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海外旅行では多くの人がクレジットカードを携帯すると思います。
現金を持ち歩く事には不安を感じますし、ATM等で引き降ろしができるカードがあれば万が一手持ちの現金を紛失した際の助け舟になるでしょう。
クレジットカードを作れない状況にある人の多くは、しょうがなく現金のみで旅行をする方もいるかもしれません。
ただ、クレジットカードを作れても作れなくてもでも、旅行時にはプリペイドカードを持っておくと安全性も利便性も高まるかもしれません。
今回は、海外専用のプリペイドカードの特徴と、数あるプリペイドカードの中で一番手数料の安いマネパカードの紹介をしたいと思います。
もくじ
海外旅行用プリペイドカード
特徴
プリペイドカードの大きな特徴は以下4点です。
- 前もってチャージした金額のみ利用可能。
- ショッピングでの利用・ATMにて現地通貨の引き出しが可能。
- 入会金・カード維持費が無料。
- 発行の際の審査がない。誰でも作ることができる。
感覚としては「使いすぎる心配のないクレジットカード」に近いです。
クレジットカードだと「借り入れをしている」という感覚を忘れがちになりやすいですが、「自分のお金である」という事を念頭に入れやすいです。
メリット
個人的にプリペイドカードのメリットは以下の2点だと思います。
1、使いすぎる心配がない
使いすぎる心配がないというのは大きな安心感になるでしょう。
上でも述べましたがクレジットカードの怖いところは、どうしても手軽に利用できる為「借り入れをしている」ことを忘れてしまいがちです。
帰国後にクレジットカードの明細書を見たら「こんなに使ったのか…」と肩を落とした経験はしたくありません。自分は何度もありましたが。
上記のような心配のある方にはメリットになるでしょう。
2、カモフラージュになる
通常の利用用途とは異なる使い方です。
旅行中に恐喝等にあった時のことを考えてカモフラージュとして持っておくこともできます。
発行料と年会費が無料なので、万一失くしても損失はありません。
カードには入金をせず、あくまで持っておくだけです。見た目はクレジットカードそのものなので、盗った側も金目の物だと疑いはしないでしょう。
海外旅行は用心しすぎるくらいが丁度良いと思っている自分は、財布にはカモフラージュ用の残金なしの空カード、セキュリティポーチには使用可能なカードと2枚を身につけて旅をしていました。
マネパカード
海外用のプリペイドカードは大手各社より出ています。セゾン、ジェイティービー、ジャックスなど。
ただ、各社ともカード自体の「できる事・できない事」は同じです。
カードを選ぶにあたっての基準は、自分の場合ショッピングやATMの利用時に発生する「為替手数料」でした。
他社と比較して為替手数料が安い
マネパカードはマスターカードのブランドが付いています。
マスターカードのステッカーが貼ってあるATM、お店であればどこでも利用可能です。
(タイのコンビニのマスターカード提携ATM。全国どこにでもあった)
利用時に発生する為替手数料は、他社のプリペイドカードの3〜5%に対して、0.7%という圧倒的な安さです。
- ネオマネー :5%
- ゴナ :4%
- マネパカード:0.7%
注意しておきたいのは、マネパカードが対応しているのは、米ドル・香港ドル・ユーロ・ポンド・豪ドルの5通貨が基本です。
その他通貨の利用時は、利用額から3%の手数料が別途発生します。
つまり、上記5通貨以外の国で使用する際の発生する手数料は0.7%+利用額の3%です。
ブログをご覧になられている方はタイ好きな方がほとんどだと思われます。ただ、仮にタイで利用すると考えた場合でもマネパカードの方が安くすみます。
例えば、タイのATMにおいての引き出し限度額20,000バーツ(60,000円)を引き下ろした場合。
通常タイでATMを使用する際は、ATM使用料として別途180バーツ(550円)が発生します。
上記を踏まえた上で他社との料金を比較↓↓
- ネオマネー :63,550円
- ゴナ :62,950円
- マネパカード:62,770円
わずかと言えど、少しでも節約をしたいと思う人は多いでしょう。
特に上記5ヶ国に滞在予定の方、例えばタイに続いて香港に滞在予定のある方などには、マネパカードを持っておいて損はないでしょう。
何度もATMを利用すると、その都度手数料が発生するので、できるだけ利用回数は減らした方がいいと思います。少額ずつ引き落として大金を持ち歩かないのは安心と言えば安心ですが。
まとめ
マネパカードの利点をまとめると
- クレジットカードのように利息が発生しない
- 使いすぎる心配がない
- 他社に比べて手数料が安い
- 審査がないので誰でも作ることができる
- カモフラージュとしても使える
の5点です。
紛失・盗難時にはカード利用停止申告をした時点でのカード残高の保証をしてくれます。
特に常に盗難や紛失などのトラブルがつきまとうバックパッカーの方は、とりあえず一枚は作っておくことをおすすめしたいです。
個人的には、必ずしも金銭的な目的で利用するというより、上記のようにカモフラージュ的な意味でも使えるので、「カード発行・年会費が無料」という利点を生かして上手く活用できればいいのではないかと思います。
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