砂浜のリラックススペースやバー、インフィニティプールも併設しています。
確かにどこを見ても映えるなと。
パタヤにありそうでなかった新しいタイプのホテルです。
以前紹介した、同じくナクルアにあるナバーナネイチャーエスケープに比べると、緑(植物)は少ないです。
ただ、ビーチリゾート特有の、つやのある水水しい施設でおこもりステイを楽しみたい人はクラムパタヤの方が楽しめるでしょう。
今回の記事では、プールなどの施設に加え
- プールアクセス部屋
- プライベートヴィラルーム
- プールバーとインフィニティプール
- レストランでのディナー
- 朝食
- 場所・アクセス方法
について、詳しく解説します。
クラムパタヤ(Kram Pattaya)
(エントランスロビー)
クラムパタヤの「クラム」とは、タイ語で藍色(คราม)を意味します。
その名の通り、ホテル施設内の至る所で藍色をアクセントとして使用しているのが特徴です。
(ウェルカムドリンク。藍色の飲み物と言えば、もちろんバタフライピー入りティー)
(レストラン内の席や壁の一部も藍色)
(藍色のビーチパラソル)
後ほど詳しく紹介する客室も、藍色基調で全てまとめられています。
筆者は茶色や青色、藍色と言った落ち着きのある色が大好き。刺激を絶つ色とでも言うのでしょうか。
「外向き」か「内向き」かで言えば、内向きな色ですよね。内向的な筆者にぴったり。
まあこうした配色を見る度そこまで深く考えているわけではありませんが、色彩が無意識のうちに人の心理に影響を与えることは多々あるでしょう。
そのためか、クラムパタヤではいつもソワソワして落ち着きのない筆者が、のんびりと過ごせたという印象があります。
2人滞在までならプールアクセス部屋一択
クラムパタヤには、従来のホテル同様にデラックスルームやツインルーム、ファミリールームなどの部屋が用意されています。
1〜2人滞在までの宿泊を検討しているのであれば、絶対におすすめするのがプールアクセスルームです。
写真の客室は、デラックスキングルーム(プールアクセス)(Deluxe Pool Access King)。広さは35平米。
バルコニーで喫煙可能です。
部屋だけ見たら、まあタイのホテルとしてはごくごく普通でしょう。どこにでもあるホテルの部屋。
バスタブは無し。シャワールームのみ。正直言って、部屋はどうってことないです。この部屋だけのためにわざわざ泊まるホテルではありません。
目玉は何と言ってもバルコニーからプールへとダイレクトにアクセスできる点。それがこの部屋の利点の全て。
バルコニーに出ると、吊り下げられた可愛らしい椅子があり、目の前には巨大なプールが広がっています。
思い立ったらすぐにプールへ飛び込みます。
2階や3階の部屋(「プールビュー」と記載されている部屋)も、部屋の造り自体は同じです。
なので、これだけプールを売りにしているホテルですから、プールアクセスの部屋に宿泊しないと、はっきり言って勿体無いです。
プールアクセス部屋の各バルコニーには、テーブルも設置されています。
飲みかけのビールをテーブルに置き、ひと泳ぎしてアルコールを入れたくなったらすぐにビールを飲む。
ステイケーションにふさわしい、呑んだくれの休日を過ごせるわけです。プールの温度も適温(体感的には26〜28℃くらい)で丁度良かったです。
プールアクセスの部屋は最も人気。
筆者が宿泊した時は平日であるにも関わらず、タイ人宿泊客で満室でした。
そのため、早めに予約することを強くすすめます。
プライベートプールヴィラ(Villa with Private Pool)
さらに贅沢にステイケーションを楽しみたい人には、プライベートプール付きのヴィラでの滞在をおすすめします。
プライベートプールヴィラの広さはなんと150平米。
例えば子連れでゆったりとした時間を過ごしたいのであれば、プライベートプールヴィラも選択肢に入れて良いでしょう。
(大人2名 + 子供1名まで滞在可能です)
プライベートプールヴィラはバスタブ付き。
独立したシャワールームも完備しています。
ステイケーションを120%満喫するならプライベートプールヴィラ一択ですね。
この広々とした部屋、窓越しに見える青々しいナクルアの海。
朝、カーテンを開けた時の清々しさと言ったら、この上ないです。至福の時間。
共用プールの方が大きくて写真映えしますが、プライベート感重視でステイケーションを楽しむならプライベートヴィラも良いです。
筆者は、バルコニーからこのナクルアの海を見渡せることを大いに気に入りました。
夜はバー併設のインフィニティプールで遊ぶ
昼間は共用プールないしはプライベートプールで思い切り遊んだあと、夜はバーを併設したインフィニティプールでまったり過ごすのが良いです。
このインフィニティープールとビーチバーの雰囲気も本当に素晴らしい。
ナクルアの海は、お世辞にも綺麗とは言えません。でも、インフィニティプールとバーの雰囲気が良いからでしょうか、海の汚さが全く気になりません。
毎日9:00〜23:00
ちなみに、昼間の雰囲気も最高です。燦々と照りつける太陽のもとで飲むカクテルの味は別格。
(殆どのメニューに写真と英語表記があります)
- シグネチャーカクテル / 各290バーツ
- シグネチャーモクテル / 各190バーツ
- スムージー / 各180バーツ
- イタリアンソーダ / 各120バーツ
- フルーツジュース / 各180〜200バーツ
- 4大スピリッツ(ジン・ラム・ウォッカ・テキーラ) / 各130〜180バーツ
- ビール / 各90〜220バーツ
- デザートなどの軽食 / 220〜360バーツ
などなど。完全にホテル価格です。
レストランでのディナー
今回はステイケーション、おこもりステイが目的だったので、ホテルのレストランでディナーを食べました。
カオパットタレー(SEAFOOD and RICE)。250バーツ。定番中の定番料理ですね。エビやイカが入った炒飯。ご飯がパラパラで美味しいのなんの。
イエンタフォー(GULF OF NAKLUA YEN TA FU)。320バーツ。ピンク色で見た目はショッキングなんですが、ほんのり甘酸っぱい東南アジアらしい味のヌードル。エビとの相性が抜群に良い。もちろんお酒との相性もね。
トートマンプラー(CHAENG-LON)。180バーツ。見た目はさつま揚げのようですが、唐辛子が入っていて少々辛い。でも、やはりお酒との相性は抜群。
- ピザ / 各290〜420バーツ
- ハンバーガー / 各220〜280バーツ
- サラダ / 各250〜360バーツ
- カオパッド / 各170〜190バーツ
- プーパッポンカリー / 390バーツ
- カオソーイ / 350バーツ
- スープ類 / 280〜380バーツ
- ガパオライス / 各170〜190バーツ
などなど。ホテルのレストランだけあって、種類は多いです。他にも沢山のタイ料理と洋食があります。
ただ、やはり少々高いかなあという印象。美味しいは美味しいんですがね。五つ星ホテルなので、こんなもんでしょうか。
食事はホテル外の食堂やレストランで食べる方が良いかも。ホテル周辺には多くのレストランや食堂があります。
朝食はアラカルト
野菜などのサイドディッシュはビュッフェ形式ですが、メインディッシュはアラカルト。
スクランブルエッグ・目玉焼き・オムレツのうち1種類を選び、残りは上写真と同じメニューです。
野菜のビュッフェ
ハム
コーンフレーク
ビュッフェになっているのはこのくらい。あとはジュースやコーヒーだけだったかな。
うーん、正直なところ、五つ星ホテルにしてはちょっと寂しい朝食だったかも。ステイケーション、おこもりステイでは朝食も重要ですからね。
これが唯一の欠点だったかな。とは言え、他があまりにも良すぎたので、さほど悪い印象は持っていないです。
と言うより、ハッキリ言って良いホテル。可愛いし楽しいし、お洒落なホテルが好きな人にはたまらないはず。
クラム パタヤ(Kram Pattaya)の場所・行き方
以下は、クラムパタヤの場所を記した地図
パタヤビーチエリア(パタヤ中心部)の最北端である「ターミナル21パタヤ」からは、車で約7分。距離にして約3.5km。
中心部からは離れているという印象です。ただ、グラブタクシー(使い方)を利用すれば、大した距離ではありません。
クラムパタヤ⇔パタヤビーチ中心部までのグラブタクシー運賃は、片道230バーツ程度。
加えて、クラムパタヤにはパタヤビーチ中心部まで送迎してくれるホテル専用トゥクトゥクもあります。
そのため、足がない人でも滞在で不便に感じることは無いでしょう。
ホテルの真向かいにはファミリーマートもあります。立地的な不便はそれほど感じませんでした。
(ホテル目の前の通り。夜でも人通りは多い。飲み物や軽食はファミリマートで買えば安上がり)
パタヤのバスターミナルからは、ソンテウないしはタクシーで向かうと良いです。
通常、パタヤの北バスターミナルからパタヤビーチエリア周辺のホテルへは、ソンテウなら50バーツで行けます。
しかし、ナクルアはパタヤビーチエリアから少々離れているため、150〜200バーツくらいは見ておいた方が良いでしょう。
バンコクからパタヤへの行き方自体については、以下の記事を参考にどうぞ。
ナクルアのプールが凄いホテル
朝食については少々残念だったとは言え、総合的な評価は、目的が「ステイケーション」「おこもりステイ」であれば80点はあっても良いでしょう。
ナバーナネイチャーエスケープと比較した場合、個人的にはナバーナネイチャーエスケープの方が好き。
ナバーナネイチャーエスケープは、自然と海が強調されていますからね〜。
ただ、お洒落さや映え度で言えば、クラム パタヤの方が全然上。まあ、この辺は本当に好みの問題で、五分五分。どちらもステイケーションにはおすすめです。
その他、パタヤビーチロード周辺のおすすめホテルまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。
パタヤ観光の完全ガイド。初めての旅行で行きたいマストスポットをまとめました。