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リゾートバイトは稼ぐ目的以外にも、経験や知識を豊富にできるおすすめのアルバイトです。
ただ、始める前に経験者の体験談を聞いて、自身がリゾートバイトでどういう経過をたどるのかは知っておいた方が良いでしょう。
体験談によりイメージが膨らみ、メリットやデメリットも見えてきます。
そこで今回の記事では、リゾートバイト歴5年以上の筆者が
- コロナ禍におけるリゾバの現状
- 1ヶ月のリゾートバイト体験談
- リゾートバイトのメリット
- リゾートバイトのきつかったこと
- 1ヶ月のリゾバで発生した生活費
を記載しています。
寮や食事の様子、休日の過ごし方なども、筆者の写真を使って包括的に解説しています。
- コロナ禍におけるリゾバの現状
- 応募から出発までの流れ・期間
- 準備した持ち物
- 寮の様子
- 食事の様子
- 仕事内容
- 休日の過ごし方
- どんな人が働いているのか?
- リゾートバイト6つのメリット
- リゾートバイトの注意点
- 発生した生活費
- 求人探しのポイント
もくじ
- リゾートバイトとは?従来の住み込みバイト・期間工との違い
- コロナ禍におけるリゾバの現状
- 1ヶ月のリゾートバイト体験談
- 準備した持ち物
- 寮は快適!個室寮でストレスフリーな生活
- 美味しい食事提供。社員食堂でがっつり3食いただきます
- 和気藹々わきあいあいと客室清掃。出会いもあって楽しかった
- 休日は観光地を散策。まだ見ぬ日本の魅力を知る
- 大学生〜50代まで。幅広い年齢層が働くリゾートバイトの魅力
- リゾートバイトの「ここがきつい」
- リゾートバイト8つのメリット
- 1ヶ月のリゾバで発生した生活費は3万円
- リゾバの感想。はっきり言って楽しかった
- リゾバ体験者が語る「求人を探すポイント」
- リゾートバイトを始めよう!
リゾートバイトとは?従来の住み込みバイト・期間工との違い
おさらいとして、リゾートバイトとは何か?について少し触れておきます。既にご存知の方は読み飛ばして頂いて結構です。
リゾートバイトとは、全国各地の行楽地・避暑地・温泉地・リゾート地にて、住み込みで働く「一般派遣」です。
就業先の企業と直接雇用を結ぶのではなく、リゾートバイト斡旋を専門とする派遣会社と雇用を結ぶ形態の派遣業です。
似た形態の仕事として期間工が挙げられますが、期間工とは以下の点において異なります。
- 派遣業である
- 主な職種はホテル・旅館・観光関係の仕事
- 寮費・水光熱費・食費が無料
- 交通費全額支給
- 雇用期間は最短1週間〜3ヶ月まで
(延長して1年以上働くことも可能) - 20〜30代のスタッフが主力
- リゾートバイトならではの特典がある
(無料で就業先ホテルの温泉に入浴できる)
(無料でオンライン英会話を受けられる)
(友達と一緒に働ける)
(カップルで一緒に働ける)
(休日は観光を楽しめる)
など - 毎月20万円前後は貯金できる
期間工や従来の寮付き住み込みバイトよりも、もっとカジュアルに楽しみながら、気軽に働けることを主眼としたアルバイトです。
最短1週間〜長くて3ヶ月をワンクールとして、就業先での観光や生活環境を楽しみながら、生活費支出を抑えながら短期間で稼げます。
また、友達同士で一緒に応募したり、中には無料のオンライン英会話や温泉入浴といった特典を付けているのも特徴です。
仕事を始めるにあたって、一切の費用は発生しません(交通費だけは後払いになるので最初に立て替える必要がある)。
良いとこどりのアルバイトと言えるでしょう。
昨今は大学生をはじめ、20〜30代のフリーターを中心に人気のアルバイトとして認識されています。
リゾートバイトを始める人の目的は様々です。
単純に短期で高額稼ぎたい目的の人もいれば、お小遣いを稼ぎながらリゾート地での生活を体験してみたい人、まだ見ぬ日本の良さを知りたい人、出会い目的の人などなど。
フリーターや、春休み・夏休み中の大学生にうってつけのバイトです。
では、実際にどのような環境で、どのような仕事をして生活するのか?
筆者の経験と写真を基に、以下で詳しく解説します。
コロナ禍におけるリゾバの現状
2024年2月時点では、コロナウイルスの分類が「5類」に移行していることで、もうコロナに関して敏感な就労先はほぼなくなりました。
- 就労前のコロナ陰性チェックの廃止
- ただ、勤務中はマスクの着用が必須
- 派遣社員同士での飲み会OK
就労前のコロナ検査は廃止
まず、以前は就労前や入寮初日のオリエンテーションで行われていたコロナ検査がなくなりました。
現在は、コロナの陰性証明書や抗原検査の結果を提出せずともリゾートバイトできます。
一応、スタッフ全員が出勤前に毎日の検温チェックを徹底させている就労先が多少あるくらいです。
(上写真のような健康観察表を毎日記入する職場もまだある)
当然、寮や就労場所の各所にもいまだ消毒用アルコールが設置されていて、誰もが常に手指をきちんと消毒しています。
リゾートバイトを始める上で、そこまでコロナのことを意識したり感染の懸念をする必要はないという感想です。
勤務中のマスク着用は必須
ただ、いずれの職種であれ、職務中はマスクの着用を徹底している職場がほとんどです。勤務中は必ずマスクを着用するのでマスクの持参は必須です。
頻繁に行われているリゾバ派遣社員同士での飲み会
リゾートバイトの醍醐味の一つと言えば、仲良くなった派遣社員同士での飲み会。
以前は以下のような「飲み会を行わないでください」という旨の注意書きがありました、現在はほぼありません。
(以前は寮に上写真のような貼り紙があった)
なので、現在は普通に飲み会は行われています。
仲良くなった他部屋の派遣社員の部屋に遊びに行くことはしょっちゅうありますし、直雇用や社員の方々から飲みに誘われることもあります。
コロナ禍以前と同様の感覚。普通の日常だと考えていいです。派遣社員同士で飲んで親交を深めたい人は安心して飲みに誘いましょう。
1ヶ月のリゾートバイト体験談
以下では、1ヶ月のリゾートバイト体験談を時系列にした流れです。
リゾートバイト派遣会社との全てのやり取りは、Eメールもしくは電話のみです。
派遣会社のオフィスに出向いたり、履歴書を用意する必要はありません。楽です。
派遣会社登録後、折り返しの連絡先を記載したEメールが届きます。
リゾートバイトの派遣会社は複数存在していて、各社は異なる特徴を持ち合わせています(例:A社は温泉地の求人が豊富、B社は業界で一番時給が高いなど)。
各派遣会社の特徴については、以下のおすすめの派遣会社の記事を参考にどうぞ。
派遣会社登録後、初出勤日(着任日)までの期間は1〜2週間を見ておくと良いです。
リゾートバイトの面接では、派遣会社のオフィスに出向く必要がありません。
派遣会社のスタッフと電話越しで面接を行います。
面接と言っても肩肘張る必要はありません。聞かれることは以下の3項目のみです。
- これまでの就業経験
- 髪型
- タトゥーの有無
あとは常識の範囲内で言葉遣いさえ良ければ、まず受かります。落ちることはありません。
参考
【100%受かる】リゾートバイトの面接内容を解説。髪型自由・タトゥーが入っていても採用される方法も紹介します。リゾートバイトのRi-Life
面接後、派遣会社スタッフから以下内容について質問されます。
質問に答え、要望に見合った求人を紹介してもらいます。
- 希望の就労期間
- 希望の就労場所
- 希望の職種
- 希望の時給
- 希望の寮形態(個室か相部屋かなど)
- 希望のシフト
- 希望の待遇(3食賄い付き、無料の温泉利用の可否など)
必要なことは全て派遣会社のスタッフが聞いてくれるので、基本的には「Yes」「No」で応答するだけで良いです。
派遣会社スタッフは「寮の写真を見せて欲しい」「寮周辺の環境を教えて欲しい」「職場の年齢層、男女比を教えて欲しい」と言った疑問にも答えてくれます。
要望を伝えた後、派遣会社より以下のように、希望に沿った複数の求人が送られてきます。見比べて一番良いと思う求人に応募しましょう。
ちなみに、筆者は派遣会社から届く求人票に記載されている勤務地と寮の住所を必ずGoogleMapで確認します。
勤務地周辺の様子や寮周辺の様子を見て、「生活環境に不便はないか(コンビニやスーパーは近くにあるか)」、「足がなくても休日観光を楽しめそうか」を確認するためです。
(求人票には勤務先や寮の住所が記載されている。GoogleMapのストリートビューを見て、周辺環境に不便はないか、楽しんで生活できそうかをシュミレーションしてから応募するのがおすすめ)
希望の求人が決まったら、派遣会社が就労先に伝え、就労が決定します。
雇用条件通知書兼就業条件明示書、マイナンバー提供書、必要な持ち物を記載した書類等が自宅に届きます。
(マイナンバーカードの番号も提供する)
マイナンバーの提供は必須ではありません。
しかし、派遣会社からは「可能な限り提出をお願いします」と言われます。
マイナンバーがなくても働けないことはありませんが、結構しつこく提出を求められるので、リゾートバイトを始めたい人はマイナンバーカードを発行しておいた方が良いです。
各書類を記入後、返送用封筒に入れて返送します。
自宅から就労先へのアクセス方法、チケット料金等は事前に派遣会社スタッフが調べてくれます。
筆者は飛行機に乗り、新幹線を2回乗り継いで、福岡(博多駅)から新潟県まで行きました。
(伊豆高原駅到着後、駅からリゾバスタッフを送迎するシャトルバスに乗り就労先へ)
就労先到着後、寮のハウスルール、社員食堂の利用方法といったオリエンテーションを受けて初日は終了です。オリエンテーションの拘束時間も時給に含まれます。
人事部の方に寮へと案内されます。初日はこれで終わりです。
初日は寮をコロコロ(カーペットクリーナー)や掃除機で簡単に掃除したり、寮設備を確認したり、寮周辺に何があるかを確認していました。
翌日から仕事が開始するので、初日は早めに就寝します。
リゾートバイトの初日の流れ・過ごし方については、以下の動画がより具体的にイメージできます。
ゴールデンウィークや年末年始等の大型連休、繁忙期に働く場合、着任日から就労開始を依頼されるケースもあります。
オリエンテーション翌日から、いよいよ就労開始です。
求人先によってシフトは異なりますが、大抵は1日8時間労働、週休2日で働きます。
4〜5日も働けば、徐々に仕事の全体の流れや、同じ職場で働く人達の人となりも見えてきます。
徐々に1日のルーティンに慣れ、緊張感が薄れ仕事が楽に感じてくるでしょう。
働く勤務地の環境によって、休日は温泉やスキー、ご当地グルメや観光を楽しめます。
リゾートアルバイトの特徴の一つとして、温泉地で働くなら「温泉入浴が無料」、スキー場で働くなら「リフト券やウェア・ボード類のレンタルが無料(もしくは社割でレンタル可)」といった特典があります。
こうした特典を活かして、仲良くなったリゾートアルバイター同士で遊びに行くことは多いです。
筆者も城崎温泉でリゾートバイトをしていた時は、毎日温泉に入浴していました。
また、トマムでリゾートバイトしていた時も、仲良くなったリゾートアルバイターとスノーボードを楽しんでいました。
「無料の温泉入浴」や「リフト券、スキーウェア・ボード類のレンタル無料」といった特典の有無は、就労する勤務先によって異なります。
温泉地のリゾートバイトであっても、働く勤務地によっては「無料温泉入浴」の特典が無い場合もあります。
せっかくの休日をお金をかけずに楽しむためにも、こうした特典の有無は応募前にしっかりと確認しておきましょう。
(温泉入浴可能のリゾバ求人。待遇欄に「毎日温泉に入れる」との記載がある)
また、大規模な滞在型リゾートホテルで働く場合は、ジムやプールも無料で利用できることがあります。
また、周辺の観光地を楽しんだり、ご当地グルメを楽しむこともあります。
ただし、「せっかくだから」という気持ちの連続でお金を使いすぎることもあるので要注意。
観光や遊びにお金を使いすぎて、リゾートバイトが終わってみれば「あまり貯金できなかった」という人もいます。
リゾートバイトが長くなるにつれ、他のリゾートアルバイター達や車を持っている直雇用のバイト・社員さん達から飲みや遊びに誘われることも珍しくありません。
自身の予算や目標の貯金額を考えながら、適度に息を抜くと良いでしょう。
その他、筆者は寮の近くのカフェに行って、ブログ執筆をすることもありました。
(こうしたカフェが寮の近くにあると、休日もブログ執筆が捗るので便利)
リゾートバイトの契約期間終了間際になってきたら、休日にお土産を探して買いに行っていました。
契約が満了したら、最後に人事部へ行き、寮の鍵等を返却して帰宅します。
契約が満了したら、晴れて自宅へと帰ります。
意外と楽しい思い出が蘇って、寂しい気持ちになるものです。
以上がざっくりとしたリゾートバイトの流れです。大体のイメージが掴めてきたのではないでしょうか?
基本的に派遣会社とは電話とEメールのみでやり取りを行うので、従来の一般派遣よりは気楽に働けるのがリゾートバイトのメリットです。
以下では更に詳しく
- 準備した持ち物
- 寮の様子
- 食事の様子
- 仕事内容
- 休日の過ごし方
- どんな人が働いているのか?
を詳しく記載します。
準備した持ち物
(筆者がリゾートバイトに持って行った持ち物)
必要な持ち物については、派遣会社の担当者から案内があります。
(こんな感じで持ち物リストが派遣会社より送られてきます)
基本的には小旅行に行く荷物とさほど変わりません。衣類やバス・洗顔用品、充電コード類などです。
ただ、職種や寮の乾燥機設備有無によって、必要な持ち物が若干変わってきます。
参考までに、以下では筆者が持って行った持ち物を案内します。
- 仕事着(無地Tシャツ3枚とスラックス)
- 衣類各3日分(Tシャツ・下着・靴下・部屋着、上着1着)
- バス用品(バスタオル3枚、ハンドタオル2枚、ボディタオル、シャンプー、コンディショナー、固形石鹸)
- 洗顔用品(歯ブラシ、歯磨き粉)
- ワックス
- プラスチックカップ
- マスク
- アルコールジェル
- 部屋干し洗剤
- ドライヤー
- 4個口タップの延長コード
- 超音波害虫駆除装置
- パソコン
- スマホ・パソコンの充電ケーブル類
- ビニール袋
- メモ帳
- 筆記用具
- クリアファイル
- 印鑑
- 通帳
筆者が住んでいた寮には乾燥機が完備されていると事前に聞いていたため、持参する衣類の量は3日分で良いと判断しました。
実際、毎日洗濯機と乾燥機にかけていたため、1ヶ月のリゾートバイトでも衣類は3日分で足りました。
事前に担当者に、寮に乾燥機が完備されているかは必ず聞いておきましょう。その上で、衣類は何日分くらいあれば良いのか担当者に相談すると良いです。
寮に乾燥機がない場合はベランダ等で乾燥させなければいけないため、4〜5日分など余分に衣類を持っていく必要があります。
バスタオルやバス用品(シャンプー、コンディショナー、石鹸等)、ドライヤー、コップ、洗剤などは寮に完備されていません。なので持参しましょう。
持ち物については、以下の動画も参考にどうぞ。
電源タップは意外とあると便利
寮の部屋のコンセント数までは、さすがに派遣会社の担当者に聞いても分かりかねてしまいます。
そのため、家に延長コード電源タップがある場合は持参した方が良いです。
寮によってはコンセント数が少なかったり、例えばベッド脇にコンセントがないために「ベッドの上でスマホを充電しながら操作する」ということができない可能性があります。
そんな時に延長電源タップがあると重宝します。
超音波害虫駆除装置は必須!【コンセントに挿すだけ】
超音波害虫駆除装置は、コンセントに挿すだけで「ネズミ、ゴキブリ、ムカデ、蚊、ダニ」などを寄せ付けなくする優れものです。
特に夏のリゾートバイトでは必須です。
筆者はいつも超音波害虫駆除装置を持参しているからか、リゾートバイト寮の自室でゴキブリ等の害虫を見たことがありません。
人間には聞こえない超音波で害虫を寄せ付けません。人体への害は全くありません。
夏でも冬でも害虫は出る時は出ます。また、どれだけ綺麗な寮でもたまたまゴキブリが侵入することもあります。
一度でもゴキブリなどの害虫を見つけてしまうと、安心して寝られなくなるでしょう。
そのため、リゾートバイトでは絶対に超音波害虫駆除装置を持っていってほしいです。
職種によっては仕事着を用意する必要がある
制服がある職種の場合、例えばワイシャツを持参しなければいけない場合があります。
今回、筆者は制服がない仕事(裏方業務/客室清掃スタッフ)として働きましたが、派遣会社より「無地Tシャツ3枚とスラックス」を持参するよう指示がありました。
必要な仕事着についても、派遣会社の担当者より案内があります。
荷物はスーツケースとリュックで十分足りる
上述した荷物はスーツケース(40L)とリュックに全て収まりました。1ヶ月のリゾートバイトであれば、荷物はスーツケースとリュックのみで事足ります。
もっと荷物を持っていきたい場合は郵送も可能
例えばプレステなどのゲームを持っていきたい、スキー場で働くため自前のスノーボードを持っていきたい、こうした場合は荷物を郵送することも可能です。
あらかじめ派遣会社の担当者に相談すれば、寮の住所を教えてくれます。
そのうえで、手荷物として持っていくことができない大きな荷物は郵送しましょう。
実際、ゲーム類やスノーボードなどを郵送するリゾートアルバイターは多々います。
(スノボ・スキー用品は皆さん郵送しています)
ただ、郵送料は自腹になるので要注意。
寮は快適!個室寮でストレスフリーな生活
今回、筆者は派遣会社スタッフに「綺麗な個室寮」を希望していました。
そしてご覧のとおり、とても綺麗(恐らく築3年未満)の汚れ一つ見当たらない綺麗な寮に滞在できました。
ただ、個室寮と言っても「一部共同タイプ」の個室寮です。
リビングやシャワールーム、洗濯室など、寝室以外は他の入居者と共同で過ごすタイプの個室寮です(シェアハウスをイメージするとわかりやすいです)。
(洗濯機、乾燥機、洗面台、トイレ、シャワールームはそれぞれ2つずつ完備してあった)
筆者を含めて入居者の人数は6人。
最初は知らない他人同士で共同の生活は不安でしたが、2〜3日もすれば徐々に打ち解けて行き、一緒に出勤したり食事に行ったりして楽しく過ごせました。
年齢は筆者が30代、その他に50代の人が一人、他は全員大学生です。
年齢はバラバラですが、同じ年齢同士だけで固まることはなく、仕事の話やプライベートの話など、ストレスを感じない程度に気を使いながら交流できました。
(時には皆んなでアルコールを飲みながら雑談して仲を深められた)
(各々が自発的に掃除もして、寮はいつも綺麗だった)
皆んな良い人ばかりで、他の人が就寝している時は話し声やテレビの音量を控えたりしながらマナーを守って過ごします。
各寝室には鍵がついているので防犯も安心。
最初は「え〜、他人と共同…?」と不安を感じましたが、終わってみれば皆んなと共同で生活できて良かったです。
すぐに打ち解け合えたので、仕事中も協力しあえたり雑談仲間ができて、孤独感を全く感じないリゾートバイト生活を送れました。
リゾートバイトの個室寮には、完全な個室寮(1Rタイプ)も存在しますが、上記のような一部共同タイプの個室寮も存在します。求人票に寮の詳細が記載されているので確認しましょう。
(1Rタイプのリゾートバイト個室寮はこんな感じ。普通の一人暮らし用の部屋です)
職場内で早く仲間を作りたい人は一部共同タイプの個室寮がおすすめです。
1Rタイプの個室寮、一部共同タイプの個室寮の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
リゾバ初心者は相部屋寮は避けるべき!
相部屋寮の求人も多いですが、筆者としては「リゾバ初心は相部屋寮だけは避けるべし」と伝えています。
確かに相部屋寮は楽しい点もあります。同居している人と仕事のことを話したり、早い段階で同僚と仲良くなれるのがメリット。
しかし、プライバシーが無いのと、気を遣って疲れが溜まりやすいのがデメリット。
(筆者が以前のリゾートバイトで過ごした相部屋寮。10.5畳の決して広くない部屋に、なんと3人で住まされた。筆者が寝る場所はなんと押し入れの中。流石に気が狂いそうになった)
ドミトリーやホステル慣れしている筆者ですら、流石に1ヶ月も2ヶ月も相部屋寮に住むのはきつく感じます。
初心者は絶対に相部屋寮だけは避けましょう。実際にヤバい相部屋寮で過ごした筆者の動画↓↓
美味しい食事提供。社員食堂でがっつり3食いただきます
(コロナ禍の現在、社員食堂の席にはパーテーションが立てられ、黙食を実施している)
食事は勤務先のホテル内にある社員食堂で食べていました。
なんとご飯と味噌汁おかわり自由。しかもメニューは毎日変わる上に、毎月29日は「肉の日」でステーキがメニューに追加されたりといった楽しみもあります。
ご飯、味噌汁、小鉢2皿、メイン1皿でボリュームも満点。肉体労働で思い切りお腹が減るので、とても美味しく感じました。
(ボリュームたっぷり)
社員食堂自体は20時に閉まるのですが、20時以降に食事を取りたい人向けに作り置きのサービスもありました。
これで1日3食無料。大満足の食事提供です。
その他リゾートバイトでは、賄い、バイキング形式、お弁当など、勤務先によって食事提供の方法が異なります。
(お弁当)
(レストランや調理補助、カフェでの勤務だと賄いを作ってもらえることも。めちゃくちゃ美味しい)
(大型ホテルの調理補助やレストランで勤務する場合、バイキングのあまり物を賄いとして部屋に持って行けることもある。つい取りすぎて太りやすくなるが美味しい)
リゾートバイトで提供される全ての食事の種類については、以下の記事を参考にどうぞ。
参考
リゾートバイト中のご飯事情。自炊は不要。社員食堂、弁当、まかないを写真付きで紹介。リゾートバイトのRi-Life
和気藹々と客室清掃。出会いもあって楽しかった
今回、筆者が応募した職種は、ホテル客室清掃(裏方業務)です。個人的に最も簡単な仕事だと思っているので、今回も楽にこなせました。
寮で仲良くなったメンバーと一緒に働いていたので、仕事中に手が空いたら雑談したり、お互いに協力しあって仕事できたので楽しかったです。
また、寮で仲良くなったメンバーの一人が女性陣のグループと仲良くなり、そこから筆者も含めた寮メンバー全員が女性陣との輪を広げられて良い出会いになりました。
客室清掃の仕事は、リゾートアルバイター以外にもホテル直雇用の方々がいらっしゃるのですが、いずれも40〜60代の女性の方々。
40〜60代の女性の方々でもこなせる仕事なので、ほぼ力仕事はありません。
次第に直雇用の女性陣とも仲良くなり、余ったお着き菓子(部屋に備え付けのお菓子)をくれたり、シャンプーやボディーソープなどのアメニティもくれて、かなり助かりました。
地味な仕事ではありますが、比較的楽で時給は1,300円。悪くありません。
すぐに仕事を覚えられるので、職種で迷っている人は客室清掃スタッフはおすすめです。
リゾートバイトの全職種の仕事内容一覧については、以下の記事を参考にどうぞ。
休日は観光地を散策。まだ見ぬ日本の魅力を知る
筆者がリゾートバイトで思い出に残っているのは静岡県の伊豆です。伊豆に来たのは人生で初めて。
ある程度ネットで見どころなどを確認して、休日になったら周辺を散策していました。
見知らぬ地を散策するのは旅行のような気分で本当に楽しいです。
ご当地グルメを食べるのはもちろん、ネットで見つけた面白そうな博物館などにも足を運びます。
(ねこ博物館。世界中のネコ科動物の剥製や標本がある他、可愛い猫と触れ合える)
無料で温泉に入れる
そして極め付けは温泉入浴。
高原リゾートの露天風呂
中々良かった☺️
ホテルで働きながら温泉入れるの最高 pic.twitter.com/04rMqmUSXx— ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) May 5, 2021
ゴールデンウィーク超暇でやることないので、5日間だけ群馬へリゾートバイトに来ました
旅館の温泉入り放題!蕎師の手打ち十割ソバが賄いで無料。
山奥の秘境にある温泉旅館で敷地が超広い。ステイを楽しむ旅館でめちゃくちゃ趣があります。仕事超楽だし、半分旅行です。いやー最高。#リゾートバイト pic.twitter.com/osdU3wTjbd— リーさん@タイ一択 (@AsiaThailand208) April 29, 2022
上述したように、温泉地のリゾートバイトでは、勤務先の旅館やホテル併設の温泉に無料で入ることができます。
(城崎温泉でのリゾートバイトでは、毎日露天風呂に入浴していました)
観光で沢山歩き回ったあとは、温泉でしっかり体を癒して次の日の仕事に備えました。
こうして刺激があり、癒しもある楽しい休日を過ごしていました。
以下は、筆者が群馬県吾妻郡にある温泉旅館で働いた時の休日の動画です。毎日露天風呂に入ってサッパリしていました。
岡山県の海沿いホテルにて洗い場として働いた時は、ビーチを散歩したり水族館に行って休日を満喫していました。
スキー場ではスノボやスキーを楽しんだ!
筆者が働いた新潟のスキー場では、スキー・スノボ用品を社員割引でレンタルできました。
また、リフト券は1日使い放題をたったの300円で購入可能でした。
普通なら2,500円するところが、リゾートアルバイターはたったの300円とは嬉しい限り。
というわけで、スキー場で働いた時は暇さえあれば滑っていました。
以下は新潟の滞在型リゾートホテルで、温泉とスノボを思い切り楽しんできた時のリゾバ体験談です。
スノボは楽しい上に、リゾートアルバイター同士での交友を深められるのもメリット。
とても充実します。
大学生〜50代まで。幅広い年齢層が働くリゾートバイトの魅力
リゾートバイトで働く人の年齢層は、大学生を含む20代が6割を占めます。
若い人ばかりというイメージが強いですが、筆者のような30代もいれば50代以上の人もいます。
様々な年齢層の人と仲良くなれるのもリゾートバイトの楽しかった点です。
例えば印象に残っている人は、40代夫婦で自営業を営んでいたものの、リゾートバイトをしたくて店をたたみ、リゾバで日本全国を転々としている人がいました。
どうして自営業を辞めてまでリゾバを始めたのか、など興味深い話を聞けて面白かったです。
また、一人で来ている30代以上の女性も多かったです。
主力はあくまで20〜30代以上の大学生やフリーターですが、直雇用の人も含めると年齢は様々でバラけています。そこまで自身の年齢を気にする必要はないです。
色々な人がいて面白いです。
筆者はプログラマーを目指している大学生と仲良くなってブログやSNSの話で盛り上がったり、他には出会い目的で来ている男子大学生と「どの子が可愛いか」なんて話で盛り上がっていました。
こうして様々な年齢、バックグラウンドを持った人達と知り合えるのもリゾートバイトの魅力です。
リゾートバイトの「ここがきつい」
楽しいことも多いリゾートバイトですが、仕事である以上、デメリットと言いますか「きつい」と感じることはありました。
寮生活や人間関係、仕事内容、食事など全てにおいて概ね満足はしていたのですが、どうしても1ヶ月間同じ仕事を仕事をし続けていると「飽きるなあ…」と感じることが多々あったのです。
また、仕事によっては「中抜け」があるのもきついです。
ちょっと仕事に飽きるかな…
リゾートバイトは、基本的には臨時要員であるため、仕事の範囲は限られています。
一般的なアルバイトと違い、長く働けば働くほど新しい仕事を任せられるわけではありません。基本的には同じ仕事をずっと続けます。
悪く言えば単純作業の連続、良く言えば慣れたら簡単と言ったところでしょうか。
そのため、1ヶ月も同じ仕事を続けるとどうしても飽きが来てしまいます。
これがリゾートバイト唯一のデメリットであり、多くの人がきつかったと感じる点です。
肉体的な辛さは皆無だった
筆者は繁忙期である年末年始にリゾートバイトをしたのですが、肉体的な辛さは皆無でした。
繁忙期なので忙しかったのは確かですが、そもそもリゾートバイトの職種には引っ越し屋のような重い荷物を運ぶ仕事はありません。
また、客室清掃(裏方業務)は次から次へと客室に移動するため、立ちっぱなしの仕事でもありません。立ち疲れしないのです。
気がついたら2時間も3時間も経過しているような仕事だったので、あっという間に終わったという印象です。
逆に暇じゃなくて良かった…!というのが正直な感想です。
これが暇だったら、時間が経つのが遅く感じて余計に疲れていたでしょう。
リゾバ初心者は「雇用期間1ヶ月」で働くと良い
仕事に飽きる飽きないは個人差があるため一概には言えませんが、個人的にはいきなり3ヶ月のリゾートバイトを始めるよりも、最初は1週間や1ヶ月で始めるのがおすすめです。
1ヶ月程度であれば、たとえ仕事に飽きがきても耐えられるでしょう。
しかし、3ヶ月ともなると途中で辞めたくなるかもしれません。
なので、最初は長くても1ヶ月程度のリゾートバイトから始めてみましょう。
もし「もっと働きたい!」と思った場合、リゾートバイトは同じ勤務地で最長3年まで延長して働けます。
なので、まずは様子見で1ヶ月だけの勤務にしておいて、気に入ったら延長すれば良いです。
中抜けは本当にきつい…
仲居やレストランホール、調理補助といった、忙しい時間が朝と夕方に限られる職種では中抜けが多いです。
(中抜け求人の例)
以下は、実際に筆者が仲居として働いた時の中抜けの例です。
- 6:30 / 出勤
- 7:30 / 朝食開始
- 10:00 / お客様のお見送り後、中抜け休憩開始
- 15:00 / 午後勤務開始。お客様のお出迎え
- 17:30 / 夕食準備開始
- 19:00 / 後片付け。布団の準備
- 21:00 / 退勤
筆者の場合は、10:00〜15:00まで5時間の中抜け休憩がありました。
「途中で休めるのだから、中抜け休憩は楽そう」と思われる人もいるでしょう。
しかし、中抜け中は常に午後勤務のことを意識してしまうので、心の底から休息が取れません。
「あー、あと30分くらいでまた出勤しなくちゃいけないのか…」と考えてしまいます。
また、中抜け中は昼寝くらいはできますが、お酒を飲んだりすることはできません。
結果として、あまり休憩にならず、1日の拘束時間だけがやたらと長く感じます。
これまでにアルバイト等で中抜けを経験したことある人なら問題ないでしょうが、中抜けを経験したことない人には絶対におすすめしません。
リゾートバイト派遣会社のホームページを見ると、「中抜け中はブログ更新や動画更新をできる!副業が捗る!スキーやスノボも楽しめますよ〜」なんて書いてることもありますが、実際無理です。
疲れていて何もする気になりません。ほぼ全員が、中抜け時間を全力で睡眠に充てています。
というわけで、通し勤務の求人に応募するのがおすすめ。中抜けは本当にきついです。
参考
中抜けシフトはリゾートバイトの落とし穴。上手に回避して通しシフトで働こうリゾートバイトのRi-Life
リゾートバイト8つのメリット
筆者が実際にリゾートバイトを始めて思った、リゾバならではのメリットは以下の8点です。
- 出会いがある
- 旅行気分でストレス解消できる
- お金が貯まる
- 心身共にリフレッシュできる
- 知識や経験が豊富になる
- 生活リズムが整った
- (派遣会社によっては)体験談買取システムがある
- 英語力が高まる
出会いがある
リゾートバイトでは、異性との出会いがあります。
共通の寮、共通の食事、共通の仕事と言った生活環境に共通点が多いため、異性と話すきっかけを生みやすいです。
自然と話す機会が増え、仲良くなります。
連絡先の交換程度であれば、日常茶飯事と言っていいほど行われています。
さすがにリゾートバイト中に付き合うほどの仲になる人は少数ですが、ワンチャンあるのは確かです。
実際、筆者も1ヶ月のリゾートバイト中に2人の女性と連絡先を交換しました(ただ、残念ながら住んでいる場所が離れているためリゾバ後は連絡を取っていない)。
しかし、リゾートバイト中に休日が被った時は、一緒に観光に行けて楽しい思いができました。
(リゾバのシフト表。全員の出勤日と休日が記載されているので、気になる子の休日を確認して、休みが被ったらデートに誘っていました)
皆んな、観光に興味はあるものの、一人ではなく誰かと観光したいと思っている人が多いです。
そのため、変な下心を表に出さず、普通に観光に誘えば、気になっている女の子は大抵OKしてくれました。
リゾバで出会った異性で一緒に観光するのはめちゃくちゃ楽しいですよ。
リゾートバイトに出会いを求めている人は、以下の記事も参考にどうぞ。
参考
出会い目的でリゾートバイトを始める人必見!出会える場所・職種とリゾバでモテる方法を解説します。リゾートバイトのRi-Life
旅行気分でストレス解消
普通のアルバイトと異なり、「旅行がセットになっている」のもリゾートバイトのメリットです。
普通のアルバイトであれば、毎日同じ場所で同じ面子と顔を合わせ、ただただお金のためだけに働くもの。
しかし、リゾートバイトは「この県(地域)で働いてみたい」という好奇心で始められます。
交通費は全額支給されるので、リゾートバイトをきっかけに今まで行けなかった場所、行ってみたかった場所に行けます。
仕事なのでもちろん多少のストレスは溜まりますが、それでも旅行がセットになっているので普通のアルバイトよりも断然ストレス解消になります。
旅行の魅力とアルバイトを掛け合わせた面白いバイトです。
お金が貯まる
寮費・水光熱費・食費・交通費が無料であるため、雑費や娯楽費くらいしか発生しません。
そのため、ストイックに雑費や娯楽費を抑えられれば、月に20万円は余裕で貯金できます。
これが普通のアルバイトであれば、地元の友達と飲みに行ったり、買い物にお金を使ったりで中々貯金できないのが現実でしょう。
しかし、リゾートバイトは地元を離れて働くことになるので、上記のような誘惑がありません。
実際に、筆者は海外でバックパッカーをするために毎月20万円前後を貯金できていました。
以下の記事では、筆者の給与明細を載せて、実際にいくら稼げていたのかを詳しく記載しています。是非参考にどうぞ。
心身共にリフレッシュ
1ヶ月という期間限定で、ある意味非日常の中で仕事をしてくるため、リゾートバイトを終えて自宅に帰ってくると、仕事をしてきたという思いよりもリフレッシュしてきたと感じます。
特に温泉地だったり沖縄などのリゾートで働くと、海や温泉があるため、心も体も本当に元気になります。
活力がみなぎるとでも言うのでしょうか。仕事をして「疲れた〜大変だった」という思いよりも、「よし、これからも頑張ろう」と本気で思えるのがリゾートバイトのメリットです。
知識や経験が豊富になる
知らない土地の観光地、ご当地グルメ、観光業の仕組みなど、これまで見たことない知識を吸収できます。
実際に筆者は、「伊豆ってどこだ?」という知識の浅さでリゾートバイトを始めましたが、終わる頃には伊豆の雰囲気や見どころ、魅力を理解できました。
また、ホテル関係の仕事がどのようになっていて、どうやってお客様を迎えているのかといった経験も得ることができました。
(大型リゾートホテルで調理補助として働いた時は、ステーキを焼くグリル係を経験したこともあった。普通では中々体験できない仕事なので面白かったです)
加えて、リゾートバイトで出会った様々なバックボーンを持った人達と話し、世の中には様々な人がいることも知れました。
これらは普通のアルバイトでは絶対に得られなかった知識や経験と言えるでしょう。
こうした普通ではない体験ができるのがリゾートバイト最大のメリットです。
生活リズムが整った
リゾートバイトを始めるまでは昼夜逆転生活を送っていた筆者ですが、リゾバを始めてからは毎朝6時起床・22時には就寝という生活を送っていました。
普段であれば夜中もスマホをいじったり、ゲームをしたりで中々寝付けなかったのですが、仕事の疲れと仕事後の温泉入浴でリフレッシュして、22時には自然と眠りについていました。
もちろん快眠です。
以降は昼夜逆転生活がなおり、生活リズムが整いました。
リゾートバイトを始めると、確実に生活リズムが整います。こうして健康的になれるのもリゾートバイトのメリットと言えるでしょう。
リゾバ体験談の買取システム(最大10,000円)でさらに稼げる
リゾートバイトおすすめ派遣会社で紹介している「アルファリゾート」と「リゾートバイトダイブ」では、リゾートバイト体験談を最大10,000円で買い取るシステムを実施しています。
あなたが実際にリゾートバイトで撮影した以下の写真や、記載した体験談を提出することでお金をもらえるというシステムです。
- 観光地の写真もしくは動画 / 1,000円
- 制服写真もしくは動画 / 1,000円
- 寮の写真 / 2,000円
- 体験談 / 10,000円
体験談は普段文章を書かない人でも簡単に作成できます。派遣会社が用意しているフォーマットに沿って内容を記入するだけです。
30分程度で書き終えます。
これだけで、各写真も合わせれば最大14,000円も貰えます。ほぼ日当分です。
かなり美味しいシステムと言えるでしょう。こうした体験談買取があるのもリゾートバイトならではのメリットです。
職種によっては英語力が高まる
水際対策を大幅に緩和したことで、日本には外国人旅行者が増えました。
現在、ホテルフロントや仲居といった接客業種では、外国人のお客様と接する機会が多いです。
外国人のお客様を接客することで、英語力の向上がのぞめるのもリゾートバイトのメリット。
実際、リゾートバイトで英語力を向上させながら、留学資金を貯めているリゾートバイターも多々存在します。
リゾートバイトで英語力を高めたい人は、下記の体験談も参考にどうぞ。
1ヶ月のリゾバで発生した生活費は3万円
リゾートバイトは基本的に『寮費』『水光熱費』『食費』が無料です。
しかし、人によっては以下に記載している生活費が発生します。
「生活費は0円」と考えるのではなく、3万円〜4万円程度は発生すると考えておいた方が良いです。
筆者も1ヶ月のリゾバ生活中に、合計で約3万円の生活費が発生しました。
- 観光費用 / 10,000円
- 交際費 / 10,000円
- 雑費 / 10,000円
観光費用 / 10,000円
リゾートバイト勤務地の多くは行楽地、温泉地、避暑地などの観光スポットが点在する場所です。
寮周辺には沢山の観光スポットがあり、賑わっています。
筆者が働いた伊豆高原にも博物館をはじめ、動物園、テーマパークなどがありました。
休日はこうした周辺の観光地を観光して、1日を充実させます。
観光費以外にも、ご当地グルメを食べてみたり、お土産を購入したり、全てを含めて合計10,000円の観光費用が発生しました。
(伊豆高原の有名ラーメン店で食べたつけ麺)
(伊豆高原で購入したお土産)
観光を一切せずにストイックにお金を貯める人も中にはいますが、個人的にはせっかくリゾート地で働くのだから休日は観光しないと勿体無いと思っています。
とは言え、観光費にお金を使いすぎては元も子もありません。
せめて10,000円くらいは、自由に使えるお金を用意しておくのがおすすめです。その方が楽しいです。
交際費 / 10,000円
交際費は、同僚のリゾートアルバイター達との飲み代です。
筆者は異性との出会いが欲しかったのもあり、仲良くなったリゾートアルバイター達と飲み会を開きました。
リゾートバイトでは、リゾートアルバイターで集まって飲み会を開催することは珍しくありません。
リゾバ飲み会🍻 pic.twitter.com/YCDiguUnJk
— JIN (@satokibb) August 13, 2019
リゾバの人らとお疲れ様飲み会! pic.twitter.com/RVs4X2N9a0
— GiLu (@GiLupubg) January 10, 2020
もちろん参加するしないは個々の自由ですが、個人的には飲み会には積極的に参加した方が、リゾートバイト生活が間違いなく充実すると思っています。
飲み会に参加することで、早い段階で他のアルバイトと打ち解けられます。
仕事中には見られない、同僚達の「素の顔」が見られて面白いです。
言わずもがな、こうした場でこそ異性との距離がグッと縮まります。
リゾートバイトで友達を作りたい人、異性との出会いを求める人は、10,000円程度の交際費も生活費に入れておくと良いです。
雑費 / 10,000円
雑費は、主に「消耗品の買い替え」「寮生活中の飲み物やお菓子」などの支出です。
具体的に以下項目が発生しました。
- シャンプー、ボディソープ、洗剤等の消耗品 / 約2,000円
- 仕事の休憩中に飲んだジュース / 約2,500円
- 寮生活中に飲んだ飲み物、お酒、食べたお菓子など / 約5,500円
シャンプー、ボディーソープ、洗剤等の消耗品 / 約2,000円
リゾートバイト寮にはシャンプーや洗剤などの消耗品は完備されていません。
ただ、トイレットペーパー、ティッシュペーパーは予備も含めて完備されています。
リゾートバイトには上写真の旅行用シャンプーセットを持参しました。
ただ、旅行用なので小さいです。2週間もすれば底を尽きてしまったため、1ヶ月のリゾートバイト中にコンビニで1度だけ買い替えました。
洗剤も同様で、旅行用の部屋干し洗剤7袋入りを持参しましたが、シャンプー同様に2週間で使い終わりました。
こうした消耗品の買い替えで、約2,000円の出費が発生します。
仕事の休憩中に飲んだジュース / 約2,500円
仕事の休憩中は必ず自動販売機でジュースを購入していました。
1日1本〜多い時で2本購入して、1ヶ月で約2,500円の出費です。
社員食堂で空ペットボトルに無料のお茶を入れて節約していたストイックな人もいました。
しかし、筆者は休憩中くらいは炭酸や甘い物を飲みたかったので、遠慮せずにジュースを購入していました。
あまり我慢はせずにジュースくらいは購入できる余裕を持っておいた方が良いです。
その方が、次の節制の励みになるものです。
寮生活中に飲んだ飲み物、お酒、食べたお菓子など / 約5,500円
寮生活中にビールを飲んだり(晩酌)、ペットボトル茶を購入したり、お菓子やアイスを買ったりして、1ヶ月で約5,500円発生しました。
こうした出費についても、ストイックに我慢するのは禁物。
我慢しすぎるとストレスで仕事に支障が出るため、せめて5,000円くらいは自由に使えるお金を用意しておきましょう。
1ヶ月の生活費に5万は用意しておくと心に余裕ができる
筆者を含め、他のリゾートアルバイターに聞いても、リゾートバイト中の生活費は平均して3万円ほどで足りている人が殆どです。
ただ、生活費は多めに用意しておいた方が良いに越したことはありません。
筆者がリゾバを体験した限りでは、1ヶ月の生活費に5万円は使えるお金を用意しておいた方が、心に余裕ができるだろうなと感じました。
また、勤務地によっては「食事の提供は勤務日のみ。休日の食事提供は有料」というケースもあります。
その場合、休日は食費が発生してしまうため、1ヶ月の生活費は4万円ちかくになる場合もあります。
そのため、1ヶ月の生活費は念には念を置いて多めに5万円くらいは用意しておきましょう。
リゾートバイトの生活費詳細、生活費を限りなく0円に近づける方法については、以下の記事も参考にどうぞ。
給料の前払い制度についても詳しく記載しています。
参考
【1ヶ月3万円】リゾートバイトの生活費を公開。支出を0円に近づける方法も解説します。リゾートバイトのRi-Life
リゾバの感想。はっきり言って楽しかった
「リゾートバイトは楽しい!」という謳い文句は散々聞いてきた筆者でしたが、正直なところ、実際にリゾバを始めるまでは懐疑的でした。
本当に楽しいの?住み込みで働くとか絶対きついだろ…
そう思っていたのですが、いざ働いてみると、本当に楽しいバイトでした。
やはり非日常を味わいながらお金を稼げるのは、大きなメリットです。
どうせ地元で普通に働くなら、リゾートバイトの方が断然良い!思い出になるし出会いもあるし観光もできるし!
というのが筆者の正直な感想です。
特に筆者は人との出会いが楽しかったです。
異性との出会いはもちろんですが、同じ寮の仲間達と打ち解けあえて、世の中には色々な人がいることを知れたのが大きな経験となりました。
リゾバ体験者が語る「求人を探すポイント」
リゾートバイトの求人を選ぶにあたって、最も重視すべきは寮環境です。
リゾートバイトの寮環境は本当にピンキリです。ハッキリ言って「こんな所に1ヶ月も住めるか!」と言いたくなるような酷い寮もあります。
また、いくら寮が綺麗で快適でも、勤務先から徒歩30分だとか、シャトルバスで20分だとか、遠い場所にあると仕事に行くのが億劫になります。
周辺にコンビニやスーパーが無ければ、それだけで不便です。
時給や仕事内容に関しては、求人票を見れば把握できます。
いくら時給が高くても、人間関係がアットホームでも、仕事が楽でも、寮が酷ければ絶対にリゾートバイトは続きません。帰りたくなります。
そのため、以下8つのポイントを抑えて、妥協のない寮を完備している求人を探しましょう。
- 寮は勤務先から近いか?
(遠くても徒歩10分以内がベター) - 家具家電は設備されているか?
(レンジ、電子ポッド、テレビ、作業用の机はあるのか?) - 風呂は設備されているのか?
(1R個室寮でも風呂だけは共同で、風呂に入るのに予約が必要という、とんでもない寮もある) - 周辺にコンビニやスーパーはあるか?
(無いと本当に不便) - ハンガーは設備されているか?
- 洗濯機、乾燥機はあるか?
- 掃除用具はあるのか?
- 築何年くらいか?
(できれば聞いておこう。あまりにも古いと劣化や損傷が激しいことが予想される)
上記8つのポイントを押さえておけば、確実に快適な寮で過ごせます。
上記のポイントについては、派遣会社の担当者に問い合わせすれば、勤務先に聞いてくれます。
筆者はリゾートバイトする際は、絶対に上記のポイントを確認しています。
繰り返しになりますが、いくら勤務先の環境が良くても、寮環境が酷ければ絶対にリゾートバイトを途中で辞めたいと思ってしまうからです。
寮環境だけは絶対に妥協せず、派遣会社の担当者に良い寮環境の求人を探してもらいましょう。
リゾートバイトはワガママを言った者勝ちです!
リゾートバイトを始めよう!
以上が筆者のリゾートバイト体験談となります。
リゾートバイトがどんなバイトなのか?どんな流れで、どんな環境に住むのか?どんなメリットがあるのか?
なんとなくイメージを膨らませることができたのではないでしょうか。
一般的なアルバイト・派遣業とは異なる部分が多いため、最初は中々踏み出せない人もいるでしょう。
しかし、一度体験してみると、本当に面白いです。
よくぞ『旅行 × アルバイト』という組み合わせの働き方を作ったものだなと感心を覚えるほどです。
仕事なので大変な部分があるのは確かですが、どうせ働くのであれば、リゾートバイトのような楽しめて経験を得られるバイトはおすすめです。
興味がある人は、是非リゾートバイトを始めてみてはいかがでしょうか。
リゾートバイトを始める上でおすすめするリゾートバイト専門の派遣会社については、以下の記事を参考にどうぞ。
リゾートバイトの花形と言われる仲居の体験談については、以下の記事を参考にどうぞ。
リゾートバイトはやめとけ?最悪な体験談とブラックなリゾバの回避方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
参考
最悪の体験談。リゾートバイトはやめとけ?寮は汚い、虫は出るわ社員の態度は悪いわ…ブラックでリアルな実態と回避方法を大公開!リゾートバイトのRi-Life
短期・1週間のリゾートバイトを探している人は以下の記事を参考にどうぞ。最短2日のリゾートバイトもあります。
参考
1週間の短期リゾートバイト体験談。最短2日もあり!?求人の探し方、給料、寮の様子を解説。リゾートバイトのRi-Life
スキー場リゾートバイトに興味がある人は、以下の記事を参考にどうぞ。おすすめの勤務地、寮の様子、仕事内容などを詳しく解説しています。
参考
スキー場リゾートバイト体験談|口コミ・評判。おすすめ勤務地も紹介!冬のリゾバはゲレンデで決まり。リゾートバイトのRi-Life
筆者が働いた「岡山県」「群馬県」「兵庫県」「新潟県」それぞれのリゾートバイト体験談については、以下の記事も参考にどうぞ。仕事の様子なども写真付きで詳しく紹介しています。