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今回、筆者がお世話になっているカオサン通りの日本人医療大麻ディスペンサリー「Peach Panties(以下P.P)」のマネージャー・Kenさん(@pp_ken_81)から、「P.P主催で企画中の大麻ファームツアーを事前に見に行きませんか」と連絡をいただきました。
向かった先は、バンコク近郊にある巨大な倉庫型ファームです。
このファームはP.Pとの取引があるだけでなく、「農家のタイ人が大麻愛にあふれた、とても面白い人物なので、ぜひ会ってほしい」と。
Kenさん自身もその“大麻愛”に強く惹かれたそうで、その言葉に背中を押されて現地へ向かいました。
ファームで迎えてくれたのは、運営者であり大麻農家でもあるタイ人のArtさんです。

柔らかい笑顔が特徴のArtさん
秘密基地のような自宅。整然と並ぶ喫煙器具。
部屋に踏み入れた瞬間から、大麻へのまっすぐな熱が伝わってきました。
医療大麻に関心がある方なら、きっと彼が大切にしてきた世界観に強く惹きつけられると思います。
※今回の訪問は、P.P主催「タイ・バンコク医療大麻ファーム見学ツアー」(2026年1月2日〜1月7日開催)の事前取材として同行しました。
>> タイ・バンコク発医療大麻ファーム見学ツアーの詳細はこちらから確認できます
タイ空軍から大麻農家へ転身したArtさん

運営者であり大麻農家のArtさん。
穏やかな雰囲気からは想像がつきませんが、彼はタイ空軍で15年勤務した経歴を持ちます。現在39歳。タイが医療大麻を合法化したのをきっかけに空軍を辞め、念願だった大麻ファームを5年前に立ち上げました。
自宅の部屋に案内されると、その“世界観”に思わず息をのみます。
壁際の棚には、見たこともない吸引器具やグラインダーが整然と並び、それぞれが丁寧に手入れされていました。まるで秘密基地のような空間です。

大麻の話になると、Artさんの声は少し柔らかくなり、自然と笑みがこぼれます。器具の説明をするときの表情は無邪気で、こちらまで楽しくなるような空気をつくります。

「出荷は年に4回くらい。1回の収穫で40kgほどかな。卸先はP.P以外にも、タイ全土のディスペンサリーに送っているよ。見て、ここのトリコーム…。」

静かな口調とは裏腹に、Artさんの大麻はタイ全国のカンナビスカップで4度の受賞歴を持つ実力派。
その実績よりも、器具を扱う手つきや植物を見る目の優しさが、彼の“大麻への思い”を雄弁に語っていました。
秘密基地のような自室で“大麻の世界”を味わう


今回の事前取材では、実際のツアーでも訪問するArtさんの自室にも案内していただきました。
筆者もKenさんも、この部屋に入った瞬間に感嘆の声が漏れます。ここには、見たことのない吸引器具や数種類のヴェポライザー、使い込まれた高級グラインダーがずらりと並んでいました。


「このグラインダーは4,500バーツだけど、たった5回回すだけでこんなに細かくなるんだ。こっちのヴェポライザーも試してみて。吸い心地がよくて、成分だけしっかり味わえるよ。」

ヴェポライザーを試すKenさん

そう言って手際よく器具を準備するArtさん。
筆者も実際に試させてもらいましたが、吸い心地の滑らかさと香りの深さに思わず「Kenさん…これ、すごいですね」と笑ってしまいました。

その様子を見てArtさんは満面の笑みで「どう?」と一言。
このやり取りだけでも、彼がどれほどこの世界を愛しているかが自然と伝わってきます。
吸引器具の知識、育てた大麻の品質、部屋のディスプレイ。
どれを取っても、“大麻を心から愛する農家”であることが、言葉よりも空気として感じられる時間でした。
香り漂うファーム内部の“空気”を味わう

そしていよいよ、巨大ファームの核心部分へ。
扉を開いた瞬間、部屋ごとに違う香り、光の色、湿度がふわりと体を包みます。花が静かに呼吸しているような、街のショップでは絶対に味わえない“源流の空気”でした。




案内してくれるArtさんは、花に向き合うと表情が柔らかくなり、一つひとつの植物を撫でるように確認します。
「ここは今この段階だよ」「ここの香りを比べてみて」と、作り手ならではの視点を交えて教えてくれるのが印象的でした。

Kenさんの補足もあり、
“何をどのくらい与えると、香りや味がどう変わるのか”
“ライトのサイクルが花の個性にどう影響するのか”
といった、普段の生活では触れられない“裏側の視点”を垣間見ることができました。
ただ、これらの工程は、実際にその場に立ち、香りや湿度を感じながら話を聞かないと腑に落ちない部分が多いです。文章だけでは追いきれない情報が、現場にはありました。



筆者も、部屋ごとに違う香りを嗅ぎ比べて説明を受けた時に、「大麻の“味”はこうして決まるのか」とはっきり理解できた瞬間がありました。
ライトの強さ、湿度の差、花の育ち方。五感でつながったことで、ようやく一本の大麻が持つ“個性”の理由が見えてきました。
Artさんが育てた医療大麻を吸わせてもらった時、その香りや深みの裏にある“ストーリー”が自然と立ち上がってきて、一層おいしく感じられたのもそのためです。
ここで味わった“理解の深まり”は、現地でしか得られない体験だと思います。
KenさんとArtさんが案内する“本物の栽培体験”へ

今回の見学では、Artさんの深い知識と花への愛情がそのまま伝わる説明が印象的でした。どの工程が味や香りを左右するのか、ひとつひとつを丁寧に語ってくれます。
同時に、合法国のディスペンサリーで日々大麻と向き合うKenさんの視点、そして日本⇔タイ語の通訳を担当したP.Pグループ通訳さんのサポートが加わったことで、理解がさらに深まりました。
“知識として学ぶ”だけでなく、“実感として腑に落ちる”体験だったと言えます。
バンコク市内から日帰りで訪問でき、日本語通訳とKenさんの同行がつく安心のツアー。医療大麻に関心がある人なら、一度は体験しておくべき内容だと強く感じました。
Peach Pantiesでは、以下のツアーページから参加募集を行っています。
興味がある方は、ぜひ実際の現場で“育つ瞬間の大麻”に触れてみてください。



