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BTSチットロム周辺は、セントラルワールドやゲイソンビレッジをはじめ、プラチナムファッションモール、サイアムパラゴンやサイアムスクエアまで、多彩なショッピングスポットが集まるバンコク随一の買い物エリアです。
ローカル向けの食堂なども豊富ですが、どちらかと言えば「ハイソな商業エリア」と呼ぶのがふさわしいエリアでしょう。筆者自身、初めてのタイ旅行ではチットロムに宿泊し、バンコクの都会的な風景に驚かされた経験があります。
今回はBTSチットロム駅に直結する「ルネッサンスバンコクホテル」に宿泊してきました。
1泊の料金は20,000〜25,000円前後(シーズンにより変動)と高級ホテルにふさわしい価格帯ですが、立地の便利さはもちろん、ロビーに足を踏み入れた瞬間から感じられるラグジュアリーな雰囲気が、日常からの解放を演出します。
本記事では、この「ルネッサンスバンコクホテル」での滞在体験を詳しくお届けします。バンコク旅行で、都会的な滞在を楽しみたい方には特におすすめのホテルです。
マリオット系列プレミアムランクの高級ホテル|圧巻のロビー空間
ルネッサンスバンコクは、マリオット系列の中でもプレミアムブランドに位置付けられた五つ星ホテルです。
リッツカールトンなどのラグジュアリーブランドに次ぐクラスとして、世界中で愛されるマリオットの洗練されたサービスを体現しています。
館内ロビーやレストランには、モダンなデザインの中にテーマ性を感じさせる装飾が施されており、ロビーに足を踏み入れた瞬間から「海外に来た」という非日常感を実感させてくれます。
特に目を引くのは、赤銅色の装飾パネルと陰影が織りなす幻想的な色使い。ロビーはホテルの第一印象を決める重要な場所であり、このホテルではその役割を存分に果たしていると言えるでしょう。
筆者自身も足を踏み入れた瞬間に感じたのは、品格と気品。派手でありながら、決して安っぽさを感じさせないデザインに「さすがマリオット」と感銘を受けました。
また目を引くのは、タイの伝統文様をあしらった階段。マリオット系列の面白いところは、こうした土地の文化やデザインを現代的に融合させている点です。高級感の安心感と、タイならではの文化的な魅力を同時に感じさせるホテルづくりが、この系列の特徴と言えるでしょう。

ウェルカムドリンク
エレベーターにも階段と同様のタイの伝統文様が施されています。実はBLACKPINKのリサがこのホテルのエレベーターで撮影したことでも話題になりました。

チェックインを済ませ、いざ客室へ
上質なインテリアとモダンデザインが魅力のデラックスルーム客室
宿泊した客室タイプは、広さ38平米のデラックスルーム(Deluxe Room)です。2025年現在、開業の2009年から一度もリノベーションされていないとのことですが、古さや老朽化を一切感じさせない清潔感と快適さに驚かされました。
広いワークデスクチェアにリクライニングチェア、クローゼットにはガウンや室内スリッパも完備。また、ベッド脇にはコンセントも備えられています。
また、タイの伝統楽器と思われる「ゴング(Gong)」をモチーフにした調度品がさりげなく飾られており、上質なインテリアの中にタイ文化を感じさせるアクセントとして印象に残ります。こうした細やかなディテールに、マリオット系列ならではの品格が感じられます。

ウェルカムスナック
バスルーム
水回りも使い勝手が良く、バスタブに加えて独立したオーバーヘッドシャワー付きのシャワーブースを完備。アメニティも歯ブラシや髭剃り、洗口液まで揃っており、不便を感じることなく快適に過ごせる部屋でした。
多彩なファシリティによるラグジュアリーな滞在
屋内プール
半屋内ながら日差しがしっかりと差し込み、風通しの良いプールは、日中のんびり過ごすのに最適なスポット。屋内にありながら開放感にあふれ、バンコクの喧騒を忘れさせてくれます。
プールサイドにはモダンなプールバーも備わっており、滞在中に立ち寄りたい場所の一つです。
スパ
ホテル内には「Quan Spa」というスパもあり、静寂な空気が漂う癒やしの空間が広がっています。スチームバスやフェイシャル、スクラブなど、豊富なトリートメントメニューが揃い、旅行中の疲れを解きほぐしてくれます。
今回は時間が合わず施術は受けられませんでしたが、特に印象的だったのが「Vichy Shower(ヴィシーシャワー)」という水治療の設備。ベッドに横たわったまま、温かい水流が全身を包み込むように流れるトリートメントで、セラピストが水圧や角度を調整しながら施術を行うそうです。血行促進やリラックス効果が期待でき、肌のトーンまで整うとのこと。
まさに、バンコクの喧騒を忘れさせてくれる「非日常」を味わえる空間です。
利用には事前予約が必要なので、気になる方は早めの問い合わせをおすすめします。
>>スパの詳細については、ルネッサンスバンコク公式ページもご覧ください
フィットネス
フィットネスルームも機材がしっかり揃っており、朝のワークアウトやリフレッシュに最適。さらに、サウナも完備されているのが嬉しいポイントです。
朝食ビュッフェからアフタヌーンティーまで、特におすすめはイタリアン「La Tavola」
朝食ブュッフェ
朝食会場はまるで高級レストランのようなゴージャスな雰囲気。タイ料理や洋食、サラダバーのほか、インド料理や中華料理まで幅広く揃っています。
ライブキッチンでは、タイラーメン(クイッティアオ)や卵料理などを出来立てで楽しめるのも魅力。さすが五つ星ホテルと言える多彩なラインナップで、連泊しても飽きることがありません。
La Tavola
3階に位置する「La Tavola」は、イタリア沿岸部の料理にインスパイアされた本格的なイタリアンを楽しめるレストラン。地中海テイストの雰囲気をまとい、カラフルなイタリアンアートや温かみのある木の装飾、エレガントな大理石の彫刻が店内を彩ります。
料理は「情熱」と「シンプルさ」をテーマに、自家製レシピと新鮮な食材を活かしたメニューが揃います。ピリ辛風味を効かせたローマ風パスタ「スパゲッティ・カルボナーラ&ンドゥーヤ」や、オーク材の窯で香ばしく焼き上げた「ピッツァ・アル・タルトゥーフォ」など、自家製ピザのバリエーションも豊富です。

RISOTTO AL TARTUFU(V)(PREPARED TABLE SIDE):590バーツ

PIZZA AL TARTUFO(V):690バーツ

SPAGHETTI CARBONARA & N’DUJA:390バーツ

ORATA INTERA AL FORNO CONFREGOLA SARDA AL CARTOCCIO:950バーツ

TIRAMISU “LA TAVOLA”:330バーツ
アフタヌーンティー
1階の「Rバー」では毎日14:00〜17:00の間、アフタヌーンティーが楽しめます。観光の合間のひと休みにもぴったりで、タイ在住の奥様方からも評判の人気メニューです。

R BAR
- ティー/コーヒー付き 1,188++/セット(2名分)
- カクテル2杯付き 1,688++/セット(2名分)
- 毎日 14:00〜17:00
バンコク中心の魅力を満喫|ルネッサンスバンコクの周辺環境

ホテル目の前にはBTSとセブンイレブン、薬局やカフェもある便利な環境
ホテル周辺には、タイ全土で最も有名なパワースポット「エラワンの祠」や、バンコクを代表するショッピングセンター「セントラルワールド」、さらに有名なミシュラン掲載店が軒を連ねるフードコートなど、多彩なスポットが集まっています。
ここでは、滞在中にぜひ立ち寄りたい代表的な周辺スポットをご紹介します。
エラワンの祠
バンコクの喧騒の中に佇む、神秘的な空気をまとうエラワンの祠。四面神ブラフマーを祀るこの祠は「願いを叶える場所」として信仰を集め、花輪や香の香りが絶えません。高層ビルに囲まれながらも、ここだけは時間がゆっくりと流れるかのよう。ホテル滞在の合間にふらりと立ち寄り、旅の記憶に残る願い事を一つ…そんな小さな旅のハイライトになります。
- 開放時間:毎日6:00〜22:00
- 位置情報:GoogleMap
- 関連記事:エラワンの祠は一度はバンコクで一度は行くべきパワースポット!お参りの仕方も解説。
スーパーリッチ タイランド
円安・物価高で気になる両替レート。バンコクで最もレートが良いと評判の「スーパーリッチ タイランド」は、ホテルから徒歩圏内にあります。大きなお金を両替したい方は、ぜひ場所をチェックしておきましょう。
- 開放時間:月〜金9:00〜18:00/土9:30〜17:00
- 定休日:日曜
- 公式WEB:www.superrichthailand.com
- 位置情報:GoogleMap
- 関連記事:バンコクのおすすめ両替所まとめ!市内&空港で高レート両替できる場所を徹底紹介
サイアムパラゴンのフードコート
サイアムパラゴンのフードコートは、有名なストリートフードやミシュラン・ビブグルマン掲載店が集結するグルメスポット。ガイドブックに必ず載っているあの店、この店が、一箇所で堪能できます。タイ旅行中の食のハイライトとして、ぜひ訪れたい場所です。
- 開放時間:10:00〜22:00
- 位置情報:GoogleMap
- 関連記事:ミシュランガイド掲載店も!サイアムパラゴンのフードコートで食べたいグルメ10選
ルネッサンス バンコク ラチャプラソーン ホテルの基本情報
最寄り駅はBTSチットロム(Chitlom)駅。ホテルは駅と直結しており、雨の日でも濡れずにBTS(高架鉄道)を利用できるのが便利です。

ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSチットロム駅
改札を出たら、2番・6番出口方向へ向かうと左手にホテルに直結する通路が見えます。
バンコクの空港(スワンナプーム、ドンムアン)からホテルへのアクセスには、鉄道やタクシーが利用可能です。空港ごとの公共交通機関の利用方法は、以下の関連記事を参考にしてください。
- 公式WEB:www.marriott.com
- ホテルSNS:Instagram / Facebook
バンコクのホテル選びに迷ったら|関連記事もあわせてチェック
バンコク滞在をさらに充実させたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。筆者が実際に宿泊し、特におすすめできるマリオット系列ホテルをまとめています。
- リバーサイドのおすすめホテル|ロイヤルオーキッドシェラトン
リバーサイドにあり、全室オーシャンビューの贅沢な景色を楽しめるホテル。コスパも抜群です。 - シーロムの日本人向けホテル|ル・メリディアンバンコク
シーロムエリアで人気の高いホテル。日本式温泉付きで、日本人旅行者にも快適な滞在を提供します。 - スワンナプーム空港近く|コートヤード・スワンナプーム
トランジット利用にも便利な空港周辺ホテル。空港との無料送迎サービスもあり、短期滞在に最適です。 - 初めてのバンコク旅行に|おすすめホテルエリアまとめ
旅行初心者でも安心!バンコクの各ホテルエリアの特徴を詳しく解説しています。