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以前、パタヤで取材した「キングコングサウナ」に訪れた際に、宿泊先として選んだのが「ザ キューバ ブティック ホテル パタヤ（The Quba Boutique Hotel Pattaya）」です。
2022年、パタヤカン（セントラルパタヤロード）のソイ12にオープンした新しいホテルで、パタヤビーチまではバイクタクシー（モタサイ）で5分ほど（20〜30バーツ程度）。アクセスも悪くない立地にあり、さらにホテル予約サイトで見る限り、洒落たデザインにも関わらず1泊5,000円前後で「朝食付き」という破格ぶり。正直なところ「安すぎて大丈夫かな？」と少し心配しつつ、実際に泊まってみました。
結果、このホテル、かなりの穴場でした。アメニティやプール設備こそシンプルですが、5,000円台でこのデザインと立地なら大満足といえる内容。
1泊の予算を抑えつつ、便利な場所にあり、しかも写真映えするホテルを探している女子旅や友人同士の旅行にぴったりです。
ここから、宿泊レビューを詳しくご紹介していきます。
キューバホテルパタヤの外観と立地｜可愛いデザインが魅力のブティックホテル
キューバ ホテル パタヤは、その名のとおりオールド・ハバナ（Old Havana。キューバの首都・ハバナを構成する歴史地区｜Wikipediaより）のノスタルジックな雰囲気に影響を受けデザインされたホテルです。
とはいえ、「オールド・ハバナ」と言われても、なかなかイメージが湧かないかもしれません。
簡単に言うと、鮮やかだけど少し色褪せた建物が並び、レトロで異国情緒あふれる街並み。
昔ながらのクラシックカーが行き交い、懐かしさと華やかさが同居する独特の世界観が広がっています。
ピンと来なかったため、調べてみたところ、特にキューバホテルパタヤは、16世紀から18世紀初頭にかけてヨーロッパ各国に広まったバロック建築様式をイメージしたデザインであることがわかりました。
興味を持ってHIS提供のオールド・ハバナの写真を見てみたところ、思わず「おお、確かに！」と感心。
イメージを見事に再現しており、デザインの完成度はかなり高いと感じました。
パタヤは西洋人観光客が多い海沿いリゾートのため、リゾートホテルやハードロックホテルのような西洋発カルチャー系ホテルは存在しますが、ここまで独自路線のホテルは珍しい存在です。
さらに調べたところ、このキューバホテルパタヤを運営しているのは、バンコクで「ザ コーチ ブティック スクンビット」など個性的なホテルを手がけるグループ。この独特な発想とデザイン性にも納得です。
通常、パタヤで日本人目線で「コスパが良い」と感じる5,000円前後の宿泊施設は、どちらかというとアパートやレジデンス型のシンプルなホテルが中心。
このようなしっかりデザインにこだわったブティックホテルは、パタヤではかなり貴重な存在といえるでしょう。
せっかくのパタヤ旅行、利便性だけを重視したレジデンス風ホテルも悪くありませんが、こうしたデザイン性あふれるホテルに滞在して、ホテルそのものの雰囲気を楽しむのも、旅の醍醐味です。
キューバホテルパタヤの客室・プール・朝食｜可愛くてコスパも◎な滞在ポイント紹介
プレミア キングルーム（Premier King Room）
客室のデザインは、「洗練」や「スタイリッシュ」というよりも、シンプルで実用的。
とはいえ、1泊5,000円台という価格を考えれば十分納得できるクオリティです。
設備面では、カード式キー、セキュリティボックス、クローゼット、シーリングファンを完備。
ベッド脇にはコンセントと照明スイッチもあり、使い勝手も良好です。バルコニー付きで、ちょっとした外気浴も楽しめます。
バルコニーでは喫煙可能
ホテルはパタヤ中心地に位置しているものの、周囲にバービア（バー街）はなく、夜は静かに休めました。
シャワールーム
リンスinシャンプー・ボディソープを完備
シャワールームには、ドライヤーと最低限のアメニティ（シャワーキャップ、綿棒、固形石鹸）を用意。
ボディソープとリンスインシャンプーも備え付けられています。
歯ブラシやその他のアメニティは置かれていないため、必要なものは持参または購入が必要です。
プール
敷地内には小さめのプールがあり、ビーチチェアは3台のみ。
プールでゆっくり過ごすことを期待するにはやや物足りない規模ですが、軽くリフレッシュしたい程度なら十分です。
朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェは、1泊5,000円台のホテルとしては悪くない内容。
タイ料理が5種類ほど並び、洋食系はトースト、ソーセージ、ハム、オムレツ、目玉焼き、サラダなどが揃っています。
タイ料理は特にマッサマンカレーが美味しく、朝からしっかり食べたい方には満足できる内容でした。
パタヤ初心者や女性一人旅にも安心の立地と周辺環境
キューバホテルパタヤが位置するのは、セントラルパタヤロード（通称：パタヤカン）のソイ12沿い。
初めてパタヤを訪れる方には少しわかりにくい場所かもしれませんが、大通りに出てそのまま西へ進めば、パタヤビーチに到着します。
ホテル周辺には、マッサージ店、コンビニ、24時間営業のコインランドリーが立ち並び、夜遅くまで人通りが絶えません。
女性の一人旅でも安心して滞在できる環境です。
また、タイ初心者の方でも、不便を感じることなく快適に過ごせる立地といえるでしょう。
ホテル近くのセブンイレブン
ホテル目の前のコインランドリー
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