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クラトム(タイ語:กระท่อม / 英語:Kratom)は、主に東南アジアに自生する植物であり、疲労回復や痛み緩和など、医療目的で利用される成分が含まれています。
日本を含め諸外国では所持や使用を非合法としていますが、タイでは2021年から合法化され、日常生活で広く利用されるようになりました。
参考タイ、鎮痛作用の伝統的薬草「クラトム」合法化|AFPBB News
「非合法」と聞くとネガティブなイメージを持つでしょう。しかし、服用してみればわかりますが、クラトムの作用は、一般にイメージされる”麻薬”とは程遠いです。精神作用の効果はごく微量で、穏やかなリラックスを促すだけのものです。
筆者自身、初めて体験した時は、「なぜこの自然なリラックスを提供する植物が規制されるのか?」と疑問に思ったほど。
タイでは、クラトムドリンク(クラトムの葉を原料として作られた飲料)や生葉が、市場や路上で見られることが一般的です。
そんな中、バンコクではクラトムの作用を美味しい風味と共に味わえる店「OGクラトム(OG Kratom)」が名を馳せています。
同店は、ドリンク、カプセル、パウダーなど、様々な形式でクラトムを提供している、世界初のクラトム専門店です。
日本人旅行者でも気軽に試せるよう、日本語が堪能なスタッフもいらっしゃいます。
今回筆者は、OGクラトムを訪れ、心地よいリラックス効果を実際に体験してきました。この記事では、その詳細な体験レポートをお届けします。
OGクラトム(OG Kratom)
タイ・バンコクのフワイクワン地区に位置するOGクラトム。
同店は、ただのクラトム専門店ではありません。タイ国内で広く認知されている「OG Kratom」というブランドのフラッグシップ店としても、その名を馳せています。
OG Kratomブランドの製品は、タイ国内のカフェ、バー、ディスペンサリーなど、さまざまな店舗で取り扱われていて、これがOG Kratomブランドの質の高さと信頼性を物語っています。
店内に入りメニューを眺めていると、流暢に日本語を話せるスタッフの方が対応してくださいました。
「初めての場合、何をどのくらい摂取するのがおすすめか?」「そもそもクラトムにはどんな効果があるのか?」などを丁寧に教えてくれます。
ドリンク、パウダー、カプセル、様々なクラトム製品
店内で販売されている沢山の商品。へ〜、クラトムって色んな摂取方法があるんだな〜と感心。
ON TAP提供の新鮮なクラトムドリンク
実は筆者、クラトムは初体験。
正確には、昔一度だけ生葉を食べたことがあるのですが、その時の感想は「ただ苦いだけで体感もなにもない。これの何がいいの?」というネガティブなものでした。
今回、OGクラトムに訪れた理由は、クラトムの本当の良さを体感するためでもあります。
そこでスタッフに一番おすすめの摂取方法を尋ねました。
おすすめされたのが、こちら。ON TAPで注がれる新鮮なクラトムドリンク。
マンゴー味以外にも全部で8〜9種類くらいの味があります。数種類をテイスティングさせてもらい、マンゴー味に決定。
スタッフいわく「初めての人は、この一杯で丁度良いよ」とのこと。
これがまあ美味しい。クラトム特有の苦味は一切ありません。普通にジュースです。グイグイ飲み干せます。
そんなこんなでお店の方と雑談しながら約20分が経過。むむ…徐々にクラトムの効果が現れはじめました。
クラトムの作用はCBDやCBNに近い
クラトムの作用については個人差もあるためか、中には「興奮作用がある」「思考がクリアになる感覚を味わえる」という人もいます。
ただ、筆者の個人的な感覚では、興奮作用や精神作用は0に等しいです。多少、気分が晴れた気もしましたが、プラシーボ効果でしょう。
しかし、鎮静作用に関しては確かなものを感じられました。
鎮静と言っても眠くなる感じではなく、どちらかと言えば、イライラや緊張、余計な興奮が抑制され、不安な気持ちがなくなる感じ。
そう言えば、普段は人見知りが激しく、初対面の人とはあまり会話をしない筆者が、気がついたらスタッフの方と楽しくおしゃべりしていました。
なんでしょう、強いて近いものを挙げるとすれば、日本でも合法的に販売されている大麻由来の成分「CBD」や「CBN」のそれ。
摂取した後、普通に仕事できます。思考回路や感覚は正常のまま。
タイ人の中には、一日の始まりにコーヒー代わりにクラトムを摂取する人が多いですが、確かに朝に摂取したら穏やかな気持ちで1日を過ごせるでしょう。
ただし過剰摂取は要注意
実は筆者、クラトムを摂取するにあたり、鎮静作用よりも興奮作用や精神活性作用を求めていました。
なので、ちょっとがっかりしたのも正直なところ。
そこで「大量に摂取したら、なにか精神的な作用が働くのでは?」と思い、購入したドリンク数本を一気にガブガブ飲んでしまいました。
結果…やはり興奮などの精神作用は感じられず。というか、もしかしたら筆者が日頃から大麻ばかり吸っているので、微量の精神作用なら何も感じなくなっているだけなのかも…?
しかし、大変だったのはこのあと。大量摂取したせいか、徐々に体が重くなるような感覚に見舞われ「あー、これはもう歩くのもだるい。今すぐ横になりたい」という感覚に。しまった…
めまいや吐き気といった症状こそありませんが、とにかく体が重い…。今すぐソファーに横になりたい。
とは思いながらも、電車内でお年寄りにちゃんと席を譲る優しさはキープできている状態。
ですが、帰宅後すぐにソファーに横になり、そのまま1時間くらい寝てしまいました。寝て起きたら完全にシラフに戻っていました。
やはり過剰摂取はよくありませんね。慣れていない人が大量に摂取すると、吐き気やめまいがするという報告も出ているので要注意です。
大麻にしてもお酒にしてもなんでもそうですが、用法用量を守って正しく利用すべきということですね。
個人的に、クラトムは朝にグラス1杯だけ飲むとか、またはお酒に少し混ぜて飲むとか、大麻を吸いながら軽く飲むくらいの使用方法がベストかと思います。
OG Kratomの店舗情報
最寄り駅は、MRTラチャダーピセーク(Ratchadapisek)。
MRTラチャダーピセークの4番出口を出て、徒歩5分程度の場所に位置しています。
- 営業時間 / 毎日11:00〜19:00
- 公式WEBサイト
- X(旧Twitter)
タイでクラトム。試してみる価値はあり
冒頭でも述べたように、クラトムは「なんでこれが規制されているの?」という程度のもの。麻薬とは異なるただのリラックス成分です。「トリップ」なんて言葉とは程遠いものなのは確か。
ただ、一方で様々な副作用が報告されているのも確かですし、筆者のように初心者が過剰摂取したら気分が悪くなることもあるでしょう。
なので使用は自己責任でお願いしますが、せっかくタイに来たら一度くらいは試してみてもいいのではないでしょうか。
クラトムを試す際は、路上で売っているものは避けた方がいいと思います。何が混入しているかわかりません。OG クラトムへ行くことをおすすめします。
タイでの大麻旅行を安全かつ合法的に楽しみたい方は、こちらの完全ガイドもご覧ください。
バンコクのおすすめ大麻ディスペンサリーについては、以下の記事を参考にどうぞ。
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