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アジア・ヘンプ・エキスポ(Asia International Hemp Expo and Forum)は、タイで大麻が合法化された2022年から毎年バンコクで開催されている、ヘンプ産業に特化した国際展示会です。
合法化以降、タイではPhuket Cannabis Cupやアートフェスティバルなど、大麻やヘンプ関連のイベントが次々と開催されています。その中でも、このヘンプエキスポは、業界の最新イノベーションに触れる絶好の機会として、多くの人々が注目する一大イベントです。
「そういえば、大麻が合法化されたタイでこんな大規模なイベントがあるのに、これまで一度も足を運んでいなかった…」。合法化国ならではの貴重な体験ができるイベントに参加しない手はありません。日本では見ることができないユニークな展示や雰囲気を肌で感じるため、思い切って行ってきました!
この記事では、ヘンプエキスポの概要や会場で感じたポイントを中心に、タイのヘンプ産業の一端をご紹介します。最新のトレンドやイベントの雰囲気をぜひお楽しみください!
ヘンプエキスポ2024 バンコク
「ヘンプエキスポ(Asia International Hemp Expo and Forum)」は、タイのヘンプ産業を牽引する企業や団体が一堂に会し、植林技術、抽出・加工設備、素材開発など、業界の最新動向を体感できる国際的な博覧会です。
この博覧会は2022年にスタートし、以降、毎年タイ・バンコクで開催されています。2024年の会場はクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター(QSNCC)のG階3-4ホールで、期間は11月27日から30日までの4日間でした。
2023年のエキスポでは、約200社の企業が出展し、来場者数は7,586人を記録。そのうち約2,000人は海外から訪れたバイヤーや関係者で、国際的な注目度の高さがうかがえます。
会場の雰囲気は、いわゆる販促を目的とした見本市に近いものがあります。しかし、業界関係者だけでなく、一般消費者でも気軽に入場し、最先端の技術やサービスを見学できるのが特徴です。
最初は「フェスのような雰囲気で、会場内には大麻を吸っている人がたくさんいるのでは?」と思っていましたが、実際にはそんなことはなく(ただし、会場外では吸っている人を見かけました)、業界の技術革新に焦点を当てた真面目なイベントという印象でした。
それでも、会場内には様々な品種の美しい大麻が展示されており、大麻愛好家にとっては写真撮影や品種をじっくり観察する楽しみが広がっています。
無料で参加可能
2024年時点では(2025年以降も続くかは未確認ですが)、ヘンプエキスポはなんと無料で参加できました!公式ウェブサイトでメールアドレスを登録するだけで、入場チケットが簡単に手に入ります。
登録は非常にシンプルで、ヘンプエキスポの公式サイトにアクセスし、名前やメールアドレスを入力するだけ。登録完了後には、入場チケットがメールで届きます。この手軽さは、タイのヘンプ業界を知りたい初心者や観光客にとっても魅力的です。
無料で参加できるなんて、これ以上ないお得な体験ですね。
見どころ満載!Green Houseから美しい麻製品まで
会場は広大で、おそらく1日では全てのブースを回り切れないほどの規模感。展示内容も多岐にわたり、専門的なブースが多いため、正直一般消費者の筆者には何を扱っているのか分からない展示もちらほら。
そこで、まずは一般消費者でも楽しめそうなブースを探し、バンコクに複数店舗を展開する有名な種ブランド「Green House」のブースを訪問してみました。
Green House – バンコクで話題のディスペンサリー
会場内で最初に目を引いたのが、「Green House」のブース。スクンビットを中心にバンコクで4店舗、さらにサムイ島にもディスペンサリーを展開している大麻の種ブランドです。「Super Lemon Haze」や「White Widow」など、世界的に有名な品種を生み出したことで知られ、大麻業界に関心がある人々から支持されています。
ブースでは、Green Houseの創設者である「Arjan Roskam氏(Wikipedia)」が自ら来場者と話しており、筆者も思わず驚きました。業界内では「キング・オブ・カンナビス」と称される彼が間近にいることで、ブランドの存在感がさらに際立っていました。
Green Houseは、ディスペンサリー店舗でも素晴らしいラインナップを取り揃えているので、スモーカーの方はぜひ訪れてみてください!公式WEBサイトも要チェックです。
日本からも出展!「株式会社サボテン」のトリミングばさみ
日本の「株式会社サボテン」からもトリミングばさみのブースが出展されていました。品質の高いトリミングばさみは大麻栽培者にとって重要なアイテムで、日本からの出展ということでこちらも注目を集めていました。
その隣には、日本らしさを感じさせる神社の「しめ縄」を展示しているブースも。大麻が素材として使われるしめ縄は、日本人にとって大麻の文化的側面を思い起こさせます。
また、ヘンプ素材を使ったバッグや小物入れの展示も印象的でした。実際に手に取ると、普通の素材とは異なる温かみや柔らかさを感じられ、ヘンプならではの魅力を味わえます。
その他のヘンプ関連ブースも充実
オランダの「Dutchpro」もブースを出展しており、高品質な水耕栽培用栄養素や肥料を紹介していました。専門家にとっては非常に興味深い内容だったことでしょう。
さらに会場内では、色鮮やかな大麻の展示や、ヘンプ素材の衣類、さらに「CBD」「CBG」「CBC」など、医療や研究で利用されるカンナビノイドのブースも点在していました。
残念ながらジョイントの試喫コーナーなどはありませんでしたが、それでも一般消費者の筆者でも十分に楽しめる内容でした。
ヘンプエキスポ2024で再発見した大麻の魅力
今回のヘンプエキスポは、大麻好きなら絶対に楽しめるイベントだと感じました。会場では、多彩な技術や製品が展示されており、その魅力に引き込まれるあまり、筆者も「自分でも育ててみたいな…」と考えてしまうほどでした。
「タイに住んでいるのに大麻を育てないなんてもったいない!」と、日本の友人に冗談交じりに言われたことがありますが、今回のエキスポを通じてその気持ちが少し理解できました。家庭菜園感覚で楽しむことも、合法国ならではのユニークな体験ですよね。
ヘンプや大麻に興味がある方は、ぜひ次回のエキスポもチェックしてみてください。ヘンプエキスポの最新情報は公式ウェブサイトで確認できます。
また、タイ全土には魅力的なディスペンサリーがたくさんあります。タイでの大麻ライフをもっと深く楽しむために、ぜひ以下の記事もお役立てください!
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