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スマートフォンの発達により、ガイドブックでカバーしきれない情報や英会話などのスキルを要する分野では、アプリが心強い味方になりました。
アプリの進化によって、海外は国内と変わらない快適さで旅できるようになりつつあると言えるでしょう。
ただ、便利なアプリは世の中に多々出回っている中、似たようなアプリも多いです。何でもかんでも入れてしまうと、管理が面倒で結局使わず終いになることも珍しくありません。
そこでこの記事では、「最低限これだけはダウンロードしておくべき」と言える、最も使いやすい人気の海外旅行用アプリを12個に厳選して紹介しています。
全てのアプリは無料でダウンロードできます。また、使い方は至ってシンプル。
アプリを駆使して楽しい旅をつくりましょう。
もくじ
- 「日本円にするといくら?」が一目で分かる通貨計算アプリ
- オフラインでも使えるMAPアプリ
- 現在地周辺のWiFiスポットを探せるアプリ
- 音声入力、手書き、カメラ撮影からも翻訳できるGoogle翻訳アプリ
- 「この曲何?」がすぐに分かるアプリ
- ブックマークした情報ページをオフラインでも見れるアプリ
- 渡航先の危険情報・感染情報を通知してくれるアプリ
- 超シンプルな持ち物チェックリスト作成アプリ
- 体感温度や紫外線指数まで一目で分かる最強の天気予報アプリ
- 「チップはいくら払えばいいの?」を解決するチップ計算アプリ
- 乗り換え案内・運賃を表示してくれる無料の路線図アプリ
- 安心・明朗会計のタクシー配車アプリ
- アプリを駆使して海外旅行を便利に
「日本円にするといくら?」が一目で分かる通貨計算アプリ
電卓画面で打ち込んだ金額を、一瞬で他国の通貨に換算する便利なアプリ。
聞きなれない通貨の国や、ベトナムのように単位が大きくて金額を間違いやすい国で持っておくと助かります。
例えば、料金交渉の際に「45,000ドン」と急に言われても、高いの安いのか皆目見当がつかない時があるでしょう。
そんな時、電卓画面で45,000と入力すれば、日本円にして約217円であることが一目で分かります。加えて、登録している他国通貨においても一覧で換算した料金の確認ができます。
アプリ内で換算できる通貨の種類は180種類以上です。旅行で訪れることができる国なら大抵は対応しています。
買い物や料金確認のシーン以外に、現地の人とコミュニケーションを取る時も役に立ちます。
例えば、タイで現地の人から「日本でペットボトル水はいくら?」と聞かれた際、日本円で110円と入力するとタイバーツでは31バーツと表示されます。
なので「31バーツくらいだよ」と教えてあげることができるのです。
海外旅行者必需アプリと言えるでしょう。
Currency
Jeffrey Grossman無料posted withアプリーチ
オフラインでも使えるMAPアプリ
Google Map同様に、現在地の確認・目的地までのルート確認・ナビ・周辺施設の検索ができるアプリ。
このアプリが優れている点はオフラインでも使用できるところ。レンタルWiFiの充電が切れた時やWiFiスポットが近くにない時、非常に重宝します。
オフラインでも使用できる仕組みは至ってシンプルで、事前に対象となる地域のMAPをアプリ内でダウンロードする必要があるからです。
対象地域のMAPをダウンロードした後は、任意の施設をブックマーク追加したり、追加した施設の情報を共有することも可能。
オフラインで使用するが故、Google Mapほど多機能ではありませんが、海外旅行で困らない最低限の機能は盛り込まれています。
普段Google Mapを使っている人でも、海外旅行に行く際は念のためダウンロードしておくのがおすすめ。
オフライン地図、GPSナビ:MAPS.ME
MY COM無料posted withアプリーチ
現在地周辺のWiFiスポットを探せるアプリ
MAPアプリのような感覚で、現在地周辺や指定した地域に存在するWiFiスポットを探せるアプリ。
このアプリの凄い所は、各WiFiスポットの通信速度(Mbps)まで確認できるところ。
海外では、WiFiを使えても通信速度が低速な施設はざらに存在します。そのため、予め速度も確認しておけば、自分の用途を果たせるWiFiスポットなのか見当がつきます。
特に海外でパソコン作業をする予定の人は必須。
WiFi Finder
Frederik Lipfert無料posted withアプリーチ
音声入力、手書き、カメラ撮影からも翻訳できるGoogle翻訳アプリ
音声や手書き入力で翻訳できるアプリは多々存在しますが、Google翻訳アプリはカメラで撮影した文章も翻訳できます。
アプリなので翻訳の正確度は100%とは言えません。しかし、上画像からも分かるように何を伝えようとしているのか?は把握できるでしょう。
カメラ撮影翻訳が便利だと感じるのは、主に観光中です。
海外の観光地では、観光地の説明文が現地語と英語のみの場合が珍しくありません。そんな時、案内板の説明文写真を撮って翻訳すれば、観光地説明を大方理解できます。
もちろん通常の音声入力や手書きでの翻訳も、100%正確ではありませんが十分通じます。
旅行で渡航できる大抵の国の言語に対応しているので、ダウンロードしていれば必ず役に立ちます。
Google 翻訳
Google LLC無料posted withアプリーチ
「この曲何?」がすぐに分かるアプリ
旅行以外のシーンでも役に立つ曲名検索アプリ。
流れている音楽を聞き取って、アーティスト名と曲名を表示してくれます。
多くの人にとって旅と音楽はリンクしているでしょう。旅行中に出会った音楽を聞いた時、当時見た景色が思い出と共に浮かび上がる人は多いはず。
英語圏以外の国になると、全く聞きなれないような素晴らしい現地の音楽に出会う瞬間が多々あります。
そんな時は真っ先にこのアプリをかざして、アーティスト名と曲名を記録しておきましょう。
Shazam – 音楽認識
Apple無料posted withアプリーチ
ブックマークした情報ページをオフラインでも見れるアプリ
多くの人が渡航先に関する情報をブックマークするでしょう。
しかし、海外では近くにWiFiスポットがなかったり、レンタルWiFiの充電が切れたりで、思った時にインターネットを使えない状況に遭遇することもあります。
そんな時に備えて、渡航先の情報はPOCKETでブックマークしておくのが便利。
POCKETはオフラインでも利用できるブックマークアプリなので、インターネットが使えない状況でもブックマークした情報ページを閲覧できます。
ブックマークの方法は至って簡単。ブックマークしたいページのURLをコピーしてアプリを開くと、自動でリスト追加の確認が表示されます。
また、記事によってはポケットへの追加ボタンが予めついています。クリックするだけでリスト追加可能です。
ブックマークしたページはタグ付け管理したり、さらにお気に入り登録して管理することが可能です。
オフライン時には情報が更新できませんが、ネット環境がない状態でも情報を閲覧できるので重宝します。
Read It Later, Inc無料posted withアプリーチ
渡航先の危険情報・感染情報を通知してくれるアプリ
外務省が配信している各国の安全情報を知らせてくれるアプリ。
不測の事態に備えて、旅行中は外務省からの危険情報・感染情報を受け取れるようにしておきましょう。
実は、日本人に人気の渡航先であっても、地域や時期によっては危険地帯と化す場合が稀にあります。
そして、危険情報や感染情報は突如として流れてきます。旅行前は安全だったのに、現地に着いてみれば危険になっているケースもあるのです。
(日本人に人気で比較的安全とされているタイのバンコクですら、こうした注意喚起が流れてくる)
危険情報・感染情報を受け取るには、アプリ内の「たびレジ」にメールアドレスを登録するだけです。
(たびレジ)
その他、アプリ内では各渡航先での緊急連先やトラブル発生時の対応方法も記載されているので、合わせて確認しておきましょう。
外務省 海外安全アプリ
外務省無料posted withアプリーチ
超シンプルな持ち物チェックリスト作成アプリ
自分で項目を作ってチェックの入れ外しをするだけのシンプルイズベストなアプリ。
項目の名前も自由に書き換えられるので「◯◯のTシャツ」「◯◯のパンツ」という様に、細かいチェックリストを作ることも可能。
旅行の準備をする時はもちろん、帰国前においても確実に忘れ物がないようパッキングする時に重宝します。
旅行中に購入した物があれば、忘れないようリストに追加しておきましょう。
Check – 簡単なチェックリスト
Ken Mayumi無料posted withアプリーチ
体感温度や紫外線指数まで一目で分かる最強の天気予報アプリ
2週間先までの天気や毎時間ごとの天気を調べる機能に加え、体感温度や紫外線指数までも一目でわかる親切なアプリ。
服装選びをバッチリできます。
また、必要な情報が一画面に全て収まっているので使いやすいです。
情報量が多い上に正確なので便利。無料で使える天気予報アプリの中では一番おすすめです。
デザインも凝っていてカッコイイ。
AccuWeather: 天気レーダーを使った詳しいニュース
AccuWeather International, Inc.無料posted withアプリーチ
「チップはいくら払えばいいの?」を解決するチップ計算アプリ
海外にあって日本に無い代表的な習慣がチップ。
渡航先の滞在が初めてであれば、「チップはいくら払うべきか」で迷うことは多いです。
そんな時に便利なのがチップ計算アプリ。
渡航先を指定して支払い金額を入力すると、見合ったチップの金額が表示されます。チップレートの変更も可能です。
ただ、注意しておきたいのは、渡航先によっては予めチップが会計料金に含まれていたり(大抵はレシートにService Charge◯%と記載されている)、レート通りのチップを支払う必要がない場合もあります。
例えば、バーに行って飲み物の合計料金が17ドルだったとしましょう(会計料金にチップは含まれていない)。
仮に20ドルを渡した場合は、別途チップをわざわざ計算せず、3ドルのお釣りを「Keep the change」と言って渡すだけで良いケースもあります。
チップの支払いは渡航先やサービスを受ける施設によってケースバイケース、必ずしもアプリが表示する金額を渡すことが正しいとは言えません。
そのため、自身でも渡航先のチップ文化について予習しておく必要があります。
例えばタイの場合だとチップの相場は以下の通りです。
- 【ホテル】荷物を運んでくれたボーイやルームサービスに20B程度。ピローチップ(枕銭)は不要。
- 【レストラン】サービス料が含まれているようなレストランではおつりの小銭を、サービス料が含まれていなかったら支払い額の10%程度(多くても100B程度)。いずれにしろ明細はしっかり確認すること。
- 【タクシー】不要。
- 【タイ式マッサージ】一般的な店なら満足度に応じて1時間なら20?50B程度、2時間で50?100B程度。「チップ、センエン(1000円)」などと言われても真に受けないように。そんな相手にはチップは不要。
チップ計算機 TipCal オフラインで完全利用可能
Yusuke Watanabe無料posted withアプリーチ
乗り換え案内・運賃を表示してくれる無料の路線図アプリ
日本はもちろん「タイ・中国・韓国・香港・マカオ・マレーシア・イギリス・アメリカ」など全59の国と地域(アジア28ヶ国・ヨーロッパ26ヶ国・北アメリカ3ヶ国・オセアニア2ヶ国)の路線図をオフラインで確認できる無料アプリ。
このアプリの凄いところは、オフラインで路線図を確認できるだけでなく、出発駅から到着駅までの乗り換え案内・運賃・所要時間まで表示してくれるところ。
例えば、バンコク(タイ)旅行において。BTSアソーク(Asok)から三大寺院があるMRTサナームチャイ(Sanam Chai)までの路線図および乗り換え案内を確認したいとします。
以下手順で操作してみましょう。
近場の観光スポット・注目の飲食店まで表示される優れもの
さらに、到着駅周辺にある注目スポット(観光地や飲食店)も自動で検出して詳細を確認できる仕様になっています。
「ついでに休憩できるカフェでもないかな〜」なんて思った時に非常に便利。海外旅行好きは必ずダウンロードしておきたいマストなアプリです。
Journey Planner / Map -Transit
NT TRAVEL Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
安心・明朗会計のタクシー配車アプリ
日本でも最近はタクシー配車アプリが盛んに誕生していますが、海外の多くの国では以前より配車アプリが完全に浸透しています。
タクシー配車アプリを利用する最大のメリットは、
- 明朗会計である(ブッキングする前に運賃を確認できる)
- 行き先が確実に運転手に伝わる
- 運転手の身元が明確である
という3点です。
国にもよりますが、海外のタクシー運転手は日本のタクシー運転手ほどに丁寧に仕事をしません。
当サイトはタイ旅行の専門ブログなのでタイを例に出すと…
- 行き先を理解してないのに客を乗せる(大体の場所に行って「ここからどうやって行くの?」って聞いてくる)
- メーターを使いたがらない(メーターよりはるかに高い運賃を交渉してくる)
- 渋滞時は面倒くさがって乗車拒否
- 夜中はタイ人女性ですら一人でタクシーには乗らないくらい、タクシードライバーは危険だという認識がある
といったことが、海外では往往にしてあります。
配車アプリで呼ぶタクシーなら上記のような心配はありません。
強いてデメリットを挙げるとすれば、運賃がメーター料金より少々割高になると言った程度でしょうか。
一概にどのくらい高いとは言えませんが、明らかなのは許容範囲レベルの高さであるということ。
例えば筆者の場合、滞在ホテルからとある観光地まで配車アプリを使ったところ、運賃は250バーツ(日本円にして約900円)でした。
メーターなら180バーツ程度(日本円にして約650円)だったでしょう。
安全と信頼を買えるのであれば、大した額ではありません。
配車アプリでは、ブッキングしたタクシーの現在地情報、ドライバーの情報も確認できます。
また、ドライバーへの直接連絡も可能です。
かなり便利なので、海外旅行する人はダウンロードしておくべし。
ただ、配車アプリは複数存在します。国によって展開しているアプリが異なるので、以下を参考に行き先で展開しているアプリのダウンロードをどうぞ。
東南アジアならグラブ(Grab Taxi)
Grab: 配車&デリバリー
Grab.com無料posted withアプリーチ
主に展開している国(シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジア)。
グラブの詳しい使い方については、以下の記事を参考にどうぞ。
その他の国ではウーバー(Uber)
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
Uberは日本でも展開しているので馴染みがあるでしょう。現在、Uberは世界70ヶ国で展開しています。
東南アジアを除けば大抵の国で「配車アプリと言えばウーバー」です。
ウーバーの詳しい使い方については、以下の記事を参考にどうぞ。
アプリを駆使して海外旅行を便利に
ネットの情報やアプリが進化したことにより、今やガイドブック無しでスマートフォンさえあれば満足に旅行できるようになりました。
スマートフォンは旅行に限らずボーダレスに人生を楽しめるツールなので、海外旅行でも最大限に活かして楽しい旅を創りましょう。
ただし、スマートフォンは盗難のターゲットにされやすいのも事実です。スマートフォンの管理もしっかりと意識しておきましょう。
飛行機内での時間を快適にするグッズや盗難防止に役立つアイテム、海外旅行で持っておくと便利な物については、以下の記事も参考にどうぞ。
海外旅行のニューアイテム!世界一簡単にパッキングできるスーツケース「ソルガード」のレビューについてはこちら。
海外旅行で絶対に持って行きたいおすすめサンダルのまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。