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タイ西部の秘境、サンクラブリー。ビルマ(ミャンマー)国境近くに位置し、美しいモンブリッジや、多文化が交わる街として知られています。
魅力的な観光地ですが、バンコクから距離があるため、自力でのアクセスは難しいと感じる旅行者も多いかもしれません。
しかし、バンコクからは直行バスが運行されているほか、カンチャナブリーを経由してゆったり向かうルートもあります。
いずれもバス利用ですが、それぞれのルートには異なる魅力があります。この記事では、直行バスとカンチャナブリー経由、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。自分に合った行き方を見つけて、サンクラブリーの魅力を存分に楽しんでください。
バンコクからサンクラブリーへ直行バスで行く【モーチット発・1日1便】
最も簡単な方法は、バンコクの北バスターミナル(通称:モーチットマイ)からサンクラブリー行きの直行バスに乗ることです。
バスは毎日午前7:00発の1便のみ。運賃は337バーツで、途中2回の30分休憩を挟みながらサンクラブリーへ向かいます。
所要時間は約6時間〜6時間30分。長旅になりますが、途中で休憩があるため適宜リフレッシュ可能です。

モーチットバスターミナル(別名:北バスターミナル / モーチットマイ)
最寄駅はBTSモーチット(Mochit)。
>>GoogleMapで場所を確認する
関連記事北バスターミナル(モーチット)の行き方とターミナル内のチケット売り場の場所。
筆者が訪れた時は、バスターミナル1階の「999 BUS TICKET CENTER」でサンクラブリー行きのバスチケットを購入できました。しかし、バスターミナルは頻繁に改装されるため、チケット売り場が変わる可能性があります。
どこで購入すればいいか迷ったら、ターミナル中央のインフォメーションで確認しましょう。
また、事前にトランスポート株式会社(ボーコーソー)の公式サイトで、当日の運行状況やチケットの空席を確認できます。オンラインでの購入も可能です。
こちらがモーチット発サンクラブリー行きバス。普通の旅行バスで、座席の快適さも問題ありません。
ただし、6〜7時間の長距離移動なので、それなりに疲れるのは覚悟しておきましょう。
バスはサンクラブリーの中心地、以下のGoogleMapの場所に到着します。
直行便は乗り換えがないため便利ですが、長時間の移動で負担が大きいため、カンチャナブリーを経由して観光しながら向かうルートもおすすめです。
時間に余裕があるなら、カンチャナブリーで観光や休憩を挟みながら向かうのも一つの手です。詳しくは次のセクションで解説します。
カンチャナブリー経由でサンクラブリーへ行く方法
時間に余裕があるなら、カンチャナブリー経由で向かうのもおすすめです。カンチャナブリーには多くの観光名所があり、経由するだけでも十分に楽しめます。
バンコクからカンチャナブリーへの行き方には、「鉄道」と「バス」の2種類があります。
鉄道・バスどちらでもアクセス可能ですが、最終的にはカンチャナブリーバスターミナルに向かう必要があります。
バンコクからカンチャナブリーへの詳しい行き方は、以下の記事をご覧ください。
以下はカンチャナブリーバスターミナルの場所
バスでの移動がおすすめです。
スならカンチャナブリーバスターミナルに直接到着するため、そのままサンクラブリー行きのミニバンに乗り換えられます。
一方、鉄道でアクセスした場合は、カンチャナブリー鉄道駅からバスターミナルまで移動が必要です。駅からバスターミナルまでは、ソンテウなどを利用して約7分の移動になります。
バスなら移動の手間が少なく、スムーズに乗り換えができるため、効率よく移動したい場合はバスが最適 です。
カンチャナブリーからサンクラブリーへは、カンチャナブリーバスターミナルにある「アジアサイヨークバス有限会社」のロットゥーとB9乗り場からの路線バスの2つの選択肢があります。
「アジアサイヨークバス有限会社」のロットゥー(ミニバン)で行く【本数が多く便利】

カンチャナブリーバスターミナル
サンクラブリー行きのミニバスが出るバス会社は、カンチャナブリーバスターミナルの敷地内にある「アジアサイヨークバス有限会社(タイ語:บริษัทเอเชียไทรโยกเดินรถจำกัด / 英:Asia Saiyok Express Bus Company Limited)」から乗車できます。
以下はアジアサイヨークバス有限会社の場所↓↓

アジアサイヨークバス有限会社の入り口
中に入り、カウンターでサンクラブリー行きのバスに乗りたい旨を告げると、スタッフから案内があります。
サンクラブリー行きミニバンの運賃
運賃は1人190バーツです。ただし、スーツケースや大きなリュックがある場合、荷物を置くために余分に1座席分のチケットを購入する必要があります。
実際、筆者はスーツケースを持って乗車しましたが、2席分のチケットを買わされました。
合わせて380バーツ。
時刻表
毎日7:00〜17:00までの間、40分に1便が出発しています。ただし、時間は結構アバウト。
最終便の17:00丁度なんかに行っても、もしかしたら「もう最終便は出発した」なんて言われる可能性もあるため、できるだけ早めにミニバンに乗れるようにしましょう。
途中で休憩を挟み、約3時間でサンクラブリーの中心地に到着

サンクラブリー行きのロットゥー車内
途中で一度休憩所に寄ります。トイレを必ず済ませておきましょう。
その後、ミニバン(ロットゥー)は、サンクラブリー中心地にあるアジアサイヨーク会社のバンターミナルに到着します↓↓
サンクラブリーバンターミナルからホテル等への移動には、周辺にいるモタサイ(バイクタクシー)もしくはサイドカーをつけたモタサイを利用できます。
ただし、ど田舎ゆえ客待ちしている台数が少なかったり、いない時もあるので要注意。
サンクラブリーに宿泊するのであれば、ホテルはバンターミナルから歩いていける距離の場所が良いでしょう。
B9乗り場の路線バスで行く【朝8:05発の1便のみ】

B9乗り場。サンクラブリー行きのバス。
カンチャナブリーバスターミナル内のB9乗り場から、サンクラブリー行きの路線バスが1日1便運行されています。
- 出発時間:8:05発の1便のみ
- 所要時間:約4時間(ロットゥーより遅い)
- 料金:90バーツ
- 乗り場:カンチャナブリーバスターミナル B9乗り場
このバス自体は8:05から18:00まで運行していて、1時間に1便が出発しています。しかし、サンクラブリーへ行くのは8:05の始発のみなので要注意。他の便はバス車体に「サンクラブリー」との記載こそあるものの、始発以外はサンクラブリーへは行きません。
便数が限られていますが、間に合う人はこのバスを利用するのもあり。
参考タイ国政府観光庁によるバスの時刻表とルート解説のFacebook投稿
到着場所は上述したサンクラブリーのバスターミナルです。
サンクラブリーからカンチャナブリーorバンコクへ帰る
サンクラブリーからは、ミニバンあるいはバスでカンチャナブリーへ帰ることができます。
また、サンクラブリーからであればバンコクへの直行バス(カンチャナブリー経由)もあります。
ただ、バンコクへの直行バスは1日1便(8:30発)で結構早い時間に出発します。
間に合わない場合は、ミニバンで一度カンチャナブリーへ行き、カンチャナブリーバスターミナルからバンコク行きのバスに乗り換えましょう。
サンクラブリー⇒カンチャナブリー行きミニバン乗り場
カンチャナブリー行きのミニバンは、毎日6:00〜16:00までの間、1時間に約1便が出発しています。
運賃は行きと同じく190バーツ。往路と同じく、大きな荷物がある場合は、荷物用に余分に1座席分のチケットを購入する必要があります。
サンクラブリー⇒バンコク直帰バス乗り場
バンコク行きのバスは8:30の1便のみ。バンコクの到着場所はモーチットマイ(北バスターミナル)で、運賃は337バーツです。
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