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(チャオプラヤー川から見たアジアティーク )
アジアティーク ザ リバーフロントは、チャオプラヤー川沿いに位置する複合商業施設です。
一般にはナイトマーケットとして認識されていますが、イメージとしては「お台場」のような買い物やエンターテイメントを楽しめるデートスポットです。
(アジアティークの入り口)
あくまでもカップル向けの場所なので、男一人で行くことはおすすめできません。カップルや家族で足を運んでみて欲しいです。
今回の記事では、アジアティーク ザ リバーフロントの観光ガイドとして
- 各エリアの特徴
- ニューハーフショー「カリプソ」のチケット予約方法
- 行き方
- 営業時間
を詳しく記載しています。
アジアティーク ザ リバーフロント(Asiatique The Riverfront)
アジアティーク(Asiatique The Riverfront)は「アジア最大規模のライフスタイルプロジェクト」「最もトレンディーなランドマーク」を理念として、2012年にオープンしました。
敷地の広さは東京ドーム約2.5個分。
この広大な敷地内に、1,500店舗もの小売店、40店舗近いバービアや大手外食チェーンのレストランが並んでいます。
もともと、アジアティークは有用木材を海外へ輸出する為の船着き場を改装して作られました。そのため、敷地内の至る所に錨やエンジンギアなど船にまつわるオブジュが配置されています。
こうした背景も意識してオブジェにも目を配ると、より散策を楽しめます。
デートスポットとして最適
(アジアティーク内の川沿い遊歩道)
アジアティークは良くも悪くも、「タイらしさ」を感じられない場所です。
舗装され広々とした道路には清潔感があり、タイの醍醐味とも言える屋台から漂うおいしそうな匂いは、ガラスケースに収められた食品サンプルに取って代わられています。
しかし、安心・安全・清潔感に関しては、タイ国内では間違いなく一番です。
なので、デートスポットとしては最適です。
アジアティークの地図
アジアティーク内は、以下地図に記している4ヶ所のエリアに分けられています。
- 黄土色 = チャルンクルン エリア(雑貨屋が多い)
- 緑色 = タウンスクエア エリア(写真スポットと飲食店が多い)
- オレンジ = ファクトリー エリア(洋服店が多い)
- 水色 = ウォーターフロント エリア(レストランとバーが多い)
また、上の地図にて黒丸の番号で記しているように、カリプソキャバレーや観覧車などの見どころが点在しています。
以下で各エリアの特徴とエリア内にある見どころを紹介します。
各エリアおすすめのポイント
お土産選びに特化したチャルンクルン・エリア
1,000以上の小売店が並んでいるエリア。お土産等を探すのに一番おすすめの場所です。ニューハーフショー「カリプソキャバレー」もあります。
雑貨・洋服
「タイ」をデザインに取り入れたエスニック柄のパンツやTシャツ(1点100バーツ前後)、プチプラコスメグッズ(バスソルト、バスオイル、マッサージオイル、スクラブなど/1点100バーツ前後)、
インテリアグッズでおすすめのコットンボールライトなど、「これぞタイ」と言える雑貨店がいくつも並んでいます。
(コットンボールライトの店。1点100バーツ前後。電圧220v電球の商品が多いため、日本でも使える110v電球の製品がないか確認して購入しよう)
タイ北部で生活する山岳民族「カレン族」が伝統的な手法で制作したシルバーアクセサリーショップ「Silver Corner Thailand」もあります。
カレン族伝統の護身符や装飾品をモチーフにしたセンスあるアクセサリーが多いです。
安くて150バーツの物や、高い物で1,000バーツ程度。
エスニックかつセンスの良いアクセサリーを探している人は是非。
その他、エスニックらしい刺繍・フリンジ入りのアイテム、タイシルク店など、タイならではのアイテムを扱う店は全てチャルンクルンエリア内に位置しています。
洋服系のアイテムは、夏物ばかりではなく春先まで使用できる薄手アイテムも多いです。
しかも、どれもがローカル価格。日本の雑貨屋や通販で買うより安いです。
買い物目当ての人は必ず足を運ぶべきエリアでしょう。
ニューハーフショー「カリプソ」のチケット予約
「カリプソキャバレー」とは、タイ人ニューハーフのダンサー達による演劇ステージです。
日本やアメリカ、中国、韓国などの外国のカルチャーを背景にした舞台が、5分程度に次から次へと変わり、各舞台と音楽に合わせてダンサー達が歌(口パクですが)と踊りを披露します。
各舞台は短くてテンポが良い上に、日本を背景にした舞台もあるので、「あるある」を感じられるのが面白いところ。
また、ニューハーフ達は「元男」とは思えないほどの美人揃いです。
脇役の役者の中には「男っぽさ」が残っている人もいますが、主演級の方々は、男の自分から見て完全に「異性として見れる」レベル。
言葉が分からなくても視覚だけで楽しめるショーです。
「タイ・ナンバーワン」の老舗・レベルが高いニューハーフショーなので、お土産話のためにも一度は見ておきたいです。
公演時間は約1時間15分。
カリプソキャバレーは予約なしでも入れますが、必ず予約して行きましょう。なぜなら、予約なしだとステージが見えづらい後方席に回される可能性が高いからです。
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
ショー開始時刻は19:15です。
写真撮影スポットのタウンスクエア・エリア
時計台等のカップル向けの写真スポットや、屋台街・レストラン街などがある一番テーマパークらしさを感じられるエリア。
ランドマークの観覧車もタウンスクエア・エリアにあります。
チャルンクルンエリアと合わせて、アジアティークでは必ず足を運びたいです。
カップル用の写真スポット「ジュリエット・ラブガーデン」
アジアティーク内で最もカップルに人気のエリア。
ここでは、ガーデン前にある工房でカップルの名前が入った錠前を購入して、錠前をガーデンのフェンスにロックして鍵を噴水に投げ込むことで「二人の愛を永遠に誓う」と言われています。
湘南平にある某デートスポットに似ていますね。
非日常に包まれた海外のデートスポットで愛を誓うと気分が高揚します。
とても面白い演出なので、カップルでアジアティークに行く方は、是非愛を誓いましょう。
南京錠はガーデン目の前の工房にいるスタッフに作ってもらえます。
(ガーデン目の前の南京錠売り場)
観覧車
観覧車の周りは、子供用の乗り物があるキッズエリアにもなっています。
日によっては着ぐるみのピカチュウ(許可を取っているかは不明だが)が歩いていたり、子連れが楽しめるエリアです。
(観覧車。料金は大人400バーツ/子供250バーツ)
(メリーゴーランドもある)
その他、ゴーカートやバスケットのフリースロー台などの大人も楽しめるアトラクションがあります。
ちょっとした遊園地のようなので、子連れ旅行者の方は行ってみると良いです。
ファクトリー・エリア
ブランド物のブティックが連なるエリア。
最初に紹介したチャルンクルンエリアとは異なり、ローカル価格の雑貨店はありません。
割と高め(1点500バーツ〜1,000バーツ以上)の「タイではハイソ」と認識されるような(準)高級ブランドの店舗を多々見かけます。
一般的な旅行者にとっては、あまり興味をそそられないエリアかもしれません。
どちらかと言えば、高級志向なタイ人の買い物客が多いです。
(日本でも見かけそうなアイテムが多いので個人的にもそこまで惹かれなかった)
時間がない人は、わざわざ立ち寄らなくてもよさそうなエリアです。
川風が気持ち良いウォーターフロント・エリア
チャオプラヤー川に沿った遊歩道や、シャトルボート到着場所(後述)があるエリア。
川沿いにはレストランやバー(やや高級)が連なっているため、雰囲気重視で食事を楽しみたい人は、ウォーターフロントエリアで食べるのがおすすめです。
(川沿いのレストランバー)
食後は遊歩道で川の風を感じながら、思い思いにふけりましょう。
(記念撮影スポットになっているアジアティークの看板もある)
食事に関しては、以下で紹介する「バーンカニタ」が個人的には一押し。
おすすめレストラン「バーンカニタ」
バーンカニタはミシュランガイドを受賞したり、タイ国内において「最高級」と言われ続けている有名なレストランです。
少々料金がお高いですが、味は本物。
料理は、自家農場にて天然肥料だけで育てた有機野菜やハーブを使っているのが特徴です。また、一軒家スタイルの店構えなので雰囲気も良いです。
タイ風のサラダ「プラー ドゥック フー(Pla Dook Foo)」320バーツ
マッサマンカレーは290バーツ。
メニューは英語表記に加えて写真も付いてます(一部メニューには写真がない)。かなり外国人を意識した味なので、日本人でも食べやすいです。
バーンカニタはガイドブック等では定番中の定番タイ料理レストランとして知られているので、タイ料理初心者でも抵抗なく食べられるでしょう。
予算は、ビール等も飲んだら一人あたり600バーツ前後といったところ。
アジアティークにあるレストランの中では最も高級ですが、味も最高級なので是非。屋台で食べるより、確実に思い出に残ります。
アジアティークへの行き方【ボートがおすすめ】
以下は、アジアティークの場所を記したGoogleMap
アジアティーク ザ リバー フロントへ行くには、以下3つの方法があります。
- タクシーで向かう
- BTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)から無料のシャトルボートに乗る
- ツアーを利用する(日本語ガイド・往復送迎付きツアーあり)
おすすめなのはBTS サパーンタクシンからの無料シャトルボートです。ボートで行くとワクワク感が随分違ってくるので楽しいです。
以下で、各アクセス方法について詳しく解説します。
タクシーで行く
アジアティークの最寄り駅はBTS サパーンタクシン(Saphan Taksin)です。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSサパーンタクシン)
BTS サパーンタクシンからアジアティークまでの距離は約2km。所要時間7分程度なので、一番手っ取り早い方法と言えます。
BTS サパーンタクシンからタクシーを利用する場合は、40バーツ前後を見ておくと良いです。
スクンビット(BTS アソーク周辺)からであれば、距離は約15km。
所要時間は混み具合にもよりますが25分〜30分前後。運賃は100バーツ前後を見ておくと良いです。
カオサンロード周辺からであれば、距離は約12km。所要時間は25分前後。運賃は同じく100バーツ前後です。
ただ、夜のバンコクは渋滞の可能性が非常に高いので、タクシーに乗るなら最寄りのBTSサパーンタクシンからの利用がベター。
グラブタクシーを使ってサクッとアクセスするのもおすすめです。グラブであれば目的地を入力するだけで、どこにいてもドライバーが迎えに来てくれます。グラブの使用方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
BTS サパーンタクシンから無料のシャトルボートで行く
無料のシャトルボートはBTS サパーンタクシン⇔アジアティーク間を毎日16:00〜23:30の間、約20分に一回ほど行き来しています。
シャトルボート乗り場への行き方は、以下の通り。
まず、BTS サパーンタクシンの2番出口を降ります。
(2番出口前の案内板には「ASIATIQUE The Riverfront」と書かれている)
2番出口を降りて道なりに進むと、船着き場に到着します。
船着き場奥にアジアティーク行き専用の乗り場があります。外国人が大勢並んでいるので分かりやすいでしょう。船が来たら、係員の指示のもと乗り込むだけです。
(アジアティーク行き船乗り場。赤い看板が目印)
(アジアティーク行きの船)
チャオプラヤー川の景色を5分も楽しんでるとアジアティークが見えてきます。
ちなみに、船が到着する場所はウォーターフロントエリアです。以下の地図で言うと黒丸❺の場所。
帰りのBTS サパーンタクシン行きの船乗り場も同じ場所にあるので、覚えておきましょう。
アジアティークからBTS サパーンタクシン行きの最終便は23:30です。
(「BTS SAPHAN TAKSIN」と書かれている場所に並んで船を待つ)
ツアーを利用する(日本語ガイド・送迎あり)
自力での行き帰りに不安がある人、海外旅行に慣れていない人は日本語ガイド付き + 宿泊ホテル送迎付きツアーを利用すると良いです。
[contact-form-7 id=”63414″ title=”KKdayツアー(アジアティーク )”]上記ツアーであれば、アジアティーク散策に加えてカリプソキャバレーの鑑賞もできます。
英語とタイ語が話せなくても、ガイドの案内でショーの客席場所を把握できたり、自分が買いたい物がある店も案内してもらえます。
往復送迎付きなので、アクセス方法を考えてなくて良いのもメリット。
タクシーで帰る人は流しを捕まえよう
アジアティークからホテルへ帰る場合は、チャルンクルン地区から一旦道路に出て流しのタクシーを捕まえるのがベターです。
道路近辺にはアジアティークが設置しているタクシーカウンターもありますが、利用しない方が良いです。
(アジアティーク内のタクシーカウンター)
アジアティークのカウンターで乗るタクシーはメーターを使ってくれないことが多いです(ドライバーにもよるが)。
また、時間帯によっては多くの観光客がタクシーカウンターに並んでいます。
その他、チャルンクルン地区側の道路にて客待ちしている多くのタクシーやトゥクトゥクも同様で、メーターを使用せず相場より高い料金をふっかけてくるでしょう。
そのため、自分がタクシーで帰る場合は、いつも一旦道路に出てから少し歩いて、メーターを使ってくれる流しのタクシーを捕まえています。
もしくは上述したグラブタクシー(使い方)を使用してタクシーを呼びましょう。
アジアティークの営業時間
- 毎日17:00〜24:00
- 公式サイト
お土産購入もOKなカップル・子連れスポット
バンコクには有名なナイトマーケットが複数存在しますが、カップル・子連れ向けに特化したナイトマーケットに行くならアジアティークがおすすめです。
「行けば何かがある」と思わせてくれるほど規模が大きく、店の数が多いので、是非足を運んでみて欲しいです。
全体の雰囲気としては、そこまでのローカルは感じられませんが、タイ旅行が初めての人にとってはとっつきやすく、ストレスなく観光できるでしょう。
その他、バンコクにある全てのおすすめナイトマーケットに関しては、以下の記事を参考にどうぞ。
その他、バンコクにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
バンコク観光のモデルコース。3泊や4泊の旅行を計画している人は、以下の記事も参考にどうぞ。
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