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タイ旅行のお土産を選ぶなら、海外ブランドの輸入雑貨ではなく、タイらしさとデザイン性を兼ね備えたものを選びたい人は多いでしょう。
その両方を満たすのが、タイ発のライフスタイルクラフトブランド『good goods』です。
good goodsは、伝統工芸とモダンデザインを融合させたアイテムを展開し、すべて職人の手で丁寧に作られています。
日常で使いやすいデザイン性に優れ、どのアイテムにも洗練さと“タイ独自のストーリー”が共存しているのが特徴です。
また、価格が手頃なのも魅力。バッグやポーチ、衣類、陶器、コーヒーなど幅広く揃い、300〜1,000バーツ前後と手に取りやすい値段です。
今回は、バンコクのフラッグシップ店舗「セントラルワールド」を訪れて取材しました。
タイの伝統と地域をつなぐソーシャルブランド『good goods』

good goodsは、タイ最大の商業グループ「セントラルグループ」が展開する社会貢献ブランドです。
その背景には、同グループの社会活動部門であるCentral Tham(セントラル・タム)の存在があります。
Central Thamは、タイ各地の農家や職人、障がい者、受刑者など、社会的に不利な立場にある人々と企業をつなぐ「支援と共創のプラットフォーム」です。
地域に根づいた伝統の技術を活かしながら、デザイン面や販売面でのサポートを行い、彼らが自立して収入を得られるよう支援しています。

地域に受け継がれる手織りと草木染め。職人の手で一点ずつ丁寧に仕上げられる。

タイ各地の伝統工芸を現代風にアレンジ。売上は地域の職人コミュニティに還元される。
ブランドコンセプト
ブランドの理念は「Good People × Good Community × Good Planet」。
人、地域、地球が調和して“よい循環”を生み出すことを目指しています。
good goodsで扱うアイテムは、タイ各地に受け継がれてきた伝統の手仕事を生かしたハンドメイド作品です。
ウドンターニーの手織り布、ナコンパトム刑務所で女性受刑者が作るバッグ、南部の籠編み、ノンタブリー県の知的障がい児の親グループによる草木染めなど、地域ごとの文化と技術が息づいています。

ナコンパトム刑務所でバッグを編む女性受刑者たち。職業訓練を通じて自立を支援。
これらの手仕事に、Central Thamのデザイナーがモダンな感性を加えることで、伝統と現代のライフスタイルをつなぐ新しいかたちの商品へと仕上げています。

素材や製法にもサステナブルな要素があり、ペットボトルを再利用したリサイクル商品なども展開。
売上の一部は地域社会の支援や文化遺産の保全に還元されています。
“買うことが支援になる”ストーリー性のあるお土産としても人気を集めています。
タイ旅行のお土産におすすめのラインナップ

今回訪れたのは、バンコク中心部にあるセントラル・ワールド(Central World)1階のgood goodsフラッグシップ店。
広々とした店内には、暮らしに寄り添う日用品からおしゃれな雑貨まで幅広く並びます。

ここでは、スタッフおすすめの中から、日本人旅行者へのお土産にぴったりなアイテムを紹介します。
伝統×モダンをまとう ファッションアイテム
タイ地方・サコンナコーン県の染色や織りの技法を現代的にアレンジしたファッションアイテムを中心に、Tシャツやパンツなど、いずれも800〜1,000バーツほどで販売されています。

890バーツ

1,190バーツ



リゾートにも合うシャツ。2,190バーツ

1,290バーツ
ナコンパトム刑務所の女性たちが編む手づくりバッグ

2,190バーツ
ナコーンパトム刑務所の女性受刑者によって手編みされたバッグです。
これは、受刑者が習慣を改善し、釈放後に仕事を見つけられるようにする職業訓練プログラムの一環として作られています。
葦を染めて編み上げた手織りバッグ

790バーツ
サコンナコーン県のサイルン・ナワトン・コミュニティ企業によって作られた手織りバッグ。
染色した葦を綿と組み合わせて加工しており、Good Goodsが共同で開発とデザインを行い、より現代的な製品に仕上げています。
タイ各地の味を届けるクラフトフード
good goodsでは、日用品だけでなく食品も人気です。
店内にはチェンライ産のコーヒー、タイ東北部のハチミツ、チェンマイ産のオーガニックカカオを使ったチョコレートなど、全国各地の素材を活かしたアイテムが並びます。
マグカップ(約350バーツ)やコーヒー豆(200〜400バーツ)はパッケージもおしゃれで、お土産としてもぴったりです。
チェンライ産コーヒー

145バーツ
ブーチーデーン産のアラビカコーヒー。チェンライ県ウィアンケーン郡の山岳民族の村で自然栽培された豆を使用しています。
コーヒーの木は上流域の森を守るために自然のままに育てられ、その結果として香り高く、心に残る味わいが生まれました。
森に育まれたチャイヤプーム県の天然ハチミツ

260バーツ
タイ東北部チャイヤプーム県で採れる、ハーブと野花の香りが調和した天然ハチミツ。
まろやかでやさしい甘みは、森の生態系を守る環境に配慮した採蜜から生まれています。
チェンマイ産オーガニックチョコレート

240バーツ
香り高く濃厚な味わいのオーガニックチョコレート。
チェンマイ県で栽培された有機カカオ(IM1種)を使用し、MarkRin社の「60 Plus Chocolate Project」に参加する障がいを持つ職人たちが丁寧に加工しています。
繊細な手仕事によって、深みのある風味と優しい口どけを生み出しています。
タイらしさを感じるGood Goodsのロゴマグ

350バーツ
Good Goodsの象のロゴが入った定番アイテム。緑と黄色の2色展開で、どちらもタイらしい鮮やかなカラーが特徴です。
お土産としてはもちろん、自分用のコーヒーカップとしてもおすすめ。
その他にも魅力的なアイテムが並ぶ

ポーチなどの小物から、男女向けの衣類、バッグ、アロマ製品まで、さまざまな日用雑貨が並んでいます。
タイ旅行のお土産探しの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

アクセスと店舗情報
今回紹介したバンコクのフラッグシップ店は、BTSチットロム(Chit Lom)駅直結の大型モール「セントラルワールド(Central World)」1階「Hug Thai Zone」にあります。
営業時間は毎日10:00〜22:00。
ブランドの最新情報は、InstagramとFacebookでも発信されています。
また、以下の都市でも店舗を展開しています。
- Central Chidlom(バンコク)
6th Floor - Central Pattaya(パタヤ)
G Floor - Jing Jai Market(チェンマイ)
- Central Phuket Floresta(プーケット)
G Floor, Hug Thai Zone - Central Patong(プーケット)
1st Floor, Cosmetics Zone - Robinson Ocean Jungceylon(プーケット)
1st Floor, Botanica Building - Central Krabi(クラビ)
Palm Square zone
旅行中に立ち寄りやすい立地が多く、観光の合間にも気軽に訪れられます。

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