この記事には広告を含む場合があります。広告の場合は、紹介している「商品の購入」「サービスの利用」によって、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
(サムプラン象園のエレファントショー)
サムプラン エレファント グランド アンド ズー(サムプラン象園)は、象とクロコダイルのパフォーマンスショーに特化した動物園です。
バンコクからバスで片道40分の場所に位置しています。
サムプラン象園では、主に
- 象・クロコダイルのパフォーマンスショー
- 象乗り体験
- 動物への餌やり
- お化け屋敷
が楽しめます。一般的な動物園みたく展示されている動物を見学するのではなく、ショーを中心に楽しむ動物テーマパークです。
サムプラン象園は子連れにおすすめの観光地です。
敷地の広さはサッカーコート2面分程度。じっくり見て回っても歩き疲れることはありません。また、休憩できる場所が多く、通路は綺麗に整備されています。凹凸や坂がありません。
そして、子供でも象やクロコダイルへの餌やり体験できます。家族で楽しめるでしょう。
今回の記事では、サムプラン象園に興味がある人に向けて
- サムプラン象園の様子
- パフォーマンスの内容と開催時間
- バンコク市内からのアクセス方法
について詳しく記載します。バンコク近郊で象と触れ合いたい人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
サムプラン象園(Samphran Elephant Ground and Zoo)
(サムプラン象園の入り口)
サムプラン象園(タイ語:ลานแสดงช้างและฟาร์มจระเข้สามพราน)は、1985年3月に開業した動物テーマパークです。
象園のコンセプトは「象を知って象を好きになる」
コンセプトに基づき、大小たくさんの象が飼育されているのが最大の特徴です。
(園内は右も左も象だらけ)
また、象と並んで目玉とされているのが、園内にて飼育されている1万匹を超えるクロコダイル。
象と同様、クロコダイルも園内のあちこちでケージに囲われて飼育されています。
日本にもクマ牧場や鳥類園など特定の動物に特化した動物テーマパークが数々存在しますが、象とクロコダイルは「さすがタイ」と思わせてくれる組み合わせ。
その他にもダチョウやトラ(写真撮影できる)、巨大ナマズが飼育されています。
これら動物に餌をあげたり、後述する動物パフォーマンスショーを見るのがサムプラン象園の楽しみ方です。
(ワニへの餌あげ体験コーナー。餌は1カゴ20バーツ)
微動だにしないワニ達ですが、餌を放り投げた瞬間、刹那の速さで餌に食らいつきます。凄い迫力。
双子のベンガルトラとの記念撮影。1回100バーツで可能です。
スタッフ指導のもと写真を撮ります。大人しい虎ですが、近寄るとめちゃくちゃ迫力あって怖いです。
虎の機嫌が良いと、スタッフが虎の尻尾を握らせてくれたり、背中をさすらせてくれます。
写真撮影の時間は毎日11:00〜15:00まで。
象の背中に乗って園内トレッキングも可能です。1人600バーツ。植物に囲まれ、滝が流れる園内を象に乗って歩きます。
トレッキングできる時間は以下の時間内のみ。
- 10:30〜13:00
- 14:30〜15:00
園内にはコーヒーショップや売店、レストランや屋台食堂もあります。展示されている動物のラインナップこそ異色ですが、雰囲気は普通の動物園と一緒です。
子連れ観光客が8割でしたが、座って一息つける場所が多いため、駄々をこねている子供は皆無でした。
亜熱帯植物に彩られた園内
園内は、よくよく見るとシマオオタニワタリやデンドロビウム、ラン科の亜熱帯植物で彩られています。
亜熱帯植物のエキゾチックな形と色合いを見ると元気がもらえます。
亜熱帯植物で彩られたエリアには池が広がっています。
池でタイ人のカップルや家族がボートを漕いでいる様子が何とも平和。これが東南アジアの和やかな休日なのでしょう。
アユタヤ時代の戦いを表現した大迫力のエレファントショー
サムプラン象園のメインアトラクションの一つが、象のパフォーマンスショー。
子連れ客が多い場所なので、ほんわかとしたショーが始まるのかと思いきや、何とも壮大な曲が流れ、派手な装飾を身につけた象が出てきました。
エレファントショーの内容は「アユタヤ時代(ナレースワン大王の時代)におけるビルマとの戦い」を表現したもの。
象に乗ったまま華麗な太刀さばきを見せる兵、火薬を使用した演出など、大迫力のショーです。
残念ながら流れる解説アナウンスはタイ語のみですが、意味が分からなくても視覚だけで十分楽しめます。
人間 vs 象の可愛いPKショーもある
大迫力の戦争ショーの後は、人間と象による可愛いPKショーが始まります。
各象がサッカー強豪国のゼッケンを付けて(アルゼンチンやブラジルなど、もちろん日本も!)、PKに挑みます。
意外にもゴール率が高いです。5割以上はゴールを決めていました。サッカーゴールは小さいのに凄い。
よく芸が仕込まれている象さん達です。
ショーの後は象との記念撮影
ショーの後は象達と記念撮影や餌やりができます。
多くの人が餌をあげるので、象はもう餌には飽き飽きと言った具合で食べてくれませんでしたが。
なので、記念撮影だけ楽しめば良いかと思います。
ワニと人間のプロレスショー
サムプラン象園における、もう一つのメインアトラクションが人間のワニのプロレスショー。
いつ噛み付いてくるか分からない(ある程度は仕込まれているが、本当に噛みつかれる時があるほど危険)クロコダイル相手に、2人の飼育員がワニを挑発します。
ワニの口の中に顔や手を突っ込んだり、時にはワニを持ち上げたり。
面白いのが、飼育員がワニの口の中に顔を入れようとすると、司会が突然大きな物音を立てて飼育員を驚かせます。
見ている観客もハラハラドキドキ…中には、飼育員がワニの口に手を入れようとしているところ、ワニの口めがけて小銭のチップを投げ入れる観客もいます。
日本では絶対に考えれないです。
ワニを持ち上げたり、観客席まで律儀にチップを回収しに来たり、面白い飼育員でした。
それにしても、ワニの生体を知り尽くした上でのパフォーマンスでしょうが、よくやるものです。
自分だったら、給料が高くでも絶対にやらないだろうなあと、ある意味関心させられたショーでした。
ショー・アトラクションのスケジュール
各ショーのタイムテーブルは以下の通りです。平日は各ショー1日2公演。
平日 | |
ワニのショー |
|
マジックショー |
|
象のショー |
|
象乗りトレッキング |
|
虎との記念撮影 | 11:00〜15:00まで |
詳細はサムプラン象園の公式サイトも参考にどうぞ。
ちなみに「マジックショー」とは、象のショーと同じ場所で公演される、余興のようなショーです。
(マジックショー)
土日祝における各ショーの開催時間は以下の通り。各ショーは1日3回公演します。
土日祝 | |
ワニのショー |
|
マジックショー |
|
象のショー |
|
象乗りトレッキング |
|
虎との記念撮影 | 11:00〜15:00まで |
土日はお化け屋敷も営業する
ちなみに、土日限定ですが、園内のお化け屋敷が営業します。
見た目はチープですが、雰囲気は怖いです。実際にその場に行くと、中々一歩を踏み出す勇気が出ません。
筆者はビビりなので中には入りませんでした。勇気ある人はどうぞ。1人50バーツで入れます。
サムプラン象園への行き方
バンコク市内からサムプラン象園への距離は約40kmです。以下はサムプラン象園の場所を記した地図。
バンコク市内からサムプラン象園へ行くには、以下3つの方法があります。
- タクシー
- 路線バス
- 日本語ガイド+送迎付きツアー
- 英語 = 117 110 Moo 6、Petkasem Road Km 30、Samphran District、Nakhon Pathom Province 73110
- タイ語 = 117 หมู่ที่ 6 ถ.เพชรเกษม ตำบล ท่าข้าม อำเภอสามพราน นครปฐม 73110
タクシーでアクセス
タクシーでアクセスする際、英語で「Samphran Elephant Ground and Zoo」と言っても運転手が理解してくれない可能性が高いです。
タイ語表記「ลานแสดงช้างและฟาร์มจระเข้สามพราน(カタカナ読みすると『ラーン スデーン チャーン レ ファーンチョラケー サンプラン』)」を見せた方が早いです。
タクシーの運賃は、どこから乗るかにもよりますが、メーター利用なら400バーツ前後。
ただし、バンコク市内からはやや遠い場所に位置しているので、メーターを使ってくれず交渉になる可能性あり。
交渉の場合は500バーツ〜600バーツ程度を見ておくと良いでしょう。
所要時間は片道約40分。
サムプラン象園周辺は流しのタクシーが多いので、帰りのタクシーは簡単に捕まえられます。
グラブタクシーであれば、タクシー運転手に行き先を伝えなくても、アプリ上で運転手が確実に行き先を認識してくれます。
簡単にタクシーを捕まえたいならグラブもおすすめです。利用方法については、以下の記事を参考にどうぞ。
MRT ラックソン(Lak Song)から乗車すれば片道170バーツ前後
サムプラン象園の最寄駅を強いて挙げるなら、MRTラックソン(Lak Song)です。
(ピンク色の四角で囲んでいるのがMRTラックソン。MRTシーロムから13駅。MRTファランポーンからだと11駅)
バンコク全体の路線図を把握するには、以下の路線図アプリをダウンロードしておくと便利です(オフラインでも使えます)。
バンコックメトロ
Federico Zanetello無料posted withアプリーチ
MRTラックソンからであれば、所要時間は片道30分前後。
メータータクシーの運賃は170バーツ前後です。
タクシーで行く人は、MRTラックソンから乗ると良いです。
MRTラックソン周辺には多くのタクシーが走っているので、簡単に捕まえられます。
路線バスでアクセス
(サムプラン象園へ行く黄色の84番バス。方向幕に「ปอ.84」と表示されている)
路線バスは一番安価なアクセス方法です。どこから乗るかにもよりますが、運賃は高くても30バーツ程度。
ただ、サムプラン象園へ行くバスの本数が少ないのがデメリット。
(筆者はバスが来るのに30分以上待ちました。暑いのでサクッとタクシーに乗ってアクセスするのがおすすめ)
所要時間は片道約1時間です。
路線バスは、黄色の84番バス(上写真)がサムプラン象園の目の前に行きます。
サムプラン象園目の前のバス停名は「Samphran Witthaya School」です。
サムプラン象園の最寄駅MRT ラックソン(Lak Song)2番出口付近のバス停より黄色の84番バスに乗りましょう。
(MRTラックソンの2番出口を降りてUターンするとバス停がある)
バス停
(黄色の84番バス車内。土日は混み合っていて中々座れない)
MRTラックソン2番出口付近のバス停から路線バスに乗れば、運賃は24バーツ。所要時間は35分程度です。
MRTラックソン2番出口下のバス停からサムプラン象園へ行く路線バスは、上写真の黄色84番バスのみです(方向幕に「ปอ.84」と記載されている)。
他に存在する赤色やオレンジ色の84番バスはサムプラン象園へは行かないので要注意。
サムプラン象園前のバス停『Samphran Witthaya School』に停車する全てのバス系統番号や、MRTラックソン以外からのバスの乗り場については
以下のViaBusというバンコク路線バスMAPアプリを活用すると簡単に把握できます。
ViaBus
Intouch Marsvongpragorn無料posted withアプリーチ
アプリの詳しい使い方については、以下の記事を参考にどうぞ。
⇒バンコクの路線バスを乗りこなせる便利な路線図ルートアプリ『Via Bus』
ちなみに、帰りのバスは、行きのバスが停まった停留所の逆車線(真向かい)にあります。
屋根付きの停留所です。目立つのですぐに分かるでしょう。
行きと同じく黄色の84番のバスに乗れば、MRTラックソンへ帰れます。
ツアーを利用する【日本語ガイド + 往復送迎付き】
タイが初めての人や海外旅行に慣れていない人は、日本語ガイド・バンコクからの往復送迎が付くツアーの利用がおすすめです。
[contact-form-7 id=”65261″ title=”Veltraツアー(サムプラン象園)”]ツアーであれば日本語ガイドが付くため、言語に不安がある人でも心配いりません。
また、ガイドは写真係にもなってくれます。午後からのツアーなので、朝ゆっくりできるのも良い点。
サムプラン象園の営業時間
- 毎日8:30〜17:30まで
- 公式Facebook
入場料金
- 大人600バーツ
- 子供(身長130cm以下)350バーツ
- 身長90cm以下は無料
ワークパーミット(労働許可証)を持っている人であれば、以下のタイ人料金が適用されます。
- 大人100バーツ
- 子供60バーツ
バンコク旅行で象と触れ合うならサムプラン象園へ!
正直、最初は大したことないと思っていましたが、想像以上に面白い場所でした。
家族連れには本当におすすめです。象やワニのショーは分かりやすいですし、餌をあげられるので子供は喜ぶでしょう。
また、バンコク市内からそう遠くないのも良いです。
バンコク旅行中に動物スポットへ行きたい人は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
その他、バンコクにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。
サムプランへ行くならこちらもおすすめ!巨大な龍が巻き付くドラゴンタワー。インスタ映え間違いなし。
バンコクから日帰りで観光できるおすすめスポットのまとめ。見どころ満載の観光地をまとめました。