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福岡で最も有名なタイ料理レストランと言えば「ガムランディー(กำลังดี)」です。
国体道路から大名へ入り、30mも歩くと右手に「いかにもタイ料理屋」といった風貌の外観が見えます。
地下店舗であるため外から店内の様子は見えません。そのため、入りづらさを感じてスルーしていた人もいるでしょう。
しかしこのガムランディー、さすが20年も激戦区の大名で生き残っているだけあって、味は本物。雰囲気もかなり良いです。
また、近年のレストランにしては珍しく店内に喫煙コーナーが設置されています。タイ料理レストランと言うよりは、タイ料理専門の「居酒屋」です。
今回はガムランディーでディナーをたっぷり満喫してきたので、料理と店内の様子をレポートします。
今日もタイ料理。福岡は大名で20年も続く老舗のタイ料理屋ガムランディー(กำลังดี)へ
ビール各種¥680。2人でしこたま飲んで食べて合計9,000円。結構いった〜
しかしここのカオソーイは本当に美味しかった。さすが老舗。最近のレストランにしては珍しく喫煙所も設置されていて居酒屋感覚で利用できます pic.twitter.com/STJQoYFNoa— ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) April 14, 2021
福岡でタイ料理ディナーを楽しむなら、間違いなく一番おすすめできる店です。
ガムランディー(กำลังดี)
店名のガムランディー「กำลังดี」とは、タイ語で「丁度良い」を意味します。アルファベットで書くと”GamlangDii”。
外観からは想像できませんが、全80席の割と大箱な店舗です。
カウンターやテーブル席、座敷席の他、タイの屋台風テーブル席も設置されていてタイよりもタイっぽい雰囲気です。
店舗に入り階段を下ると、タイの調味料や雑貨が売られています。
ナンプラーやチリソース、カレーペースト、ナムプリック、パームシュガー、トムヤムラーメンなど。
Big Cみたいです。
カウンター席。タイの食堂で見るプラスチック製の椅子を使っています。
テーブル席
今回利用した屋台風テーブル席。
屋台風と言うよりかは、ローカル食堂風テーブル席と言った雰囲気です。
奥には喫煙エリアがあります。タバコの煙や臭いは一切外に漏れない設計。タバコの臭いが無理な人でも安心して食事できます。
喫煙室。お酒が入ると無性にタバコが吸いたくなる筆者にとって、ありがたい空間。
喫煙室があるおかげで、同行者と居酒屋感覚でゆったりと食事を楽しめました。
地下店舗なので圧迫感があるかと思いきや、天井は高く、席数が多くて他客の話ごえは聞こえにくく、とても心地よい空間です。
店内ではタイポップの音楽が流れていて、本格的なタイの空間作りができていると感じます。
メニュー豊富。ガムランディーのタイ料理
(ビールは各680円。シンハー、リオ、チャンビールがある)
ガムランディーは福岡にある他のタイ料理店よりもメニューの種類が多いです。
まず、ビールがシンハー、リオ、チャンの3種類揃っています(他店だと3種類揃っていない)。
また、他にもSPYやタイ産のワインなど、アルコールの種類が豊富。
料理は定番のトムヤムクンやパッタイ、カオパット、ガパオライス、マッサマンカレーなどをはじめ、パクチー添えポテトやクルプック(タイのえびせん)、串焼き類など、お酒との相性抜群なつまみメニューも豊富です。
料金はメイン料理が1品大体750〜900円程度。
つまみ系は180〜250円程度です。
ビールのおつまみにおすすめの4品
今回、筆者達はビールを飲みながらゆっくり料理をつまむスタイルでディナーを楽しみました。
注文した中で最もアルコールと相性が良かったのが以下の4品。
1品目は「ネーム・ヤーン(酸辛ソーセージの炙り焼き)」860円。
発酵させたソーセージを焼いた料理です。口に入れた瞬間、独特の酸味がジュワ〜っと広がり、梅干しを食べた時のように唾液が分泌されます。
この独特の酸味と肉汁したたるジューシーな味わいがビールとの相性抜群。
ガムランディーで最もビール泥棒な一品。
続いてはイサーン料理でお馴染みの「ガイヤーン(鶏のモモ焼き)」780円。
こちらもジューシーでつやつや。歯応えも抜群。
モニュモニュっとした食感を味わいながらビールで流し込みます。
タイでは王道のおつまみ「カオ キャップ クン(タイのえびせん)」250円。
エビの味がしっかりと付いていて、ニンニクの風味も効いています。
これが食べ出すと止まらない。
ちょっと油っこい感じが、またビールを進ませます。
そして絶対に外せない料理がこちら。「串焼き 豚バラ」180円。
メニュー写真には3本セットで写っていたのですが、いざ注文してみると1本で180円でした…。
しかし、これもまた旨い。
ちょっとカリカリになるくらいに焦げ目が付いていて、歯応えも肉のジューシー感も抜群です。
1本180円はまあまあの値段ですが、それでも食べる価値ありの一品。
激うまのカオソーイは必ず食したい
今回、筆者はタイ料理をほとんど食べたことがない友人と来店したのですが、その友人が「これは本当に旨い。これを食べるためだけに通ってもいい」と太鼓判を押していたのがカオソーイ。
ピリ辛程度でココナッツミルクの甘さもたっぷり混合されたコクのあるスープ。
(ややとろみのあるスープ。ご飯も一緒に行ける最高の一品)
麺は博多のラーメンに負けないほど歯応えがあるモニュっとした卵麺。
この後、締めに長浜ナンバーワンでラーメンでも食べる予定でしたが、このカオソーイがあまりにも麺料理として完成しすぎていたため、長浜ラーメンはキャンセルしたほど。
筆者はこれまでカオソーイに関してはバンコクでもチェンマイでも、誰もが認める一流の人気店には全て足を運んできました。
ガムランディーのカオソーイは、上記事で紹介している人気店と比べて全く遜色ないレベルの味です。
しかも、カオソーイ自体が日本のタイ料理レストランでは出していない店の方が多いので、それだけでも嬉しい。
まさか福岡でここまでレベルの高いカオソーイに出会えるとは思いもしませんでした。
このカオソーイは、カオソーイを食べたことある人も無い人も絶対に一度は試す価値のある一品です。
値段は850円。タイ現地で食べるよりは高いですが、それでも必ず高い満足度を得られます。
カオソーイとジャスミンライスを頼んで麺類+米という黄金の組み合わせでディナーを楽しんでも良いかもしれませんね。
魚料理ならプラーマナーオ
アルコールと言えば魚料理は欠かせません。
ガムランディーで是非とも試して欲しい魚料理が「プラーマナーオ(魚のレモン蒸し)」1,280円。
少々高いですが、こちらも食べる価値ありの絶品です。
スズキをライムで溶かしたソースで頂きます。
スズキの淡白かつ独特な風味にライムソースが絡み合い、これも食べれば食べるほどよだれが湧き出てくる一品。
ビールに合う合う。
ちょっと骨が多いですが、それでも夢中になってむしゃぶりつきました。
ちょいと魚でも食べたい…!という気分になったら、是非お試しあれ。
ガムランディーの場所
以下は、ガムランディーの場所を記したGoogle Map
国体道路から大名に入り、30mも直進すると右手に見えます。
西通りからは徒歩約3分。距離にして250m程度です。
かなりの好立地。そして見つけやすいです。
大名らしく、どこかエスニックで洒落た外観です。大名にさえ入ればすぐに見つかります。
ガムランディーの営業時間
- ランチ / 毎日11:30〜14:30
- ディナー / 毎日 17:30〜22:00
- 公式サイト
福岡ナンバーワンのタイ料理屋は雰囲気も味も抜群
福岡では合計5軒のタイ料理屋に足を運びましたが、今のところディナーに関しては個人的にガムランディーがナンバーワン。
地下店舗なので最初は雰囲気が悪くないか心配していましたが、むしろプライベート感のある空間で落ち着いて料理を堪能できました。
福岡でディナータイ料理を楽しみたい人には胸を張っておすすめできるお店です。
タイ料理好きなら必ず足を運ぶ価値がある店と言えるでしょう。
絶品のカオソーイは必ずお試しあれ!
その他、福岡にある全てのおすすめタイ料理レストランについては、以下の記事を参考にどうぞ。