関係代名詞をマスターするなら働きを理解して瞬間英作文を使うと良いよ。

瞬間英作文2冊

関係代名詞を習得するには

関係代名詞とは、wh語(who,whom,which,whose)やthatを使った修飾のことを指します。

中学で習う英文法ですが、関係代名詞以降、英語嫌いの生徒が続出すると言われる程ややこしい文法の一つです。

というのも、関係代名詞を教科書的に説明すると、「接続詞と代名詞の働きを持つ、形容詞節を導く品詞」などという、全くもって理解不能な説明になるからです。

また、こうした働きを持つ品詞は日本語の中には存在しない為、上記のような説明文だけを見て理解するのは非常に難しいです。

とは言え、関係代名詞は、英語において頻繁に使用される表現方法の一つなので、英語を学習する上で避けて通れない道なのは明らかです。

 

では、どのようにして関係代名詞をマスターすればいいのでしょう。

自分の場合、関係代名詞を深く理解し、理論的にも感覚的にも習得できたのは以下2つのステップを踏んだからです。

  1. 関係代名詞のはたらき・種類を理解する
  2. 関係代名詞を用いた日本語を瞬間英作文するトレーニングを積む

 

まず、関係代名詞は、文法用語を用いて説明すると、上記のようなわけのわからない説明になりますが、要は足りない情報を後から追加するマーカーのような役割だと理解すれば簡単です。

ただ、関係代名詞をマーカーのようなものとして理解するには、後述する関係代名詞の種類・はたらきを理解しておかなければなりません。

 

続いて重要なのが、関係代名詞を理解するだけではなく自分のものにする為のトレーニングです。

学校で習う英語は、この部分がスッポリ抜け落ちている為、穴埋め問題はクリアできても、反射的に関係代名詞を用いた英文を作り出すのが苦手なままの人が多いように思えます。

関係代名詞をマスターするには、理解した文型を使いこなせるようにして実際の会話能力への橋渡しにする必要があります。

その為には、文型操作の能力を高める瞬間英作文最も効率的な習得方法です。

関係代名詞のはたらきと種類

関係代名詞一覧

(関係代名詞の種類)

上表は主な関係代名詞の種類です。

これら関係代名詞は、ある2つの文を繋いで一つの文にする際中核をなす名詞のあとから情報を追加する(修飾する)為に付け加えるマーカーのような役割を果たします。

 

例えば、以下の例文を見てみます。

  • Do you remember the man ? He spoke to us yesterday.(あの男を覚えてる?彼は昨日、私達に話しかけてきました。)

関係代名詞は、この2つの文章を繋げ、

  • Do you remember the man who spoke to us yesterday ?(昨日私たちに話しかけてきた男の人を覚えてる?)

というようにスムーズな形で、一つの文章にすることが可能です。

関係代名詞のはたらき

上の例文と、前述した関係代名詞についての「足りない情報を後から付け加えるマーカー」という説明の意味を考えてみましょう。

Do you remember the man who spoke to us yesterday ?

例文の「Do you remember the man (あの男を覚えてる?)」に加わわった「who」は、「(the manが)誰かというとね…」といった意味をなすのです。

つまり、the manという名詞の後にwho(関係代名詞)が加わることにより、「これからthe manについての情報を付け加えるよ」というマーカー(しるし)になります。

その情報とは、whoの後に続くspoke to us yesterday.(昨日話しかけてきた)です。

これが、関係代名詞のはたらきです。

そうすることにより、上記のような2つの例文を、スムーズな形の一つの文章にまとめることがきるのです。

関係代名詞の種類

関係代名詞には、上で用いたwho以外にも、whom,which,whose,thatがあります。

使用用途は上表の通りですが、いくつかの例文をあげてみます。

目的格のwhom

目的格のwhomは、実際にはやや堅苦しい表現である為、口語ではほぼ使用されていません

使用方法を例としてあげると、

  • He is a professional soccer player.(彼はプロサッカー選手です。)
  • I admire him deeply.(私は彼を崇拝しています。)

上記二つの例文を、whomを用いて繋げると、

  • He is a professional soccer player whom I admire deeply.(彼は、私が崇拝しているプロサッカー選手です。)

となります。

関係代名詞whomが、述べたこと(He is a professional soccer player.)の情報であるI admire him deeplyを付け足すマーカーとなっています。

ただ、代わりに、目的語であるhimは必要性がない為消えます

人以外の主格which/that

whichもしくはthatは、上であげたwhoの、人以外のバーションと考えるとわかりやすいです。

例文をあげると、

  • Let’s go to the restaurant.(レストランに行こう。)
  • The restaurant opened last week.(レストランは先週オープンした。)

これらを、関係代名詞whichを用いて繋げると、

  • Let’s go to the restaurant which/that opened last week.(先週オープンしたレストランに行こう。)

となります。

whoを用いての関係代名詞同様、which/thatthe restaurantの情報を付け足すマーカーになっていますね。

所有格のwhose

所有格を表す場合に用いるのがwhoseです。

こちらも、例をあげてみましょう。

  • I have a friend.(私には友達がいます。)
  • His mother is a singer.(彼の母親は歌手です。)

二つの例文をwhoseを用いて繋げると、

  • I have a friend whose mother is a singer.(私には、母親が歌手ある友達がいます。)

となります。

この時、間違って「I have a friend whose his mother is a singer.」と、所有格をダブらせないように注意する必要があります。

関係代名詞を習得する為のトレーニング

トレーニング中の女性

これまでに述べた関係代名詞のはたらきと種類については、みなさん文法書などで既に学習したことがあるのではないかと思います。

書店等で販売してる文法書などでは、多くの例文を用いて説明が記載されているので、正直、関係代名詞のはたらきと種類をより詳しく読むのであれば上の説明より充実していると思います。

ただ、自分は経験上、文法の理論を理解しただけでは、実践の会話で反射的に英文が口から出ないということを実感しています。

テストの穴埋め問題を解きたいだけなら、単純な計算問題と同様に、問題を複数回行うだけで点数は取れるようになるでしょう。

しかし、会話中に使いこなすには、文型操作能力を高める瞬間英作文のトレーニングが欠かせません。

瞬間英作文トレーニング

みなさんは、瞬間英作文という勉強方法をご存知でしょうか?

これは、英会話力の”カギ”である基本文型の駆使能力を特化する為の勉強方法です。

具体的には、暗記力に頼らない英作文回路を鍛える為に、中学英語で出てくる簡単な英文を矢継ぎ早に作文していくというものです。

例えば、以下のような日本語文を瞬時に英作文します。

 

  • その作家が書いた小説は世界中の人に読まれている。

 

どうでしょうか?

すぐに英作文することができた人は、関係代名詞を用いた英作文能力が高い方だと思います。

英訳の想像がまったくつかない人は、トレーニングによって英作文能力を高める余地があります。

ちなみに、正解は

  • The novel which/that the writer wrote is read by people all over the world.

です。

簡単な単語しか使われていないので、正解を見ると「あぁ〜」と頷けるものの、いざ英作文をする時はまったく見当もつかない。

これが英語の難しさだと思うんです。

多くの人が英語で躓く「読み書きや聞き取りはできるけど話せない」という現象は、まさにこの英作文回路を鍛えるトレーニングを学校では行わないからなんです。

特に、文法が複雑で馴染みのない関係代名詞だからこそ、英作文能力を高めることが習得への近道だと言えます。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

自分が、関係代名詞を感覚的にも理解できるようになったのが、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をひたすらに行ったからです。

この教材、単純なのに効力はかなりすごいです。

内容は上であげたように、簡単な日本語文を次々に英作文していくといったものです。

付属のCDは「日本語→ポーズ(2〜3秒)→英語」の順で音声が流れます。

このポーズの間に英作文を行うのですが、最初のうちはプレッシャーがかかり上手く英作文できません。

しかし、慣れてくると素早く英作文を行うことができるようになります。ゲーム感覚で行えるので結構面白いです

結果的に、日本語から英語へ変換する回路能力が高まり、普段見かけた日本語でも瞬時に英文に変換する習慣も身につく程の効果があります。

ただ、教材の内容は、比較級や現在完了形などといった関係代名詞以外の内容も含まれているので、不必要な項目は飛ばしていいと思います。

CDの音声をスマートフォンの中などに入れておけば、通勤中でも頭の中で考えながら英作文能力を高めることができるため、スキマ時間を活用した勉強に持ってこいです

同じページを短いインターバルで繰り返しトレーニングしてしまうと、必然的に暗記してしまうので、できるだけ様々なページにチャレンジするのがコツです。

ちなみに、関係代名詞が苦手な人が、同じく苦手であろう関係副詞(where・when)もバッチリ収録されていますので、合わせて習得に励んでみて下さい。

自分も、毎日のようにトレーニングしています。

まとめ

繰り返しになりますが、関係代名詞を習得するには

  1. 関係代名詞のはたらき・種類を理論的に理解する
  2. 瞬間英作文トレーニングを積んで感覚的にも理解する

という2点が重要だということです。

これらは、話す英語全般に言えることですが、特に複雑な関係代名詞には最も効果的な勉強方法です。

ややこしくて、時には頭が混乱しそうになりますが、できるだけ早く習得できるよう頑張りましょう。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。


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