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ラヨーンの中心街は、主に以下2ヶ所のエリアで構成されています。
- 海側のビーチリゾートエリア(タイ人に人気の行楽地)
- 周辺の工業団地で働く日本人向けエリア(日本人向け飲食店・カラオケがある)
ラヨーンは広いです。郊外にまで目を向けて見れば他にも様々なエリアが存在します。しかし、日本人が滞在するとなれば、上記2エリアどちらかに限定すべきでしょう。圧倒的に利便性が高いです。
ビーチを中心とした観光が目的であれば、前者のビーチリゾートエリア。
出張等が目的であれば、後者の日本人向け飲食店・カラオケが数軒連なるエリアでの滞在がおすすめ。
両エリアも、付近にはコンビニや飲食店、レンタルバイク屋等が存在するため、滞在に不便は感じません。今回の記事では、両エリアを中心にラヨーンのおすすめホテルを合計4軒紹介します。
紹介するホテルの地図
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- 右上ので拡大地図を表示します。
- ❶…ビーチリゾートエリアのおすすめホテル
- ❷,❸…日本人向け飲食店・カラオケが数軒連なる日本人向けエリア
- ❹…立地は悪いが施設内容はナンバーワンのホテル。車等の足がある人向け
- 赤色のライン…日本人向け飲食店・カラオケがある通り
- 紫色のライン…タイ人に人気のビーチ「センチャンビーチ(Saeng Chan Beach)」
- 青色のライン…地元民向けディスコやバーが連なる通り
全てのホテル敷地内には無料の駐車場があります。
観光におすすめ。ビーチが目の前「カンタリー ベイ ホテル ラヨーン」
カンタリー ベイ ホテル ラヨーン(Kantary Bay Hotel Rayong)は、タイ人に人気の「センチャンビーチ(Saeng Chan Beach)」目の前に位置するサービスアパート兼ホテルです。
ラヨーン中心街からは約4km離れていますが、観光目的でラヨーンに来るのであれば最もおすすめ。
ホテル施設は客室もプール等も申し分ありません。客室内には日本語での説明書きも多く、テレビは日本の民放を視聴可能です。
ホテルを一歩外に出ると、目の前にはビーチロードと海が広がっています。
サメット島やラン島などの離島に比べればお世辞にも綺麗な海とは言えませんが、本土側の海にしては上出来な水質。
バンセンビーチやパタヤビーチに比べれば、余裕で泳げる水質です。
ビーチチェア・パラソル・飲食店の数が多く、綺麗なサンセットを見られます。開放感あり。個人的にラヨーンでは最もおすすめできるホテルです。
唯一の欠点は、ホテル周辺にモーターサイ(バイクタクシー)やソンテウがいないこと。
そのため、車等の足がない人は、ホテルレセプションでタクシー(上写真のソンテウ)を依頼しましょう。バスターミナル等がある町の中心部まで200バーツで乗せてくれます。
客室
写真の客室はスタジオスイート(Studio Suite)。広さは40平米です(バルコニー付き)。1泊の宿泊料金は7,000円前後。
部屋はキッチン付きで、ホテルと言うよりサービスアパートに近い雰囲気。
キッチン。食器類や台所道具は一通り完備。
ゆったりと座れるソファーもあり、客室設備は完璧。派手さはありませんが、必要な物がコンパクトにまとまっている部屋といった印象です。
バルコニー。
センチャンビーチの海が見えます。朝起きてから、海に反射する太陽の光を浴びると気持ち良いです。
やはりビーチ沿いのホテルは、こうでなくては。ちなみに、バルコニーでは喫煙可能です。
バスルーム
バスルーム
アメニティは
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- ボディーローション
- シャワーキャップ
- 固形石鹸
- 綿棒・コットンのセット
このクラスのホテルにしては珍しく歯ブラシは無し(置き忘れか?)。
歯ブラシは持参するか、近くのセブンイレブンで購入しましょう。
プールとジム
中級ホテル相応の広々としたプールが設備されています。ホテル目の前に海があるため、プールでのんびり過ごしている人は少なかったです。
逆に人が全くいない静かな場所でマッタリしたい人には良い空間。
フィットネスジム
ホテル自体は「めちゃくちゃ素晴らしい!」と言うほどの特徴はありません。しかし、やはりビーチが目の前というロケーションは素晴らしいです。
ビーチでは昼間から元気に遊ぶ子供達の姿に癒されます。また、ビーチ沿いの店は夜もライトアップして営業しているので、昼も夜も中々活気があるビーチです。
(かなり観光客向けに整備されたビーチである)
ラヨーン中心部の観光地と言えば、(サメット島などの離島を除けば)センチャンビーチくらいなもの。
なので観光目的で来る人ならカンタリー ベイ ホテル ラヨーンがおすすめです。
日本人向け飲食店・カラオケが多い出張者向けエリアのホテル2軒
以下で紹介する2軒のホテル(Google Map上❷,❸)は、向かい合わせに建っています。
そのため、両ホテルにおける立地の利便性に違いは全くありません。
宿泊料金と雰囲気の好みで選ぶと良いでしょう。
両ホテル周辺は、ラヨーンの工業団地で働く日本人が多いエリアだけあって、日本食やカラオケ店が数軒連なっています。
日本式居酒屋「伊豆益」
同じく日本式居酒屋「初瀬」
タニヤに比べたら寂しいものですが、日本人向けのカラオケも数軒並んでいます。
その他、両ホテル周辺にはマッサージやレンタルバイク(1日400バーツ。要パスポート)の店、コンビニ、コインランドリーもあって便利。
出張はもちろん、観光拠点としても(見るべき観光地は殆どないが)良いエリアです。
❷ クラシック カメオ ホテル アンド サービスド アパートメンツ ラヨーン(Classic Kameo Hotel and Serviced Apartments Rayong)
上述したカンタリー ベイ ホテル ラヨーン同様、サービスアパート兼ホテル。
施設内容において、カンタリー ベイ ホテル ラヨーンとの大きな違いはありません。客室内の所々に日本語の説明書きがあり、客室のテレビでは日本語のテレビ番組を視聴可能です。
(客室の番組表ガイド。NHK・日テレ・TBS・テレビ朝日・テレビ東京・フジを視聴できる)
ホテルは全体的に「綺麗な高級コンドミニアム」のような造り。広々としたエントランスは清掃が行き届いていてピカピカ。
スタッフも日本人慣れしているようで、チェックイン・アウト等の手続き等は全てスムーズ。
非日常感はありませんが、平均的な感覚を持っている日本人ならまず満足できるホテルでしょう。
写真の客室タイプはデラックス(Deluxe)。広さは34平米。
1泊の宿泊料金は7,000円前後。
客室内にはキッチンも設備。長期滞在も可能なアパートメント系ホテルです。
こういったホテルは派手さこそないものの、そのおかげで逆に落ち着けます。
バルコニー。喫煙可能です。
バルコニーから見える景色は至って普通の街並み。
シャワールーム
シャワーはバスタブで浴びるタイプ。
アメニティは歯ブラシ含め一通り揃っています。特に持参・購入する物は無し。
個人的に嬉しかったのは、朝食に若干の日本食(味噌汁・日本米・めかぶ・納豆など)があったこと。
筆者は朝に味噌汁を飲まないと気持ちが引き締まらないタイプ。
まさかホテル朝食に味噌汁があるとは思いもよらなかったのでテンションが上がりました。
全体的に落ち度のない、バランスの取れたホテルです。部屋で日本語のテレビを見たい人にはおすすめ。
❸ ラヨーン シティ ホテル(Rayong City Hotel)
スーペリアルームで1泊3,000円前後、洗濯機付きのエクスクルーシブ スイートの部屋でも1泊6,000円前後で宿泊できるリーズナブルなホテル。
2017年に一度改築工事が行われているため、ホテル全体はそこそこに綺麗です。
予算を抑えてそれなりに良い部屋に宿泊したい人におすすめ。
安いホテルなので、内装も安っぽいかと思いきや、意外や意外。高級とまでは言えませんが、広々とした開放的なレセプションロビーです。
スタッフ曰く日本人宿泊者は多いようで、日本人に対しての愛想も良い。
今回、筆者が宿泊した客室タイプはエクスクルーシブスイート(Exclusive Suite)。広さは64平米です。
キッチン、リビング、ベッドルームに分かれているタイプ。洗濯機(残念ながら乾燥機能は無し)もあり、バルコニーも広々。
これで1泊6,000円前後はコスパ高いです。
ベッドルーム側から見たリビング。エアコンはリビングとベッドルームにそれぞれ1台ずつ設備されています。
個人的に嬉しかったのがバルコニーがゆったりしている点。
筆者は朝起きたら、まずはバルコニーでコーヒーを飲みながらタバコを一服するのが日課。
景観は皆無ですが、ベンチが設置されているため、スマホ片手にのんびりと朝の日課を満喫できました。
広くはないながらもプールと機材が揃ったフィットネスジムを完備。
プールは殆ど利用者がいなかったのでプライベート気分で利用できました。
朝食会場は屋内とテラスの両方どちらでも食べられます。
ラヨーン シティ ホテルも日本人宿泊者が多いためか、味噌汁や日本米などの若干の日本食が用意されています。
驚いたのが、なんと日本のカレーまで用意されていた点。まあ、朝からカレーは重いので食べている人はいませんでしたが。
とにもかくにも味噌汁があるのはありがたい限り。
洗濯機が必要な人や、リーズナブルでコスパの高いホテルを探している人にはおすすめです。
足がある人におすすめ「ホリデイ イン アンド スイーツ ラヨーン シティ センター」
立地こそ良くないですが、ホテル施設だけに目を向けてみれば最もおすすめできるホテル。
2017年に開業しているため比較的新しくて綺麗、かつ客室やプールがモダンで洒落ています。雰囲気は一番良し。
どうにも気になるのが立地。
大通りに位置しているため一見便利そうですが、周囲にはコレと言って何もありません(マクドナルドやスーパー、コンビニ、飲食店ならある)。
立地に特徴がないと言うのでしょうか。車やバイクなどの足がない旅行者だと不便(というか退屈)を感じるでしょう。
逆に車等の足がある人であれば、一番におすすめします。それほど良いホテルでした。
エントランスロビー
ホテル内の通路は絨毯張りで高級感あり。
今回の記事で紹介するホテルの中では、一番ホテルらしいホテルです。
写真の客室タイプはスーペリア(Superior)。広さは25平米です。
1泊の宿泊料金は6,000円〜7,000円ほど。うーん、他のホテルに比べるとちょっと高い。
しかし、高いのは致し方ないです。ホテル全体で見ると圧倒的に設備が優れているため、スーペリアルームと言えど、バンコクの4つ星ホテル並みの宿泊料金になります。
部屋自体はさすが近年建てられたホテルだけあって綺麗です。
コンセントの数が多く、作業デスクと椅子も完備。読書灯もあります。
エアコンは壁埋め込み型で無音です。静か。
欲を言えば、これでバルコニーがあれば完璧だったのですが。残念ながらバルコニーはありません。
シャワールーム。水周りも清潔感あり。ガウンも完備しています。
プールが素敵
特に筆者が素敵だと思ったのがプール。
上層階の屋外に設置されているため、プールに入りながらラヨーンの街並みを一望できます。
リゾート地にあるような、洒落た造りのプールです。
横になって寛げる日陰付きのソファーもあります。
のんびりできる空間でした。
ホテル内レストランの雰囲気も良い
ホテル内のレストランも上層階に設置されているため、夜景が望めます。
また、レストラン内ではアーティストのライブもあり良い雰囲気。
このホテルにはタイ人の彼女と宿泊したのですが、大正解のチョイスだったと言えます。
昼はお洒落なプールでのんびり過ごし、夜は雰囲気の良いレストランでピザをつまみにビールを飲み、しっぽりと滞在できました。
朝食の種類、朝食会場の雰囲気も文句なし。何から何まで完璧なホテルでした。
ただ、繰り返しになりますが、足がないと不便を感じるのは否めません。
しかし、足がある人なら第一候補に入れて良いでしょう。そのくらいおすすめできるホテルです。