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ハードロック パタヤ ホテル(Hard Rock Hotel Pattaya)は、パタヤ中心部のビーチロード沿いに位置する大型の四つ星ホテルです。
パタヤに来たことがある人なら誰もが目にしたことがあるでしょう、ホテル先に設置された巨大なギターのオブジェで有名なホテルです。
ハードロックパタヤ ホテルは、パタヤ好き日本人からの評判がすこぶる高いです。
設備は良く、スタッフは親切、そして四つ星ホテルでありながら宿泊料金はほどほどに安い(シーズンにもよるが1泊7,000円前後〜)。
しかし、なぜだか筆者個人は正直言ってイマイチなホテルなのではと勝手に思っていました。
ホテル予約サイトの写真にいまいち魅力を感じなかったこと、またマイナーでコスパの高いホテルを発掘したいという気持ちもあったかもしれない。とは言え、評判が良いにはそれなりの理由があるからでしょう。
百聞は一見にしかず。というわけで、今回はステイケーションとしてホテルステイを120%満喫する目的でハードロックパタヤに宿泊してきました。
実際に滞在して感じた主な特徴は以下の6点
- 子連れ向け施設が多い
(キッズルーム・中学生の児童向け施設あり) - 2000平米の巨大なプール
- 子供用サンドプールを併設
- 部屋がオーシャンビュー
- サンセットが見えるレストラン
- 部屋にギターやレコードプライヤーを完備(正確に言うと持って来てくれる)
今日はハードロックパタヤ。
ここは大したことないと思いスルーしてたが、完全に思い違いでした。
まずプールがテーマパーク並みに広い。しかもサンドプールもある。プールなのに海みたい。めちゃ気持ち良い。
部屋はオーシャンビューだし大満足。目の前にはパタヤビーチ。キッズルームも充実してます pic.twitter.com/oi285Wl5uM? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) November 2, 2020
キッズルーム。プールには子供用のウォータースライダーもあります。
子連れ旅行にも最適だと思いますよ。
スタッフの対応も素晴らしく、この後サンセットが見られる特等席でディナーをブッキングしてくれました。
パタヤ旅行の際には是非。 pic.twitter.com/mUIX9REI8H? ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) November 2, 2020
JF無料なので夜遊びでの利用も悪くありません。しかし、夜遊びだけが目的ならウォーキングストリート周辺には、コスパが高いホテルはいくらでもあります。
ハードロックは子連れ向けに特化しているホテルなので、せっかくなら家族でのパタヤ旅行の滞在先として強くおすすめします。
以下では客室含め、各施設を詳しくレビューしています。参考になれば幸いです。
バルコニーでも禁煙です。喫煙は1階の指定エリアのみで可能です。
ハードロックホテル パタヤ(Hard Rock Hotel Pattaya)
雰囲気において、ハードロックホテルのコンセプトが他のホテルと比べ圧倒的に異なるのは、施設が子連れに特化しているという点のみに収まりません。
名前のとおり、ホテル内の至る所をロックに関するメモリアルアイテムを装飾しているところにもあります。
チェックインカウンター。ドラムのシンバルがデコレーションされている。
ジェニファー・バトゥンがマイケルジャクソンのツアーで使ったギターモデルと、初期のホイットニーヒューストンが使っていた衣装モデル。
80年代頃に思春期を過ごした人なら反応するだろうスター達のアイテムがずらり。
2006年、パタヤで開催された国際的ミュージックフェスティバルに来た日本のアイドルグループPARADISE GO!! GO!!(Wiki)が贈ったギター。各メンバーのサインが入っている。
ロック界隈に明るくない筆者でも関心を寄せてしまう数々の展示。
ギターとレコードプレイヤーをレンタルできる面白いサービス
ホテルロビーには、上写真のような数々のギターに加え、レコードプレイヤーもあります。
これらも展示物かと思いきや、スタッフが「気に入った物があれば部屋までお持ちしますよ」と。
なんとギターやレコードプレイヤーをレンタルできるのです。ガンガンに音を出しても構いません。
筆者はギターに明るくないので、ギター各々の違いは全く分かりませんでしたが。
スタッフによれば、「カートコバーンジャガー」のモデルが日本人には一番人気、よく借りる人がいるんだと。
ギターは弾けないので借りてもしょうがない。というわけで、レコードとレコードプレイヤーを部屋に持って来てもらいました。
マイケルジャクソン、マイルスデイビス、アースウィンドアンドファイアー、AC/DC、ミルトジャクソン、ボブディランなどなど名作がずらり。
ホテル客室にはBluetoothスピーカーも完備されているわけですが、あえてアナログで音楽を聴くのも良いものです。
実は筆者はプロフィールにも記載しているとおり、20代の頃はレコードコレクターでした。なのでアナログ音楽は本当に好き。
特に朝、目覚めのコーヒーと共に海を飲みながら聴くと最高です。
オーシャンビュー客室が絶対におすすめ
ハードロックホテル パタヤには、オーシャンビューとシティビューの部屋が存在します。
せっかくのビーチリゾートにあるホテルなので、ここは絶対にオーシャンビューの客室に宿泊するのがおすすめです。
オーシャンビューが望めるのは以下6タイプの部屋のみ。
- デラックス シービュー(Deluxe Sea View)
- ロック ロイヤリティ シービュー(Rock Royalty Sea View Room)
- コンポーザースイート(Composer Suite)
- Roxtars シービュー ファミリースイート(Roxtars Family Suite Sea View)
- プロデューサー スイート(Producer Suite)
- キングスイート(King Suite)
コンポーザースイート(Composer Suite)に宿泊
今回、筆者が宿泊した客室タイプはコンポーザースイート。1泊の宿泊料金は12,000円前後。広さは64平米です。
ベッドルームとリビングに別れているタイプの部屋。
広々としてくつろげるのも最高でしたが、リビングにもベッドルームにも海が望めるバルコニーを設備しているのが良い!
やはりビーチリゾートのホテルと言えばこの景色でしょう。清々しいこと、この上無しです。
ベッドルームの窓からも海が見えます。
ベッドルーム側のバルコニーから見えるパタヤビーチ。それにしても、パタヤビーチは泳げないほど汚い海なのに、ホテルから見るとやたらと綺麗に見える不思議。
セーフティボックスやガウン、ミニバーなど必要な物は全て完備しています。
バスルーム
バスタブを完備している部屋タイプは、ファミリースイートやコンポーザースイート、キングスイートなどの「スイート」が付く部屋のみ。
その他の部屋はシャワーブースのみです。
バスルームもまずまずの広さ。バスタブに関しては大人2人が浸かれるくらい広いです。
ただ、家族向けを想定しているのであれば、洗面台が2台設置されているともっと良かったかなと思います。とは言え、四つ星ホテルらしい広々したバスルームに大満足。もちろん独立したシャワーブース もあります。
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーローション
- 綿棒、シャワーキャップ
- 歯ブラシ
- 髭剃りキット
など
子供も遊べる巨大プールが魅力
筆者がハードロックホテルパタヤにおいて、最も衝撃を受けたのがプール。
広さなんと2,000平米。テーマパークとまでは言いません。ただ、ホテルのプールとしては間違いなく大規模と言っていいでしょう。
例えば以前紹介したナバーナネイチャーエスケープみたく、完全におこもりステイを目的として、外れに立地するホテルであれば、そこまで驚かなかったかもしれません。
しかし、ハードロックパタヤが位置するのは、言わばパタヤのメインストリート。超ど真ん中なわけです。
パタヤビーチ周辺のホテルにおいて、プールの大きさは圧倒的ナンバーワン。ステイケーションにはもってこいの設備です。
(日没、プールから見える夕日も素晴らしい)
子供用のウォータースライダーやサンドプール
さらに特徴的だったのは、メインプール横に併設されているサンドプール。砂浜で海に模した演出が施されています。
柔らかい砂なので、歩くと気持ち良いのなんの。海のようですが、もちろん海より綺麗。
多くの子連れ客がはしゃいでいたのが、サンドプールエリアに設置されたウォータースライダー。
そこまで大きな物ではありませんが、サンドプールの雰囲気も相まってか、子連れ宿泊客は本当に楽しそうに遊んでいました。
バスケットゴールも設置されています。ここで自分と彼女 VS タイ人の子供二人でバスケをして楽しみました。
その他、カヌーのような乗り物や浮き輪もあり。最初はちょっと写真を撮るだけのつもりだった筆者達ですが、なんだかんだで3〜4時間は楽しく遊べました。
実際に子連れで宿泊した日本人も、他のホテルよりはハードロックの方が満足度が高かったという声が多いです。これだけ設備が整っていれば上出来です。子連れには本当におすすめ。
キッズルーム
筆者は普段キッズルームを利用することはまずありません。しかし、マーケティング担当者の方が、是非ともキッズルームもブログに載せて欲しいということで見学させて頂きました。
可愛らしい色でまとまっていて良い感じなのではないでしょうか。人形や積み、UNOなどのカードゲーム、昼寝用のベッドもありました。
(1本だけ日本語のアニメDVDもあった)
楽しそうに遊んでいた子供。
- 毎日9:00〜18:00まで
- 利用可能年齢 / 3〜7歳まで
- 3歳以下の子供については親との同伴要
- 最初の2時間は無料(その後は1時間100バーツ)
- 1日料金 / 600バーツ(ランチとスナック付き)
- 半日料金 / 450バーツ(スナック付き)
小学生〜中学生の年齢向けキッズルームもある
ハードロックホテルには、上述したキッズールームの他に、それ以上の年齢(8〜12歳向け)の子供向けのルームもあります。
ここではプレステ4、ニンテンドーwii、X-Boxなどを完備。
8〜12歳くらいだと、家族でホテルに来ても割とゲームしたがりますからね。プレステがあるのは良いのではないでしょうか。
- 土日9:00〜18:00
- 最初の2時間は無料(その後は1時間100バーツ)
- 1日利用は600バーツ(昼食と軽食を含む)
サンセットを見ながらディナー
ハードロックホテル パタヤ周辺はパタヤの中心地であるため、いくらでも食事を取れる場所はあります。
しかし、今回の筆者の目的はステイケーション、おこもりステイ、ホテルライフ。
と言うわけで、「せっかくならサンセットを見ながら夕食を食べたい!」とスタッフにお願いしたところ、快く良い席を予約してくれました。
サンセットが見られるベストタイムは、スタッフいわく17時です。美しい夕日のグラデーションを見ながらビールをグイッと飲みましょう。
(レストラン)
今回、筆者達はまずはアルコールと相性抜群のシーフードセットに加え、久しく食べていなかったインド料理を頂きました。
身がたっぷりつまったカニとエビ。そしてアルコール。周りを見ればサンセット。もうね、言葉はいらないってやつですよ。
ステイケーションと言えばこれですよ。そしてハードロックパタヤの料理は美味しい。外国人向けのホテルなので当然と言えば当然ですが。
(辛さ控え目。日本のインド料理レストランと比べても遜色ない美味しいカレー)
(酒のつまみと言えば貝。ガンガン食べます)
料理は1品250〜300バーツ前後と言ったところ。飲み物はカクテル1杯260バーツ、ビールが120〜150バーツです。
メニューの詳細は、以下の公式PDFも参考にどうぞ。シーフード以外にハンバーガーなどの洋食もあります。
朝食はアラカルト
(朝食会場)
意外や意外、朝食はアラカルトでした。四つ星ホテルなので、てっきり種類豊富なビュッフェ形式かと思っていましたが。
ただ、朝食に関しては筆者が宿泊したのはコロナ禍にある時期だったので、あえてアラカルトにしたのかもしれません。
今回は定番のアメリカンブレックファーストをチョイス。
うん、アメリカブレックファーストなので特別美味いも不味いもないわけですが。程よい量があり、デザートもありで美味しく頂けました。
今後コロナが落ち着いたらビュッフェ形式になるのかな?その頃が楽しみ。
ハードロックパタヤホテルの場所・行き方
以下はハードロック ホテル パタヤの場所を記した地図。
ハードロックホテル パタヤは、パタヤでソンテウあるいはタクシー、モタサイ(バイクタクシー)として働いている人なら知らない人はいないホテルです。
パタヤ内での移動は、「ハードロック ホテル」と言うだけで確実に伝わります。
ハードロック ホテルパタヤは、ビーチロードからもセカンドロードからも進入が可能です。
パタヤ観光ガイドにも記載しているとおり、パタヤのソンテウはビーチロードとセカンドロードをグルグルと周回しています。
(ソンテウ周回ルート。全てのソンテウが上記画像の通り回るわけではないが、大抵のソンテウは上記ルートで走行する)
そのため、パタヤ内でのアクセスは比較的容易です。
パタヤのバスターミナルからはソンテウあるいはタクシーで
バンコクからパタヤにバスで来た際は、到着場所のバスターミナルからソンテウあるいはタクシーを利用しましょう。
バスターミナルで客待ちしているドライバーにも「ハードロックホテル」とだけ伝えたらOK。
以下は、バンコクからパタヤへのバスを利用した行き方詳細です。
多くの人が利用するであろうエカマイバスターミナルからバスを利用した場合、バスはパタヤの北バスターミナルに到着します。
北バスターミナルからハードロックホテルパタヤまでは、ソンテウを利用すれば50バーツ。
また、スワンナプーム空港からバスを利用してパタヤへ行った場合は、上記事に記載している通り、タップラヤー通りのバスステーションに到着します。
タップラヤー通りからもソンテウあるいはタクシーを利用できますが、若干距離が離れています。運賃は100〜200バーツくらいを見ておくと良いでしょう。
パタヤ中心部での子連れ滞在におすすめ
今回は「たいしたとこないだろう」という先入観を持っての滞在だったためか、ハードロックホテルパタヤでの体験は本当に驚きの連続、素晴らしい体験となりました。
ヒルトンパタヤやアヴァニパタヤも家族向けリゾートとしては素晴らしいホテルでしたが、「子連れにフォーカスしている」という意味では、今のところハードロックが群を抜いています。
パタヤ中心部で立地に優れているという点もGOOD。パタヤ子連れ旅行を検討している人は是非。高い満足度を得られます。
その他、パタヤ中心部にある全てのおすすめホテルについては、以下の記事も参考にどうぞ。