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シーライフ オーシャンワールド バンコク(Sea Life Ocean World Bangkok)とは、バンコク最大の繁華街エリアに立地するショッピングモール「サイアム・パラゴン」の地下にある巨大な水族館です。
総水量約5,000トン、約400種類もの海洋生物を展示する施設内に、巨大な水中トンネルやグラスボトムボートに乗れるエリアが存在します。
(水中トンネル)
日本の水族館で例えると、大阪の海遊館程度の規模。日本にあれば、間違いなく「全国水族館ランキング」のTOP5に入る水族館です。
シーライフ オーシャン ワールド バンコクは子連れ観光におすすめ。子連れなら絶対行くべきと言っても過言ではない観光地です。
(ミニ水中トンネルなど、子供ウケする展示方法・演出の拘りもある)
バンコクには寺院やナイトマーケットなど観光地自体は多々存在しますが、子供でも興味を持てる場所は意外と少ないです。
ちょっとしたキッズスペースを併設したカフェやレストランなら多々ありますが、わざわざ海外旅行中に立ち寄るほどではないでしょう。
シーライフ オーシャン ワールド バンコクは、バンコクの街中で子連れが楽しく過ごせる数少ない観光地なのです。
#サイアムパラゴン #水族館
(@capsuleperfume2 )さんが教えてくださった水族館🐟🐡🐠
ショッピングモールの地下とは思えないくらい充実してます!お魚以外でもプロジェクションマッピング、子供用の水槽トンネル、雪が降るドーム、ペンギンゲームがあったり…娘っ子は楽しんでくれたようです👧💕 pic.twitter.com/29QZRQfgfT? moco. (@Kirakiratomoko) May 3, 2019
今回の記事では、シーライフ オーシャン ワールド バンコクの
- 見どころ(展示生物の種類、グラスボトムボート)
- 格安で入場できる割引チケット購入方法
- アクセス方法
- 営業時間
を詳しく解説します。
シーライフ オーシャン ワールド バンコク(Sea Life Ocean World Bangkok)
(入り口)
シーライフ オーシャン ワールド バンコクは、海洋生物の展示やプロジェクションマッピング、グラスボトムボートなど合計で17ものセクションが存在します。
じっくり見て回るなら、観光の所要時間は2時間といったところ。
(水族館内には所々にカフェスペースが設けられている。歩き疲れたり、子供が駄々をこねる心配もなし)
一応、水族館内には地図が存在しますが、中はほぼ一本道なので地図を見ながら進む必要はありません。
巨大なタカアシガニやミズダコがお出迎え
従来の水族館みたくサンゴ礁水槽にカラフルな魚達が泳ぐ光景から始まるかと思いきや、入ってみてビックリ。
まずはクモダコと呼ばれる大きな足を持つタカアシガニ(Wiki)や巨大なミズダコ(Wiki)がお出迎え。
いきなり変化球から投げられた感じです。
シーライフ オーシャン ワールド バンコクには子連れ客が多かったのですが、多くの子供達はこの時点で興味津々。水槽に釘付けになっていました。
グラスボトムのプロジェクションマッピングで大人も興奮
続いては、床がガラス(しかも下にはサメがいる)のエリア。
このエリア、CGを映写機器で映し出すプロジェクションマッピング技術を取り入れていて面白いです。
(音や音楽に合わせてCGが動き出す)
シーライフ オーシャン ワールド バンコクは、全体的にこういった「体験」を重視した展示が多いです。
インスタレーションとでも言うのでしょうか。そういうわけで、大人も子供も一緒に楽しんでいる姿が多々見受けられました。
グラスボトムボートで水槽の上をトリップ!
個人的に楽しみにしていたのが、グラスボトムボートによる水槽のトリップ。
グラスボトムボートとは、船底がガラス張りになっている船です。
6人〜7人で乗り込み、ガイド案内の基、20分間ほど水槽で泳ぐ魚達を上から見学します。
グラスボトムボート。船底のガラス張り部分はちょっと小さめ…
しかし、思ったよりもガラスが透き通っていて、水中の魚達がしっかりと見えます。
ガイドは英語を話せるため、魚の種類や生態の解説もしてくれました。思ったより面白い。子供を連れて行ってあげる価値はあります。
サンゴ礁と魚が作り出すカラフルな空間
個人的に水族館で一番好きなエリア。
サンゴ礁と魚が展示されているカラフルな空間。
アミチョウチョウウオやミハラハナダイ、シマタレクチベラなどの、黄色やピンクなどの斑点模様を持った綺麗な魚達が癒しを与えてくれます。
大人気のペンギンさんも待ってるよ
大人も子供も大好き。ペンギンさん達の展示も充実。
ハイライトの水中トンネル
水族館と言えば水中トンネル。
トビエイやジャイアントシャベルノーズレイなど、間近で見ると取り分けて迫力がある魚達が、頭上や真横を泳いでいきます。
うん、素晴らしい迫力。
水中トンネルって、海の中の裏側を見ているような気分で楽しいですよね。
正面から水槽を覗き込むよりも、魚達の動きに躍動感と活気が感じられます。これぞ水族館の醍醐味。
子供も喜ぶことでしょう。
ところで、シーライフオーシャンバンコクの水槽内にあるこの像、なんだこれは?と思った人も多いかと思います。
自由の女神ではありません。
こちらの像はピースアサムット(タイ語:ผีเสื้อสมุทร)という、タイ人なら誰もが知る有名な物語に出てくる鬼女です。
詳細は、以下バンコク在住の漫画家たーれっく先生の解説が分かりやすいです。
タイの詩聖、スントンプー・スケッチ。タイでもっと有名な詩人です。出身地のラヨーン県を中心に、たくさんのキャラ像が各所にあったりします。魅力的なキャラのみなさんです。 pic.twitter.com/EaTvUIazSG
? たーれっく (@douteisensei) July 19, 2020
一見、何の変哲もない像ですが、こうしたストーリーを知っておくだけで見方が変わって面白いです。是非、シーライフオーシャンバンコクへ行く前に一読を。
シーライフ オーシャン ワールド バンコクには、他にも「タツノオトシゴ王国」や「熱帯雨林ゾーン」、「餌付けショー」があったり、カワウソも展示されています。
(餌付けショー)
全てを紹介すると記事が長くなってしまうため、今回は特に見どころのあるポイントだけをまとめました。
あまりにも見どころが多すぎて(しかも演出も素晴らしいので)、水族館を出た後は、なんだか映画を見終わった時のような、心にジーンと来る時間が続きました。
シーライフオーシャンワールドの入場料と割引チケット予約方法
シーライフオーシャンワールド バンコクの通常のチケット料金は以下の通り。
通常の入場料金 | |
大人 | 1,090バーツ (約4,000円) |
子供 (3歳〜11歳) | 890バーツ (約3,200円) |
グラスボトムボート | 別途350バーツ (約1,250円) |
シーライフ オーシャン ワールド バンコクの入場料は中々強気の設定です。
日本で一番の水族館と言われる「沖縄美ら海水族館」ですら、通常料金で大人一人1,850円で入場できるというのに…
公式サイト(英語)から事前予約すれば10%割引になりますが、それでも981バーツ(約3,500円)。
いくらなんでも水族館入場にそこまでのお金を出すのはもったいないです。
そこで、以下の格安で割引チケットを購入できる旅行代理店を利用するのがおすすめ。
格安の割引チケット
催行会社への問い合わせや緊急の連絡も日本語で可能なので、何から何まで安心と言えるでしょう。
(予約後は上写真のバウチャーがメールアドレスに届きます。バウチャーをプリントアウトするかスマホに保存して持参しましょう)
上記割引チケットであれば、一般的な入場は2,300円前後。
グラスボトムボートを追加したとしても3,200円ほどで済みます。
ちなみに、上記リンクの中にある4Dシアターとは、スポンジ・ボブ(Wiki)が主役の海にまつわる子供向け映画を見られるというもの。
(4Dシアター館。水族館入り口横に併設されている)
残念ながら、4Dシアターの上映内容は英語音声・タイ語字幕のみ。
そのため、英語とタイ語がネイティブレベルでない人が見ても何が何やらさっぱり。見る価値はないでしょう。
個人的には、入場 + グラスボトムボートを加えたチケットが一番お得かつ楽しめるパッケージかと思います。
バウチャーを持って入り口向かいにあるインフォメーションカウンターへ
上記リンクより割引チケットを購入した方は、バウチャーをプリントアウトするかPDFで持参して、入り口向かいにあるインフォメーションカウンター(Information Counter)へ行きましょう。
バウチャーを見せると入場チケットを発券してくれます。
(入場チケット)
シーライフオーシャンワールドへの行き方
シーライフ オーシャン ワールド バンコクは、「サイアムパラゴン(Siam Paragon)」というショッピングモールの地下1階(BF/BASEMENT FLOOR)に位置しています。
(サイアムパラゴン)
まずは、サイアムパラゴンへ行きましょう。
サイアムパラゴンは、BTSサイアム(Siam)の5番出口に直結しています。
(ピンク色の四角で囲んでいる駅がBTSサイアム)
BTS サイアムの5番出口を出ると、目の前にサイアムパラゴンへ直結する連絡通路が見えます。
連絡通路を渡り、サイアムパラゴン内へ入ります。
入ったら、エスカレーターでGF階(Ground Floor)まで下ります。
(サイアムパラゴンのGF)
Ground Floorに下りると、あらゆる場所にシーライフ オーシャン ワールド バンコクの方向を示す案内板があります。
案内板通りに進むと、シーライフ オーシャン ワールド バンコクへ続く下りのエスカレーターが見つかります。
シーライフ オーシャン ワールド バンコクへ続く下りのエスカレーター
営業時間
毎日10:00〜21:00。
最終入場時間は20:00です。
一見の価値ありなインスタレーション水族館
入場料金は少々高いですが、料金以上の鑑賞価値がある水族館でした。
とにかく、子供を喜ばせる演出・展示方法に拘りがあります。
筆者が訪れた時も多くの日本人子連れ観光客の姿と、喜ぶ子供達の姿が見受けられました。
もちろん、カップル旅行での観光にもおすすめ。
また、繁華街のど真ん中という立地も良し。
サイアムパラゴンには日本食はじめ多くのレストランも入居しているため、水族館で楽しんだ後はサイアムパラゴン内で食事するのも良いでしょう。
とにかく立地が良いので旅行スケジュールに入れやすいです。
子連れ旅行・カップル旅行でのバンコク観光の際は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
子供と象やワニのパフォーマンスショーを楽しみたい人は、タイ人の家族連れにも人気があるサムプラン象園もおすすめです。ここはバンコク中心部から片道約40分。
その他、バンコクにある全てのおすすめ観光地については、以下の記事を参考にどうぞ。人気の鉄板観光地を市内・郊外に分けて全て紹介しています。
バンコク子連れ旅行におすすめのホテルまとめ。立地が良くコスパが高いホテルを厳選して紹介しています。