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最近の円安や物価高の影響で、ホテル選びにも慎重にならざるを得なくなった筆者。
以前は気に入ったホテルがあれば、五つ星でも気にせず予約していましたが、最近の円安や物価高の影響もあり、現地での遊び代や食事代、買い物まで考えると、宿泊費にかけられる予算はどうしても限られてきます。
このご時世、何かを削るとすれば「ホテル代」が最も現実的ではないでしょうか。筆者自身、ホテル好きではあるものの、旅行の満足度を決めるのはやはり「外での時間」だと実感しています。
とはいえ、ここはパタヤ。夜遊びを楽しむ旅行者にとって、女性を連れて帰ることも視野に入れるならば、最低限清潔で、立地の良いホテル選びは欠かせません。
そこで本記事では、バンコク在住の筆者が、何度もパタヤを訪れる中で実際に泊まって「これは良かった」と感じた、1泊3,000〜5,000円台のコスパ優秀ホテルを厳選してご紹介します。
※本記事に記載している各ホテルの宿泊料金は、時期や予約サイトによって変動する場合があります。あらかじめご了承ください。
※いずれのホテル価格記載もシーズンによって大幅に変動する可能性があることをご了承ください。
スリープウィズミーパタヤ|ブッカオ中心で静かに泊まれる、機能性抜群の隠れコスパホテル
スリープ ウィズ ミーパタヤは、筆者が近年泊まった中でもっともコストパフォーマンスに優れたホテルのひとつです。
立地はソイブッカオ近く。

ホテルから徒歩3分程度でソイブッカオへアクセス可
ナイトライフ好きにとっては言わずと知れた中心エリアにありながら、1泊5,000円台という許容範囲の価格で、30平米の快適な客室に宿泊可能です。内装も綺麗で、清潔感があります。
まず嬉しかったのは、カードキー仕様であること。
「それって普通じゃない?」と思うかもしれませんが、パタヤでは5,000円以下のホテルになると、大きなキーホルダー付きの鍵+差し込み式通電という昭和感のあるスタイルも珍しくありません。そんな中、スマートに開閉できるカードキーは地味ながら大きな快適ポイントです。

バルコニーで喫煙可能
今回は7階の客室で、景色も悪くありませんでした。それ以上に印象に残ったのは、電子レンジや食器類(スプーン・フォーク・お皿など)が備え付けられていたこと。すぐ近くにはブッカオ市場があり、市場で買った惣菜を客室でそのまま温めて食べられるのは非常に便利です。
バスルームも水回りの清掃が行き届いていて、全体的に不満を感じる点はほとんどありません。小ぶりながら清潔な屋外プールや、レトロな雰囲気のカフェも併設されており、価格以上の付加価値が感じられました。
また、ホテルはソイブッカオから少し奥に入ったChalermphrakiat 19通り沿いに位置しており、周囲の喧騒が響くこともありません。
夜は意外なほど静かで、ゆっくり眠れるのも大きな魅力です。
正直、ここまで快適で実用的なホテルがこの価格帯にあるとは思っていませんでした。まさに「知る人ぞ知る」隠れた穴場ホテルといえるでしょう。
Pプラスホテル|設備・立地・利便性すべて揃う、最安3,000円台の実用派ホテル
近年、日本人向けのラーメン屋や居酒屋の出店により盛り上がりを見せているエキサイト広場。そのすぐ横、ソイブッカオとサードロードを繋ぐ通り沿いに立つのが、1泊3,000円台で泊まれるPプラスホテルです。
この価格帯でホテルを探すなら、正直ここ一択でもいいと言いたくなるほど、コストパフォーマンスに優れています。
客室はよくあるビジネスホテル程度のつくりで、特別な特徴はありません。ただし、広さ24平米のスタジオキングルームにはカードキーが導入されており、アメニティは少ないながらも最低限の快適さは確保されています。
立地面でも非常に優秀で、徒歩圏内にはソイブッカオ、ソイチャイヤプーンといった格安で遊べるスポットが密集しています。ホテルの隣にはセブンイレブンもあり、滞在中に不便を感じることはまずありません。

ホテル真横にセブンイレブンがあるのはとても便利
ロビーも風通しがよく、日陰の多いプールでは日中も快適に過ごせます。

ドライヤー・綿棒・シャワーキャップは完備
ただし、いくつか注意点もあります。
- 客室に備えられているセーフティボックスは中華式の簡易なタイプで、防犯面に不安あり
- アメニティは皆無。歯ブラシやシャンプーなどは持参が必要
- 客室によってはシャワーの水圧が弱い場合あり(お湯は出ます)

MAXでこの強さ
とはいえ、これだけの設備と立地で1泊3,000円台という価格を考えると、多少の不便は織り込み済みで利用するのが正解です。
特筆すべきは、やたらと設備が充実した広いジムやプール、コインランドリー、サウナまで揃っているという施設面での充実ぶり。
総じて、「寝る・洗う・動く」が快適にこなせて、夜遊びにも便利な実用性重視のホテルを探している人には、最もおすすめできる選択肢のひとつです。
ムードホテルパタヤ|ビーチ徒歩2分&デザイン重視。女性の一人旅にもおすすめの清潔系ホテル
3軒目に紹介するのは、1泊5,000円前後ながら、パタヤビーチまで徒歩約2分という好立地が魅力のムードホテルパタヤです。
これまで紹介したホテルとは異なり、ポップで可愛らしい内装が印象的で、女性の一人旅や格安女子旅にもおすすめできるホテルです。
もちろん、男性一人の夜遊び旅行でも問題なく使えます。 開業は2023年頃と比較的新しく、館内や客室全体の清潔感も申し分ありません。
まだまだ“新しさ”を感じられる点も大きな魅力のひとつです。

可愛いデザインのレセプションロビー
筆者が宿泊したのは「ムード M ルーム(Mood M Room)」というスタンダードタイプの客室。広さは20平米とややコンパクトで、スーツケースを床に広げると少々狭く感じる場面もありました。
ただし、デザイン性の高さと清潔感の点では、5,000円台のホテルとしては非常にレベルが高く感じられました。
特に水回り(シャワールームや洗面台)はしっかり清掃されており、ピカピカな状態で女性でも安心して利用できます。白を基調とした内装は、写真映えも良く、滞在中も気分が上がります。
筆者が知る限り、パタヤビーチ至近かつ5,000円前後で泊まれるホテルの中では、最も清潔感とデザイン性を兼ね備えた一軒です。
客室の狭さを受け入れられるのであれば、女性の一人旅や、価格を抑えたいカップルにもぴったりのホテルだと思います。

ホテルを出たらすぐにパタヤビーチ
詳細レビューはこちらムード ホテル パタヤ。5,000円で滞在できるビーチ近くの可愛いコスパホテル宿泊記。
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