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チェンライ市街の中心地「チェンライ時計塔」からパホンヨーティン通りを北へ、車で約30分の場所に首長族の村があります。
チェンライの首長族の村には、首長族以外にもラフ族、アカ族、ヤオ族といった少数民族がいて、彼女達は観光収入を自給自足しています。
我々旅行者からすると、1ヶ所で様々な少数民族を生で見られる興味深い観光地です。
こうした、山岳民族をひとまとめにした観光収入目的の村は、タイでは珍しくありません。
筆者も過去にチェンマイの首長族の村やパタヤの首長族の村を訪れたことがあります。
首長族の村は1回行けば十分という人がほとんどでしょう。こうした観光収入目的の村でやることと言えば、少数民族が売るお土産を購入して一緒に写真撮影するだけです。
そういうわけで、筆者も特に行く気はありませんでしたが、レンタカー返却日時までかなりの時間を持て余していたので行ってみることに。
感想は「時間に余裕があれば行ってみてもいいんじゃないかな」といったところです。しかし、まだ実物の首長族を見たことない人ならマストな観光地です。
この記事では、首長族の村の様子について紹介します。
以下の筆者インスタグラム投稿で首長族の写真一覧を見れます。
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首長族の村の場所
チェンライ時計塔から車で約30分。
アクセスには車などの足が必須です。チェンライ中心街から行くには、トゥクトゥクもしくはタクシーを往復チャーターします。
料金の目安は400〜500バーツくらいを見ておけば十分でしょう。
レンタカー・バイクで行く人は、GoogleMapで示すナビ通りに進めば問題なくアクセスできます。
住所
- タイ語 / 262 หมู่ 6 บ้านป่าอ้อ ตำบลนางแล เมืองเชียงราย จังหวัดเชียงราย 57100 เชียงราย
- 英語 / 262 Moo 6 Ban Paoo Nanglae, Chiang Rai, Northern Thailand 57100
チェンライの首長族の村
チェンライにある首長族の村は、観光収入増加のために作られた観光村です。チェンマイやパタヤにある首長族の村と同じです。
個人的にこうした観光村への訪問は、アグリツーリズム(農村部などに滞在して、文化を学んだり現地の人々との交流を楽しむ余暇活動)のようなものと思って楽しんでいます。
欧米ではアグリツーリズムが日本より普及しているからか、こうした観光村は人気のようです。筆者が訪れた時もツアーバスで来た沢山の白人旅行者がいました。
入場料は300バーツ
事前に調べた情報では入場料500バーツと書かれていましたが、300バーツで入場できました。
しかし、不審でした。最初に「500バーツ」と言われたので500バーツを出そうとしたところ、受付の女性が何やら考えるような素振りで「うーん、いや300バーツ」と言うので300バーツで入場することに。
最初に言われた500バーツはなんだったのでしょう。
本物の村のような作り
村の中は各少数民族(アカ族、ヤオ族、ラフ族、カヤウ族、首長族)の居住エリアが区分けされています。各少数民族が暮らすエリアの案内板があって、まるでテーマパークのようです。
ただ、道路は舗装されておらず足元が悪いのがリアル。わずかに本当の秘境の地に来たような気分になれました。
各少数民族の居住エリアには、上写真のような家屋兼お土産屋が軒を連ねています。
お土産屋で何かを購入して、少数民族と一緒に写真を撮るのがここでの主な観光になるでしょう。
お土産屋では上写真のような首長族のアクセサリーはじめ、栓抜き、木彫り像などが売られています。
1つ100バーツくらい。
正直言ってどれも実用性に乏しく、特に欲しいとは思えないものばかりです。
しかし、何も買わずに写真だけ撮って回るのは申し訳ない気持ちがするもの。筆者はどうにか使えそうな物を購入して、写真を撮らせてもらっています。
アカ族
せっかくなので首長族以外の少数民族の居住エリアも歩いてみました。
まずはアカ族。
ジャラジャラした銀細工、ポンポン、ビーズ細工などを付けたユニークな民族衣装が印象的。
首長族の村で手にしたパンフレットによれば、タイ北部ではチェンライ、チェンマイ、パヤオ、ナーン、ランパーンに分布する65,000人のアカ族が住んでいるとのこと。
団体ツアー客が来ているにも関わらず、アカ族の村は人気がないのか観光客があまり寄り付いていませんでした。
そんな中で筆者だけが訪れたからか、アカ族のおばちゃんはとても嬉しそうにしていて、笑顔で写真を撮らせてくれました。
ちなみに、その他の少数民族(ヤオ族、ラフ族、カヤウ族)の写真は撮っていません。訪問はしましたが、特に買いたい物がなく写真を撮る機会がなかったため。
首長族の女性たち
首長族の女性達はつむぎ機を使って生地を織っていました。
仕事中のようなので声をかけていいものか迷っていたら、首長族の女性から筆者に声をかけてくれて、写真を撮らせてもらうことに。優しい。
首長族の方々は観光客慣れしているからか、基本的には観光客に無関心です。自分から声をかけてみましょう。
隣にいた親子も写真を撮らせてくれました。写真右側の子供は5歳とのこと。
5歳ですが観光客慣れしているせいか英語を話していました。
左側の若い女性は、スマホでYoutubeの音楽を流しながらくつろいでいました。しっかり文明の波に乗っていて、首にリングを付けていなかったら街中にいる現代っ子そのものです。
と、こんな感じで、秘境感を求めて訪問したら色々とツッコミを入れたくなる場所ではあります。
でもいいんです。なぜなら、皆さん笑顔が素晴らしかったから。
こうした観光村の存在については賛否両論ありますが、筆者個人としては気前よくお土産を購入して彼女らの自給自足生活に貢献できるなら別に良いのではないかと思います。
あまり細かいことは考えず、見たままに楽しむと良いですね。
首長族の村に行ったことない人は是非行ってみましょう。観光村とは言え、実物の首長族を見たらかなり感動しますよ。
営業時間
毎日7:00〜19:00
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