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かつて「旅人の聖地」として名を馳せたカオサン通り。アジア特有の熱気と混沌が交差する、刺激的なバックパッカー街として多くの旅人を惹きつけてきました。
しかし近年では、クラブやパブが密集する観光向けのナイトスポットと化し、「滞在する場所」としての魅力は薄れつつあると感じている人も少なくないはずです。
そんなカオサンに、いま新しい風を吹き込んでいるのが「AREA81 HIDEOUT Hostel」です。
日本人が運営するこのホステルは、宿泊・アート・コワーキングスペース・日本食・ルーフトップバー・タトゥーショップがひとつに融合した、いわば“カルチャーと出会いの交差点”のような場所。
旅人が「泊まる」だけでなく、「つながる」「創る」「過ごす」を楽しめる空間として注目を集めています。
1泊あたりの宿泊料金はおよそ2,000円前後(シーズンによって変動あり)。コストを抑えつつ、バンコク滞在をより自由で濃密なものにしたい方にとって、次の拠点候補としてぜひチェックすべきスポットです。
この記事では、AREA81の魅力を詳しく紹介していきます。
AREA81にご宿泊の方は、本記事をレセプションでご提示いただくと、テラスエリアにある「ガーデンバー」にて、ドリンク1杯をサービスいたします(1泊につき1杯)。
旅のひとときに、ぜひご利用ください。
カオサンに再び灯る旅人の拠点|日本人経営のAREA81とは
エリア81ハイドアウトホステル(AREA81 HIDEOUT Hostel)は、カオサン通りから徒歩5分。一本南側にある静かな「タノン・タニ通り(ถนนตานี)」沿いに建つ、ドミトリー中心のカジュアルな宿です。

タニ通りに面したAREA81のエントランス
宿泊は2段ベッドが並ぶドミトリールームを中心に、男女共用部屋、女性専用部屋、個室を合わせて全65ベッド。
日本人がオーナーを務めており、西洋人バックパッカーを中心に世界中の旅人が滞在しています。
泊まれるカルチャーハブという新しい価値
AREA81のコンセプトは、「泊まれるカルチャーハブ」。
アート、音楽、食、仕事、出会いが交わるこの空間では、ただ寝るだけの宿では味わえない、人と出会い、感性を刺激される滞在が体験できます。
建物の至るところに描かれたストリートアートやグラフィティ、定期的に開催されるマーケットやアーティストライブ。
その空間には、どこか新しさがあり、海外に来たことを改めて実感させてくれる高揚感があります。

4月にはタイの伝統行事「ソンクラン(水かけ祭り)」のイベントも開催しました。

旅人たちが自然と集まり、言葉を交わす共有スペース

ガーデンバーも併設されています。
カオサンに戻った“あの空気感”
一時期、パンデミックの影響で、カオサンは“旅人の街”としての役割を失いつつありました。
しかし、かつてのような活気が薄れつつあるカオサンの中で、AREA81は今も旅人の笑顔と交流を生み出し、エリア全体に小さなにぎわいをもたらしているように感じました。

フレンドリーなレセプションのタイ人スタッフ達
ここではいまも、世界中から旅人が集まり、語り合い、出会い、そして別れていく――。そんな、かつての“旅文化の交差点”が、しっかりと息づいているのです。
宿泊レビュー|女子一人旅でも安心。清潔&静かなカオサンの快適ドミトリー
ドミトリールームは2段ベッドが並ぶシンプルな構成。男女共用の部屋に加えて、女子専用ドミトリーも完備されており、初めてのタイ旅行でも安心して滞在できます。
各ベッドにはコンセントが1口備わっており、スマホやカメラの充電には問題なし。ただ、複数機器を使いたい人は、電源タップを持参しましょう。

鍵付きロッカーあり。50L以上のバックパックやスーツケースも収納可能
清潔さに不安を抱く人も多いドミトリーですが、AREA81は2024年オープンの新施設。水回りの状態も良好で、シャワーの水圧やお湯の温度もストレスを感じさせません。

ドライヤーあり/歯ブラシやタオルは持参推奨
そして特筆すべきは“夜の静けさ”。クラブのような大音量が響くカオサン通りから離れたタニ通りに位置しているため、深夜でも落ち着いて眠れるのが大きな魅力です。
カオサン周辺で宿を探す際、「安眠できるかどうか」は見落としがちな重要ポイント。

数日間滞在している日本人男性。「静かで居心地がよく、作業にも集中できました」と話してくれました。
AREA81は、コスパと安心感を兼ね備えたドミトリーステイの選択肢として、特に女性や一人旅の方におすすめです。
コワーキングスペース|カオサンで“涼しく快適に”作業
今やノートパソコンは、旅人にとって欠かせないアイテムのひとつ。しかし実際のところ、カオサン周辺には「冷房完備で静かに作業できる場所」が意外と少ないのが現状です。
それなりに設備の整ったホテルなら部屋で作業も可能ですが、節約派が泊まる安宿の多くは、デスクも椅子もないことがほとんど。
そんな中でAREA81の魅力が光るのが、コワーキングスペースの存在です。利用時間は10:00〜17:00と日中限定ですが、高速Wi-Fiと無料のコーヒーが用意されており、快適かつ集中できる作業環境が整っています。

エアコンの効いた清潔な作業エリア。電源・Wi-Fi完備でノマド旅にも◎
さらに、併設のテラスでは喫煙も可能。外の風にあたりながらの作業や、ひと息つきたいタイミングにもぴったりのスペースです。
「カオサンで作業場所に困ったことがある人」こそ、AREA81の快適さを実感できるはず。バックパッカーはもちろん、タイ国内を転々とするリモートワーカーにとっても理想的な拠点です。
旅人が集う場所|テラスで広がる出会いとつながり
AREA81のテラスエリアは、旅人同士が自然に言葉を交わし、交流が生まれる“ゆるやかな交差点”のような空間です↓↓
旅をしていると、一人の時間はとても大切です。でも、時には思いがけない誰かとの出会いが、旅そのものを豊かにしてくれることもある。
とくにタイのように、世界中からさまざまな価値観を持つ旅人が集まる場所では、ふとした会話が自分の考え方を変えるきっかけになることもあります。
実際に筆者自身も、20代の頃にタイを旅していた際、現地のゲストハウスで出会った旅人たちから多くの刺激を受け、その体験が今の生き方や働き方にもつながっています。
かつては、カオサン周辺にもこうした“旅人が自然に交わる場所”が数多く存在していました。しかし時代の流れとともにそうした場所は少なくなり、“人がつながるホステル”は今や貴重な存在です。
AREA81では、そんな出会いや会話がまだまだ日常に溶け込んでいます。
テラスエリアで、バーで、イベントスペースで——。人とつながりたい時には、そのきっかけがすぐそばにある場所です。
AREA81にご宿泊の方は、本記事をレセプションでご提示いただくと、テラスエリアにある「ガーデンバー」にて、ドリンク1杯をサービスいたします(1泊につき1杯)。
旅のひとときに、ぜひご利用ください。
本格十割そばが味わえる|在住者にも人気の日本食カフェ
AREA81には、本格的な十割蕎麦を提供する日本食カフェ「Soba Cafe NAKANO」が併設されています。
タイ・バンコクでは日本食店自体は多いものの、カオサン周辺で“ちゃんと美味しい和食”が食べられる店は貴重。
そんな中、この蕎麦屋は旅人たちにとっての駆け込み寺”的な存在になりつつあります。
実際、Soba Cafe NAKANOは在住日本人からの評判も高く、スクンビットなどの中心地からわざわざ訪れる人もいるほど。
特に「本格的な十割蕎麦が食べられる」という点は、日本食に慣れた人ほど嬉しいポイントです。
滞在中にちょっと胃を休めたくなったときや、旅の疲れをほっと癒したいとき、この蕎麦カフェの存在は、「ここに泊まってよかった」と感じさせてくれるもうひとつの理由になるはず。
AREA81の場所・予約・公式SNSアカウント
- 公式SNS(日本語での対応・予約可能):X(旧Twitter)/ Instagram
- ホテル予約サイト:Cloudbeds / Booking.com /
Expedia
カオサンに泊まるなら、AREA81を選びたい理由
正直なところ、パンデミック以降のカオサンは、以前のような旅人の熱気や面白さが薄れてしまったと感じていました。
ですが、AREA81のような場所が生まれたことで、カオサンが再び息を吹き返しはじめていると感じます。
ただ安く泊まれるだけでなく、アートや音楽、人との出会いが自然に生まれる——そんな宿は、今のバンコクでも貴重な存在です。
これからタイを旅する人、特に初めてバンコクを訪れる若い旅人には、ぜひAREA81での滞在を体験してみてほしい。スクンビットやサイアムとはまったく違う、“ちょっとディープでちょっと自由な時間”が、ここにはあります。
アートに触れ、人と話し、感性が動く場所で過ごす時間は、きっと旅の記憶だけじゃなく、自分自身にも残るものになるはずです。
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