【厳選】バンコクのおすすめホテルガイド

オピウム(Opium)。阿片窟を改装したバンコク・ソンワット通り近くのお洒落な隠れ家バー

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オピウム(Opium)のアイキャッチ画像

オピウム(Opium)は、バンコク・チャイナタウンの一角、予想もしない雑多な問屋街の中に位置する隠れ家バーです。

「ここにバーがあるの?」と驚かされるような、一見するとただの問屋街の中、”秘密の隙間”という表現が当てはまる面白い場所に位置しています。

オピウムは「The World’s 50 Best Discovery」に選出されるほど、バンコクでは際立った存在です。

また、「かつて阿片窟だった建物を改装した」「ミシュラン星付きレストラン”ポトン”が同じ建物内にある」といった独特の歴史背景や興味深い要素が含まれていることもあり、普段バーに出向くことがない筆者のような人間からもひっそりと注目を集めています。

辺鄙へんぴな立地と変わった背景にもかかわらず、オピウムは実力は本物で、美味しいお酒を堪能できる素晴らしいバーです。

特に隠れ家バーが好きな人なら是非訪れてみてほしいです。ソンワット通りやチャイナタウンを訪れる際は是非。

店舗情報

オピウム(Opium)。チャイナタウン、”秘密の隙間”に佇む隠れ家バー

オピウム(Opium)の外観

オピウムは、Michelin Guide Thailandで1つ星を獲得した予約必須の有名レストラン「ポトン(POTONG)」が入居する建物の4〜5階にあります。

オピウムとポトンが入居する建物は、なんと築120年以上もの歴史があり、昔は阿片窟あへんくつだったという変わった背景があります(その昔、阿片が合法だった時代がある)。

阿片窟だった歴史を知ったオーナーが面白がり、そのまんま「阿片」を意味する”Opium”という名前を付けたとのこと。

オピウム(Opium)の看板

もちろん、現在では阿片などの薬物とは一切縁のないバーです。しかし、バーのコンセプトとしては”Liquid Surreality(リキッド サレアリティ)”を掲げていて、これは阿片を摂取した時に生じる「幻想と現実が融合したような体験」を意味します。

お酒に幻覚剤が入っているとかいうことではなく、バーが所在する建物の歴史や特徴を取り入れ、訪れた人々に深い印象を残すような独創的な体験を提供しているということです。

 

歴史やコンセプトもさることながら、筆者が印象に残ったのはバーの立地。上述したように、オピウムは雑多な問屋街の中にあります。活気と熱気が入り混じった「これぞチャイナタウン」を感じらえれるエリアに佇む姿を見ると場違いに感じられるでしょう。

オピウム(Opium)が位置するチャイナタウンの問屋街

オピウムが位置する問屋街。日中は多くの人々でごった返している

しかし、日が暮れると問屋街からは一斉に人の気配が気ます。全ての店のシャッターが閉まり、静かで薄暗い裏通りのような雰囲気になるのです。

問屋街が路地裏に変貌したその時、オピウムが入居する建物に光が灯され、夜な夜なバーでのひと時を求めた人々が集まります。

美しい空間。200種類以上のメニューを備えた至高のカクテルをお供に楽しい夜を

建物に入り小さなエレベーターで4階へ上がると、愛想の良いバーテンダー達が笑顔で出迎えてくれます。

オピウム(Opium)の店内1

オピウム(Opium)のバーカウンター

バーは緑色を基調とした内装。照明はほどよく薄暗く、それでいて温かみがあり居心地の良い空間を提供しています。

また、スタッフの対応も素晴らしく、筆者がいるソファー席に来て注文を受けたりカクテルの説明をしてくれた際、膝をつき目線を合わせて対応してくれました。まるで高級ホテルのようです。

オピウム(Opium)の店内2

上述したように、筆者は普段バーへ行くことはありません。そのため、こうした洒落たバーに場慣れしておらず、正直言って最初は入りづらさや緊張を感じていました。

しかし、バーテンダーやスタッフ達の親しみやすさ、そしてこのリラックスできる空間のおかげで、自然体のままお酒を楽しめました。

至高のカクテル

カクテルの値段は、おおむね1杯400〜500バーツ前後(メニューはこちら)。筆者のようにお酒に詳しくない人は、バーテンダーにおすすめ聞いて注文すると良いでしょう(筆者もおすすめを注文しました)。

オピウム(Opium)で飲んだカクテル

Elegantissimo / 480バーツ

【フロール・デ・カーニャ12年】を主体にしたカクテル。筆者のようなお酒の素人でも、「その辺の安酒とは圧倒的に異なる味」を堪能できました。

アルコール独特のピリピリ感やツーンとした感じは控えめ。味はビターながらも甘さも隠れていて、飲んだ時に余韻が口内に広がります。

これは美味しい…!ちゃんとしたバーで飲むお酒がこんなに美味しかったとは!と感動しました。

オピウム(Opium)で飲んだカクテル 2

Just One More Sip / 450バーツ

果実味と濃厚なテキーラの味わいが素晴らしかったカクテル。アルコール度数が高いのに飲みやすく、緩やかですがしっかり酔えて、抜けも良い素晴らしいお酒でした。

 

オピウム(Opium)の屋外テラス席

オピウムには屋外席も設けられています。景観はありませんが、喫煙可能です。筆者のような愛煙家には嬉しい。

 

オピウムに滞在したのは1時間程度でしたが、濃厚な時間を体験できました。ここは、まさに大人の隠れ家バー。

一人で訪問するも良しですが、友達やカップルでしっぽり飲むと、より楽しめるでしょう。

オピウム(Opium)の場所。店舗情報

最寄り駅はMRTワットマンコン(Wat Mangkon)です。

バンコクの路線図(MRT ワットマンコン)

ピンク色の四角で囲んでいる駅がMRTワットマンコン

MRTからオピウムまでは、徒歩5分程度です。

店舗情報

予約推奨

席数が多くないため、訪問の際には予約しておくことを推奨します

予約は公式ウェブサイトの予約ページを参照に。電話もしくはフォーム入力で予約できます。

ちなみに筆者は予約なしで、平日の19時頃に訪れました。席には座れましたが、「予約が入っていて、1〜2時間ほどで席が埋まる可能性がある」と伝えられました。

バンコク大人の隠れ家バー

独自性のあるコンセプト、高品質のカクテル、優れた接客、バー自体のストーリーテリング、居心地の良さ、全てが満足のバーでした。

普段、筆者はバーのことを記事にすることはないのですが、オピウムに関しては観光におけるマストスポットとしても強くおすすめできるので記事にしてみました。

普段バーに行く人も、そうでない人も、お酒が好きな人は是非オピウムを訪れてみてください。特別な時間を過ごせます。

オピウムが位置するバンコクのチャイナタウン「ヤワラート」の観光スポットまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。

ヤワラートのおすすめグルメ!ミシュラン掲載の隠れた名店を紹介。

お洒落なバーが好きな人はこちらもおすすめ!スクンビット・アソークにある「ギャングが溜まる地下酒場」をコンセプトにした隠れ家バー「アバンダンド マンション(Abandoned Mansion)」併設のホテル

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